【ニュース短信保存庫 2013年11〜12月】 
            ▶ 前年のニュース短信
記事内容は当初掲載後、変更になっている場合があります

<トップページに戻る>


一般質問や議案審議残したまま流会
 空転続きで12年9カ月ぶり異常事態
           2013年12月20
優先6議案について審議された市議会12月定例会最終日。この後、午後4時17分から休憩に入ったまま再開されず、5時をもって流会となった
優先6議案について審議され可決された市議会12月定例会最終日。この後、午後4時17分から休憩に入ったまま再開されず、5時をもって流会となった

江田肇議長
江田肇議長
12年半ぶり一般質問残し流会
 川越市議会12月定例会(江田肇議長)は最終日の20日、上程された26議案中20議案の審議や23人の一般質問を残したまま流会。
 初日空転に始まり、一般質問が中断したまま空転が続いた今議会は、補正予算を含めた市民生活に必要な問題について審議が尽くされないまま終わるといった、異常な結末となりました。
 流会により一般質問がきちんと行われなかったのは、2001(平成13)年の3月議会以来12年9カ月ぶりの事態。

本会議空転で日程の残り費やす
 今回の事態は、1週間以上も空転で日程を費やしたまま最終日を迎えた議会としては、想定していた展開。
 付託されていた26議案のうち、18日の常任委員会で6議案しか審議しなかった時点で、残り20議案の廃案は決定的に。

三上喜久蔵委員長
三上喜久蔵委員長
 また、本会議の正常化が進まないまま会期延長が諮られていない状態では、残り23人の一般質問が事実上できないことは明白でした。

議運で一般質問再開向け最終調整
 20日午前10時から開かれた議会運営委員会(三上喜久蔵委員長)では、「一般質問は市民生活に密着する議論で、全て行われるべき」との基本姿勢から、正副委員長を通じて午後3回にわたって川合善明市長らと接触。
 問題解決の糸口を探りましたが、「市民と、これから一般質問を予定している市議の皆さんに対し、遺憾に思う」旨の市長回答に委員らは納得せず、さらに紛糾。

優先6議案について審議する市議会12月定例会(風間清司副市長は病気療養中のため欠席)
優先6議案について審議する市議会12月定例会(風間清司副市長は病気療養中のため欠席)
優先6議案のみ可決し時間切れ
 午後3時45分から開いた本会議では、優先すべき議案として常任委で審議した6議案については、全会一致で可決し成立。
 一般質問の取り扱いについて協議するため4時17分から休憩に入りましたが、休憩中に開かれた議運で問題解決に進展がないまま午後5時を回り、(会議時間の延長を諮っていないため)正式に閉じないまま本会議は流れてしまいました。
 廃案となった議案の中には、一般会計や国保事業特別会計の補正予算案も含まれており、これらも廃案で予算が執行されないままとなるなど、市民生活への影響も少なからず出ることが予想されます。

確執から不信へ、信頼関係にひび
 今回の問題は昨年9月の公契約条例制定の動きをめぐり、建設業関連の企業から支援を受ける川合市長と、労働者団体から支援を受ける会派との間で、立場の違いによる確執が発生したことが発端。
 それが一般質問に対する答弁をめぐる今回の一件で、議会正常化に向けた市長らの消極的な対応や、議員の支持母体の会合における市長の「議会や特定議員に不信感」発言で市議会全体としての不信が広がるなど、互いに信頼し合って市政の両翼を担うべき首長と議会の関係には大きなひびが。

川合善明市長
川合善明市長
問題年越しなら3月議会に影響も
 こうした問題が修復されないまま年を越した場合、来年度予算を審議する3月議会の開催も難しく、市政運営に影響が出ることが懸念されます。そうなれば、不信任問題などさらに大きな問題に発展しかねない状況。
 今回の事態について取材を申し入れた報道陣に対し、川合市長は直接会見には応じず早川茂秘書室長を通じ「市民に対し、今回議案が廃案になったことについて大変遺憾に思います」とコメントしています。
(写真は元町の川越市役所で。新聞各社の申し入れにより撮影が許可されたもの)
<トップページに戻る>


問題点指摘しつつも通す
 常任委で公民館利用料改定など6議案
        2013年12月18
川合善明市長
川合善明市長
江田肇議長
江田肇議長
26議案中、6つに絞り常任委で審査
 川越市議会(江田肇議長)は18日午前10時から、川合善明市長が今議会に上程した26議案のうち、優先すべき6議案について各常任委員会で審査。
 議案の問題点について各委員からさまざまな指摘がありましたが、一部に付帯決議を付けた上で全会一致で全て原案通り可決されました。

今議会で"通ることが大前提"の議案
奥山秀副市長
奥山秀副市長
 上程された26議案は、専門分野別に4つの常任委員会で詳細に審査するよう付託されていましたが、今議会は一般質問をめぐって1週間も空転
 残りの日程に余裕がなくなったことから、常任委が開かれずに全ての議案が流れてしまうことのないよう、17日に奥山秀副市長が議会に対し「優先すべき6議案だけは何としても審査してほしい」旨の申し入れ
 これを受けての常任委員会が、18日午前10時から開かれたもの。絞られた6議案は、今議会で通らなければ財政に大きな影響を及ぼすものや第三者にまで影響が及ぼぶものなどで、言い換えれば"通ることが大前提"で提出された議案ばかり。本会議でも複数の議員が質疑を交わしています。

小野澤康弘委員長
小野澤康弘委員長
山根史子委員
山根史子委員
大泉一夫委員
大泉一夫委員
各委員が議案の問題点や矛盾を指摘
 6議案のうち、来年4月(一部は5月)から公民館や学校施設の利用料金を改正(値上げ)する議案については、文化教育常任委員会(小野澤康弘委員長)で審査。
 「現在、登録グループは無料なのに一般市民からは値上げした料金を徴収することを、どう市民に説明するのか?(民主党・山根史子委員)」
 「値上げすれば公民館の利用が減る恐れもあり、利用効率を上げるという本来の目的に反するのでは?(公明党・大泉一夫委員)」
高橋剛委員
高橋剛委員
小林薫委員
小林薫委員
 「利用を増やすために、これまでの利用区分の1日3区分から4区分に改正すると言うが、使いにくくなることで稼働率が下がることも想定されるのでは?(市民フォーラム・高橋剛委員)」
 「受益者負担の公平性の観点から料金改正するというが、利用者の中で無料の人と値上げ負担の人が出るのは格差が広がる一方なのに、適正な公民館運営と言えるのか。4月からは登録団体からも徴収するのか?(プロジェクト川越21・小林薫委員)」など、議案の問題点や矛盾点を指摘する質問が続出。

大東公民館の利用料未定が急ぐ理由
 これらの指摘・質問に対する奥山副市長や伊藤明教育長、横田隆・教育総務部長や同参事らも問題点を認めるなど、準備・調整・研究不足のため本来であれば提出に無理があると言える議案。
川越市公民館使用条例の一部を改正する条例を定めることについてに関する付帯決議(案)
 公民館の使用料金改定については、本委員会において多くの質疑が行われたが、今後はそれらを踏まえて次の点に注意して進められたい。
1.答弁に基づき、平成26年4月1日から登録団体の使用料徴収を目指すことについては、混乱をきたさぬよう務めること。
2.受益者負担の公平性から社会教育としての登録団体のあり方を検討し、見直しを進めること。
3.利用区分について不具合が生じないよう検討すること。
4.公民館制度の変更があった場合、本委員会に速やかに報告すること。
右、決議する。
 今議会で「どうしても通したかった」理由は、来年5月から供用が始まる大東地区市民センターと同公民館の利用料金が今になっても決まっておらず、運用が開始できなくなるため。
 市では1976(昭和51)年以来37年間見直ししてこなかった利用料を、この機に改正して今の社会情勢に合わせようとしたもの。
 ところが、公民科使用料として市に入るはずの94.5%が登録団体の減免(無料)分という実態が改善されないままになっていたため、今回の改正案が問題を抱えたまま上程されてしまいました。

「4月から登録団体から徴収目指す」
 文教常任委では、多くの問題点や矛盾点を指摘しつつも「4月からは登録団体からも利用料(半額)の徴収を目指す」「激変緩和措置として、改正料金の3割を3〜5年間は減免(7掛けに)する」「登録団体について、純粋に公益活動している団体・趣味のグループ・活動で利益を得ている団体などに分けるなど精査する」などの約束を取り付けた上で、上程された背景に鑑み、付帯決議(左表参照)を付けた上で全会一致で原案通り可決。
 20日の本会議で報告された後、全議員により審議される運びとなりました。

桐野忠委員長
桐野忠委員長
川越駅西口駅前広場の工事も可決
 また、川越駅西口で現在工事が進められている駅前広場の改修工事請負契約については、産業建設常任委(桐野忠委員長)で審査。
 「工事のために路線バスの迂回路となった地域住民からの苦情で工事内容が変更されたため、当初の予算より約1億円の出費が必要となったが認めてほしい」という内容。

議会に報告せず1年前に工事変更
川越駅西口駅前広場改修工事請負契約の変更についてに関する付帯決議(案)
川越駅西口駅前広場は川越市の玄関口であり、市の拠点として今後の市政及び行政に大きく寄与する重要な事業である。しかしながら、市の工程管理は十分でなく、早い段階から種々の変更が生じていたにもかかわらず、これまで市から議会に対して報告がなされず、本議会に至ったことは、はなはだ遺憾である。
 よって、今後このようなことのないよう、以下要請する。
一、設計段階から、十分に関係機関と協議を行うとともに、地元への丁寧な説明に努めること。
一、工事執行にあたっては、工程を明確にするとともに、再発防止のための仕組みの見直しを含めた具体的な対策を講ずること。
一、本工事の残土処分の変更部分については、引き続き請負業者と協議を行うこと。
一、本工事の執行にあたっては、作業時間にも配慮し、適正な安全衛生管理に努めること。
右、決議する。
 問題なのは、議会の議決を経て始まった工事にもかかわらず、施工内容の変更が議会に報告がないまま1年前に進められたこと。
 既に工事は3分の2が終わっており、議案が通らなければ更に工事遅れによる追加出費が発生するといった、今更やめるわけにはいかない状態で議案が提出されたことも議会の反発を買っています。
 5日の本会議では風間清司副市長(現在は病気療養中のため欠席)が壇上で謝罪しましたが、現場の責任者が問題発生の報告を怠り、自力で解決しようと試みたことが原因ではないかとみられています。

工事の進め方など付帯決議で要請
 この問題について、所管する都市計画部に対し複数の委員から質問や問題点の指摘があり、審査は午後4時すぎまで紛糾。
 産業建設常任委としては、議会を無視した事業の進め方に抗議する内容の付帯決議(右表参照)を付けた上で、全会一致で原案通り可決されました。

20日午後の本会議で全員により審議
 常任委員会に付託された議案6件の審査が終わったため、市議会はあすは休会。
 明後日の20日(金)午後1時から本会議(誰でも傍聴可)を開き、各常任委員長からこれらの審査結果が報告され、全議員によって審議が行われる予定です。
<トップページに戻る>


