【ニュース短信保存庫 2011年8月】 
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交通規制反対が起こる理由は
 
市が北部中心市街地交通問題懇談会
        2011年08月30
一番街の交通規制に賛成・反対の立場から市民約60人が出席した北部中心市街地交通問題懇談会
一番街の交通規制に賛成・反対の立場から市民約60人が出席した北部中心市街地交通問題懇談会

参加した市民の質問に答える川合善明市長
参加した市民の質問に答える川合善明市長
藤條聡・都市計画部長
藤條聡・都市計画部長
辻幸二・都市計画部参事
辻幸二・都市計画部参事
根岸督好・都市交通政策課長
根岸督好・都市交通政策課長
宮元一彦・都市交通政策副課長
宮元一彦・都市交通政策副課長
「交通規制反対」の声に市長が懇談会
 一部市民から一番街の交通規制について反対運動が起こっていることから、川越市は30日午後6時半から8時すぎまで、元町の市役所で「北部中心市街地交通問題懇談会」を開催。
 川合善明市長らが公開の場で同施策について説明し、市民の意見や質問に答えました。

賛成・反対それぞれの立場で発言が
 この日は、事前に市の広報誌で開催を知った市民ら84人が参加。一番街周辺に暮らす人らも含め、賛成・反対それぞれの立場から挙手で発言しました。
 市からは川合市長のほか、同施策を担当する都市計画部から藤條聡部長と辻幸二参事、都市交通政策課から根岸督好課長と宮元一彦副課長が出席し説明しました。

「理解を得ながら時間かけ実現したい」
 冒頭、川合市長が方針について「3年間の検討の末、今年2月に検討委から提言を受けたが、東日本大震災の影響で市の方針決定が遅れた。一番街の一方通行は実現したい、実現しなければならないと考えているが、県と警察から『ソフト面でもっと努力すべき』との示唆を受け、渋滞緩和などの工夫をしつつ皆さんの理解を得ながら時間をかけて実現していきたいと考えている」などと説明。

賛成・反対それぞれの立場から意見・質問する市民ら
賛成・反対それぞれの立場から意見・質問する市民ら
賛成・反対それぞれの立場から意見・質問する市民ら
賛成・反対それぞれの立場から意見・質問する市民ら
「交差点改良なしで実施ありえない」
 参加した市民からは「交差点の改良なしで交通規制はありえない」「周辺の道路整備や渋滞緩和が先」「交通規制時の渋滞は許容できる範囲を超えている」「通園・通学児への配慮は」「安心して歩けるまちの実現は大切だが、市の態度は丁寧さに欠ける」「送迎バスは一番街を迂回すべき」「市役所〜松江町も一方通行にしては」「行政の進め方が遅い。試行的にやってみてはどうか」など賛否両論が。

「ソフト面で渋滞緩和策を探りたい」
 これらについて、市の担当者は「県道との交差点改良は簡単ではない」「ソフト面の施策をスピーディーに進めることで渋滞緩和を探りたい」「全市的にバスルートの見直しを運営会社と協議したい」「児童の安全についても考えている」などと説明しました。

「反対の立て看板は自主的に撤去して」
 また、市民からは「賛成の人も反対の人も、より良いまちづくりを進めたいという共通の立場から、こうした問題について話し合う場を新たに設けてはどうか」といった提案も。
 これについては、藤條部長が「今後、話し合いの場を設けていきたいと考えているが、メンバーは未定。冷静に話し合う場とするために、反対の立て看板は自主的に撤去してほしい」などと答えました。

3年半で13回に及ぶ検討委の意味は?
 今回問題となっている交通規制は、市内外から訪れる観光客や市民の安全を確保するためのもので、観光を重視する市発展のためにも避けて通れない課題。
 この問題については、2007(平成19)年8月以来、自治会長ら地元周辺住民の代表や関係機関のメンバー54人による「北部中心市街地交通円滑化方策検討委」(委員長・久保田尚埼玉大教授)の話し合いが、3年半で13回も繰り返されてきました。

交通規制による周辺道路への影響について話し合う自治会長や行政関係者ら=2月4日の第13回「北部中心市街地交通円滑化方策検討委」で
交通規制による周辺道路への影響について話し合う自治会長や行政関係者ら=2月4日の第13回「北部中心市街地交通円滑化方策検討委」で
社会実験(2009年11月15日)の一番街の通行止めで、迂回のため松江町交差点を先頭に石原町まで大渋滞したL字ルート
社会実験(2009年11月15日)の一番街の通行止めで、迂回のため松江町交差点を先頭に石原町まで大渋滞したL字ルート
交通規制は住民生活の影響対策が前提
 提言の骨子は「一番街を終日、北から南への一方通行とし、春や秋は一定の日曜・祝日を日中のみ歩行者天国にする。市が交通規制の実施を判断する際には、議論の過程で賛否両論あったことを尊重することを求める」というもの。
 しかし、これはあくまでも交差点改良などにより、周辺交通や住民生活への影響を最小限にすることが前提条件での内容。

反対運動が起こった最大の理由は…
 にもかかわらず今回の反対運動が起こったのは、これらの対策がまったく講じられていない中での実施が危ぐされたことによるもので、大渋滞が回避できなければ集客や日常生活に多大な影響が出ることが見過ごせないため。
 賛成・反対意見のそれぞれに納得できる論点があり、交差点改良を避けて今後の話し合いを進めても、この問題に再度ぶち当たることは必然とみられます。

松江町の交差点改良は手付かずの状態
 最大の課題は、右折帯がないために迂回車両が大渋滞を引き起こす「松江町」と「キリスト教会前(通称)」の交差点改良で、昨年5月の検討会で既に大きな問題として取り上げられていたもの。
 そのための道路拡幅計画は、住民への意見聴取や地権者との交渉を含め手付かずの状態で、その動きすら見えないために看板を立てての反対運動という結果に結び付いたと考えられます。

「計画決定後しか道路改良に動き出せない」
 これについて、川合市長は本紙取材に「道路改良には計画決定が必要で、5年はかかる。住民への説明や用地交渉・県への働き掛けは、それからにならざるをえない」などと説明。
 こうした市のこれまでの行政手法に、自治会の代表らからは「市は計画決定してから事業を進めるために、先に結論ありきで住民の声を聴く。それでは反対が起こるのは当然で、計画する前に住民の意見を聴いて調整する方法を探るべき」などの声が聞かれました。
(写真は元町の川越市役所で)
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「川越駅西口の市有地有効活用が課題」
 
理容・美容関係者とタウンミーティング
    2011年08月24
営業後、夜8時から開かれた理容・美容関係者とのタウンミーティング
営業後、夜8時から開かれた理容・美容関係者とのタウンミーティング

理容・美容師ら29人の声聞く
 さまざまな職業や分野の市民と話し合うことで、その声を市政に活かそうという「川合市長市長と語り合うタウンミーティング」今年度5回目は24日に小ヶ谷の市保健所で、理容・美容関係者ら29人を招いて開催されました。

参加者の意見や質問に答える川合市長
参加者の意見や質問に答える川合市長
午後8時開始で時間は30分短縮
 市側からは、川合善明市長のほか宍戸信敏副市長、尾崎利則・市民部長、水野典子・保健医療部長、田中倬・保健所長、長谷川隆・食品環境衛生課長らが出席。
 タウンミーティングはこれまで、夜間の場合は午後6時や7時ごろに開かれることが
多かったのですが、今回は理容店・美容室の営業が終わった午後8時から開催。このため、通常は1時間半の枠が1時間に短縮されての実施となりました。

