【ニュース短信保存庫 2014年03〜04月】 
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「経済って何だろう」
 池上彰さんが子ども大学かわごえで授業
           2014年04月19
国内外の紙幣を見せながら、お金や経済の仕組みについて分かりやすく話す池上彰さん(左)の授業に、子供たちも夢中
国内外の紙幣を見せながら、お金や経済の仕組みについて分かりやすく話す池上彰さん(左)の授業に、子供たちも夢中

遠藤克弥学長
遠藤克弥学長
小学4〜6年生に経済学の講義
 時事問題などの分かりやすい解説で知られるフリージャーナリストで東京工業大教授の池上彰さん(63)が、19日午後2時から4時まで的場北の東京国際大を訪れ、「子ども大学かわごえ」(遠藤克弥学長、182人)の小学4〜6年生ら151人と保護者らに「分かりやすい経済学」について講義しました。

開校の趣旨に賛同し毎年授業
 池上さんは、元NHKの記者で「週刊こどもニュース」のお父さん役でキャスターを務め、難しいニュースを分かりやすく説明したことで一躍有名に。NHK退社後はフリージャーナリストとして活躍、国内外を回って取材・執筆・テレビ出演・講演活動などを続けています。
 子ども大学かわごえでの授業は、「なぜ・どうしての疑問から学ぶ楽しさを知る」という同校の趣旨に賛同した池上さんが、2009年の開校時から毎年欠かさず年1回講師を務めています。

お金の歴史から経済学説く
 「経済学」を説明するにあたり、池上さんはまず「お金」について講義。素朴な疑問や質問を投げ掛けながらキャッチボールで話を進め、子供たちの興味や関心を引き付けていきました。
 「お金ができる前はどうしていたんだろう」の話では、効率良く物々交換するために「市場(いちば)」が生まれたこと、次第に塩や貝殻などが物との交換に使われるようになったことなど、お金の歴史について説明。
 かつて市場だったことが今も名前で残る「四日市市」(三重県)や「五日市」(東京都あきる野市)などの例を紹介しました。

「全体量に限りあることが条件」
 また、「お金として使われるものは全体量に限りがあり、簡単に作り出せないことが重要」などと説明。
未裁断の米ドル紙幣を示しながら、国による貨幣発行の仕組みの違いについて話す池上彰さん
未裁断の米ドル紙幣を示しながら、国による貨幣発行の仕組みの違いについて話す池上彰さん
 誰もが価値を認める「お金」として有限で貴重な資源である「金・銀・銅」などの鉱物がその役割を担うに至ったこと、扱いやすい貨幣が世界各国で作られるようになったいきさつなどを話しました。

「お金は皆が信用し認めたもの」
 続いて、世界の紙幣について実物を見せながら紹介。日本では紙幣が1カ所でしか発行されていないが、国によっては複数個所で製造・発行されている事例を説明。
 裁断されていない米ドル札のシートを掲げ、アメリカでは12カ所で印刷され、それぞれ異なったマークが印刷されていることなどを話しました。
 池上さんは「お金って何だろう」と質問を投げ掛け、コインや紙幣などの実体を持たない仮想通貨の「ビットコイン」についても説明。作っただけで誰も使っていないソマリヤ紙幣の例などを挙げ、「お金は扱う人みんなが信用して価値を認めなければ、普遍的な『お金』としての役割を果たせません」などと、貨幣の意味や信用されることの大切さについて話しました。

投げ掛けたクイズの解答者の元に行き、言葉を交わす池上彰さん(左)
投げ掛けたクイズの解答者の元に行き、言葉を交わす池上彰さん(左)
「義務教育が無料の意味は?」
 後半では「義務教育は、なぜお金を払わなくても受けられるんだろう」と投げ掛け、「将来の社会を担う子供たち皆がきちんと教育を受け、大人になって税金を支払い社会を支えられるようにするため」「誰もが仕事について収入を得、ものの売買が盛んに行われなければ、お金の存在価値がなくなるからです」などと「投資」の意味について説明。
 「皆さんそれぞれが知識や能力を付け、将来世の中のためになることをして恩返ししてください」などと話しました。

近年注目の行動経済学も紹介
 また、「2,000円の鰻重が高いと思っても、3,000円のものと比べると安く感じて選んでしまうなど、人間の心理や行動は合理的なものばかりではありません」などと話し、近年注目されている「行動経済学」についても紹介。
 池上さんはこうした事例や質問のやりとりを通じ、この日のテーマ「経済とは何だろう」に、小学生でも分かりやすい答えを出していました。

控え室で池上彰さん(右)にインタビューする子ども大学かわごえの新聞部員ら
控え室で池上彰さん(右)にインタビューする子ども大学かわごえの新聞部員ら
子供たちが池上さんに直撃取材
 この日、子ども大学新聞部のメンバーは池上さんに直撃インタビュー。
 「一番便利だと思うものは?」の質問には、「パソコンとインターネット。年間15冊ぐらいずつ本を出しているが、昔は原稿用紙に手書きだったので無駄も多く、2年で1冊ぐらいしか書けなかった」などと答えてもらっていました。