26議案中、6件に絞って審査
 あす常任委で、副市長申し出の優先事項のみ
        2013年12月17
中断された一般質問についてはふれず、議運委員の辞任許可と選任や20日午後1時の再開だけを話し合った本会議場(イラスト)
中断された一般質問についてはふれず、議運委員の辞任許可・選任や、20日午後1時の再開だけを決めた本会議場(イラスト)
あす4常任委、20日に本会議再開
 市議会12月定例会(江田肇議長)が17日午後0時57分から開かれ、あす・あさってを休会として4常任委員会を開催、20日(金)午後1時再開することなどを決めました。
 中断している一般質問についての進展は、この日もありませんでした。

公民館使用料値上げや駅前広場改修の
1億円追加出費など優先6議案を審査
 この日は、午前9時55分より議会運営委員会(三上喜久蔵委員長)を開催。
奥山秀副市長
奥山秀副市長
 この日の朝に奥山秀副市長から議会に提出された「残りの日程に鑑み、各常任委員会に付託した議案26件のうち、公民館設置条例・使用条例の一部改正(使用料値上げ)や市文化芸術振興・市民活動拠点施設(川越駅西口ふれあい拠点施設)の指定管理者について、川越駅西口駅前広場改修工事請負契約の変更(約1億円の追加出費)についてなど、6議案だけは何としても今議会で審査してほしい」旨の申し入れに対する対応や、中断したままの一般質問の扱い・今後の議会運営などについて協議、各会派の意見を聞きました。

会期延長など20日の議運で再協議
 副市長から申し出のあった6議案に絞って審査するのか、全議案を対象に審査するのかについては、さまざまな意見が出たため、傍聴人が入室できない別室(議会応接室)で非公開で協議。6議案のみ審査することになりました。
 会期については「日程の都合から、残った一般質問の断念もやむなし」などの意見が大勢を占めましたが、自民無所属クラブ(吉敷賢代表)のみが「市民生活に関わるため、会期を延長してでも全部終わらせるべき」などと主張したため、結論が出ませんでした(他の委員会が多数決で決まるのに対し、議運は全会一致でないと決まらないため)。
 結局、一般質問の扱いや会期延長については保留とし、最終日の20日午前10時からあらためて議運で話し合うことになりました。

一般質問にはふれず、5分で散会
 午後0時57分から開かれた本会議では、中断したままの一般質問については全くふれずじまい。
 一身上の都合を理由に申し出のあった高梨淑子議員(やまぶき会)の議運委員の辞任許可と、吉野郁惠市議の議運委員選任、常任委員会開催と20日午後1時の本会議再開のみを決め、約5分で散会となりました。
 4常任委員会はあす午前10時から開催され、誰でも傍聴できます。
<トップページに戻る>


今議会、一般質問取り止め?
 空転続きの市議会に市民から批判の声
        2013年12月16
会期延長の日程が取れず、一般質問の継続を断念して取り止めとなる12月定例会の本会議場(イラスト)
会期延長の日程が取れず、一般質問の継続を断念して取り止めとなる12月定例会の本会議場(イラスト)
空転続きの議会に批判の声も
 市の答弁と市長発言の食い違いに端を発して中断が続いている川越市議会(江田肇議長)の12月定例会は、16日も進展が見られず空転したまま。
 この日は9人の市民が傍聴に訪れましたが、「市民生活に関わる問題を話し合うべき議会が、いったい何をやっているのか。無責任だ」「市政と直接関係ない問題でずっと開かれない議会なんて、市民として恥ずかしい」「せっかく他のことを置いて傍聴にきたのに、どうなっているのか」など、批判の声が聞かれました。

奥山秀副市長
奥山秀副市長
進展なし、調整の動きも止まる
 議会では先週12日・13日を休会とし、時間を設けることで市の新たな対応を待ちましたが、進展はなし。
 11日までは奥山秀副市長や小川倫勝・総務部長らが議会を訪れて調整を図る場面がありましたが、16日はこうした動きも見られず膠着(こうちゃく)状態に。

残りの一般質問、日程なく断念?
 今議会の会期は20日(金)までと決められており、一般質問は25人の登壇予定者のうち1人しか終わっていない状況。このまま進展が見られない場合には、会期延長を諮るか臨時議会を開かない限り、残る一般質問の日程は残されていません。
 この日、議会では一般質問を予定している市議らを午前と午後の2回にわたって集めて非公式に協議、意見調整を図りました。

保守系会派所属の女性市議
保守系会派所属の女性市議
吉野郁惠市議
吉野郁惠市議
(やまぶき会)
女性市議が議運の委員を引責辞任
 これを受けて午後2時13分から開かれた議会運営委員会(三上喜久蔵委員長)では、あす17日午前10時から今後の議会運営について各会派の意見を持ち寄って協議(誰でも傍聴可)することを決めました。
 また、初日の議会を空転させる原因となった女性市議の言動についても話し合われ、同氏が議会運営を混乱させた責任を取る形で議運の委員辞任を申し出。後任に吉野郁惠市議(やまぶき会)があたることになりました(委員の辞任・着任は、それぞれ本会議での承認・選任の手続きを経て確定します)。

丸1日待って"1分議会"、4日連続
 この日も4時32分からの本会議で「あす午前10時再開」を決めただけで約1分で散会。
 市長・副市長・教育長・上下水道管理者や各部の部課長、職場が離れた保健センター・建設部・上下水道局などから集まった職員、市議らが丸1日ただ待たされ、夕方5時前にわずか1分だけ本会議場に集うという"1分議会"が、これで4日連続で繰り返されたことになります。
 この膨大な無駄も、一般市民の感覚からは遠く理解の及ばない状況となっています。
<トップページに戻る>


一般質問初日からまた空転
 公契約条例めぐり市長・部長に見解の差で
        2013年12月09
公契約条例をめぐり市長と部長に見解の差で中断し、一般質問初日から空転した市議会の本会議場(イラスト)
公契約条例をめぐり市長と部長に見解の差で中断し、一般質問初日から空転した市議会の本会議場(イラスト)
12月議会、初日に続きまた空転
 9日午前10時15分から開かれた市議会12月定例会5日目(江田肇議長)は、公契約条例(公共事業を請け負った業者が労働者に対して支払う賃金を確保するための規定)をめぐる一般質問で、川合善明市長と部長の見解が異なることに端を発して中断。
 初日の空転に続き、一般質問初日の開始約1時間で空転するという異常な事態となっています。

石川智明市議
石川智明市議
市の答弁めぐり、緊急動議が発動
 この日、2人目に登壇した石川智明市議(プロジェクト川越21)が市側の答弁に納得せず緊急動議を提出し、11時25分に中断。
 11時35分から議会運営委員会(三上喜久蔵委員長)を開いて対応が協議されましたがまとまらず、5時間後の午後4時27分に本会議が再開し「あす10日午前10時に再開する」ことだけを決め、1分足らずで散会したもの。

連合埼玉西部ブロック懇談会(10月22日)での川合市長の発言(石川市議が議場で関係部分のみ朗読)
 昨年のこの政策懇談会でも話題に出たと思うんですが、昨年9月議会の最終日に議員提案として出されました。その後、12月議会・本年3月議会と継続審議となりまして、今年の6月議会で議案取り下げで終了しております。
 連合の皆様の方には、公契約条例を提案された市会議員の方からお話は伝わっているであろうというふうに思いますが、今日は執行部、特に首長の側から川越市議会における公契約条例案についてのこの一連の経過について認識をちょっと述べさせていただきたいと思います。
 公契約条例というのはですね、事業者に新たな義務を負わせ、条例内容の執行を執行部に担わせることになる政策条例でございます。今回のこの川越の市議会の動きを見てみますと、政策条例の作り方・制定の仕方としては、本来踏むべき手順とは違う、そういうやり方をしたために不毛な結果に終わったというふうに私は見ています。
 今回のやり方は、上程時点から執行部を完全に蚊帳の外に置いて無視されました。正直言いまして。それで本来取るべき手順は全く逆の手順が、本来であれば事業者はこの条例に対して反対することが見えているんです。
 そういう事業者に義務を課すためには、よく内容を説明して、一定の説得行為をしなければならない。そんなのは決まったことです。ところが、そういうことを全く飛ばしてしまいまして、条例の中身の研究・検討を、事業者やあるいは労働者からの意見聴取を条例案を上程してしまってからそういう作業をやるという、全く逆の手順でやったという点が、私としては非常にまずかったことであろうというふうに考えております。そのため、結果的には議会は内部的には大変混乱いたしました。
 そして事業者は、今まで以上にこの公契約条例に反発する、そういう状態ができてしまいました。さらには執行部、特に私は議会、特に特定の議員さんに対する強い不信感を覚えました。そういう状態と思っております。
 ただ、6月議会において公共調達審議会条例というものをこちらの執行部からの提案で作りました。これは、入札制度あるいはさまざまな公共調達についての在り方を検討するとともに、公契約条例を川越市で制定すべきかどうか、そういうことも含めて検討するということで、そういう審議会条例を作りまして、動かし始めたところでございます。
 従いまして、この川越市の公契約条例の制定については、批判的な見方を持っております。
   - - - - - - - - (中略)- - - - - - - -
(公契約条例に対する私の考えは)国に対する、あるいは、こういう効果を狙って作ったんだと、そういう説明であったというふうに私は聞いておりますけれども。
 私の考えとしては、こういう問題は国がやらなければほとんど労力ばっかりかかって効果が出ないという、そういう考えで。従いまして、公契約条例に関しましては、もともと消極でございます。
「公契約条例に対し、市の姿勢は?」
 石川氏は1回目の質問で、「公契約条例に対する市の姿勢・考え方は?」「昨年9月議会で提出された同条例の議員提案には、まずい点があったのか」などとただしました。
 これに対し、小川倫勝・総務部長は「市の立場は中立」「議員提案については、まずくなかった」などと答弁。

「連合懇談会の市長発言と異なる」
川合善明市長
川合善明市長
 これを受け、石川氏は2回目の質問で、川合善明市長が10月22日に行われた連合埼玉西部ブロック市長・町長懇談会で述べた「公契約条例については消極的」「議員提案はプロセスなどに問題があった、手順が非常にまずかった」旨の発言(全文は左表参照)を紹介。
 石川氏は「部長は『市の姿勢・考え方は中立』と答弁しているが、市長は「公契約条例に関しては消極」と発言している。どうなっているのか」「議員提案はまずかったのか? まずくなかったのか?」「市長は『特定の議員に強い不信感を持った』と発言しているが、議員の信頼に関わる問題。いったい誰のことか、その理由は?」などと追及。