最初の発言は債務上限条例の提案
 今回は「理美容関係者から見た川越」が仮のテーマでしたが、参加者は業界の話題にこだわらずに発言。
 最初に出たのは「市の借金を減らしていくため、債務上限条例を設けてはどうか?」といった、建設的な意見。
 これに対し、川合市長は「市の一般会計は約1,000億円で、特別会計も含めると約1,200億円の借金がある。毎年90億円を返済に充てているが、これ以上増やさないようにしなければならない」とし、「債務上限条例も一つのアイディアとして検討したい」と答えました。 

市民球場や駅前整備などについての質問や意見も
市民球場や駅前整備などについての質問や意見も
宍戸信敏副市長
宍戸信敏・副市長
尾崎利則・市民部長
尾崎利則・市民部長
一番街の交通規制について質問も
一番街の交通規制について質問も
「一番街一方通行は先延ばして周辺整備」
 「一番街で営業する美容室では一方通行の交通規制が営業に影響すると聞いているが、実施はどうなったのか?」については、川合市長が「いずれは一方通行にしたいという考えはあるが、当面先延ばしして周辺整備を進めたい。市民の皆さんの声を聞く会合も予定しています」などと答えました

「市営球場は新しいところに新設したい」
 「初雁球場はどうなるのか?」には、市長が「公式な試合ができる規模に改修するには27億円掛かるというので、新しいところに新設を考えているが、予算がないので候補地選定を含め先送りになっている」と回答。

「川越駅西口デッキは将来延長の考えも」
 「川越駅西口の駅前ロータリーを改修して駅からデッキを延ばすと聞くが、ふれあい拠点施設まで行けるようにしてはどうか?」の意見には、市長が「当面は駅前の車道を渡った先で降りるようにするが、将来的には様子を見て延長させることも考えている」などと答えました。
 西口駅前整備やふれあい拠点については、このほかにも意見や要望が。市長や宍戸副市長らが「皆さんのアイディアを寄せてほしい」と話していました。

「県道川越越生線の拡幅整備状況は?」
 霞ヶ関駅西側から的場駅の東を通り、八瀬大橋〜国道16号に至る県道「川越越生線」の整備拡幅の進捗状況についても質問があり、市長や尾崎市民部長らが「各年度の予算配分によって整備は着々と進められています」と答えました。

「川越駅西口の市有地有効活用が課題」
 会談後、川合市長は本紙の「一番課題だと感じたテーマは?」の質問に、「川越駅西口の駅前整備やふれあい拠点の問題も含め、市有地のしっかりした使い方を工夫して西口のにぎわいを創出できるよう、数年のうちに決めていかなければならないと思っている」と話していました。
(写真は小ヶ谷の川越市保健所で)
業界の話題にこだわらず、市制全般にわたる質問や意見を自由に話す理容師や美容師の皆さん
業界の話題にこだわらず、市制全般にわたる質問や意見を自由に話す理容師や美容師の皆さん
市民の意見を聞く(右から)川合善明市長、水野典子・保健医療部長、田中倬・保健所長、長谷川隆・食品環境衛生課長
市民の意見を聞く(右から)川合善明市長、水野典子・保健医療部長、田中倬・保健所長、長谷川隆・食品環境衛生課長
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宅地開発や駅前道路・公園など
 
今年度第1回「都市計画審議会」
     2011年08月23
市長から諮問された都市計画変更案について審議する委員ら
市長から諮問された都市計画変更案について審議する委員ら

都市計画変更について市長に答申
 新河岸駅周辺整備に伴う道路変更や、東田町の宅地開発に伴う土地利用転換、氷川町公園の移転などを諮る都市計画審議会が23日午後2時から新富町の川越プリンスホテルで開かれ、原案通り川合善明市長に答申することが決まりました

学識経験者や市民ら20人が審議
 審議会は市が都市計画の一部を変更する際に、議会に諮る前に学識経験者や有識者・一般市民などに変更内容を示して審議してもらい、計画に対する意見を求めるもの。
 今年度第1回目となった「第162回 都市計画審議会」は、学識経験者6人・市議7人・関係する行政職員2人・川越署員1人・一般市民4人の計20人で構成。松永勝治・元東洋大教授を会長に選任し、都市計画変更の内容について各担当の職員から説明を受けて質問や意見を出し合いました。

道路や地区計画など3件7項目
 今回審議会に諮られたのは、新河岸駅周辺整備に伴う用途地域や都市計画道路の変更、東田町の日清紡工場跡地の宅地開発に伴う地区計画変更、氷川神社南の氷川町公園縮小に伴う新たな氷川町公園設置計画についての3件7項目。
 いずれも、都市計画法に基づく案の縦覧や意見書の募集を既に済ませており、意見書は1件も寄せられませんでした。

新河岸駅周辺整備の伴う新たな都市計画道路
新河岸駅東西に
駅前広場や道路
 新河岸駅につながる都市計画道路はこれまで、砂新田の国道254号いなげや交差点(通称)から東武東上線新河岸駅西改札口前まで、区画整理により一直線に貫く道路が計画(1967年策定)されていました。
 しかし、区画整理は事実上困難との判断から計画を断念。同交差点から延びる従来の市道を幅16mに拡幅し、現在の東武ストア駐車場前を整備して造る駅前ロータリー広場(約3,200平方m)に直結させる計画(2015年度完成予定)に変更。
 さらに今後新設される同駅東口駅前広場(約3,100平方m)から東に延び、開発中の都市計画道「寺尾大仙波線」の延長と合流する駅前道路(幅14m)を新たに設置。同駅周辺の用途地域・制限などを変更するため、今回の諮問となりました。
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 審議委員からは「新河岸駅の橋上化は確定しているのか?」「近隣商業地域だったところが一部第二種住居地域に変更され建ぺい率が変わるが、既に建っている建物はどうなるのか?」などの意見・質問だ出されましたが、採決の結果異議はなく原案通り答申されることが決まりました。

東田町の日清紡工場跡宅地開発用地
東田町日清紡跡に257戸の宅地開発
 東田町の地区計画変更は、2009(平成21)年12月に正式撤退した日清紡工場跡地(現在は準工業地域・約5.4ha)を日清紡ホールディングスが宅地開発。3つの公園と調整池を有し、40坪以上の低層住宅257戸からなる住宅地を造ることになり、住環境を維持・保全するために新たに地区計画を定める必要が生じたため諮問。
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 審議委員からは「雨水調整池は、どのくらいの雨量に対応できるのか?」「準工業地域に宅地が開発されるのか? 周辺地域はどうなるのか?」「川越駅・市駅・本川越駅に近い場所だが、宅地開発以外の利用は検討されたのか?」「周辺の地価に与える影響は?」などの意見・質問だ出されましたが、採決の結果異議はなく原案通り答申されることが決まりました。

縮小される氷川公園と新設される氷川町公園
北公民館北側に氷川町公園を新設
 街区公園の都市計画変更は、これまで氷川神社から市が借地により開設していた同神社南側の「氷川公園」(宮下町1丁目・0.47ha)の土地を神社に一部返却することで、市の慰霊塔周辺(0.15ha)のみに縮小。代わりに、北公民館の北約45mに新たに多目的広場・遊具・砂場・トイレなどを備える「氷川町公園」(氷川町・0.32ha)を開設するため、今回の諮問となりました。
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 審議委員からは「新しい公園用地は現在、一部が北公民館の駐車場になっているが、今後どうなるのか?」「現在の公園を縮小して新設するのでは、川越の都市公園面積(現在1人あたり4.5平方mで、目標は6.8平方m)が増えることにならないのではないか?」「氷川神社から返却要請があったのか?」「市の慰霊塔へはどう入っていくことになるのか?」などの意見・質問だ出されましたが、採決の結果異議はなく原案通り答申されることが決まりました。
(写真は新富町の川越プリンスホテルで)
諮問された都市計画変更案について質問や意見を述べる審議委員
諮問された都市計画変更案について質問や意見を述べる審議委員
諮問された都市計画変更案について質問や意見を述べる審議委員
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交通死者、県内ワースト1
3カ月間、至上命令で事故防止