「もっと調べてみたくなった」
 講義後、池上さんは「回を重ねての印象は?」の本紙取材に「皆、事前によく勉強してきており驚いた。これからは投げ掛ける質問もよく考えて用意しなければ」などと話していました。
 最後に、受講生全員が池上さんを囲んで記念撮影。子供たちからは「テレビで見ているより優しい印象だった」「学校では聞けない話が聞けて面白かった」「お金や経済のことについて、もっと調べてみたくなった」などの声が聞かれました。
(写真は的場北の東京国際大学で)
講師の池上彰さん(中央2列目)を囲んで記念撮影する子ども大学かわごえの受講生ら
講師の池上彰さん(中央2列目)を囲んで記念撮影する子ども大学かわごえの受講生ら
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大好きな川越で夫婦船披露
 「新河岸川春の舟遊」で松戸の新婚さん
        2014年04月05
春まつりの恒例イベント
 小江戸川越春まつり(3/29〜5/6)の恒例イベント「春の舟遊」が、5日午後1時から8時半まで氷川町の北公民館前を流れる新河岸川で行われ、観光客や市民らが舟遊びを楽しみました。

小江戸川越春まつりの恒例イベント「新河岸川舟遊」に婚礼衣装で乗船、訪れた観光客や市民らの祝福を受ける松戸市の浦さんら
小江戸川越春まつりの恒例イベント「新河岸川舟遊」に婚礼衣装で乗船、訪れた観光客や市民らの祝福を受ける松戸市の浦さんら
誉れ桜満開で最高の見ごろ
 今年は、川沿いの名物「誉桜(ほまれざくら)」が満開に咲き誇り、散り始めた花びらが川面に漂う絶好の見ごろに。

過去最高の757人が乗船
 この日の午後は、気温が14℃前後・南風2m前後と穏やかな花見日和となり、1日としては過去最高の757人が乗船。
 また橋の上や川沿いでは、舟遊の様子や満開の桜を映像に残そうと、大勢のカメラマンがレンズを構えていました。

「待った甲斐あった、格別」
 川沿いには約3時間待ちの長い列ができましたが、乗船後は「待った甲斐があった」「うっとりした」「舟から眺める桜は、格別」などと感激する声が多く聞かれました。
 中には、「ライトアップされた夜桜を楽しむために2回並んだ」と話す人もいました。

松戸の新婚さんが夫婦船披露
 また、婚礼衣装で乗船、「夫婦(めおと)船」を披露した千葉県松戸市の新婚カップルも。
 先月入籍した浦さん夫妻で、2人は昨年8月に和服姿で川越を散策するなど、デートを重ねて愛を育みゴールイン。川越での感激が忘れられず「ぜひ婚礼衣装で舟遊体験したい」と、この日を楽しみにしていたといいます。
 はかま姿・角隠しの花嫁衣装で乗船した2人は、会場の皆から「おめでとう」「お幸せに」などと声を掛けられ祝福。「歴史情緒が残るまちが素晴らしい。大好きな川越で皆さんから祝ってもらい、本当に嬉しいです」などと話していました。

新河岸川舟遊イベントで船頭を務め、自ら観光施策の舵を取る川合善明市長(右)
新河岸川舟遊イベントで船頭を務め、自ら観光施策の舵を取る川合善明市長(右)
開会式に駆け付け、祝辞を述べる小宮山泰子・衆院議員(中央)や渋谷實県議(左)、小林薫市議(右)ら
開会式に駆け付け、祝辞を述べる小宮山泰子・衆院議員(中央)や渋谷實県議(左)、小林薫市議(右)ら
来賓も駆け付け、まつり祝う
 この日、同会場では「新河岸川桜まつり」や「北公民館まつり」も同時開催され、さらに大勢の人らが参加。
 開会式には小宮山泰子・衆院議員や神山佐市・衆院議員、渋谷實県議や舟橋一浩県議、小林薫市議や加藤昇市議らも来賓として駆け付け、まつりの開催を祝いました。

市長が船頭務め、自ら舵取り
 「2020年の五輪ゴルフ競技市内開催までに、世界中に川越の魅力を発信したい」と話す川合善明市長は、式典の挨拶後に和舟に乗船。
 幼少期を伊佐沼周辺で過ごし、操船に覚えのある川合市長は自ら船頭を務めて観光施策の舵取りを披露し、市民らから声援を送られていました。


7年間、市民がボランティア船頭
 7年目を迎える市の舟遊イベントは、公募で集まり講習を受けた市民がボランティアで船頭を担当
 この日は17人が2人一組となり交代で乗船、乗客に川越や新河岸川の歴史・誉れ桜の由来などを説明したり、船頭舟唄を披露するなどして舟遊びを盛り上げました。

来年度から民間に運営を移管
 舟遊事業はこれまで、市産業観光部(岸田政明部長)が所管。市職員が企画・運営を担ってきましたが、来年度からは小江戸川越観光協会(粂原恒久会長)に移管することが決まっており、今年1月21日に発足した「小江戸川越観光事業実行委員会」(同会長)が担当することになっています。
 民間に移管されることで、これまで行政としての制約からできなかったアイデアやサービスなど、より楽しめる充実したイベントに発展することが期待されます。

(写真は氷川町の北公民館前の新河岸川で)
ライトアップされ、昼間とは異なる風情を行き交う舟の上から楽しむ観光客ら
ライトアップされ、昼間とは異なる風情を行き交う舟の上から楽しむ観光客ら
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川越で初の「なでしこリーグ」
 6日に「ASエルフェン埼玉」がホーム開幕戦
      2014年04月01日
■■■■ 本紙読者の観戦者100人に、非売品の限定チームステッカーをプレゼント!! ■■■■
3月29日の開幕戦で、「日テレ・ベレーザ」相手に奮闘する「ASエルフェン埼玉」のMF・中野里乃選手(中央)=府中市の味の素スタジアム西競技場
3月29日の開幕戦で、「日テレ・ベレーザ」相手に奮闘する「ASエルフェン埼玉」のMF・中野里乃選手(中央)=府中市の味の素スタジアム西競技場で