「答弁になっていない!」
 これに対し、小川部長が「公共調達審議会に諮問した審議上にも含まれているので、その審議に委ねたい」「議員提案は法手続上、まずくなかった」などと答弁しましたが、石川氏は「答弁になっていない! 質問の内容について答えていない」などとして休憩の緊急動議を発動したもの。
「あす以降の本会議再開も流動的」
 動議は規定(2人)を超す市議5人が賛成して午前11時25分に成立、以降、本会議は休憩に入っている状態が続いています。
 本会議は「10日午前10時再開」とされていますが、事の発端が市側の答弁・発言の食い違いにあることから、議会が納得する何らかの打開案が市側から示されない限り進展は難しく、実際の再開は流動的とみられます。

 また、こうしたケースで議会との調整役を果たす風間清司副市長が、病気療養のためこの日より欠席していることも問題解決に影響するのではないかとの見方も出ています。
<トップページに戻る>


工法変更で余分な1億円の出費
 川越駅西口の駅前広場改修工事で発生
        2013年12月05
川越駅西口駅前広場の改修工事請負契約変更について質疑が交わされた本会議場(イラスト)
川越駅西口駅前広場の改修工事請負契約変更について質疑が交わされた本会議場(イラスト)
1億円の追加出費前提に工事6割完了
 現在進められている川越駅西口駅前広場の整備で、工事内容が一部変更されたために約1億円もの余分な費用が発生、工期も17日間延びることが明らかになりました。
 これは、5日午前10時から開かれた市議会12月定例会(江田肇議長)4日目の質疑で表面化したもの。
 市はこれまで、工事内容の変更を約1年も伏せたまま事業を進行。工事は既に6割方終わっており、当初の予算内に収めるためには残りの工事を削るか内容を落とすしかない状態。
 この事業は議会の議決を受けて行っている工事であるにもかかわらず、工事費増や工期延長などの問題点が発生する恐れがあるのに議会に諮っていないなど、今の時点での変更議案提出は、いわば"事後報告"。
 市民にとって不本意な税金支出の発生は、責任問題に発展することが避けられないものとみられます。

荻窪氏「工事進捗状況・住民意見は?」
 この日、この議案に対して荻窪利充市議(やまぶき会)・川口知子市議(共産党)・石川智明市議(プロジェクト川越21)・片野広隆市議(民主党)の4氏が質問。
荻窪利充市議
荻窪利充市議
 荻窪氏が工事の進み具合をただしたのに対し、伊藤大・都市計画部長が「歩行者用デッキは基礎工事が完了し、全体の進捗率は約66.0%です」などと答弁。
 続いて、周辺住民などから寄せられた声についての質問に「『路線バスの迂回によって通学児童らが危険にさらされている。迂回をやめてほしい』などの要望があり、迂回をやめて工事現場内にバスの運行通路を新たに確保した」とし、「これにより工事内容を一部変更する必要が生じ、工費が9,901万5,000円増加、工期が17日間延長される見通しとなった」ことを明らかにしました。
 伊藤部長は工費増の内訳について「増員した誘導員の人件費が約5,000万円、鋼矢板の変更など工法変更に伴うものが約3,000万円、残土処分費が約2,000万円を占める」などと説明しました。

川口氏「工事契約を変更した理由は?」
川口知子市議
川口知子市議
 川口氏は、工事契約を変更しなければならなくなった理由について質問。
 伊藤部長は「工事現場内にバスの迂回路を設けるようにしたため、周辺の交通規制を変更し交通安全対策として誘導員を増員。迂回路のため工事作業帯が縮小したために、作業工程の見直しが必要になった」などと答弁。
 議会への報告が遅れた理由についての質問には、「新たな工費発生や工期延長を回避する策を、請負業者らと協議してきたため。10月25日に契約変更が必要と判断、今議会での議案提出となった」などと答えました。

石川氏「工法の変更、1年間も報告なし」
 石川氏は「いつ工法を変更したのか」などと、工事変更の実態について質問。
 伊藤部長の「昨年11月に工法変更を判断し、12月から変更した」との答弁に、石川氏が「それは当初の工事着工直後から変更したことになるが、3月議会・6月議会などで進捗状況をただした議員に対し、遅れは出ない旨の答弁を繰り返してきた。9月議会でも、変更の提案や報告はなかった」などと指摘。伊藤部長が報告の遅れを謝罪しました。
石川智明市議
石川智明市議


「事前調査や見通しが甘い市の責任」
 また、「予期することができない特別な要項が生じた場合は、工法を変更することができる」という請負業者との約款について、伊藤部長が「迂回路の周辺住民や小学校の育成会・自治会などから強い要望があり、見直さざるを得なかった」「迂回路を工事現場内に移したことで、当初の交通誘導員1,155人から7倍の8,026人に増員する必要が生じた」「残土は、当初の計画では市内で処理または他の事業に流用する予定だったが果たせず、滑川町の民間処分場に運んで処理することになった」などと説明。
 石川氏は「通学路が迂回路になれば、苦情が寄せられることは十分予測できたこと。迂回路が確保できなければ工事現場内に設けるしかなくなる。残土処理が計画どおりに進まないことも想定の範囲内」などとし、「いずれも、予期できない特別な要項には当たらない。契約変更は、事前の調査・調整や見通しが甘かった市の責任。市長は、今回の事例が余分に1億円も使わなければいけなくなった要件を満たしていると考えているのか?」などと追及しました。

川合善明市長
川合善明市長
市長「部下がやったことは、私がやったこと」
 これに対し、川合善明市長が「指摘されたように、疑念を抱かせるような経過はあったかもしれないが、最終的には工事変更の要件に合致すると考える。今回の件については、情報伝達や報告の面で多々問題があると感じており、今後は同じようなことが起こらないよう十分、指導監督していきたい」とし、「部下がやったことは私がやったことで、それなりのことは感じている」と答えました。

片野広隆市議
片野広隆市議
片野氏「責任はどのように取るのか?」
 片野氏は「当初、路線バスの迂回路となった道路は工事が始まる前から通学路だったもので、事前の説明会で地元の理解を得たはず。市では大型の公共事業が控えているが、これからも地元の要望に対し同様の対応がなされるのか?」「市長は『それなりのことは感じている』と答弁しているが、今回の責任は誰がどのように取るのか」などと質問。
 伊藤部長は「現場状況をよく把握し、より丁寧に地元住民に説明することで防げた部分もあるのではないかと、深く反省している。今後は設計当初から予見できる設計条件に見落としがないよう、十分に現場状況の把握に努めていきたい」と答弁。「工事は市長の決裁で進めるものだが、現場を把握する所管部としての責任を痛感している」と話しました。

風間副市長「検証し、しかるべき責任」
 片野氏はさらに「約1億円の実害が発生することに対し、具体的に誰がどのような責任を取るのか、副市長の見解は?」などと追及。
風間清司副市長
風間清司副市長
 風間清司副市長は「駅利用者・周辺住民・商業者・交通事業者・関係者の皆さんに多大な迷惑を掛けて申し訳ありませんでした」と詫び、「速やかに報告しなかった」として議会に謝罪。責任については「担当副市長として責任を痛感している。今回の事象を詳細に検証し、しかるべき対応を行っていきたい」と述べるにとどまりました。
 今回の議案は、13日(金)午前10時から開かれる産業建設常任委員会(桐野忠委員長)に付託され、審議されます(誰でも傍聴可)。
<トップページに戻る>


料金全額負担と全額免除の市民が
 公民館使用料値上げめぐり2氏が質疑
        2013年12月04
公民館の使用料改定など18議案について質疑が交わされた本会議場(イラスト)
公民館の使用料改定など18議案について質疑が交わされた本会議場(イラスト)
公民館資料料の改定、2氏がただす
 市議会12月定例会(江田肇議長)3日目が4日午前10時から開かれ、川合善明市長から提出された26議案のうち18議案について質疑が行われました。
 このうち、公民館使用条例の一部改正(使用区分・料金改定)について、中原秀文市議(やまぶき会)と片野広隆市議(民主党)が質問。料金改定の在り方に疑問を呈しました。

中原氏「2.5倍の値上げや全額免除は問題」
中原秀文市議
中原秀文市議
 中原氏は「中央公民館分室の使用料が2.5倍に、名細公民館の和室が2.4倍に値上げされるなど激変となる。緩和の措置は?」「登録団体の使用料が全額免除されているが、公平性の観点から見直すべきでは?」などと質問。
 横田隆・教育総務部長が「改定幅が1.5倍を超える改定については当分の間、一定の緩和措置を取っていきたい」「登録団体の減免の在り方については、引き続き見直しを進めていきたい」などと答弁。
 公民館使用料全体の70.8%は利用料を徴収しておらず、うち登録団体の使用料免除が94.5%を占めている実態を明らかにしました。

片野氏「登録団体だけ全額免除は不公平」
片野広隆市議
片野広隆市議
 片野氏は「施設の中には高階公民館の軽体育館のように、3,400円から6,950円に値上がりするものもあるなど、利用者の経済的負担は大きい。一般利用者は値上げされた使用料を全額負担し、登録団体は全額免除というのは、受益者負担の観点からおかしいのではないか? いっそ全て無料にしては?」などと質問。
 横田部長は「受益者負担は、施設を利用する人としない人の公平性を保つための考え方。登録団体も受益者に含まれるが、社会教育法に定める公民館事業と同様の事業を行う団体との扱いから使用料を免除している」などとしながらも、「一般サークルとの差があまり見られないようなケースも見受けられるなど、減免規定の見直しも必要と考えている」などと答弁。

「登録団体の負担に結論出すのが先では?」
 これに対し、片野氏は「まず登録団体の応分の負担について結論を出してから、一般利用者の使用料改定を諮るべきではないのか? 行政として、使用料徴収の公平性がどこに担保されているのか、教育長の考えは?」などと、議案提出そのものに異議を唱えました。
 伊藤明教育長は「同様の活動に対しては、同様の使用料を負担してもらうことが基本。今後、不公平感を抱かれないよう改める点は改めていきたい」などとし、これまで登録団体は5割負担の方向で調整してきたが合意を得られなかったことを明らかにしました。

奥山秀副市長
奥山秀副市長
市教委や奥山副市長も問題点を認識
 市教委自身が問題を認識しているにもかかわらず議案を上程したことに、受益者負担適正化の観点から疑問を呈した片野氏に対し、奥山秀副市長は「指摘のとおり減免規定の見直しがされていないなど、課題が残されている。早急に規定の見直しを図って利用者の皆さんに理解を頂けるよう努めていきたい」などと答えましたが、議案は提出されたまま。

市「1.5倍超す改定は3〜5年間減免」
 この議案は、13日(金)午前10時から開かれる文化教育常任委員会(小野澤康弘委員長)に付託され審議が行われますが、このまま可決されれば値上げの負担は従来通り一般市民が一身に負うことに。来年4月1日(一部は5月7日)から使用料値上げが実施されることになります。
 市では「値上げが1.5倍を超す改定については、3〜5年間を視野に3割減免の措置を取りたい」としていますが、受益者負担の不公平解消のめどは立っていません。13日の審議(誰でも傍聴可)の行方が注目されます。
<トップページに戻る>


