【ニュース短信保存庫 2011年2月】 
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鳴り止まぬ拍手、カーテンコール
 初の「小江戸川越第九演奏会」
     2011年02月27
川越フィルハーモニー管弦楽団の演奏で「第九」を歌う公募市民150人の合唱団
川越フィルハーモニー管弦楽団の演奏で「第九」を歌う公募市民150人の合唱団
昨年6月に市民有志で第九の会発足
 市民有志による初の「小江戸川越第九演奏会」が、27日午後2時から郭町の川越市民会館大ホールで開かれ、市民約900人が鑑賞しました。
 これは、歴史ある小江戸・川越で第九を演奏しようと、川越フィルハーモニー管弦楽団と市合唱連盟(小高秀一会長・27団体)を中心に昨年6月に発足した「小江戸川越第九の会」(上野仁志会長)が主催、市と(財)市施設管理公社(福田司理事)の共催で実現したもの。

「第九」を指揮する小高秀一さん
「第九」を指揮する小高秀一さん
市民オーケストラと合唱団で初の第九
 ベートーベンの交響曲第9番は「第九」の愛称で、合唱付きの曲として全国的に演奏されていますが、市内ではこれまでエレクトーンの演奏による「第九の夕べ in 喜多院」(喜多院で第九を歌う会主催、市など後援)が毎年秋に開かれています。市民のオーケストラと合唱団による演奏会は初めてとなります。

12月から14回の練習重ね初ステージ
 市では昨年、市民演奏会を応援するため広報川越やホームページで合唱団員を公募。150人以上が応募し、12月から14回にわたり廣重雅巳さんの指導の下、午後6時半から9時まで練習を重ねてきました。
 今月に入ってからは、小高秀一さんの指導でオーケストラと一緒に練習。満を持してこの日の本番に臨みました。
 今回は川越フィルのメンバーや賛助会員ら80人からなるオーケストラと合わせ、約230人による演奏会となりました。指揮は小高さんが務め、ソリストは栗田真希子さん(ソプラノ)・柳真理子さん(アルト)・大岩篤郎さん(テノール)・木谷圭嗣さん(バリトン)が出演。コンサートマスターには東京都交響楽団の水山裕夫さんを招きました。

川合善明市長
川合善明市長
「3年後には1,700席の大ホール」
 演奏会に先立ち、川合善明市長が「文化やスポーツで川越をさらに元気にしようと、昨年4月に文化スポーツ部をつくった。一昨年、飯能で小高さんが指揮する第九の演奏会を聴いてうらやましかったが、皆さんの力で実現し嬉しい。平成26(2014)年には川越駅西口のふれあい拠点施設(仮称)に1,700席の新しいホールを造るので、もっと良い環境で演奏会をやってもらえるようになる。ぜひ第九の演奏会を毎年開き、川越の文化水準をさらに高めていただきたい」などと挨拶しました。

コンサートマスターの水山裕夫さん(左)と握手する指揮者の小高秀一さん
コンサートマスターの水山裕夫さん(左)と握手する指揮者の小高秀一さん
拍手鳴り止まずカーテンコール3回
 演奏会はオーケストラがやや緊張気味に始まったものの楽章を追うごとに洗練され、第三楽章に至っては見事なハーモニーで会場を魅了。安らぎの空間の広がりを感じさせる繊細な響きに、皆が聴き入っていました。
 声楽が入る第四楽章ではソリストとオーケストラの駆け引きで、会場には息をのむ緊迫感が。最終章では市民合唱団の力強い歌声と演奏が溶け合い、会場全体を包みました。
 演奏終了と同時に会場からの拍手が鳴り止まず、指揮者の小高さんは3回のカーテンコールに応えるほど。結成後初めてステージに立った市民合唱団にも大きな拍手が送られていました。


「85〜90点の出来、毎年やりたい」
 演奏後、小高さんは本紙取材に「よく声が出ていたし、オーケストラも一生懸命やってくれた。85〜90点くらいの出来だったと思う。細かいところを磨き、まとまっていけば、さらに良くなると思う。成長が楽しみ。ぜひ毎年続けていきたい」などと話していました。
 菅原町と霞ヶ関から聴きに来たという村岡さんと川上さんは「合唱が素晴らしかった。生き生きとして迫力があって驚いた」と話し、「10年前、東京から南古谷に越してきた」という龍神さんは「77歳になりますが、妻を置いてきぼりにして14回の練習は全部出ました。喜多院でも歌っていますが、オーケストラも良いですね」などと話していました。
(写真は郭町の川越市民会館大ホールで)
コンサートマスターの水山裕夫さん
コンサートマスターの水山裕夫さん
ソプラノの栗田真希子さん
ソプラノの栗田真希子さん
アルトの柳真理子さん
アルトの柳真理子さん
テノールの大岩篤郎さん
テノールの大岩篤郎さん
バリトンの木谷圭嗣さん
バリトンの木谷圭嗣さん


3回に及ぶカーテンコールの間じゅう拍手で演奏を讃える観客
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仙波東照宮の随身像や狛犬、大慶の槍など
 
新たに市有形文化財に指定
         2011年02月25
仙波東照宮弊殿に安置された木造獅子狛犬像。写真右が獅子で、角がある左が狛犬。(市教委提供)
仙波東照宮弊殿に安置された木造獅子狛犬像。写真右が獅子で、角がある左が狛犬。(市教委提供)