3月29日の開幕戦に出場した地元埼玉の「ASエルフェン埼玉」のメンバー
3月29日の開幕戦に出場した地元埼玉の「ASエルフェン埼玉」のメンバー
川越で初の「なでしこリーグ」
 川越市内では初めて、4月6日(日)に下老袋の川越運動公園陸上競技場で女子サッカーの「なでしこリーグ」が開かれます。
 当日は、狭山市を中心に埼玉西部地域を地盤として活動する「ASエルフェン埼玉」(松田岳夫監督)が、岡山県高梁市の「FC吉備国際大学Charme(シャルム)」相手にホーム開幕戦を繰り広げます。
 また、7月6日(日)には同所で、「ベガルタ仙台レディース」との対戦も決まっています。

6日に「エルフェン埼玉」がホーム開幕戦
 今年のなでしこリーグは、3月29日に開幕。地元「ASエルフェン埼玉」は稲城市の「日テレ・ベレーザ」と対戦。健闘むなしく1-5と敗れはしましたが、アウェイにあっても元気あふれるプレーを見せました。
 6日のホーム開幕戦は「エルフィン」にとっては2戦目にあたり、その実力をいかんなく発揮して地元ファンの声援に応えてくれるのではと期待されます。

熱戦を繰り広げるDF・武田ありさ選手(左)とMF・伊藤香菜子選手(右)
熱戦を繰り広げるDF・武田ありさ選手(左)とMF・伊藤香菜子選手(右)
俊足で相手チームの選手とボールを奪い合うMF・伊藤香菜子選手(右)
俊足で相手チームの選手とボールを奪い合うMF・伊藤香菜子選手(右)
狭山で誕生、県内各地で練習
 同チームは1985年、狭山市で地域少女チームとして発足。2002年に「Lリーグ」(現・なでしこリーグ)に加盟。
 現在では勤務先の異なるメンバーが集まり、南入曽や飯能・熊谷などの運動場で練習を重ねています。

川越でも支援の輪広げる動き
 その活動には狭山市民をはじめ県内のサッカーファンや、川越市芳野台に本社を持つ「ちふれ化粧品」(片岡方和社長)など、地元企業を中心に数社がサポーターとして活動を支援。
 最近、一部の市民や企業の間では、選手受け入れも含め「川越でも支援の輪を広げていこう」という動きも出てきています。


会場で本紙読者に限定グッズ
 6日の試合は、午後1時から開催。入場料はA席1,200円(前売り1,000円)、S席1,500円(同1,300円)、SS席2,500円(同2,500円)で、他の試合とセットになった企画チケットも用意されています。詳しくは、NPO法人「エルフェンスポーツクラブ」へ。
 当日は本紙読者に限り、会場内のグッズ売り場で「小江戸新聞を見た」または「川越ほっとを見た」と告げて入場券を示し、係員にキーワード「めざせ、なでしこジャパン」と答えた人には、限定100枚のオリジナルステッカーが贈られます。
(写真はいずれもNPO法人「エルフェンスポーツクラブ」提供)
3月29日の開幕戦で、「日テレ・ベレーザ」相手に奮闘する「ASエルフェン埼玉」のFW・荒川恵理子選手(左)とMF・伊藤香菜子選手(右から2人目)=府中市の味の素スタジアム西競技場で
3月29日の開幕戦で、「日テレ・ベレーザ」相手に奮闘する「ASエルフェン埼玉」のFW・荒川恵理子選手(左)とMF・伊藤香菜子選手(右から2人目)=府中市の味の素スタジアム西競技場で
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30超すイベントでおもてなし
 第25回「小江戸川越春まつり」始まる
        2014年03月29日〜05月06
川越藩火縄銃鉄砲隊の演武に、蔵のまち一番街の沿道を埋めた2万2000人の観光客らからは拍手歓声が=仲町で
川越藩火縄銃鉄砲隊の演武に、蔵のまち一番街の沿道を埋めた2万2000人の観光客らからは拍手歓声が=仲町で
川越の民踊5団体が浴衣姿で総出演して民踊流しを披露
川越の民踊5団体が浴衣姿で総出演して民踊流しを披露
星野学園高校マーチングバンドによるパレードが明るさと活気を創出
星野学園高校マーチングバンドによるパレードが明るさと活気を創出
テープカットには、川越の名物・サツマ芋と時の鐘をあしらったマスコットキャラクター「ときも」も参列=仲町交差点内で
テープカットには、川越の名物・サツマ芋と時の鐘をあしらったマスコットキャラクター「ときも」も参列=仲町交差点内で
川合善明市長
川合善明市長
立原雅夫・川越商工会議所会頭
立原雅夫・川越商工会議所会頭
粂原恒久・小江戸川越観光協会長
粂原恒久・小江戸川越観光協会長
江田肇・市議会議長
江田肇・市議会議長
小宮山泰子・衆院議員
小宮山泰子・衆院議員
神山佐市・衆院議員
神山佐市・衆院議員
舟橋一浩県議
舟橋一浩県議
5月6日までの来場者17万人以上
 5月6日までの期間中、17万人以上の観光客や市民らが訪れる「小江戸川越春まつり」が29日に開幕。午前10時すぎから仲町交差点周辺で、オープニングイベントが繰り広げられました。