公民館使用料改定や都市景観条例など
 市議会2日目で市長が26議案を上程
        2013年11月29
学校・公民館施設の利用料改正など条例の一部改正案や、都市景観条例の制定など26議案が上程された本会議場(イラスト)
学校・公民館施設の利用料改正など条例の一部改正案や、都市景観条例の制定など26議案が上程された本会議場(イラスト)
公民館使用料改定など26議案が上程
 市議会第5回定例会(12月定例会)2日目は29日、予定時刻の午前10時から6時間遅れの午後3時58分に開会。
 公民館や学校施設の使用料値上げなど条例の一部改正や、都市景観条例を新たに定めることなど26件の議案が川合善明市長から上程されました。

農業委員ポストの調整整い本会議開催
 この日午前10時からは各会派の代表者会議が非公開で開かれ、5月ごろから懸案となっていた農業委員会委員のポストをめぐり協議。
 途中、個別会派の調整をはさみながら午後3時5分まで計3回開かれ、4つのポストを自民無所属クラブ・共産党・民主党・プロジェクト川越21に割り振ることで合意。議会運営委員会が3時25分からようやく開かれ、本会議開会の段取りとなりました。
 なお、市の訴訟予定の関係者と事前に接触を持った保守系会派所属の女性市議に対する取り扱いは、12月6日(金)午前10時から開かれる議運で引き続き話し合われることになりました。

貸し出し区分の見直しで料金も改正に
 学校施設や公民館使用料の改定案は貸し出し区分の変更に伴うもので、一例では中央公民館の会議室使用料が来年4月1日以降、「午前9時から正午まで」現行200円を300円に、「午後1時から5時まで」現行200円だった区分を「午後1時から3時半まで」と「4時から6時半まで」それぞれ250円に、「午後5時半から9時半まで」現行300円を「7時から9時半まで」250円に改正する案などとなっています。

具体的な基準定め新たに都市景観条例
 都市景観条例は景観法に基づき今回新たに定めようとするもので、良好な都市景観の保全・育成・創造を図ることで魅力あふれる快適な都市を実現させるのが狙い。喜多院や川越城跡周辺などを新たに都市景観形成地域に指定することなどを目指しています。
 建築物の高さや面積・色彩や外観・耐火構造、屋外広告物、開発行為の内容など、より具体的な基準を定め、審議会を設置して審査、推進団体の活動を通じるなどして都市景観を維持しようというもの。

2日・3日に質疑、13日の常任委で審議
 これらの上程案は12月2日(月)と3日(火)午前10時開会の本会議で質疑が行われ、13日(金)午前10時開会の各常任委員会に付託され審議が進められる予定。いずれも、誰でも傍聴できます。
<トップページに戻る>


「これが脱税摘発の現場」
 税務署長が大学生に初の租税教室
       2013年11月29日
管内で初めて大学生対象に開かれた租税教室で、再現ビデオを見ながら村上光義・川越税務署長の講義を聞く学生ら
管内で初めて大学生対象に開かれた租税教室で、再現ビデオを見ながら村上光義・川越税務署長の講義を聞く学生ら

署長としては管内で初めて租税教室の講師を務める村上光義・川越税務署長
管内で初めて署長が租税教室の講師を務めた村上光義・川越税務署長
大学生対象に署長自ら初の租税教室
 大学生を対象にした管内では初めての租税教室が29日、今泉の東邦音楽大(三室戸東光学長)で開催。
 一般教養として法律を学ぶ川端敏朗教授の「日本国憲法と生活」の講義の一環として、1年生ら約50人が税の仕組みや大切さなどを学びました。
 川越税務署管内としては初めて、村上光義署長自らが租税教室の講師を務めました。

社会に巣立つ前に税の知識・意識を
 これは、国税庁が推進する租税教育充実の方針に沿ったもの。高校生や大学生ら、次代を担う若者らに税についての知識を深めてもらうのが狙い。
 同署ではこれまで、小中学校・高校で定期的に租税教室を開いてきましたが、社会人としてまもなく納税に接する大学生にも知識や意識を高めてもらおうと、今回初めて企画。同署の意向を東邦音大が快諾し、実現したものです。

「半沢直樹」例に脱税摘発の実態など紹介
 午後0時50分から約1時間の講義では、村上署長が直接税・間接税の分類や約50種類に及ぶ税の種類、消費税の仕組みなど基本的な税についての知識や、税の使われ方・社会構造の変化に伴う問題点などについて説明。
ドラマ「半沢直樹」を例に話す村上署長の講義に学生らの反応も上々
ドラマ「半沢直樹」を例に挙げた講義に学生らの反応も上々
1億円のレプリカにお金の重さを実感
1億円のレプリカにお金の重さを実感
 テレビドラマの「半沢直樹」を例に挙げ、脱税摘発の様子を再現ビデオで紹介すると、学生らは食い入るように見入っていました。 
 また、租税教室ではおなじみの「1億円の札束(レプリカ)」も登場。約10kgもあることを知らされた学生らは、順番に抱えて感激しながら「お金の重さ」を体感していました。

税務署の仕事紹介から税の仕組みまで分かりやすく説明する村上署長
税務署の仕事紹介から税の仕組みまで分かりやすく説明する村上署長
「社会構造の変化で自分の老後が不安に」
 講義を受講した学生らからは、「税の複雑な仕組みを再認識した」「脱税摘発の実態がよく分かって面白かった」「1億円を抱えて、お金の重さを実感した」「これまで税金にあまり関心がなかったが、社会構造の変化で自分の老後の保障を考えると不安になった」などの感想が聞かれました。
 同署では「今後も大学生を対象にした租税教室を広げていくことで、次代を担う若者らに税に対する知識を広めていきたい」などと話していました。

(写真は今泉の東邦音楽大で)
<トップページに戻る>


女性市議、訴訟予定の関係者と接触
 市議会、5回連続で初日から空転
        2013年11月28
2月の第1回以降、5回連続で初日から空転の事態となった川越市議会の本会議場(イラスト)
2月の第1回以降、5回連続で初日から空転の事態となった川越市議会の本会議場(イラスト)
市議会初日、5回連続で空転の異常事態
 28日午後2時に開会の予定だった川越市議会(江田肇議長)第5回定例会1日目は、直前に開かれた議会運営委員会(三上喜久蔵委員長)で保守系会派の女性市議の言動をめぐり紛糾したため空転。
 午後4時35分から開会し、日程(12月20日までの23日間)と同意案件1県を審議したのみでわずか5分で散会。2月の第1回定例会以降、5回連続で初日から空転する異常な事態となりました。

保守系会派所属の女性市議
保守系会派所属の女性市議
給食費滞納訴訟予定の被告関係者と接触
 この日午前10時から開かれた議運では、今議会の進行などについて話し合われましたが、10時15分から傍聴者を退席させ非公開の場で、保守系会派に属する女性議員の言動などについて協議。
 複数の議会関係者によると、女性市議は今議会で市が上程を予定していた訴訟案件(給食費14万2,029円の滞納)の被告関係者と、案件の公開前に単独で接触し話したというもの。

未公開の資料基に親族と事前に面談
 これまでの慣例で、議員には議会開催前に案件内容が示されていますが、女性市議はこの未公開情報を基に被告に接触を試みましたが果たせず、親族と面談。
 税の適正な運用をただす立場の市議が、未公開情報を基に市の訴訟相手と事前に個人的に接触した行為が、議員として不適切として議運の場で問題となったもの。市議の孫と被告の家族が同級生で知り合いだったことも明らかになっています。

「議員の調査権」理由に正当性を主張
 女性市議は一昨年4月に当選し議員経験も浅いことから、所属する会派の幹事長を通じてこの不適切な行動を注意しましたが、本人が議員の調査権を理由に正当性を主張しており、事態は進展しないまま議運は混迷。
 この件について午後4時25分まで話し合われましたが、このままでは議会が開会されなくなることから、この日は日程と同意案件(舟橋功一前市長に対し、12月1日に名誉市民の称号を贈与する件)のみを審議することに。同意案件は全会一致で可決されました。

あす以降も混乱予想、本会議めど立たず
 本会議はあす午前10時に再開の予定とされていますが、午前10時からは女性市議の問題などについて代表者会議を開催、それを受けて議運が開かれることになっており、実際の本会議開催時間のめどは立っていません。
 市民にこれらの情報は発信されておらず、今後の会議日程も不確定。傍聴に際しては事前に議会事務局に確認する必要がありそうです。
<トップページに戻る>


川内選手迎え市民ら1万人走る
 第4回「小江戸川越マラソン」
       2013年11月24
ハーフマラソンで初冬の小江戸路を走る市民ランナーら=寺山の川越北環状線で
ハーフマラソンで初冬の小江戸路を走る市民ランナーら=寺山の川越北環状線で

市民ら1万1000人が初冬の小江戸路
 蔵の街並みや初冬の小江戸路を走る「小江戸川越マラソン」が24日開かれ、公募の市民ら約1万1,000人が各々の体力に合ったコースで走りました。

ゲストランナーの川内優輝選手(中央)とともにスタートを待つ市民ランナーら=池辺の川越水上公園で
ゲストランナーの川内優輝選手(中央)とともにスタートを待つ市民ランナーら=池辺の川越水上公園で
ゲストランナーに川内優輝選手
 この大会は3年前、川越市(川合善明市長)が文化スポーツ部を新設したのに伴い、市民の健康増進や川越の知名度アップなどを目指して企画。川越商工会議所(立原雅夫会頭)が共催、県や教育委員会などが後援し、市内各企業の協力で毎年この時期に開催しています。
 4回目を迎える今回は、数々のマラソン大会で優勝を果たしている埼玉県職員の川内優輝選手をゲストに迎えて開かれました。

"川内人気"で参加募集はすぐ定員
 大会は「ハーフ(約21km)」「10km」の一般・年齢別(40〜60歳代の3区分)の男女別8部門と、家族などが一緒に走る「ファンラン(約4km)」の「一般」「ペア」の2部門を合わせた18の区分を設け、体力に合ったコースに参加できる仕組み。
 8月から公募により参加者を募りましたが、今回は川内選手と走れるとあってか、あっという間に定員に達し、参加者はこれまでに最も多い1万972人(前年比776人増)となりました。

開会式で挨拶する川合善明市長ら
開会式で挨拶する川合善明市長ら
メーン会場では和太鼓や吹奏楽の演奏も
メーン会場では和太鼓や吹奏楽の演奏も
青森や沖縄など
全国から参加者
 応募は市外・県外からも多く、宮城・山形・青森・石川・福岡や沖縄からの参加者も。開始4回で既に全国的な広がりを見せていますが、大会実行委では「現在の会場ではこれ以上の参加は難しい」と話しており、これ以上の規模拡大には工夫が必要。

観光スポットや田園風景走る
 午前8時すぎから池辺の川越水上公園で開かれた開会式では、大会会長を務める川合善明市長が挨拶。市長もファンラン(4km)のコースを市民と一緒に走りました。
 参加者は、川合市長や江田肇議長・立原商議所会頭らが打ち鳴らす号砲の合図とともにスタート。
 蔵の街並みが並ぶ一番街や川越本丸御殿・川越氷川神社などを通過(注)。沿道から送られる市民の声援を受けながら田園風景が広がる川越北環状線などを走り、初冬の小江戸路を楽しんでいました。
(注:約4kmの「ファンラン」は、川越市役所までの片道)