 
不名誉な交通事故特別対策地域に指定
   2011年08月22
道行く市民や買い物客に交通事故防止を訴える交通指導員ら
道行く市民や買い物客に交通事故防止を訴える交通指導員ら
道行く市民や買い物客に交通事故防止を訴える交通指導員ら

不名誉な「特別対策地域」に指定
 川越市は22日、交通事故による死者の急増で県知事から「交通事故防止特別対策地域」に指定されるという不名誉な事態に陥ったことを受け、新富町の丸広百貨店前で道行く人や買い物客らに事故防止を訴えました。

啓発グッズを渡して事故防止を訴え
啓発グッズを渡して事故防止を訴え
配られた反射板やたすき・パンフレットなど
配られた反射板やたすき・パンフレットなど
さいたま市と並び県内ワースト1
 特別対策地域の指定は、1月1日からの交通事故死者数が7月20日に過去3年間の平均(5人)を6人上回わる11人に急増したために受けたもの。
 7月15日から24日まで夏の交通事故防止運動を繰り広げたものの死亡事故に歯止めが掛からず、8月22日現在では2倍以上にあたる12人に達し、さいたま市と並んで県内ワースト1になっています。

特別対策本部で推進計画を策定へ
 今年、同地域に指定されたのは7月の草加市に次いで2例目で、川越市が指定されたのは2002(平成14)年以来9年ぶり。
 指定を受けたことにより8月21日から11月20日までの3カ月間は、市長を本部長とする特別対策本部を設置し策定した推進計画に沿って、 県・県教委・県警本部や関係機関・団体と協力し、集中して
交通安全対策を講じなければなりません。

特別対策開始式は雨天を理由に中止
 本来ならきょうは認識を共有し協力するために、市や自治連・交通安全協会・商議所・青年会議所・交通安全指導会・安全運転管理者協会・交通安全推進事業所協会など9団体が参加し、交通安全推進協議会の会長を務める川合善明市長が指揮を執って「交通事故防止特別対策開始式」が開かれる予定でしたが、交通死者が深刻な事態にもかかわらず「雨天」という理由だけで中止に。
 代わりに、市民部安心安全生活課の職員6人と交通指導員5人のみが、反射たすきやミニ反射板・自転車マナーのパンフレットやティッシュなどの啓発グッズを配って交通事故防止を呼び掛けました。

挨拶する内山久仁夫課長
挨拶する内山久仁夫課長
亡くなった12人中、9人が高齢者
 午前11時前から始まったキャンペーンでは、同課の内山久仁夫課長が挨拶。
 「亡くなった12人のうち9人が高齢者で、いずれも夜間反射板やたすきなどを身に付けていなかった。着用していれば防げた事故もあったのではないかと残念。また、多くの事故が交差点で起きており、高齢者や子どもたちに更に注意を呼び掛けていきたい」などと話していました。(今年の死亡事故は下の表参照。青字は夜間、赤字は主な特徴)


4つの重点項目で具体策講じる
 市では24日に交通事故防止特別対策推進計画会議を開き、「高齢者の交通事故防止」「交差点の交通事故防止」「自転車の交通事故防止」「市民に対する交通事故発生情報の積極的提供」の4つを柱に、具体的な交通安全策を策定する予定で、暗い交差点への照明設置や道路標識・看板の設置などハード面や、後楽会館での講話や学校・スーパー店頭での啓発活動などソフト面での対応を進めていくとしています。
(写真は新富町の丸広百貨店前で)
今年、市内で発生した死亡事故 (8月22日午後3時現在・川越警察署の資料より)
日付
発 生 時 刻
発生地内
発生地点
事 故 の 主 な 状 況
1月7日 午前8時10分頃
中福
交差点
軽自動車(34)が一時停止の場所を停止せず進行し、原付バイクと衝突。原付の運転手(37)が死亡
1月20日 午前11時20分頃
かすみ野2
交差点
普通乗用車(65)が交差点を右折の際、歩行者(93)を発見しつつブレーキ操作を誤り衝突、歩行者が死亡
3月7日 午後8時45分頃
下広谷
路上
車両が歩行者(65)と衝突して逃走、歩行者が死亡
3月23日 午後1時48分頃
宮元町
交差点
普通貨物車が国道を横断中の歩行者(75)と衝突、歩行者が死亡
3月27日 午前2時5分頃
かし野台1
交差点
普通乗用車が道路を横断中の歩行者(72)と衝突、歩行者が死亡
5月3日 午後6時40分頃
山田
路上
軽貨物車が店に入るため対向待ちしていた普通乗用車(51)に衝突。軽貨物車の運転手(56)が死亡
5月15日 午前1時頃
的場新町
交差点
信号機のない交差点で普通二輪車(19)と軽乗用車(32)が衝突。二輪車の運転手が死亡
7月7日 午前8時25分頃
霞ヶ関北1
交差点
普通乗用車(51)が交差点付近を直進中、右側から横断していた歩行者(77)と衝突、歩行者が死亡
7月16日 午後1時15分頃
通町
交差点
普通乗用車(49)が交差点右折の際、横断歩道を右側から渡っていた歩行者(78)と衝突、歩行者が死亡
7月24日 午前1時25分頃
下赤坂
路上
軽乗用車(37)が直線道路を進行中、右側から横断していた歩行者(77)と衝突、歩行者が死亡
7月29日 午後10時10分頃
旭町1
交差点
普通乗用車(33)が交差点を直進中、右側から横断していた歩行者(80)と衝突、歩行者が死亡
8月9日 午後8時35分頃
鯨井新田
交差点
普通乗用車(35)が交差点を直進中、横断歩道を右側から渡っていた歩行者(79)と衝突、歩行者が死亡
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体験談や詩の朗読で平和への思い
 
日色ともゑさんが川越で講演
     2011年08月21
日色ともゑさんと一緒の舞台でわらべ歌を歌いながら演じる子どもたち 日色ともゑさんと一緒の舞台でわらべ歌を歌いながら演じる子どもたち
日色ともゑさんと一緒の舞台でわらべ歌を歌いながら演じる子どもたち

日色ともゑさんが川越で講演
 劇団民藝の女優・日色ともゑさん(70)が21日、郭町の川越市民会館やまぶきホールで講演。舞台で子どもたちが演じるわらべ歌に合わせて川越の民話を朗読したり、子ども時代の戦争体験の紹介や詩の朗読を通じて平和への思いを話しました。
 日色さんは舞台公演などの合間を縫って、20年以上にわたり全国各地で朗読や講演を通じて戦争と平和について訴えています。

松尾美保子代表
松尾美保子代表
市の協働事業で市民グループが招く
 「日色ともゑ おはなしと朗読」と題された講演会は、市民グループの「Peaceやまぶき」(松尾美保子代表・25人)が主催。今年度の市提案型協働事業の一つとして川越市と市教委が後援して開いたもの。
 Peaceやまぶきは「平和でなければ文化は育たない。文化が暮らしにとけ込むように」との思いから、一昨年8月に朗読会を開いたメンバーらを中心に昨年5月、松尾さんらが市民グループとして結成。昨年は「千の風になって」の訳詞者・新井満さんを招いた講演会を開催、今回の講演会は約1年かけて準備を進めてきました。