期間中、市内各所で30超すイベント
 今年で25回目を迎えるこのまつりは、小江戸川越観光推進協議会(会長・川合善明市長)が主催。
 川越市や川越商工会議所(立原雅夫会頭)・小江戸川越観光協会(粂原恒久会長)が後援し、より多くの人に川越の魅力を知ってもらおうと、毎年この時期に開催。
 期間中、新河岸川の舟遊やライトアップ、縁日や民踊大会、子ども獅子競演など30を超すイベントが市内各所で繰り広げられ、さまざまな川越の魅力を楽しむことができます。

初日は前年3割増の2.2万人が来場
 春先のこの時期の開催とあって、入場者数も天候が大きく影響。
 今年は花曇りでしたが風もなく、最高気温も23.2℃(午後3時12分)まで上がるほどの好天。雨のため1万7,600人と伸び悩んだ昨年に比べ、3割ほど多い2万2,000人が訪れました(ともに主催者調べ)。

蔵造りの街並みを背景に、はしご乗りの妙技「きもつぶし」を披露する川越鳶組合のメンバー=仲町交差点内で
蔵造りの街並みを背景に、はしご乗りの妙技「やかたがえし」を披露する川越鳶組合のメンバー=仲町交差点内で
蔵造りの街並みを背景に、はしご乗りの妙技「きもつぶし」(写真上)や「やかたがえし」(同下)を披露する川越鳶組合のメンバー=仲町交差点内で
鳶組合がはしご乗りの妙技を披露
 開会式に先立ち、午前10時半ごろから仲町交差点で川越鳶(とび)組合(加藤弘頭取)が、「きもつぶし」や「やかたがえし」など、はしご乗りの妙技を披露。
 訪れた人らは伝統の技に拍手喝采。カメラに収めていました。


「川越の魅力、世界に発信したい」
 11時から始まった開会式では、協議会の副会長を務める立原商議所会頭が開会を宣言。
 同会長を務める川合市長が「横浜中華街との直通運転などの効果もあり、昨年1年間に川越を訪れた観光客は約630万人と、これまでにない記録となった。2020年には東京五輪のゴルフ競技が川越で開かれる予定で、世界中の人たちがやって来る。これから川越の魅力を世界に発信し、訪れてもらえるよう頑張りたい」などと挨拶。

おもてなしで『また行きたい』まちに
 続いて、江田肇・市議会議長、小宮山泰子・衆院議員、神山佐市・衆院議員、舟橋一浩県議が来賓を代表し、「川越を訪れた人に『行って良かった、また行きたい』と言ってもらえるよう、おもてなしの心をどう形にしていくか、皆で知恵を出し合い力を合わせていかなければならない」などと祝辞を述べました。
 昨年の川越まつり写真コンクール入賞者の表彰に続き、主催者・来賓代表がテープカット。39日間にわたる春まつりの火ぶたが切られました。

特別公開された旧・山崎家別邸の和室で茶会を楽しむ観光客ら=松江町で
特別公開された旧・山崎家別邸の和室で茶会を楽しむ観光客ら=松江町で
火縄銃鉄砲隊や踊り・パレードも
 蔵の町並みが続く一番街では、星野学園マーチングバンドによるパレードや、和太鼓グループ「楽鼓の会」が演奏する中、市内の民踊5団体360人が輪になって踊りを披露。
 鎧・甲冑(よろい・かっちゅう)に身を包んだ川越藩火縄銃鉄砲隊保存会(寺田勝廣代表)のメンバーが火縄銃により空砲を放つと、沿道を埋めた観光客らから歓声が。
 また、特別公開された松江町の旧・山崎家別邸では和室に茶席が設けられ、大勢の人がお茶を楽しんでいました。

スイス人夫妻も「ベリー・ナイス!」
 この日、砂新田から来たという山崎さん(男性)は「もう30年以上も川越に住んでいますが、春まつりのオープニングイベントを見るのは始めて。これからやって来る知人や友人に川越の魅力を紹介するとき、自分自身が知らなければ、きちんとおもてなしできないと思い、見に来ました」などと話していました。
 また、スイスから観光旅行で訪れたというレティシア・パトリックさんとラウシェさん夫妻は「日本を訪れるのは今回で2回目ですが、川越では江戸時代の情緒が味わえると聞いて来ました」「ベリー・ナイス(とても素晴らしい)です。国に帰って皆に紹介したい」などと話していました。
5月6日まで繰り広げられる「小江戸川越春まつり」のオープニングイベントには2万2000人の観光客や市民が訪れ=仲町交差点内で
5月6日まで繰り広げられる「小江戸川越春まつり」のオープニングイベントには2万2000人の観光客や市民が訪れ=仲町交差点内で
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5月中旬の陽気で桜が開花
 今年最高22.7℃を観測の川越市内
           2014年03月25
最高気温22.7℃と5月中旬並みの陽気で開花したソメイヨシノ
最高気温22.7℃と5月中旬並みの陽気で開花したソメイヨシノ
5月中旬の陽気でサクラ開花
 川越市内では25日、午後3時51分に今年最高の22.7℃を観測。
 熊谷地方気象台によると、これは平年の5月中旬の陽気といい、市内でもソメイヨシノの開花が確認されました。