来年度からはタイムが公式記録に認定
 「お父さんが走るので応援に来た」という神奈川県の若杉さん一家は「最初はメタボ解消のために始めたマラソンが、すっかり板に付いてきました。最近では子供たちも一緒に走るようになったので、来年は皆で参加したい」などと話していました。
沿道の市民の応援を受け、スタートを切るハーフマラソンの市民ランナーら=池辺の川越水上公園で
沿道の市民の応援を受け、スタートを切るハーフマラソンの市民ランナーら=池辺の川越水上公園で
 また、ハーフマラソンに参加した男性は「初めは、せっかく川内選手と走れるんだからと付いていきましたが、1kmも行かないうちにどんどん離されて…。やっぱり早いなあと感心しました」などと話していました。

 回を重ねる毎に人気が高まっている小江戸川越マラソン。市では「来年度からは、走った記録が公式記録として認定されるようになるので、ますます参加希望者は増えるのではないか」などと話しています。
 各コース別の上位3位入賞者と記録は下の表の通り(敬称略)。

白バイの先導で復路を独走する川内選手(右)に声援を送ったり写真を撮りながら走る市民ランナーら=寺山の川越北環状線で
白バイの先導で復路を独走する川内選手(右)に、声援を送ったり写真を撮りながら走る市民ランナーら=寺山の川越北環状線で
ハーフ 一般男子
岡野 徹
22
所沢市 01:09'00"  
ハーフ 一般女子

安曇 樹香 24 川越市 01:29'37"
藤澤 萌人
22
仙台市 01:09'51"
大田 真利子 29 東京北区 01:31'22"
前田 衆
38
入間市 01:10'30"
石栗 杏子 19 東松山市 01:31'56"
ハーフ 40代男子
川村 孝司
42
八王子市 01:14'18"  
ハーフ 40代女子
工藤 亜紀 46 さいたま市 01:30'22"
保坂 貴之
45
川越市 01:15'49"
栗原 春湖 48 さいたま市 01:30'59"
寺牛 浩之
49
飯能市 01:18'32"
佐野 里美 41 狭山市 01:31'26"
ハーフ 50代男子
清水 和典
52
和光市 01:20'41"  
ハーフ 50代女子
石川 操 51 飯能市 01:27'14"
岩寺 宏二
53
富士見市 01:21'44"
山本 昭代 52 新宿区 01:40'11"
末長 語
51
狭山市 01:21'59"
馬場 由希子 52 西東京市 01:43'17"
ハーフ 60代男子
山本 道男
60
川崎市 01:25'33"  
ハーフ 60代女子
山川 房子 64 金沢市 01:42'47"
梁井 孝久
63
春日部市 01:25'35"
内野 裕美子 60 深谷市 01:49'10"
渡辺 清
61
青梅市 01:26'08"
青木 麗子 64 ふじみ野市 01:56'24"
10km 一般男子
宮田 越 27 さいたま市 00:31'42"  
10km 一般女子
澤畑 朋美 20 所沢市 00:37'40"
田嶋 将大郎 27 船橋市 00:31'57"  
石井 李枝 25 東松山市 00:38'57"
戸村 浩一 33 富士見市 00:32'14"  
根元 香苗 24 川口市 00:40'11"
10km 40代男子
後口 洋史 45 鶴ヶ島市 00:33'38"  
10km 40代女子
緒方 雅子 46 草加市 00:40'36"
新井 拓也 42 滑川市 00:33'47"  
小林 のり子 49 川越市 00:41'41"
剱持 泰生 44 川口市 00:36'06"  
川口 尚子 48 所沢市 00:45'41"
10km 50代男子
風祭 正樹
00:34'42"  
10km 50代女子
谷 真美 51 日野市 00:39'22"
稲波 宏幸 50 寄居町 00:35'10"  
弓削田 眞理子 55 坂戸市 00:39'58"
大田原 啓 54 那須塩原市 00:37'35"  
城内 和美 52 練馬区 00:44'13"
10km 60代男子
仙石 光男 63 羽村市 00:38'01"  
10km 60代女子
竹内 保子 62 川越市 00:48'49"
橋本 勝行 60 八王子市 00:39'33"  
大石 恵子 60 大田区 00:52'11"
原田 清 61 加須市 00:40'03"  
原 眞枝 69 板橋区 00:53'08"
<トップページに戻る>


「避難情報の伝達が最大課題」
 10年後の川越見据えた意見交換で市長
       2013年11月14
テーマが市政全般に及ぶため、川合善明市長(中央)・風間清司副市長(同右)のほか10人の部長らが顔を揃えて開かれたタウンミーティング
テーマが市政全般に及ぶため、川合善明市長(中央)・風間清司副市長(同右)のほか10人の部長らが顔を揃えて開かれたタウンミーティング

「市制100周年を見据えたまちづくり」テーマ
 市民の生の声を市政に生かそうという「川合市長と語り合うタウンミーティング」が、14日午後7時から9時すぎまで元町の川越市役所で開かれました。
 今年度5回目となる今回は、「市制100周年を見据えたまちづくりについて」がテーマ。今回初めて公募により参加者を募り、応募した市民18人のうち17人(男性11人・女性6人)が出席しました。

市民の質問に答える川合善明市長
市民の質問に答える川合善明市長
市長・副市長ほか部長ら10人が顔揃える
 市側からは、川合善明市長のほか風間清司副市長、福田司・政策財政部長、小川倫勝・総務部長、木島宣之・市民部長、今井孝雄・文化スポーツ部長、佐藤嘉晃・福祉部副部長、関根水絵・保健医療部長、根岸孝司・環境部長、岸田政明・産業観光部長、伊藤大・都市計画部長、新保正俊・学校教育部長らが出席。
 テーマが市政全般にわたるため10人の部長らが顔を揃え、専門的な立場から質問に答えました。

時間延長し熱のこもったやりとりが
 今回は10年後の市を見据えたまちづくりがテーマとあって、市の現状や将来を真剣に考えた意見や質問が次々と。
 熱のこもったやりとりが交わされ、予定時間も30分以上延長してのミーティングとなりました。

「自治基本条例の制定はどうなった?」
 参加した市民からは、「川越市はかつて、平成22年から23年にかけて市民も交えて3回の勉強会を開くなど、自治基本条例(まちづくり条例)の制定に取り組んでいたが、23年の勉強会の後は立ち消えになってしまった。どうなっているのか? 市制施行100周年に向けて制定してはどうか?」などといった質問が。
市制施行100周年までに自治基本条例の策定をただす意見も
市制施行100周年までに自治基本条例の策定をただす意見も
 これについて、川合市長が「条例は今でもつくりたいと思っているが、かたちの上でただつくるだけでは意味がない。市民や議会の機運が盛り上がらないと生きたものにはならない」「(10年後を見据えた)次の次の市総合計画を策定するのと並行して進めていきたいと考えている」などと答えました。

「100周年までに安全なまちに」
 安全の問題では「歩行者が道の真ん中をしゃべりながら歩いていたり、横断歩道以外の横断も多い。無灯火や携帯利用の自転車も多く、市民の交通マナーが非常に悪い。100周年までに安全な街になるよう、市を挙げて幼児期から年代順に指導・教育を徹底的に行っていくべきではないか?」「安全のため、自転車通学の際にヘルメット着用を義務付けられないか?」などの意見が。
10年後のまちづくりがテーマとあって参加者からは熱のこもった意見が
10年後のまちづくりがテーマとあって参加者からは熱のこもった意見が
 市長が「交通安全はどの街にとっても市民生活の安全上、重要な課題だと思っている。川越市は現在、県から交通事故防止特別対策地域に指定されるほど死亡事故が多発している状態。子どもに対する交通安全教育は行っているが、成人に対する教育の機会が少ないので、力を入れてやっていきたいと思っている」などと回答。
 新保学校教育部長が「自転車通学を認めている8校のうち、3校はヘルメット着用を義務付けている。残る5校についても学校などと話し合いながら進めていきたい」などと答えました。


「災害時に福祉避難所の設置を」
 聴覚に障害を持つ参加者からは、手話通訳を通じ「災害が起きた時に、聴覚障がい者に情報が伝わらない。手話ができる人を配置するなど、障がい者や歩行困難なお年寄りなどに対応できるような福祉避難所を設置してほしい」の要望が。
安全・産業・国際化など多岐にわたる意見や質問が
安全・産業・国際化など多岐にわたる意見や質問が
 小川倫勝・総務部長が「東日本大震災を受け、障害を持つ人に対応できる避難所の設置は課題ととらえている。現在、地域防災計画の見直しとともに、福祉施設を対象に福祉避難所の設置に向けて準備を進めています」などと回答。
 川合市長が「現在、避難情報の伝達方法については改善すべき点が多い。障害を持った人を含め、伝達方法の改善を進めていきたい」などと答えました。
 災害時の避難については、別の参加者から「川越には大勢の観光客が訪れているが、避難誘導の看板もない。大災害のときに安全を確保できるのか?」「10年後の100周年にはさらに安心安全な街となるよう、避難訓練も年に1回ではなく、もっと回数を増やすべきでは?」などの意見も。
 川合市長が「現在、防災計画の見直しを進めているが、作ったものを市民に周知し、安全に避難できるよう訓練も進めていくことが重要だと思っています」などと答えました。

「農地を集約し効率的な農業の推進を」
 産業面では「真剣に耕作に取り組む人に農地を集約をし、効率的な農業経営ができるような環境づくりが必要では?」「川越のネームバリューを生かし、施設園芸で小江戸川越ブランドの野菜を安定的につくって積極的に販売するなど、農業を川越の成長産業にしていくべきでは?」などの声が。
農地を集約して効率的な農業の推進を訴える意見も
農地を集約して効率的な農業の推進を訴える意見も
 川合市長は「食糧自給率を上げるためにも水田農家には頑張ってもらいたいと思っているが、何らかのかたちで農地を集約していかないと経営は立ちゆかなくなる。国の人・農地プランを活用するなど、農地を存続していかなければいけないと考えている」と回答。
 岸田産業観光部長が「農業の組織化による効率的な運営は時代の流れだが、農業者の土地に対する意識改革などが問題となる。今後、研究を進めていきたい」などと答えました。

「五輪開催までに国際化進めるべき」
 国際化については、「川越でオリンピックのゴルフ競技が開催されるが、まだまだ海外からの客を招き入れる態勢が十分だとは言えない。市内には4つの大学があり留学生も多いが、外国人も暮らしやすい国際的な魅力ある街にしていく必要があるのでは?」の声が。
公募で集まった市民からはさまざまな意見や質問が
公募で集まった市民からはさまざまな意見や質問が
 今井文化スポーツ部長が「市内には約4,000人の外国人が暮らしており、アンケートで『川越の魅力が十分に海外に発信されていない』という声がある。国際交流やホームページの充実などを進めていかなければならないと考えている」などと答えました。