子どもたちに囲まれ、川越の民話などを朗読する日色ともゑさん
子どもたちに囲まれ、川越の民話などを朗読する日色ともゑさん
公募の子どもたちが舞台で共演
 今回の講演会では、舞台で日色さんと共演する子どもたちを公募。市内や富士見市から集まった6〜12歳の男女22人が、2回の練習を経て舞台に立ちました。
 子どもたちは日色さんを囲み、川越が発祥の地とされる「とうりゃんせ」や、「はないちもんめ」「かごめかごめ」「あんたがたどこさ」「ひらいたひらいた」などのわらべうたを歌いながら、一生懸命演じていました。
 日色さんは、喜多院や伊佐沼、仙波郷や六地蔵などにまつわる民話を朗読。女優ならではの巧みな読み聞かせで、会場を民話の世界に引き込んでいきました。

少女時代の体験や詩の朗読で戦争話す
 後半では、日色さんが子どものころに体験した戦争や俳優になったいきさつなどを中心に講演。戦中・戦後の社会を描いた茨城のり子さんや花森安治さんの詩の朗読を交えながら、平和の大切さを訴えました。
 日色さんは、太平洋戦争が始まった1941(昭和16)年に日本橋の蛎殻町で生まれたが父親と疎開していたため3月10日の大空襲を免れたこと、丸焼けになったまちの様子を生き残ったおばから聞いたことなどを紹介。
 「自分にとって戦争とは東京大空襲のイメージだったが、小学5年生のとき新藤兼人監督の『原爆の子』を見てものすごく衝撃を受けた」といい、「一瞬にして命が奪われる戦争の恐ろしさや平和の大切さを伝える心がその時に目覚め、後に俳優として生涯を通じ訴えていくことになった」などと話しました。


空襲で消える命の話に涙する人も
 1時間半以上にわたり、柔らかな語り口で静かに戦争の恐ろしさを語る日色さんの講演に、会場を訪れた約300人の聴衆はじっと聞き入り、時折ハンカチで目頭を押さえる光景も。
 新宿町から夫婦で来たという鈴木さんは「父から聞かされた空襲の話を思い出し、様子がまぶたに浮かんで涙が止まらなかった。罪のない親兄弟が、なすすべくもなく焼けただれて死んでいくなんて許せない。子どもたちに、そんな思いは二度とさせたくない」などと話していました。
(写真は郭町の川越市民会館やまぶきホールで)
柔らかな語り口で静かに戦争の恐ろしさを訴える日色ともゑさん
柔らかな語り口で静かに戦争の恐ろしさを訴える日色ともゑさん
会場を埋めた人らは日色さんの講演にじっと聞き入り、時折ハンカチで目頭を押さえる姿も
会場を埋めた人らは日色さんの講演にじっと聞き入り、時折ハンカチで目頭を押さえる姿も
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子どもたちに教えながら学ぶ
 
川工生が「たまご学校」
で小学生を指導      2011年08月20
風船とドライヤーを使った寺山弘校長(右)の流体力学の話に聞き入る子どもたち
風船とドライヤーを使った寺山弘校長(右)の流体力学の話に聞き入る子どもたち

教員が見守る中、高校生のお姉さんがステンシルのつくり方を丁寧に指導
教員が見守る中、高校生がステンシルのつくり方を丁寧に指導
高校生が小学生に教えながら学ぶ
 高校生がふだん自分たちが学んでいることを子どもたちに教えることで、自分たちの知識や技術をさらに磨こうという「たまご学校」が、20日午前9時45分から午後3時45分まで西小仙波町の県立川越工業高校(寺山弘校長・812人)で開かれました。

研究者・技術者のたまごが先生役
 「たまご学校」は国・県の委嘱で2005(平成17)年度から始まった、研究者・技術者のたまごである高校生が日ごろの学習成果を活かして先生役を務めるもの。
 全国的にも珍しい取り組みで、同校では毎年夏休みのこの時期に開いています。

ステンシルによるハンカチプリントは女の子に人気の講座
ステンシルによるハンカチプリントは女の子に人気
ゴーグルを着け、本格的な旋盤を使って風鈴作りに挑戦
ゴーグルを着け本格的な旋盤を使って風鈴づくりに挑戦
スライムづくりは材料を正確に計るのがコツ
スライムづくりは材料を正確に計るのがコツ
液体窒素でコーラを凍らせると…
液体窒素でコーラを凍らせると…
ガラスに模様を削るサンドプラストはお母さんも興味津々
ガラスに模様を削るサンドプラストはお母さんも興味津々
初めてのハンダ付け体験に「難しいけど面白い!」
初めてのハンダ付け体験に「難しいけど面白い!」
子ども大学かわごえの118人が受講
 7回目の今回は、昨年に続き「子ども大学かわごえ」(望月修学長・170人)の小学3〜6年生118人や保護者ら約50人が参加。
 川工の井上茂雄教頭ら教員20人の監修の下、デザイン科・化学科・電気科・建築科・機械科の2〜3年生55人が講義しました。

化学・電気・建築・機械など6つの講座
 この日、行われたのは「ステンシルによるハンカチプリント(デザイン科)」「液体窒素(化学科)」「サンドブラスト(同)」「スライムづくり(同)」「LEDライト製作(電気科)」「蔵造り模型製作(建築科)」「旋盤による風鈴製作(機械科)」の6講座。
 子どもたちはこれらのうち、午前と午後に希望する1講座ずつを選んで受講しました。

ハンカチプリントや液体窒素の実験
 ステンシルプリントでは、自分たちがデザインした絵柄に型紙をくり抜き、顔料でハンカチを染めてアイロン掛け。女の子に人気が集まっていました。
 液体窒素の講座では、子どもたちにボールやコーラなどがマイナス196℃で瞬間冷凍する実験を披露。目の前で起こる不思議な現象に、子どもたちは大喜びしていました。

サンドブラストやスライムづくりも
 サンドブラストは、自分たちが描いた絵柄をくり抜いた型紙をガラスに貼り、細かい金属の粉を吹き付けて表面を削ることで、部分的に曇りガラスの絵柄を作る技術。お母さんらも熱心に見守る中、子どもたちはアルミニウムの粉で絵柄が描かれていく様子に見入っていました。
 スライムづくりは、普通の糊(のり)と水に硼砂(ほうしゃ)を加えて混ぜることでゼリー状のスライムができる様子を体験。材料の配分が重要なため、子どもたちはビーカーや試験管を使い真剣に計って混ぜていました。

ハンダ付けや本格的な旋盤にも挑戦
 LEDライトの製作では、単四電池ケースにLEDを配線。高校生のお兄さんたちに教えてもらいながら、初めてのハンダ付けに真剣に挑戦していました。
 風鈴の製作では、子どもたちがゴーグルを着けて本格的な旋盤で金属を削り、穴を開けて風鈴に仕上げていきました。

1週間、3〜4人が半日掛かりで用意した蔵造りの模型のつくり方を説明
1週間、3〜4人が半日掛かりで用意した蔵造りの模型作りを説明
風船とドライヤーで流体力学について分かりやすく話す寺山弘校長
風船とドライヤーで流体力学について分かりやすく話す寺山弘校長
子どもたちの教材づくりで技術磨く
 蔵造り模型製作では、ステンシルボードで作られたパーツを接着剤で慎重に貼り合わせ、色を塗って蔵の貯金箱づくり。
 部品は別役壱与教諭指導の下、2〜3年生3〜4人が毎日半日ずつ1週間かけて用意したもので、精巧そのもの。この準備で自分たちの技術にも磨きが掛かったといいます。