平年より1日早く、都内と同時
 この日は都内でも桜の開花宣言が出されており、非公式ながら川越も同時開花に。
 市内のサクラ開花は、特別早かった昨年に比べると6日遅く、平年よりは1日早い記録となりました。

あさって以降も暖かい日続く?
 同気象台によると、あすは昼以降に雨が予想され、午前中から曇りがちとなるため気温の上昇は少ないと予想。
 あさって以降は、再び暖かい日が続くものとみられています

(写真は仙波町の新河岸川畔で)

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「オリンピック大会準備室」を新設
 市職員751人に人事異動を内示
        2014年03月25日
昨年より111人少ない751人が異動
 川越市は25日、4月1日付の人事異動を発令。対象は昨年より111人(約12%)少ない751人で、うち管理職は同2人(約1.2%)少ない170人となりました。
 このうち、部長級は昨年より1人多い10人(昇任6人・配置換え4人)、副部長級は同13人多い43人(昇任18人・配置換え17人・職名変更等8人)、課長級は同14人少ない31人(昇任19人・配置換え等12人)でした。

「オリンピック大会準備室」を新設
 今回は、2020年(平成32)年に第32回オリンピックのゴルフ競技が川越の霞ヶ関カンツリークラブで開催される予定のため、「オリンピック大会準備室」を新設。
 大会を契機に市の活性化などを効果的で着実に進めるために担当理事を配置、かつて産業観光部長も務めた現・政策財政部長の福田司氏を任命しました。


2期2年目の川合市政実現に配慮
 市では「今回の人事は、2期目2年目を迎える川合善明市長の市政運営方針を、より一層着実に実現できるよう配慮した」とし、「副部長以下の管理職については、経験などを考慮して適材適所の配置に努め、若手の登用を図った」としています。
 今回、各級の最年少昇任者は副部長級が52歳・課長級が48歳・副課長級が45歳・主査級が41歳となっています。


女性管理職は0.3ポイント増の56人
 女性管理職の登用は、部長級が1人(前年比同)・副部長級が1人(同1人増)・課長級が2人(同2人減)・副課長級が8人(同1人減)・主査級が14人(同8人減)。
 これにより、女性の管理職(副課長級以上)は3人増えて56人となり、市全体に占める割合(女性登用率)は0.3ポイント増の15.9%となりました。