「災害時の情報伝達が一番の課題」
 このほか「子どもを安心して遊ばせながら買い物ができるような大型商業施設が欲しい」「駅周辺の駐輪場を充実してほしい」「旧・鶴川座が大衆演劇場として活用できるようにしてほしい」などの意見が出されました。
 閉会後、川合市長は本紙取材に「多くの貴重な意見を頂いたが、一番の課題は防災対策。先日の九十川の増水で避難指示が出された際も、『情報の伝達が不十分だった』『高齢者や障がい者への伝達もなされていなかった』などの苦情が寄せられている。この問題については積極的に、なるべく早く対応したい」などと話していました。
(写真は元町の川越市役所で)
聴覚障がい者のために手話通訳(右)が。出席者からは災害時の情報伝達の改善や福祉避難所の設置などの声が
聴覚障がい者のために手話通訳(右)が。出席者からは災害時の情報伝達の改善や福祉避難所の設置などの声が
<トップページに戻る>


「大好きな川越の魅力伝えたい」
 県民の日に小中学生が観光ガイド体験
         2013年11月14
「子ども観光ガイド」として観光客に五百羅漢を案内する山口君(右)と飯野君=小仙波町の喜多院で
「子ども観光ガイド」として観光客に五百羅漢を案内する山口君(右)と飯野君=小仙波町の喜多院で

「自分たちのまちを、もっと知って」
 自分たちのまちを、もっと知ってほしい──、そんな思いをかたちにした「子ども観光ガイド」が県民の日の14日午前11時から午後2時ごろまで、市内の観光スポット3カ所で行われました。
 小中学生が川越を訪れた人らを案内するこの試みは、昨年に続き2回目。観光ガイドをきっかけに歴史・文化の知識やおもてなしの心を育むと同時に、子どもたちに自分のまちのことをよく知り、愛着を持ってもらうのが狙い。

一番街を訪れた観光客に時の鐘や蔵造り・菓子屋横丁などの説明をする土田さん(中央左)と長井さん=幸町の時の鐘で
一番街を訪れた観光客に時の鐘や蔵造り・菓子屋横丁などの説明をする土田さん(中央左)と長井さん=幸町の時の鐘で
小中学生6人が事前に3回の勉強会
 今年度は、公募で集まった小学5年から中学2年までの男女6人が参加。8月・9月・11月と、事前に3回の勉強会でしっかり知識を学習。
 本番当日は祭り袢纏(はんてん)姿で2人ずつコンビを組み、蔵の街の一番街・喜多院・本丸御殿の3つのグループに分かれ、サポート役の大人1人を伴って観光ガイドに挑戦しました。

「大好きな川越を皆に知ってほしい」
 一番街周辺を担当したのは、川越小5年・長井麻稀さんと山田小6年・土田真由香さん。
 長井さんは、前回に続き2回目の参加。「去年やって楽しかった。川越のことをもっともっと調べたいと思い、また申し込んだ」と話し、「勉強会で時の鐘や本丸御殿の由来など、いろいろ分かって面白かった。川越を訪れた人たちに、分かってもらえるように説明したい」などとやる気満々。
 土田さんは、初めての挑戦。タウンミーティングのときに子どもガイドを募集していることを知り、前から観光ガイドにあこがれていたので申し込んだ」といい、「川越は蔵造りの街並みなど昔の良いところや、おいしいものがいっぱいあって大好き。みんなに知ってもらいたい」などと話していました。

蔵の街並みや時の鐘・菓子屋横丁など解説
 2人は集まった観光客を前に、「菓子屋横丁はもともと問屋の集まりでしたが、関東大震災で東京でお菓子作りができなくなったことから東京に代わって駄菓子を作るようになりました。昭和の初めごろには70軒ほどが軒を並べるようになりました」「今から120年前の明治26年、川越大火で家を失った商人たちが、火に強い土蔵造りの店を構えるようになった。火事の多い冬場に火が吹き抜けないよう、北側に窓がないのが特徴です」などと、蔵の街並みや時の鐘・菓子屋横丁・川越城の堀跡などについて説明していました。

可愛らしい子ども観光ガイドが始まると、次第に大きな人垣が=幸町で
可愛らしい子ども観光ガイドが始まると、次第に大きな人垣が=幸町で
説明が始まると次第に大きな人垣が
 初めは数人を相手に始まったガイドも、小さな子どもが資料を片手に一生懸命説明する様子に道行く人らが次々に足を止めて集まり、次第に大きな人垣が。案内が終わるころには皆から大きな拍手が送られていました。
 投げ掛けられたより専門的な質問に対しては、市立博物館の指導主事・岡島光次さんが対応。子どもたちをサポートしていました。
 案内を聞いていた杉並区の市ノ瀬さん一家は「子どもたちが一生懸命説明してくれて、分かりやすかった。可愛らしく微笑ましかった。とても良い試みですね」などと話していました。

「歴史の重さ、多くの人に伝えたい」
 境内で菊まつりが開かれ、七五三の参拝客らでにぎわう喜多院では、川越小5年の飯野航大朗くんと初雁中1年の山口竜弥くんが観光ガイドに挑戦。2人は、五百羅漢や春日局化粧の間・家光誕生の間などを案内。
 飯野君は、昨年に続き2回目の参加。「去年やってみて楽しかったので、また応募しました。川越は歴史があって大好き」といい、「ぜひ、川越の良いところをたくさんの人に知ってほしい」などと話していました。
 山口くんは「小学生のときに授業で川越の歴史を学び、もっと詳しく知りたいと思うようになった。覚えたことを皆にも知ってもらいたいと思い、ガイドに応募した。川越が持つ歴史の重さを多くの人に伝えたい」などと意気込んでいました。

家光誕生の間や五百羅漢などを案内
 五百羅漢では「江戸時代の1782年に起こった天明の飢饉(ききん)で苦しむ人々を救うために、約50年かけて538体の羅漢が彫られたといわれています」「深夜に頭をなでていくと、一つだけ温かいものがあるといわれており、それは亡くなった親の顔に似ているのだという言い伝えがあります」「538体の中には眼鏡を掛けているものや、十二支のどうぶつを抱いているものなどもあります。探してみて下さい」などと説明していました。
 喜多院では、子ども観光ガイドの指導にあたった文化財保護審議会委員の松尾鉄城さんがサポート役で同行。
観光客らに配られた「子ども観光ガイド」特製のミニ半被折り紙
観光客らに配られた「子ども観光ガイド」特製のミニ半被折り紙
 「五百羅漢は男性ばかりが彫られていると思われていますが、最近の研究では女性も含まれているのではないかという説もあります。顔や体の前を隠している像が女性ではないかとみられています」など、より詳しい解説を加えていました。

「来年以降も定期的に行っていきたい」
 各会場では、時の鐘・五百羅漢・本丸御殿が描かれた子ども観光ガイド特製のミニ袢纏(はんてん)の折り紙が配られ、観光客の人気を呼んでいました。
 昨年の小江戸サミット開催をきっかけに始まった子ども観光ガイド。昨年度は同実行委員会の主催でしたが、今年度からは川越市観光課が主催。同課では「来年度以降も毎年、定期的に行っていきたい」としており、こうした試みは川越市をはじめ、西宮市や三島市・浜松市・南魚沼市・姫路市など全国各地でも広がりをみせています。
「子ども観光ガイド」の一生懸命な説明に、親子連れの観光客らから拍手が=幸町で
「子ども観光ガイド」の一生懸命な説明に、親子連れの観光客らから拍手が=幸町で
<トップページに戻る>


自宅周辺のキノコで食中毒
 70歳代の夫婦がめまい・しびれで搬送
        2013年11月13
(イラストはイメージです。本文とは関係ありません)
(イラストはイメージです。本文とは関係ありません)
自宅周辺のキノコ食べ
70歳代の夫婦が食中毒
 市内に住む70歳代の夫婦が12日夜、自宅周辺で採ったキノコを鍋に入れて食べたところ、めまいや手足のしびれに襲われました。
 2人は救急搬送先の医療機関で診察を受けた結果、毒キノコによる食中毒であることが判明。13日午後4時ごろ、医師が市保健所に食中毒の届け出を出しました。
 2人は既に回復しています。

キノコは残っておらず
種類などは特定できず
 市保健所の調査によると、2人は12日午後7時半ごろ、自宅周辺で採取したキノコを豚肉や野菜と一緒に鍋料理として調理。午後10時ごろにめまいや手足のしびれが起こったため119番通報したもの。
 キノコは残っておらず種類などは特定できませんが、見たことがないキノコだったといいいます。

「採らない・食べない・贈らない」
市が毒キノコの食中毒に注意喚起
 市食品・環境衛生課では「キノコは周囲の条件や時期によって見た目が大きく変わるので、図鑑などで調べて食べると危険」「安全とされる種類にそっくりな例もあるので、自然のキノコは『採らない(触らない)・食べない・贈らない(人にあげない)』を守ってほしい」などと話し、毒キノコによる食中毒に注意を呼び掛けています。
<トップページに戻る>


中高生が税の大切さなどつづる
 「税を考える週間」で表彰式
         2013年11月13
「税を知る週間」の一環として開かれた川越税務署管内の納税表彰式
「税を知る週間」の一環として開かれた川越税務署管内の納税表彰式


納税表彰式で式辞を述べる村上光義・川越税務署長
山瀬陽一郎・川越県税事務所長
山瀬陽一郎・川越県税事務所長
大井賀津子・川越税務副署長
大井賀津子・川越税務副署長
「税を考える週間」で中高生ら表彰
 「税を考える週間(11〜17日)」の一環として、川越税務署(村上光義署長)と管内税務協力団体協議会(大久保敏三会長)は、13日午後2時50分から川越税務署で納税表彰式を開催。
 管内の中学・高校生から公募した「税に関する作文」の優秀作品出品者を表彰したほか、納税の啓発や租税教育などに尽力した各種団体の代表らに感謝状などを贈りました。

若者が税の意味考えるきっかけに
 これは、次代を担う若者らに税の意味を考え大切さを理解してもらうとともに、広く一般に正しい納税についての意識を広めようと毎年開いているもの。
 式典では村上署長が式辞、山瀬陽一郎・川越県税事務所長が来賓を代表して祝辞。大貫賀津子・川越税務副署長が開式・閉式のことばを述べました。

管内中学校48校から作文4751点
 「中学生の税についての作文」には、管内の64校中48校(前年比4校減)から4,751作品(同82作品増)が寄せられました。
 このうち、川越市立東中3年の梅原優太君の「一蓮托生〜税とともに生きる〜」が全国納税貯蓄組合連合会長賞に、日高市立高麗中3年の瀧本朋佳さんの「税金に感謝して」が日本税理士会連合会長賞に選ばれました。
 このほか、川越市立城南中3年の坂本真彩さんら19人がさまざまな賞に輝いたほか、作文募集に協力したとして、ふじみ野市立花の木中と富士見市立東中に感謝状が贈られました。