校長も風船とドライヤーで特別講義
 閉校式では、寺山校長が流体力学について特別授業
 風船とヘアドライヤーを使いながら、風の流れによって物体が引き寄せ合う性質を分かりやすく説明すると、子どもたちは興味深そうに聞き入っていました。
 寺山校長は「自然界の現象には必ず理由があります。原因を探るために、失敗を恐れずに実験や研究を繰り返すことで自然に力が身に付いていきます。いろんな人と力を合わせ、あきらめないで頑張る力を養ってください」などと子どもたちを励ましました。

製作中の電車に試乗し大喜び
 最後に、子どもたちは電気科が製作中の電車に試乗
 これは同校が毎年10月最後の週末に開催の学園祭で、校庭内を走らせる本格的な軌道列車。君島栄教諭の指導の下、
生徒15人が4月から取り掛かっているもの。
 この日は、ほぼ完成した台車に子どもたちを乗せ、人力でレールの上を走りました。


お昼はみんなで楽しく弁当を食べながらおしゃべり
お昼はみんなで楽しく弁当を食べながらおしゃべり
電気科の生徒15人が制作中の電車に試乗して大喜び
電気科の生徒15人が制作中の電車に試乗して大喜び
「液体窒素もっと知りたくなった」
 初めて参加した目崎愛里さん(武蔵野小4)は「ステンシルやLEDライトなど、やったことがないことを教えてもらい、楽しかった」、深澤幸紹くん(今成小5)は「旋盤で風鈴を削るのは初めてだったけど、思ったよりうまくできた。やって良かった」、肥留間梧くん(仙波小6)は「楽しかった。液体窒素のことがもっと知りたくなった」などと感想。

昨年に続き参加の子も大満足
 昨年に続き参加の小島梨緒さん(東小6)は「去年は蔵造りの模型とハンカチを作った。今年はLEDライトとサンドブラストに挑戦します。いろんなものが作れて楽しい」と満足そう。
 今回も兄弟で参加した野村亮輔くん(第一小6)と裕輔くん(同5)は「ふだんは鬼ごっこや缶蹴りで遊ぶのが好き。LEDライトづくりはハンダ付けが難しかった」「ブロックでいろんなものを作るのが好き。組み立てるのは難しかったけど楽しかった」などと話していました。
(写真は西小仙波の県立川越工業高校で)
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給食の食材に関心集まる
 
市学校給食センターが見学会
       2011年08月18日
給食マンと一緒に大鍋混ぜに挑戦
給食マンと一緒に大鍋混ぜに挑戦
野菜を一気にみじん切りにする機械にびっくり
野菜を一気にみじん切りにする機械にびっくり

学校給食センターを市民に公開
 福島原発の事故以来、食材に対する放射能汚染に保護者らの関心が集まる中、川越市は毎年恒例の学校給食センター見学会を開催。18日午前9時半から午後2時まで、一般市民に菅間の同センター(牛窪靖夫所長・69人)を開放して施設や日ごろの作業内容などを紹介しました。

今年は省エネで時間繰り上げ実施
 同センターの見学会は2008(平成20)年から始まり、今回が4回目
 例年は午前10時から午後3時までの開放でしたが、今年は全市を挙げての省エネ対策のため、電力使用量がピークを迎える午後2時以降を避けて開始・終了時間を早めての実施となりました。

食器が次々と自動で洗浄・乾燥されていく工程に「すっごーい」
食器が次々と自動で洗浄・乾燥されていく工程に「すっごーい」
自分たちで選んだ野菜が、子ども1日に必要な300gに届いたか計りでチェック
自分たちで選んだ野菜が、子ども1日に必要な300gに届いたか計りでチェック
4つのセンター職員らが対応
 この日は、市内に4つある学校給食センターから集まった職員や調理員ら約110人が対応。
 訪れた見学者に、食材の計量室・洗浄室・処理室や焼き物・揚げ物・釜・鍋物の調理設備、食器の洗浄・消毒機、食器保管施設、エアシャワー設備など各施設を案内しました。

自分に必要な野菜量など体感
 この日、最初に訪れたのは松郷の「風の子保育園」と「同第二保育園」の園児ら18人。他の親子連れらに交じって施設を見学しました。
 食材の計測コーナーでは、子どもが一日に必要な野菜の量(約300g)を当てるクイズに挑戦。ピーマンやニンジン、タマネギやトマトなど、自分たちで選んだ食材をトレイに取ったものを計りに載せてチェックし、自分たちが毎日食べなければいけない量を体感していました。

ほこりを一気に飛ばすエアシャワールームも体験
ほこりを一気に飛ばすエアシャワールームも体験
川越のマスキャラ「トキモ」と一緒に記念撮影
川越のマスキャラ「トキモ」と一緒に記念撮影
素早い大量調理設備にびっくり
 園児らは食材の模型が調理器から出てくる様子に興味津々で、大好きなハンバーグや卵焼きに大喜び。たくさんのおかずが素早く調理される仕組みに驚いていました。
 また、大量の食器が自動で洗浄・消毒される機械の前では、手際よく処理されていく様子に見入っていました。
 お母さんと一緒に見学した三久保町の西野さん(小4)は「見学は初めて。給食がどの様に作られているのか興味があった。思ったより大規模で、楽しかった」などと話していました。

食材について保護者から問い合わせ
 学校給食を所管する市教委学校給食課によると、震災後の計画停電の影響で3月15日から学期末まで主食と牛乳のみの限定メニューとなったほかは、調理施設等に大きな被害はありませんでした。
 また、原発事故以降は保護者から食材についての問い合わせが多く寄せられ、放射線を浴びている恐れのある食材の使用を心配する声がある一方で、「被災地を応援するために安全が確認された食材は積極的に活用すべき」といった声もあるといいます。

コメは全て川越産・牛乳は県内産
 給食の食材について、市では「産地にこだわらず、安全性が確認されたものを使っている」としており、コメは100%が川越産・牛乳は100%が県内産のものを使用。野菜は約2割を目標に川越産を使っています。

新学期から牛肉の給食使用を中止
 なお、東北地方の稲わらを食べて育った各地の牛から基準を超える放射線量が検出されたことから、市では全頭検査で安全性が確認される体制が整うまで、新学期以降の牛肉使用を全面中止(これまでは月1回程度使用)することを決めています
(写真は菅間の市学校給食センターで)
 
「あ、ハンバーグだ!」グリルから出てきた模型に大喜び
「あ、ハンバーグだ!」グリルから出てきた模型に大喜び
女の子は本物そっくりの卵焼きの模型に興味津々
女の子は本物そっくりの卵焼きの模型に興味津々
野菜洗浄シンクからミニトマトの模型をすくう園児ら
野菜洗浄シンクからミニトマトの模型をすくう園児ら
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テーマは「ともに歩む未来へ」
 
市制施行90周年記念事業実行委が発足
      2011年08月18
各種団体の代表者ら128団体の156人が出席して開かれた「市制施行90周年記念事業実行委員会」の第1回総会
各種団体の代表者ら128団体の156人が出席して開かれた「市制施行90周年記念事業実行委員会」の第1回総会

来年の市制90周年向け実行委が発足
 来年12月1日に川越が市になって以来90周年を迎えるにあたり、1年間にわたり記念事業・行事を行うための実行委員会(会長・川合善明市長)が18日に発足。午後1時半から元町の川越市役所で第1回の総会を開きました。