【部長級新任】(昇級含む)
名  称
顔写真
氏 名
前 職
政策財政部 オリンピック
大会準備担当理事
福田司・政策財政部オリンピック大会準備担当理事
福田 司
政策財政部長
総務部長
栗原薫・総務部長
栗原 薫
福祉部長
文化スポーツ部長
牛窪佐千夫・文化スポーツ部長
牛窪 佐千夫
報道監
会計室 理事
今井孝雄・会計室理事
今井 孝雄
文化スポーツ部長
報道監
根岸督好・報道監
根岸 督好
広報室長
政策財政部長
矢部竹雄・政策財政部長
矢部 竹雄
総務部 副部長
福祉部長
庭山芳樹・福祉部長
庭山 芳樹
福祉部 参事
建設部 理事
小池均・建設部理事
小池 均
都市計画部 参事
議会事務局長
佐藤美智子・岡部宏・議会事務局長
佐藤 美智子
議会事務局 参事
学校教育部長
小林英二・学校教育部長
小林 英二
学校教育部 副部長
【副部長級新任】(職名変更・併任・昇任・採用含む)
名  称
氏 名
 前  職
総務部 副部長、総務部 総務課長事務取扱い
大河内 徹
議会事務局 副事務局長
市民部参事、市民部 市民センター推進室長事務取扱い
岡村 靖夫
福祉部 参事
市民部参事、市民部 市民センター推進室 高階市民センター所長事務取扱い
大嶋 美紀夫
教育総務部 参事
市民部参事、市民部市民センター推進室 大東市民センター所長事務取扱い
有山 誠一
環境部 参事
文化スポーツ部副部長、文化スポーツ部 国際文化交流課長事務取扱い
松田 裕二
文化スポーツ部付 参事
こども未来部副部長、こども未来部 こども政策課長事務取扱い
円城寺 実
教育総務部 副部長
保健医療部 保健所副所長
村川 満佐也
保健医療部 保健所保健医療監
保健医療部 保健所副所長、保健医療部 保健所健康づくり支援課長事務取扱いを解く
保健医療部 保健所保健総務課長事務取扱い
大野 隆
保健医療部 保健所参事
環境部 副部長、環境部 収集管理課長事務取扱いを解く
環境部 資源循環推進課長事務取扱い
川野 修治
環境部 参事
産業観光部 副部長、産業観光部 産業振興課長事務取扱い
小高 理典
政策財 政部副部長
都市計画部 副部長、都市計画部 都市計画課長事務取扱い
土井 一郎
建設部 副部長
事業推進部 参事、事業推進部 下水道維持課長事務取扱い
松岡 弘樹
都市計画部 参事
議会事務局 副事務局長、議事課長事務取扱い
利根川 晃
文化スポーツ部 副部長
教育総務部 副部長、教育総務部 教育財務課長事務取扱い
佐藤 嘉晃
福祉部 副部長
教育総務部 参事、教育総務部 中央公民館長事務取扱い
兼 教育総務部さわやか活動館
長谷部 洋志
保健医療部 参事
学校教育部 参事、学校教育部 学校給食課長事務取扱い
佐藤 達次郎
こども未来部 副部長
農業委員会 事務局長
後藤 泰治
産業観光部 副部長
政策財政部 副部長
大岡 敦
政策財政部 参事
福祉部 副部長
吉敷 亘弘
福祉部 参事
学校教育部 副部長
佐野 勝
学校教育部 参事
産業観光部 農政課長事務取扱い
神田 勉
産業観光部 参事
総務部 防災危機管理担当参事
斉木 利之
川越地区消防組合より
建設部 副部長
埼玉県より
政策財政部 参事、政策財政部財政課長事務取扱い
永堀 孝明
財政課長
総務部 参事、総務部 契約課長事務取扱い
大原 誠
契約課長
市民部 参事、市民部 市民活動支援課長事務取扱い
細田 隆司
市民活動支援課長
文化スポーツ部 参事、文化スポーツ部文化芸術振興課長事務取扱い
前島 和行
文化芸術振興課 文化施設担当副参事
保健医療部 参事、保健医療部国民健康保険課長事務取扱い
中沢 雅生
情報統計課長
保健医療部 保健所参事、保健医療部 保健所保健予防課長事務取扱い
内城 俊英
市民センター推進室 福原出張所長
保健医療部 保健所参事、保健医療部保健所衛生検査課長事務取扱い
細田 豊子
衛生検査課長
環境部 参事、環境部 環境対策課長事務取扱い
新井 律男
環境対策課長
環境部 参事、環境部 収集管理課長事務取扱い
荻田 芳信
産業廃棄物指導課長
環境部 参事、環境部 環境施設課長事務取扱い
小峰 健治
環境施設課長
産業観光部 参事、産業観光部 観光課長事務取扱い
田中 三喜雄
観光課長
都市計画部 拠点施設整備担当参事
貫井 一弥
川越駅西口まちづくり推進室 拠点施設整備担当副参事
都市計画部 参事、都市計画部 都市景観課長事務取扱い
加藤 忠正
都市景観課長
都市計画部 参事、都市計画部 川越駅西口まちづくり推進室長事務取扱い
宮本 一彦
川越駅西口まちづくり推進室 総合整備推進担当副参事
都市計画部 参事、都市計画部 新河岸駅周辺地区整備事務所長事務取扱い
木村 政良
都市計画課長
建設部 参事、建設部 道路街路課長事務取扱い
田島 佳晴
道路街路課長
事業推進部 参事、事業推進部 水道施設課長事務取扱い
石井 隆文
水道施設課長
議会事務局 参事、庶務課長事務取扱い
野口 昭彦
広聴課長
学校教育部 参事、学校教育部 学校管理課長事務取扱い
中野 浩義
名細中学校長
学校教育部 参事、学校教育部 教育センター所長事務取扱い
小熊 利明
芳野中学校長
【課長級新任】(職名変更・併任・昇任・採用含む)
名  称
氏 名
前  職
政策財政部 収税課長
佐藤 敦弘
国民健康保険課長
総務部 情報統計課長
岡部 実
市民センター推進室長
市民部 市民センター推進室山田市民センター所長
樋口 嘉之
収税課長
福祉部 高齢者いきがい課長
内山 久仁夫
監査委員事務局 副事務局長
こども未来部 こども育成課川越駅東口児童館長
山口 健一
高階南公民館長
保健医療部 医療助成課長
安藤 初代
市民センター推進室 古谷出張所長
保健医療部 保健所食品・環境衛生課長
吉田 満
保健予防課長
環境部 環境政策課長
箕輪 信一郎
保育課長
都市計画部 新河岸駅周辺地区整備事務所副所長
宮川 隆
道路環境整備課長
兼ねて教育総務部視聴覚ライブラリー館長
澤田 勝弘
中央図書館長
広報室長
小森谷 昌弘
広報室 副室長
政策財政部 オリンピック大会準備室長
山下 隆
スポーツ振興課 副課長
政策財政部 市民税課長
高木 康行
市民税課 副課長
総務部 管財課長
大澤 正之
管財課 副課長
市民部 広聴課長
上田 純一
国民健康保険課 副課長
市民部 市民センター推進室古谷市民センター所長
高橋 宗人
男女共同参画課 副課長
市民部 市民センター推進室福原市民センター所長
近藤 正広
障害者福祉課 副課長
市民部 市民センター推進室川鶴市民センター所長
宇津木 寿子
政策企画課 副課長
福祉部 生活福祉課長
藤野 洋久
生活福祉課 副課長
福祉部 生活福祉課副参事
吉田 和博
生活福祉課 主幹
福祉部 介護保険課長
久津間 義雄
介護保険課 副課長
こども未来部 こども育成課長
野村 哲
こども育成課 副課長
こども未来部 保育課長
松本 和弘
保育課 副課長
保健医療部 保健所健康づくり支援課長
神田 宏次
保健総務課 副課長
環境部 産業廃棄物指導課長
野口 一郎
産業廃棄物指導課 副課長
建設部 建設管理課長
染谷 経夫
建設管理課 副課長
建設部 道路環境整備課長
野口 幸範
公園整備課 副課長
建設部 建築住宅課長
河原 房夫
教育財務課 副課長
監査委員事務局 副事務局長
斉藤 勝行
監査委員事務局 主幹
学校教育部 学校管理課副参事
生駒 義郎
南古谷小学校 教頭
学校教育部 教育センター副参事
武井 澄江
新宿小学校 教頭
【3月31日付で退職する管理職】
現  職
氏 名
総務部長 小川 倫勝
会計室 理事 水野 典子
議会事務局長 岡部 宏
学校教育部長 新保 正俊
総務部 参事 奥富 政幸
市民部 参事 馬場 博
文化スポーツ部 参事 盛田 茂治
保健医療部保健所 副所長 綾 潤二
保健医療部保健所 参事 林 礼子
環境部 副部長 島田 友行
都市計画部 副部長 小野寺 貴郎
農業委員会 事務局長 藤間 稔
市民部市民センター推進室 山田出張所長 吉原 尊男
市民部市民センター推進室 大東出張所長 岡島 博
こども未来部 こども育成課長 石川 昭広
保健医療部 保健所食品・環境衛生課長 長谷川 隆
建設部 建築住宅課長 増田 文男
事業推進部 下水道維持課長 新井 重之
教育総務部 南公民館長 内藤 節子
学校教育部 学校管理課副参事 内野 博紀
学校教育部 学校給食課長 岩澤 義明
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「市長として責任を痛感」
 12月議会の空転をあらためて謝罪
        2014年03月20
3月議会最終日が開かれた川越市議会本会議場(イラスト)
3月議会最終日が開かれた川越市議会本会議場(イラスト)
市長が12月議会空転をあらためて謝罪
 20日開かれた市議会第2回定例会(3月議会)最終日で、議案質疑に先立ち川合善明市長が発言を求めて登壇。
川合善明市長
川合善明市長
 連合埼玉西の会合での公契約条例をめぐる自らの発言が元で、12月定例会の空転を招いたことで26議案中20議案が審議未了になったこと、25人の一般質問のうち23人が登壇できないまま流会となったことをなどに対し、市民や議会にあらためて謝罪しました。