全国納税貯蓄組合連合会長賞の作文を朗読する梅原優太君
全国納税貯蓄組合連合会長賞の作文を朗読する梅原優太君
高校は管内5校から作文1344点
 「税に関する高校生の作文」には、管内27校中5校(前年比1校増)から昨年より1,344作品(同44作品増)が寄せられ、星野高1年の原口さやかさんの「『税金泥棒』なんてよばせない!」が川越税務署長賞に、同高1年の寺崎奈月さんの「サイクル」が関東信越税理士会埼玉県支部連合会長賞に選ばれました。
 また、租税教育推進に協力したとして関東信越国税局長からふじみ野市立三角小に、川越税務署長からふじみ野市立福岡中に感謝状が贈られました。

「街のために税を使うことを誇りに」
 授賞式では、税に関する作文の受賞者代表2人が登壇し、それぞれの作品を朗読。
 「一蓮托生〜税とともに生きる〜」で全国納税貯蓄組合連合会長賞を受賞した東中3年の梅原君は、伊佐沼の美しさを表現しながら、自然環境をを守るために水質浄化や保全活動に税金が使われていること。湖畔で行われる市民憩いの花火大会や観光資源の整備などにも税金が役立てられていることなどをつづり、「この街を守るために税金が活かされ、僕たちも生きていきます。税金と先人たちの努力によって成し得たこの街をしっかり引き継ぎ、この街のために税金を使うことを誇りと思える大人になりたいです」などと話しました。
関東信越税理士会埼玉県支部連合会長賞の作文を朗読する寺崎奈月さん
関東信越税理士会埼玉県支部連合会長賞の作文を朗読する寺崎奈月さん
「税金は、支え・支えられるサイクル」
 「サイクル」で関東信越税理士会埼玉県支部連合会長賞を受賞した星野高1年の寺崎さんは、東日本大震災を目の当たりにしながらも募金程度しかできない自分の歯がゆい思いなどをつづり、「税金は、私たち一個人には不可能なことを可能にしてくれると思う。(中略)私も知らない人々の税金で支えられ生きている。支えられ、支えている。そういうサイクルがぐるぐると回って、これまでの日本は走り続けてきた。今私たちがそのサイクルを止めてしまったら、日本は前に進めなくなってしまうと思う」などと訴えました。

納税制度の啓発団体などに感謝状
 授賞式ではこのほか、申告納税制度の普及・発展や税務行政の適正運営に貢献したなどとして、高畠耕作・川越税務署管内青色申告会連合会監事ら7人が村上税務署長から表彰。細村淳・元県法人会連合会理事が国税長官表彰を、金井眞一郎・元県法人会連合会理事ら2人が関東信越国税局長表彰を受けたことが紹介されました。
 また、大久保義海・川越小売酒販組合理事ら7人が酒税の保全および酒類業組合等に関する法律実施に協力したとして村上署長から感謝状が贈られました。

表彰式後、記念撮影に臨む受賞者ら
表彰式後、記念撮影に臨む受賞者ら
受賞者を代表し挨拶する宮澤敏夫・川越法人会理事
受賞者を代表し挨拶する宮澤敏夫・川越法人会理事
「安心な社会作りに
税の重要性高まる」
 受賞者を代表して、川越税務署長賞の宮澤敏夫・川越法人会理事が挨拶。
 「わが国の社会経済情勢は内外ともに急激な変化を見せ、さまざまな課題が生じている。私たちが安心して暮らせる豊かな社会を作る上で、税の重要性はますます高まっていくと思う」などと話しました。
 この後、受賞者らは記念撮影し、会場を移して祝賀会で受賞を喜び合いました。

(写真は並木の川越税務署で)

 各表彰を受けた皆さん (出席者のみ・表彰順)
税についての作文や納税啓発などで表彰された皆さん
税についての作文や納税啓発などで表彰された皆さん(各写真はクリックで拡大)
国税長官表彰を受賞した細村淳・元県法人会連合会理事国税長官表彰を受賞した細村淳・元県法人会連合会理事
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける高畠耕作さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける高畠耕作さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける長井千代子さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける長井千代子さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける加藤章夫さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける加藤章夫さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける貫井茂子さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける貫井茂子さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける宮澤敏夫さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける宮澤敏夫さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける吉川賢二さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける吉川賢二さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける帯津正志さん
村上光義・川越税務署長(右)から税務署長表彰を受ける帯津正志さん
租税教育推進校として関東信越国税局長感謝状を受けるふじみ野市立三角小
租税教育推進校として関東信越国税局長感謝状を受けるふじみ野市立三角小

租税教育推進校として川越税務署長感謝状を受けるふじみ野市立福岡小
租税教育推進校として川越税務署長感謝状を受けるふじみ野市立福岡小
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の実施協力で感謝状を受ける帯津正志さん
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の実施協力で感謝状を受ける帯津正志さん
関東信越国税局長表彰を受賞した金井眞一郎・元県法人会連合会理事
関東信越国税局長表彰を受賞した金井眞一郎・元県法人会連合会理事
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の実施協力で感謝状を受ける鎌田文平さん
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の実施協力で感謝状を受ける鎌田文平さん
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の実施協力で感謝状を受ける水村一郎さん
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の実施協力で感謝状を受ける水村一郎さん
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の実施協力で感謝状を受ける安野哲雄さん
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の実施協力で感謝状を受ける安野哲雄さん
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の実施協力で感謝状を受ける山田昭治さん
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の実施協力で感謝状を受ける山田昭治さん
税に関する作文で川越税務署長賞を受ける星野高1年・原口さやかさん
税に関する作文で川越税務署長賞を受ける星野高1年・原口さやかさん
税に関する作文で関東信越税理士会県支部連合会長賞を受ける星野高1年寺崎奈月さん
税に関する作文で関東信越税理士会県支部連合会長賞を受ける星野高1年寺崎奈月さん
税についての作文で川越税務署長賞を受けるふじみ野市立大井中3年・上野愛美さん
税についての作文で川越税務署長賞を受けるふじみ野市立大井中3年・上野愛美さん
税についての作文で川越税務署長賞を受ける富士見市立西中3年・深田咲奈さん
税についての作文で川越税務署長賞を受ける富士見市立西中3年・深田咲奈さん
税についての作文で県租税教育推進協議会長賞を受ける星野学園中1年・相馬日奈さん
税についての作文で県租税教育推進協議会長賞を受ける星野学園中1年・相馬日奈さん
税についての作文で川越県税事務所長賞を受けるふじみ野市立福岡中3年・海老根ちひろさん
税の作文で川越県税事務所長賞を受けるふじみ野市立福岡中3年・海老根ちひろさん
税についての作文で県県飯能県税事務所長賞を受ける越生町立越生中3年・大野愛美さん
税についての作文で県県飯能県税事務所長賞を受ける越生町立越生中3年・大野愛美さん
税についての作文で管内税務協力団体協議会長賞を受ける霞ヶ関中3年・小川有香さん
税についての作文で管内税務協力団体協議会長賞を受ける霞ヶ関中3年・小川有香さん
税についての作文で日本税理士会連合会長賞を受ける日高市立高麗川中3年・瀧本朋佳さん
税の作文で日本税理士会連合会長賞を受ける日高市立高麗川中3年・瀧本朋佳さん
税についての作文で関東信越税理士会川越支部長賞を受けるふじみ野市立葦原中2年・車田智哉くん
関東信越税理士会川越支部長賞を受けるふじみ野市立葦原中2年・車田智哉くん
税についての作文で全国納税貯蓄組合連合会長賞を受ける東中3年・梅原優太くん
税についての作文で全国納税貯蓄組合連合会長賞を受ける東中3年・梅原優太くん
税についての作文で全国納税貯蓄組合連合会優秀賞を受けるふじみ野市立葦原中3年・益田雄真くん
全国納税貯蓄組合連合会優秀賞を受けるふじみ野市立葦原中3年・益田雄真くん
税についての作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受ける野田中3年・鬼沢実桜さん
税についての作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受ける野田中3年・鬼沢実桜さん
税についての作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受ける富士見市立西中3年・野本莉奈さん
税の作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受ける富士見市立西中3年・野本莉奈さん
税についての作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受けるふじみ野市立葦原中1年・藤本夏奈さん
税の作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受けるふじみ野市立葦原中1年・藤本夏奈さん
税についての作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受ける福原中3年・細野馨生那さん
税についての作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受ける福原中3年・細野馨生那さん
税についての作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受ける鯨井中3年・松丸文太くん
税についての作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受ける鯨井中3年・松丸文太くん
税についての作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受けるふじみ野市立葦原中2年・茂垣里美さん
税の作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受けるふじみ野市立葦原中2年・茂垣里美さん
税についての作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受ける霞ヶ関東中3年・八ツ藤祐希くん
税の作文で県納税貯蓄組合連合会優秀賞を受ける霞ヶ関東中3年・八ツ藤祐希くん
税についての作文で川越税務署管内納税貯蓄組合連合会長賞を受けるふじみ野市立大井中3年・上野愛理さん
川越税務署管内納税貯蓄組合連合会長賞を受けるふじみ野市立大井中3年・上野愛理さん
税についての作文で川越税務署管内納税貯蓄組合連合会長賞を受ける三芳町立三芳東中3年・後藤里菜さん
川越税務署管内納税貯蓄組合連合会長賞を受ける三芳町立三芳東中3年・後藤里菜さん
     
<トップページに戻る>


「重曹使って安心快適な生活を」
 北公民館で第13回「かんきょう祭り」
      2013年11月09日
村上香さん(右)の重曹を使ったクレンザーづくりの実演に見入る入場者ら
村上香さん(右)の重曹を使ったクレンザーづくりの実演に見入る入場者ら

身近な生活改善から環境考える
 身近な生活改善から地球環境を考えようという第13回「北公民館かんきょう祭り」が、9日午前9時から午後3時まで氷川町の北公民館(福田和佳枝館長)で開かれました。
 かんきょう祭りは、毎年この時期に開催。今回は「私たちが変わる・私たちが変える 世界につながる環境活動」がテーマ。

重曹を使った作りたてのクレンザーを手にする参加者ら
重曹を使った作りたてのクレンザーを手にする参加者ら
「重曹の力を生活に生かして」
 1階ロビーでは、自然素材を使った掃除を提唱するボランティアグループ「グリーン・プラネット・プロジェクト」の講師・村上香さんが、「重曹を使った環境にも自分にも子どもにも優しい生活」のテーマで講演。
 村上さんは「重曹は塩の一種で、人の体の中にもある安全・安心なもの。怖がらずにどんどん使ってほしい」などと切り出し、「重曹には物を研磨する力・酸化したものを中和させる力・水道水を軟水にする力・臭いを消す力・湿気を吸収する力・発泡する力などがあり、この性質をうまく利用すると家庭のさまざまなシーンで生活を安全で快適にすることができる」などと紹介。