世代超え共に歩む未来への第一歩に
 川越市は1922(大正11)年に埼玉県で初めて市制を施行。県南西部の中心都市として発達し、2003(平成15)年には県下で初めての中核市になりました。
 90周年記念事業は、少子高齢化や人口減少社会を迎える中で快適で安心できる暮らしづくりを目指し、世代を超えて明るく元気に暮らしていくための第一歩とするためのもので、テーマは「ともに歩む未来へ かわごえ90」。

5つの基本目標で1月から1年間
 基本目標は5つの柱からなり、誰もが気軽に参加し・ふれ合う「90周年をみんなで祝おう」、これまで受け継がれ培われてきた歴史・文化・伝統を学び体験する「市の歴史や文化を知ろう」、自分が暮らす地域にふれ生活環境の向上に取り組む「快適で安心なまちを目指そう」、まちの将来や若者・子どもたちが求める未来を共に考える「市の将来について考えよう」、スポーツや芸術にふれながら心豊かに過ごす「心豊かな時を過ごそう」を中心に、来年1月1日から12月31日まで事業が進められます。
川合善明市長
川合善明市長
大野英夫副市長
大野英夫副市長
128団体の代表ら156人が出席
 この日開かれた第1回総会では、市民参加による事業を円滑に進めるために選ばれた128団体の代表者ら156人が出席。
 開会にあたり、川合市長が「実行委は市が行う事業とは別に、それぞれの人が主催者となって記念事業を企画・実施するという大変重要な役割を担っている。厳しい財政状況の中、皆で知恵を出し合って1人でも多くの市民が参加でき記憶に残る有意義な記念事業を行いたい」と挨拶。大野英夫副市長が、これまでの準備委員会の経過について報告しました。
 続いて互選により、三上喜久蔵・市議会議長、栗原博司・自治連会長、大久保敏三・商議所会頭の3人が副会長に、山田英夫・いるま野農協地域理事代表ら12人が理事に選任されました。

11月の総会以降に具体的な内容
 各実行委員は、9月20日までに各々の記念事業や行動計画書をまとめて提出。11月に開かれる理事会・総会に諮ることになっており、具体的な事業内容が明らかになるのはそれ以降になる見込みです。
 市ではあす19日まで、市内に在住・在勤・在学する市民から広く記念事業のアイデアを募集しています。
記念事業についての詳しい問い合わせは、政策企画課 広域企画担当 Tel.224-5503(直)へ。
(写真は元町の川越市役所で)
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漫画家12人が戦争体験など描く
 
日中国交回復40年記念し作品60点
        2011年08月09日〜14日
入場者の中には中学生や高校正など若者の姿も
入場者の中には中学生や高校生など若者の姿も
作品を寄せた(右上から)赤塚不二夫・山内ジョージ・高井研一郎・森田拳次・北見けんいち・上田トシコ・古谷三敏・ちばてつや・林静一・バロン吉元・山口太一・横山孝雄の皆さん
作品を寄せた(右上から)赤塚不二夫・山内ジョージ・高井研一郎・森田拳次・北見けんいち・上田トシコ・古谷三敏・ちばてつや・林静一・バロン吉元・山口太一・横山孝雄の皆さん
初日から大勢の人が訪れた展示会場
初日から大勢の人が訪れた展示会場

漫画を通じ、戦争の怖さや平和の大切さ
 幼少時代に中国で戦争を体験し、日本に引き揚げてきた経験を持つ漫画家12人の作品を通じ、風化しつつある戦争の恐ろしさや平和の大切さを伝えようという漫画展「中国からの引き揚げ〜少年たちの記憶」が、9日から郭町の川越市立美術館で始まりました。
 漫画展は入場無料で、14日(日)まで。時間は午前10時〜午後5時(最終日は午後3時まで)。

人気漫画家12人の説明付き作品60点
 展示されているのは、「中国引揚げ漫画家の会」メンバーの赤塚不二夫・上田トシコ・北見けんいち・高井研一郎・ちばてつや・林静一・バロン吉元・古谷三敏・森田拳次・山内ジョージ・山口太一・横山孝雄さん(50音順)が描いた戦争体験の作品54点と、東関東大震災の被災地を応援する作品6点の計60点。
 一枚一枚に作者などが書いた説明やコメントが添えられ、子どもの目から見た戦争や暮らし・まちの様子などが伝わってきます。

集まった実行委員らに展示作業について説明する日本中国友好協会の円山至副理事長(中央)
集まった実行委員らに展示作業について説明する日本中国友好協会の円山至副理事長(中央)
天井に届きそうな脚立に上って、慣れない作品展示作業に挑戦する実行委員ら
天井に届きそうな脚立に上って、慣れない作品展示作業に挑戦する実行委員ら
到着した作品を箱から出して準備する実行委員ら
到着した作品を箱から出して準備する実行委員ら
日中国交回復40年で全国を巡回展示
 漫画展は日本中国友好協会が国交回復40年(来年)を記念し、昨年4月から全国各地を回って開催。
 川越市はさいたま市に続き28番目(県内では2番目)で、最終的には全国50カ所以上を巡る計画。

周辺市町や各教育委、本紙などが後援
 川越での開催は「漫画展実行委員会」(木下富枝子代表・22人)が主催、市・県・市教委・県教委・周辺各市町と教育委員会・小江戸新聞社などが後援。
 実行委員会は、自らも引き上げの経験を持つという元・新宿町保育園長の木下さん(79)が、友人で作家の平松伴子さん(70)や、平松さんの夫で日本中国友好協会の埼玉支部理事も務める平松辰雄さんら22人で結成。これまで会場の手配やPR、チラシの準備などを進めてきました。

実行委員ら力合わせ不慣れな展示作業
 展示会初日の9日は、午前10時にメンバーら18人が市立美術館に集合。同協会の円山至副理事長の指示に従い、到着したばかりの作品をチェック・分類しながら会場に展示していきました。
 メンバーは美術展の準備など初めての人ばかり。天井まで届きそうな脚立に上ってワイヤーを吊り下げ、力を合わせながら昼までに一枚一枚丁寧に作品を展示していきました。

幅広い年齢層の人たちが熱心に見入る
 午後1時から始まった初日の展示会では、会場と同時に市内外から大勢の人らが入場。
 戦争を体験した人や、幼いころ両親から話を聞いたことのある人、戦争をまったく知らない世代など、幅広い年齢層の人が会場を訪れ、一枚一枚じっくりと作品に見入っていました。

「子どものころ聞いた両親の話、思い出した」
 日高市からお母さんと来たという大沢さん(中3)は「漫画と説明を見て、ちょっと怖かった」と話し、お母さんは「親も戦後生まれなので戦争についてあまり知らなかったが、大変なことがあったんだなとあらためて感じました」と話していました。
 友達と2人で来たという東中1年の福原さんと古屋さんは「戦争の絵はよく分からなかったけど、人気漫画家が描いた頑張れ東北の絵が印象的ですごく良かった」「東北のために、みんな一生懸命応援しているんだと思った」などと感想。
 寺尾から来た石川さん(59)夫妻は「中学のころまで両親から聞いていた、満州時代の話を思い出した。バロン吉元さんが描いたアジア号の絵が印象的だった」「赤塚不二夫さんの描いた子どもの手を引いて歩くお母さんの絵を見て、みんな必死に生きていたんだと思った。生前に義母から聞いた、満州から引き揚げるときにポケットをいっぱい付けたリュックを作って、いろんなものを詰めて船に乗った話を思い出した」などと話していました。