最終日冒頭の市長発言(全文)
 質疑等でご指摘いただいております、昨年12月市議会における事柄について、私の所見を述べさせていただきます。
 昨年12月市議会は、提案した26議案中20議案が審議未了廃案となったほか、通告された25名の議員の一般質問のうち、23名の議員が一般質問できない事態となり、議会は議論されるべき事項を残したまま流会となりました。
 私の公契約条例に関しての発言を起因として、議会との信頼関係が揺らぎ、市政に混乱を招き、市政に対するチェック機能や政策提言が行われる機会を失ったことは、市民にとっても大きな損失であり、市長として責任を痛感しております。申し訳ありませんでした。
 ご指摘をいただいた私自身の発言については、軽率なものであったと認識し、関係者に対しては発言を取り消し、謝罪した次第でございます。
 今後は、公契約条例に関しては、公共調達審議会でご審議いただいている内容を尊重し対応いたします。また、議会のみなさんとの信頼関係を回復すべく、質疑等でご指摘いただいた事柄についても真摯に受け止め、このような事態を繰り返さないよう、信頼される市政運営に努めてまいります。議員の皆さんにおかれましては、何卒、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
「議会との信頼関係回復し市政運営」
 川合市長は「議会との信頼関係が揺らぎ、市政に混乱を招き、市政に対するチェック機能や政策提言が行われる機会を失ったことは、市民にとって大きな損失であり市長として責任を痛感しております。申し訳ありませんでした」などとし、「議会のみなさんとの信頼関係を回復すべく、このような事態を繰り返さないよう、信頼される市政運営に努めてまいります」などと約束しました(別表に全文)

「前回謝罪は市民にのみ」の声に呼応
 これは、2月25日の今定例会初日に川合市長が行った謝罪に対し、一部の議員から「市民にのみ向けられたもので、議会に対する謝罪が含まれていないのでは」などの声に応えたもの。
風間清司副市長
風間清司副市長
江田肇議長
江田肇議長
 10日に風間清司副市長を通じ、川合市長から江田肇議長に「最終日に発言の機会を頂きたい」との申し入れがあり、今回の発言となりました。
 今回の市長発言を受け、これまで疑問を呈していた議員らからは「市長の気持ちや姿勢は、よく分かった」「今後は、あらためて信頼関係を築いていきたい」などの声が聞かれました。

本山修一代表
本山修一代表
山木綾子代表
山木綾子代表
全ての議案が「原案通り可決」
 この日は総務財政・文化教育・保健福祉・産業建設の各常任委員長が、17日に行った各委員会の議案審議結果を報告。
 市議全員の賛否を問いましたが、52議案中、共産党(本山修一代表・4人)が「経済的弱者への配慮に欠けた政策で問題がある」などとして、14議案に反対。民主党(山木綾子代表・3人)が「所得により一部の高校生に授業料負担が生じるのは問題」などとして、1議案に異議を唱えました。
 いずれも起立採決の末、多数決で可決。このほかの議案は、すべて全会一致で原案通り可決・成立しました。
 次回の市議会は5月9日(金)午後1時から、臨時議会(人事関連)が開かれる予定になっています。
 
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「不服抗告の選択も」
 新斎場建設差し止め仮処分申し立てに市
      2014年03月17
2011年11月24日に示された新斎場の建設予定地
2011年11月24日に示された新斎場の建設予定地(大仙波)
「差し止め決定なら不服抗告も」
 川越市(川合善明市長)が現在計画している小仙波の新斎場について、建設予定地の隣地住民らから差し止めを求める仮処分の申請がさいたま地裁に出されたことに対し、市は仮処分が決定した場合は不服抗告で争うことも視野に入れていることを明らかにしました。
 今後の成り行きによっては、事業費の増大や完成の遅れなどに影響が出ることも懸念されます。