重曹の性質と使い道について具体例を挙げて説明する村上香さん
重曹の性質と使い道について具体例を挙げて説明する村上香さん
重曹や酢が汚れを安全に分解
 村上さんは「食後の食器に残ったものは、元は食べ物。化学洗剤を使わなくても、桶に張ったお湯に重曹を溶かして食器を漬けておくだけで、一晩で分解されて軽く洗い流すだけで落ちるようになる。災害などで水がたくさん使えないときなどにも有効」
 「風呂で流す汗や垢(あか)・油・泥なども、複雑な石油製品の洗剤を使わなければいけないほど汚いわけではない。風呂場にカビが生えないようにするには、薄めたお酢を拭き掛けておくだけで防げるし、生えてしまったカビや蛇口回りの白い水垢などは、重曹が見事に分解してくれる」「トイレの汚れもお酢や重曹で十分落とせる」などと、具体例を挙げて説明。

男性も参加してエコクッキングを体験
男性も参加してエコクッキングを体験
館内各所で手づくりの工芸品など、環境に配慮したさまざまな品のバザーが
館内各所で手づくりの工芸品など、環境に配慮したさまざまな品のバザーが
ロビーでは焼きたてパンや有機野菜の販売も
ロビーでは焼きたてパンや有機野菜の販売も
洗顔・掃除・シミ取り・消臭も
 このほか、洗顔の際にアルカリ性の重曹が油などで酸化した肌の表面を中和してきれいにしてくれる効果や、服に付いてしまった食べ物のシミ取りやカーペット掃除、生ごみのぬめりや消臭に活躍する例などを挙げ、生活のさまざまなシーンで重曹がいかに有効かを紹介しました。

「水質汚染の65%は家庭廃水」
 講演を通じ、村上さんは「日本は工業廃水処理が改善した結果、水質汚染の65%が家庭廃水によるものといわれている。例えば、風呂のカビ取り剤などは流すとなかなか分解されない。複雑で分解されにくい物質が含まれる化学洗剤を使うより、重曹などの安全な物質をもっと活用していきましょう」などと呼び掛けました。
 講演会は立ち見も出るほどの盛況ぶり。
 約70人の市民が村上さんの話や、重曹を使ったクレンザーづくりの実演に見入っていました。

踊りや唄披露・バザーなども
 館内ではこのほか、市民グループによるフラダンスやコーラス・大正琴の演奏などの披露や、エコクッキング、キャンドルづくり、手作り品のバザー、有機野菜やパンの販売、花の苗配布なども。
 訪れた親子連れらは、各会場を回って楽しんでいました。

(写真は氷川町の川越市北公民館で)
市民グループによるフラダンスやコーラス・大正琴の演奏などに拍手喝采が
市民グループによるフラダンスやコーラス・大正琴の演奏などに拍手喝采が
<トップページに戻る>


「夜の川越も楽しんで」
 「灯りと音と文化の祭典」始まる
      2013年11月01〜04日
ハープのように浮かび上がった屏風(びょうぶ)の灯りと東邦音大生の生演奏のハーモニーに見入る観光客や親子連れら=仲町の鍛冶町広場で
ハープのように浮かび上がった屏風(びょうぶ)の灯りと東邦音大生の生演奏のハーモニーに見入る観光客や親子連れら=仲町の鍛冶町広場で

祭典は4日まで、照明はXmasまで
 夜景や生の演奏・グルメで夜の川越も楽しんでもらおうという試み「灯(あか)りと音と文化の祭典・川越蔵まちバル3」が、1日から(グルメは10月31日から)一番街大正浪漫夢通りなどで始まりました。
 祭典は4日(月)まで、ライトアップはクリスマスまでの予定。

滝や川のようにライトアップされた公園を散歩する親子連れら=幸町の埼玉りそな銀行川越支店脇で
滝や川のようにライトアップされた公園を散歩する親子連れら=幸町の埼玉りそな銀行川越支店脇で
ライトアップされた時の鐘は観光客らの人気スポット=幸町で
ライトアップされた時の鐘は観光客らの人気スポット=幸町で
滞在時間を増やそう
 これは、川越を訪れた観光客らにもっと長く滞在してもらおうと企画されたもので、市中心市街地活性化協議会(新津重幸会長)が主催。
 市や小江戸川越観光協会(粂原恒久会長)・川越商工会議所(大久保敏三会頭)が後援して実施。

国・市の補助受け
社会実験で実施
 まちづくり支援事業として、国と市から500万円ずつ計1,000万円の補助を受け、夜のにぎわい創出の社会実験として行われました。
 期間中、市内4カ所で来場者数を調査するほか、各店舗でのアンケートを実施。後日、結果をまとめて検証することになっています。

各商店は夜ならではの陳列やディスプレーで雰囲気づくり=幸町で
各商店は夜ならではの陳列やディスプレーで雰囲気づくり=幸町で
若手経営者らの企画がきっかけ
 祭典は昨年「若手経営者らの力を合わせた地域貢献を」とライトアップを企画した松山潤さん(料亭・山屋代表)や、谷島賢さん(イーグルバス社長)ら川越青年会議所OB約20人が、「これからは規模を拡大し、川越のまち全体を挙げてできないか」などと話し合っていたのがきっかけ。

各商店は夜ならではの陳列やディスプレーで雰囲気づくり=幸町で
各商店は夜ならではの陳列やディスプレーで雰囲気づくり=幸町で
各商店は夜ならではの陳列やディスプレーで雰囲気づくり=幸町で
官民力合わせ役割分担
 これに、飲食店組合・まちづくり川越・市産業振興課からなる「夜の食文化まつり部会」(松山潤部会長)、ロータリークラブ・小江戸川越観光協会・市観光課・文化芸術振興課などからなる「にぎわい事業部会」(一川宏也部会長)、川越蔵の会一番街商店街・市都市景観課からなる「小江戸川越ライトアップ部会」(原知之部会長)、イーグルバス川越商工会議所・市都市計画課からなる「事業管理部会」(谷島賢部会長)の4つのグループが、官民が一体となってそれぞれの分野で協力し合い、実行委員会を組織。
 5月ごろから話し合いを重ね、昨年実行委員長を務めた川越商議所の馬場弘顧問をまとめ役に、7月ごろから具体的なプランを練ってきました。

【灯り】伝統的建築物や町並みを彩る
 祭典の期間中は、時の鐘や蔵造りの商家のほか、明治から大正の建築様式を今にとどめる第八十五銀行(現・埼玉りそな銀行川越支店)や山吉ビル、川越商工会議所ビルなど歴史的建築物や町並みなどをライトアップ。山吉ビルの壁面には、立体映像を投射するプロジェクションマッピングも。
 今年は一番街につながる路地裏や寺院なども彩られるほか、各店舗が夜ならではのウインドーディスプレーに趣向を凝らしています。
 また、小江戸川越観光協会が同時に開催する観光ガイドツアー「行灯(あんどん)ウオーク」による、街路灯の祝色ピンク点灯などとのコラボレーションも楽しめます。

古い伝統や町並みの価値について話すトム・ヴィンセントさん(右)の話を聞く参加者
古い伝統や町並みの価値について話すトム・ヴィンセントさん(右)の話を聞く参加者
馬場弘・「灯りと音と文化の祭典」実行委員長
馬場弘・「灯りと音と文化の祭典」実行委員長
川合善明市長
川合善明市長
トム・ヴィンセントさん
トノループネットワークスのトム・ヴィンセント代表
大谷治子・エスプリライン専務
大谷治子・エスプリライン専務
【音・食】生演奏とグルメに浸る
 2日・3日の両日は午後2時から8時半まで、一番街や大正浪漫通りを歩行者天国にして開放。
 小江戸の風情に浸り、東邦音楽大(三室戸東光学長)や尚美学園大(松田義幸学長)の学生らによる生演奏を聴きながら、路上で食事が楽しめるオープンカフェが5カ所設けられます(4日は各ポケットパークなどに設置)。
 グルメとしては、参加が昨年の倍以上に増えた料亭や飲食店44店が特別限定メニューを提供。料理に応じ、3枚綴り(2,500円)・5枚綴り(4,200円)を利用した食事が楽しめます(残券は1枚800円の金券として参加店で利用可)。

開式で「外国から見た小江戸」講演
 1日午後3時半からは仲町の茶陶苑(山崎正博代表)で開会式が開かれ、馬場実行委員長と川合善明市長が挨拶。
 地域再発見のウェブマガジン「トノループネットワークス」の代表を務めるトム・ヴィンセントさんが、「外国から見た小江戸」のテーマで講演。
 全国各地に残る伝統的な技や町並み・デザインなどを紹介し、「古くなったものを取り払って新しいものを造るのは簡単。川越が古い町並みを守ることができたのは素晴らしいことで、もっとアピールしていいのではないか」などと話しました。

東邦音大の学生が演奏する中、馬場実行委員長(右)や川合市長(同2人目)らが点灯式でライトアップをカウントダウン。屏風が白く点灯=仲町の鍛冶町広場で
東邦音大の学生が演奏する中、馬場実行委員長(右)や川合市長(同2人目)らが点灯式でライトアップをカウントダウン。屏風が白く点灯=仲町の鍛冶町広場で
蔵の町並みの裏手にある寺院なども照明で独特の雰囲気に=末広町の行伝寺で
蔵の町並みの裏手にある寺院なども照明で独特の雰囲気に=末広町の行伝寺で
外国人のおもてなしには英会話必須
 また、川越出身者が創立し英会話の教材で全国的に有名になった(株)エスプリラインの大谷治子専務らが「商店街における外国語コミュニケーションへの取り組み」と題して講演。
 「外国人のおもてなしには英会話は欠かせません」などと話し、札の辻で迷っている外国人を案内する英会話など、具体例を挙げて説明しました。

生演奏で点灯式、ハープの屏風浮かぶ
 5時からは鍛冶町広場でライトアップの点灯式が行われ、東邦音大のトランペットアンサンブルが演奏する中、馬場実行委員長と川合市長が和服姿の女性らと共にカウントダウン。
 背景の屏風(びょうぶ)がハープのように白く浮かび上がり、観光客や親子連れらが光と音のハーモニーに見入っていました。

来年以降、運営費どう賄うかが課題
 日中は大勢の観光客でにぎわい、日暮れとともに人通りもぐっと減ることが多い川越ですが、この日はライトアップされた町並みを散策する親子連れや若いカップルの姿が多く見られました。
 実行委員会では「国の補助が不確定な来年度以降、運営費をどう賄っていくかが課題。9年後の市制100周年のイベントとして確立するよう、盛り上げていきたい」などと話しています。

ライトアップされた田中家ビル(左)と山吉ビル=幸町で
ライトアップされた田中家ビル(左)と山吉ビル=幸町で
ライトアップされた旧・第八十五銀行(現・埼玉りそな銀行川越支店)=幸町で
ライトアップされた旧・第八十五銀行(現・埼玉りそな銀行川越支店)=幸町で
ライトアップされた川越商工会議所ビル=仲町で
ライトアップされた川越商工会議所ビル=仲町で
<このページの先頭に戻る>   ▶ これより前のニュース短信へ   <トップページへ>