(写真は郭町の川越市立美術館で)
「中国からの引き揚げ〜少年たちの記憶」と「がんばろう東北」の主な作品(順不同・敬称略)
バロン吉元
バロン吉元
赤塚不二夫
赤塚不二夫
ちばてつや
ちばてつや
北見けんいち
北見けんいち
一枚一枚、漫画とコメントにじっくり見入る入場者
漫画とコメントに見入る入場者
横山孝雄
横山孝雄
山口太一
山口太一
林静一
林静一
高井研一郎
高井研一郎
森田拳次
森田拳次
ちばてつや
ちばてつや
山内ジョージ
山内ジョージ
上田トシコ
上田トシコ
森田拳次
森田拳次

古谷三敏
古谷三敏
所ゆきよし
所ゆきよし
クミタリュウ
クミタリュウ
会場を訪れた人の年齢層や戦争に対する思いはさまざま
会場を訪れた人の年齢層や戦争に対する思いはさまざま
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入間川氾濫で空・陸・水中で救命
 
大規模水害に備え市が水防演習
    2011年08月07
ダイバーが水中から救出した人をボートで引き上げ、救急搬送する消防隊員ら
ダイバーが水中から救出した人をボートで引き上げ、救急搬送する消防隊員ら
堤防裏面の漏水を土のうで防ぐ「月の輪」
堤防裏面の漏水を土のうで防ぐ「月の輪
堤防を越す水を防ぐ「改良積み土のう」
堤防を越す水を防ぐ「改良積み土のう
平成以降の主な市内の水害
発 生 日
原 因
被 害 場 所
H.2年11月29日 台風28号 岸町1、仙波4、木野目、砂新田1、寺尾
H.3年9月19日 台風18号 岸町1、砂、木野目
H8年9月22日 台風17号 岸町1、砂新田、砂、木野目、上新河岸など
H10年8月6日 大雨 連雀町、中原町、松江町、小仙波町2、仲町、久保町
H10年8月28日 集中豪雨 岸町1・2、砂、下新河岸、南大塚、牛子、木野目など
H10年9月15日 台風5号 岸町1、砂、南田島、寺尾、上新河岸など
H11年8月14日 集中豪雨 岸町1・2・3、古谷上、木野目、砂、寺尾
H11年8月24日 集中豪雨 岸町2・3、砂、旭町3、砂新田1
H12年7月7日 台風3号 寺尾、扇河岸、岸町1、府川、砂新田上、木野目、南田島
H12年9月11日 台風14号 岸町1、小仙波町4、砂新田、砂、扇河岸など
H20年8月28日 集中豪雨 旭町1・2・3、岸町1・3、小仙波町2、寿町1、中原町1・2、木野目、南田島、寺尾、霞ヶ関東5
大規模水害に備え、300人超が参加
 川越市と川越地区消防本部は7日午前8時半から入間川河川敷の上戸運動公園(上戸小前)で、水防団員や消防局員・市防災幹部や市議ら300人以上が参加し、大規模な水害発生に備えた水防演習を行いました

川に囲まれた川越、2年に1回演習
 川越市は入間川や荒川など、市の西・北・東側を大きな河川に囲まれており、台風やゲリラ豪雨など水害に対する警戒は不可欠。
 平成に入ってからも、台風や集中豪雨により床上・床下浸水や道路冠水など、11回の水害(別表参照)が発生しています。
 市では住民の安全を守り、水防に対する関心を深めてもらおうと、2年に1回この時期に演習を開催
しています。

新潟・福島の大災害、記憶に新しく
 演習は大型で強い台風が県下を襲い、荒川や入間川の水位が上昇して氾濫の危険な状態に陥ったと想定して実施。
 先月、台風6号により新潟・福島地方が観測史上最大の集中豪雨により甚大な被害がもたらされたばかりとあって、訓練も実践さながらに熱のこもったものとなりました。

実践さながら、氾濫未然に防ぐ
 演習では、参加した市内12の水防団280人のうち154人が、日ごろの訓練成果を披露。
 情報を受けた本部からの指令により、流水をせき止める「土のう作り」、水に流されないよう支えとして打つ「竹とげ・杭ごしらえ」、ロープで繫いだ樹木で水流を弱める「木流し」、堤防表面をシートなどで保護する「表むしろ張り」、竹を組んで堤防が流されないようにする「五徳縫い」、堤防裏面の漏水を止める「月の輪」、堤防を越す水を防ぐ「改良積み土のう
など、氾濫を未然に防ぐ工法が繰り広げられました。

溺れた人をロープで引き上げ救出する県防災ヘリ
溺れた人をロープで引き上げ救出する県防災ヘリ
遠巻きに演習を見学する市民の姿も
遠巻きに演習を見学する市民の姿も
川合善明市長
川合善明市長
大野英夫副市長
大野英夫副市長
ヘリやボート、ダイバーら
空・陸・水中から救命訓練
 続く水難救助訓練では、消防局員らが川で溺れた人や中州に取り残された人らを救出。
 中州に打ち込んだロープをたどってボートで助けたり、ダイバーが潜って救出した人をボートに引き上げて救急搬送、県防災ヘリで水面から溺れた人を救出する様子などが繰り広げられました。

炎天下、消防団員ら汗だく
 この日は日差しが照りつけ、最高気温が34.9℃を観測する真夏日となりましたが、参加した水防団員らは汗だくになりながらも統制の取れた手際を披露。
 演習後、水防管理者の川合善明市長は「演習は大変良好だった。実践さながらの活動を見て心強く感じた。今後とも技術の向上・心身の修練に精進し、市民の安心安全のために活動していただきたい」などと話していました。

(写真は入間川河川敷の上戸運動公園で)
支えとなる杭を削る「竹とげ・杭ごしらえ」
支えとなる杭を削る「竹とげ・杭ごしらえ
袋に砂を詰める「土のう作り」
袋に砂を詰める「土のう作り
竹を組んで堤防の流出を防ぐ「五徳縫い」
竹を組んで堤防の流出を防ぐ「五徳縫い
堤防をシートで保護する「表むしろ張り」
堤防をシートで保護する「表むしろ張り
入間川河川敷で、ロープで支えた樹木で川の流れを緩める「木流し」を演習する水防団員ら
入間川河川敷で、ロープで支えた樹木で川の流れを緩める「木流し」を演習する水防団員ら
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福島・茨城の花火など5000発が華
 
伊佐沼で第21回「小江戸川越花火大会」
     2011年08月06
福島・茨城の300発を含む5000発の花火が伊佐沼の水面や夜空を彩る
福島・茨城の300発を含む5000発の花火が伊佐沼の水面や夜空を彩る
5000発の花火に11万人
 夏の風物詩「小江戸川越花火大会」が6日午後7時半から伊佐沼公園で開催。
 市民や観光客など約11万人(主催者調べ、前回3万5,000人減)が約2時間にわたって水面や夜空を彩る5,000発の花火に酔いました


市財政難で2年ぶりの開催
 小江戸川越花火大会は、小江戸川越観光推進協議会(会長・川合善明市長)が主催。市や川越商議所・小江戸川越観光協会が後援し、毎年この時期に、隔年で安比奈親水公園と伊佐沼に会場を変えて開催。
 昨年は市の財政難から開催を見送ったため、第21回大会は2年ぶりの開催となっただけに、市民らも心待ちにしていました。

「川越から元気を発信!」
 今回は「川越から元気を発信!」をメーンテーマに、東日本大震災の被災地復興を願って開催。
 福島・茨城両県で作られた大小のスターマイン300発を購入して打ち上げたほか、市内に避難している被災地の人ら270人を元気付けるために招待しました。