石川智明・総務財政常任委員長
石川智明委員長
小ノ澤哲也委員
小ノ澤哲也委員
「訴状届いてから慎重に検討したい」
 これは、17日午前10時から市役所で開かれた総務財政常任委員会(石川智明委員長)で、小ノ澤哲也委員(公明党)の質問に対し、渋谷不二雄・市民部副部長が答えたもの。
 建設差し止めの仮処分申請が出されたことの影響を聞いた小ノ澤氏に対し、渋谷副部長は「差し止めが決定した場合にはそれに従うか、あるいは不服抗告訴訟するかという選択もある。差し止めが決定されなかった場合には、原告が差し止めの本訴訟をするといった選択が考えられる」とし、「まだ訴状が届いていないので、十分内容を精査して今後どのようなかたちで事業を進めていくか、慎重に検討しながら対応していきたい」などと答えました。

「9月議会で上程、契約・着工したい」
 さらに「市が控訴した場合には、工事は中断せざるを得ないのか?」とただした小ノ澤氏に、渋谷副部長は「差し止めの決定が、工事が発注される前だった場合と発注後の場合では分かれるが、決定した時点の状況で検討したい」と答えるにとどまりました。
本山修一委員
本山修一委員
 また、渋谷副部長は整備計画をただした本山修一委員(共産党)に対し、2014(平成26)年度に火葬炉や本体工事を発注、早ければ9月議会に議案を上程して契約・着工、総事業費は約52億円で2017(同29)年春のオープンを目指していることを明らかにしました。

周辺住民ら「火葬炉稼動で健康侵害」
 火葬場建設差し止めの仮処分は今月6日、建設予定地の隣地地権者である森田伸明さん(58)を代表とする周辺住民や地権者ら13世帯17人が、さいたま地方裁判所に申し立てたもの。
 訴えは「建築禁止仮処分命令申し立て」と「火葬炉性能情報の部分開示決定取り消し」の2つで、「火葬炉が操業されると、債権者らの生命や健康を侵害し、平穏に生活する権利を侵害することになる」「本年2月5日付で市に情報開示を求めた火葬炉の性能と構造に関する文書に、黒く塗りつぶされて安全性が確認できないため、不開示決定処分の取り消しを求める」などと訴えています。

火葬炉の性能情報、不開示部分に異議
 情報に不開示があることについて、市は「プロポーザル技術提案(業者選定のため契約前に提供された技術情報)に係る当該法人のノウハウ情報であり、公開することにより当該法人に著しい不利益が生じると認められるため」と説明。
 森田さんらは「人の生命・身体または健康に危害を及ぼすおそれがある事項に関する情報で、公開することが必要と認められるものについては条例第6条で例外として定められており、開示が認められなければならない情報である」としています。

「住民の不安に市の十分な回答ない」
 この日は森田さんら原告の2人や、市自治連絡協議会の栗原博司会長ら6人も委員会を傍聴。
 質疑の様子を見守っていた森田さんは、本紙取材に「火葬炉からはダイオキシンのほか、歯の詰め物から水銀やアマルガムなどが発生する。市はこれまで操業している旭町の施設周辺の汚染測定も10年以上行っておらず、安全確認の姿勢が見られない。新斎場の不安に対しても『心配ない』との説明を繰り返すだけで十分な回答がない」などと話していました。
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議会中断し全員で黙とう
 東日本大震災から3年で市長・幹部・市議・市民ら
     2014年03月11
東日本大震災から丸3年を迎え、亡くなられた人々へ黙とうを捧げる川越市の幹部職員(写真奥)、市議会議員(同中央)、傍聴の市民(同手前)ら
東日本大震災から丸3年を迎え、亡くなられた人々へ黙とうを捧げる川越市の幹部職員(写真奥)、市議会議員(同中央)、傍聴の市民(同手前)ら

東日本大震災から丸3年で黙とう
 東日本大震災の発生から丸3年を迎えた11日午後2時46分、第2回定例会(3月議会)が開会中の川越市議会では、川合善明市長や伊藤明教育長・市幹部職員・部長ら・全市議・傍聴の市民らが震災で亡くなられた人々に黙とうを捧げました。
 この日は、同時刻に東京・千代田区の国立劇場で天皇皇后両陛下が出席された内閣府主催の「東日本大震災三周年追悼式」が行われており、これに合わせたもの。市内の公共施設、小中学校・高校などでも同時に黙とうが捧げられました。

起立し、東日本大震災の犠牲者に黙とうを捧げる川合善明市長(手前左)ら幹部職員
起立し、東日本大震災の犠牲者に黙とうを捧げる川合善明市長(手前左)ら幹部職員
議場の全員が起立しめい福祈る
 この日は一般質問3日目で、近藤芳宏市議(公明党)の質疑が行われていましたが、午後2時40分すぎに中断(通常の「3時休憩」の前)。
 江田肇議長が「この際、謹んで申し上げます。平成23年3月11日に発生した東日本大震災において、亡くなられた方々に深く哀悼の意を表すとともに、ご冥福を祈り黙とうを捧げたいと思います」と休憩を宣言。
 地震発生の2時46分から1分間にわたり、本会議場の全員が起立して犠牲者のめい福を祈りました。

(写真は元町の川越市役所・市議会本会議場で)
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