今年から有料観覧席など用意
 また、今回初めて小江戸川越観光協会が有料(1,000円)の観覧席1,500席を用意。料金のうち5%にあたる7万5,000円を義援金として被災地に寄付。
 市民の一言が添えられた「メッセージ花火」も初めて公募。1発1万5,000円の料金のうち1割が義援金に充てられ、集まった24発分の3万6,000円も日本赤十字を通じて被災地の義援金として送られることになっています。

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今回は花火の点灯式は行われず、開会は川合善明市長(中央)と三上喜久蔵議長(左)、大久保敏三・大久保敏三会頭会頭(右)の挨拶のみ=伊佐沼公園で
協賛金は2割減の620万円
 花火大会は1回の開催に約2,000万円掛かるため昨年は中止されましたが、今回、企業や団体から寄せられた協賛金は80団体から約620万円。平年の77%にとどまりました。

点灯式や民踊大会は中止に
 今回は節電に配慮し、恒例の民踊大会も中止。開会式では花火の点灯式も行われず、川合善明市長、三上喜久蔵議長、大久保敏三・商議所会頭の挨拶のみに。
 大会は「ガンバレ東日本!!」「小江戸を彩るパステルカラーの舞」「水中花」「小江戸水中音楽祭」の4部構成。
 この日は開会直前にぱらついた小雨もやみ、月も顔をのぞかせるほどに回復しましたが、気温は28℃を超すなど蒸し暑い夜に。集まった親子連れや若者らは、会場となった伊佐沼を取り囲むように座り、威勢の良い音とともに色とりどりの花火が打ち上げられると、改修されたばかりの伊佐沼の湖面や夜空を彩るたびに歓声を上げていました。

「間近に見られて、すごい!」
 浴衣に身を包み、同期入社の友達ら4人で日高市や府中市などから来たという瀬涯さん(24)らは「川越の花火大会は初めてだけど、良かった」「音楽の花火とか、すごかった」「こんなに間近で見られるところは少ないので」「来年の別会場のも見てみたい」などと話していました。

豊かな自然残る伊佐沼が舞台
 今回会場となった伊佐沼には「伊佐沼の蓮(はす)を咲かそう会」(三上正春会長・約100人)らの活動で毎年この時期にハスの花が満開となるほか、水辺にはさまざまな水鳥が飛来。タナゴやカラスガイ、シジミなど希少な生物が生息する自然豊かな場所として市民らから愛されています。
 週2回はウオーキングで伊佐沼を1周するという川合市長も「週末、夕方ごろ歩いているとカワセミも見掛けるんですよ」などと話していました。

(写真は伊佐沼周辺で)
ステージでは芸能人や市民グループによるステージも=えすぽわーる伊佐沼で
ステージでは芸能人や市民グループによるステージも=えすぽわーる伊佐沼で
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女性管理職や委員増が課題
 
24女性団体の代表とタウンミーティング
      2011年08月04
市内24の女性団体代表らを集めて開かれた第4回「川合市長と語り合うタウンミーティング」
市内24の女性団体代表らを集めて開かれた第4回「川合市長と語り合うタウンミーティング」
男女共同参画の現状と将来について、さまざまな角度から意見・質問する参加者
男女共同参画の現状と将来について、さまざまな角度から意見・質問する参加者
質問に答える川合善明市長
質問に答える川合善明市長

24の女性団体代表らが質問・意見
 さまざまな角度から市民の声を直接聴くことで市政運営に活かそうという「川合市長と語り合うタウンミーティング」が、4日午後3時から元町の川越市役所で開かれました。
 今年度は職業・分野別に開催。4回目となる今回は、市女性団体連絡協議会(26団体)と市女性ネットワークに所属する24団体の代表ら25人が出席し、「男女共同参画の現状と将来について」のテーマを中心に、自由に意見や質問が出されました。


尾崎利則・市民部長(左)と渡邊久美子・市民部参事
尾崎利則・市民部長(左)と渡邊久美子・市民部参事
市長・副市長や市民部長らが回答
 市側は川合市長のほか、宍戸信敏副市長、植松久生・市長秘書、尾崎利則・市民部長、渡邊久美子・市民部参事らが出席。専門分野で市長の答えを補足しました。

「シャトルバス廃止しないで」
 参加者の「シャトルバスは便利なので廃止しないでほしい」「午前8時台にも運行して」などの要望については、市長が「現在、路線の見直しをやっているところで、皆さんの意見や要望をなるべく取り入れていきたい」と回答。尾崎市民部長が「経費は掛かっても、利用者の多い路線を廃止することはないので安心してください」」などと補足しました。

出席団体・グループ
インターナショナル・フェローシップ
エコクラブ
ガールスカウト川越
勘寿輝舞踏教室
新・川越おやこ劇場
市交通安全母の会
市手輪の会
市食生活改善推進員協議会
川越友の会
川越美人俱楽部
川越法人会女性部
きんもくせい
芸術福祉振興機構グレイス・ソサエティ
小江戸折り紙研究会
国際ソロプチミスト埼玉
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宍戸信敏副市長(右)と植松久生・市長秘書
宍戸信敏副市長(右)と植松久生・市長秘書
「なぜ女性管理職が少ないのか?」
 今回は複数の参加者から「男女共同参画会議の委員に女性がほとんどいないのはなぜか?」「クォータ制(政策決定の場で、男女の比率に偏りがないようにする仕組み)についての展望は?」など女性管理職の登用について質問が。
 市長は「川越市は係長クラスまでは県平均より女性の割合が高いが、課長級以上は少ない。裾野を広げながら、女性の管理職登用を進めていきたい」とし、「職員の中には責任ある立場より自由な立場にいたいという声も聞かれ、意識を変えていくことも必要だと思う。市議会も女性が4分の1を占めるまでになっており、職員もできるだけ早くそのレベルに持っていきたい」と答えました。


土曜休校で情操教育の時間取れず
 「子どもたちの演劇鑑賞の授業がなくなってしまったが?」については、宍戸副市長が「私も県教委にいたが、子どものころに映画や演劇を観て感動したことを覚えている。今は学校も土曜休みになって授業時間が取れなくなっており、情操教育をどうやって充実させていくかが課題だと思っている」と答えました。

こどもの城は夏休み後にリニューアル
 「川越市の児童館は他市に比べて見劣りする」「児童館を幼児から小学生まで皆で有効に利用できる施設に充実させてほしい」などの声には、川合市長が「県内の主だった市には児童館が2桁くらいあるが、川越には3〜4館しかなく、厳しい財政の中でも何とかやっていきたいとは思っている」と回答。尾崎市民部長が「こどもの城は夏休み後に数千万円掛けてリニューアル(注)するので期待してください」と補足しました。
注) 約4,600万円掛け、9月から外装・内装の塗り替え、トイレや床材・照明などを改装し、年内に明るく楽しい雰囲気に一新する計画。

いままでで最多の提言・提案が
 このほか、「市は学校給食の安全性をもっと周知すべき」「市内に再びキャンプ場を」「高齢者による育児ボランティア制度を」「子育てに希望が持てる施策を」「防災無線が聞こえず不安」「国指定の河越館跡が雑草だらけだが、河越茶の栽培など有効活用を」などの意見・要望が出されました。
 会議後、川合市長は本紙取材に「今までのタウンミーティングで一番、提言・提案が多かった。女性管理職や委員会・審議会の女性委員を、どう増やしていくかが課題だと思う」などと話していました。

(写真は元町の川越市役所で)
女性の立場から市政運営について意見・質問する参加者
女性の立場から市政運営について意見・質問する参加者
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