新井孝次教育長(左)から指定書を受ける仙波東照宮の榊原茂宮司(中央)ら
新井孝次教育長(左)から指定書を受ける仙波東照宮の榊原茂宮司(中央)ら
3品目追加で市内の文化財は250件に
 仙波東照宮(小仙波町)の木造随身(ずいじん)像一対と木造獅子狛犬一対、名工・大慶直胤(なおたね)作の十文字槍付き青貝螺鈿(らでん)柄が21日、新たに市の有形文化財に指定され、25日に指定書の交付式が行われました。
 今回の指定により市の有形文化財は114件、民俗文化財(31件)・記念物(39件)と合わせて184件となります。これにより市内では現在、国指定等文化財27件・県指定文化財39件と合わせ、250件の文化財が指定されています。

木製壮年随身像(市教委提供)
木製壮年随身像(市教委提供)
木製老随身像(市教委提供)
木製老随身像(市教委提供)
喬保年間に城主・秋元喬房が造立か
 随身像は仙波東照宮の随身門に安置された一対の木製守護神像で、壮年随身像は台座を含め高さ103.8cm・像随身像が同115.3cm。
 ともに装束は武官束帯で冠をかぶり、緌(おいかけ=冠の左右に付ける馬の尻尾を使った半円状の飾り)を付け、左手には弓・右手には矢を持ち、背に靱(うつぼ=矢を入れる道具)を背負っています。
 1734(享保19)年に、第10代川越藩主・秋元喬房(たかふさ)が2基の石灯籠(とうろう)を建てており、このころにつくられたものとみられます。

獅子狛犬は京都七条仏所の仏師・康音の作
 また、獅子狛犬像は仙波東照宮弊殿に安置された一対の木製守護獣像で、口を開けた阿形(あぎょう=宇宙の始まり)が獅子、角がある吽形(うんぎょう=宇宙の終わり)が狛犬。
 台座を含めた高さは獅子像が96cm・狛犬像が103,1cm。ともに寄木造りで玉眼(水晶をはめ込む技法)、表面は朱漆塗りに金泥(きんでい=にかわと金粉を混ぜたもの)で重ね塗りされており、たてがみや足の房毛・尾などは白土地に緑色、口の中は赤く彩色されています。
 作者は京都七条仏所の仏師・康音(こうおん)で、王朝時代の和様狛犬の伝統によりながら鎌倉時代の精かんさ・迫力を見事に再現しており、江戸時代の獅子狛犬像としては出色の作品とみられています。

 大慶直胤作の十文字槍=市立博物館「川越の名刀展」展示図録より
大慶直胤作の十文字槍=市立博物館「川越の名刀展」展示図録より
十文字槍は重臣・安井政章が名工・大慶に発注
 同時に指定を受けた十文字槍と青貝螺塗柄は、今は個人が代々所有しているもので、全体の長さは58.8cm。
 真っ直ぐな刃の表面には「大慶荘司直胤作之」、裏面には「応川越藩安井政章需於武陽東叡山辺文化九年春」と刻まれており、1869(文化9)年に川越藩の重臣・安井政章が幕末の名工・大慶直胤に発注したものとみられます。

「お金は掛かるが、しっかり守っていきたい」
 午前9時から元町の市役所東庁舎市教育委員長室で行われた指定書交付式では、木像随身像と獅子狛犬像を管理する仙波東照宮の榊原茂宮司と、十文字槍と青貝螺鈿柄を所有する藤崎実香さん(代理)に、新井孝次教育長から市指定文化財の指定書が手渡されました。
 榊原宮司は「文化財を守っていくには大変なお金が掛かるが、これからも心して守っていきたいと思います」などと話していました。
(交付式の写真は元町の市役所東庁舎で)

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新年度の市政方針・重要施策示す
 
市議会3月定例会で川合善明市長
       2011年02月22
新年度の「市政運営の基本的な考え方と主要施策について」などが報告された市議会本会議場(イラスト)
新年度の「市政運営の基本的な考え方と主要施策について」などが報告された市議会本会議場(イラスト)
「新たなまちづくりスタートの年に」
 川合善明市長は22日、市議会3月定例会の初日に平成23年度の「市政運営の基本的な考え方と主要施策について」を明らかにしました。
 川合市長は「新年度を新たなまちづくりのスタートの年にしたい」とし、「厳しい財政状況の下でも本市の課題と正面から向き合い、豊かな市民生活の実現に向けた歩みを着実に進めてまいります」と宣言。第三次市総合計画後期基本計画の下で、急激な少子高齢化の進展や人口減少社会の到来が予測される社会状況に対応しながら5年間に集中的・重点的に取り組む施策を体系化した「小江戸かわごえ重点戦略」などを基に市政を進めていくとしています。

今年も公開事業点検やタウンミーティング
 平成23年度一般会計の当初予算規模は、前年度比5.8%増の996億円。特別会計741億4,883万1,000円と合わせ、1,737億4,883万1,000円。
昨年7月に行われた第1回公開事業点検
昨年7月に行われた第1回公開事業点検
 重点戦略は「未来につなぐひとづくり」「活力と魅力あふれるまちづくり」「快適で安心できるくらしづくり」の3つの柱で構成。都市機能を充実させ、市民が子どもを安心して生み育て、子どもからお年寄りまで誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指すとしています。
 また、「新年度もタウンミーティングや市民意見箱を通じて市民のニーズを把握するとともに、更なる行財政改革を進めることで効率的・効果的な行政運営に努める」とし、昨年初めて行った公開業務点検を今年も実施すると話しました。

土曜開庁やトワイライト事業なども開始
ふれあい拠点予定地
西部地域ふれあい拠点施設の建設予定地周辺(写真中央の空き地と左側。左下の先が川越駅西口方面、奥が旭町方面)
 このほか、市民の利便性向上のため3月26日から毎月第2・第4土曜日の午前8時半から正午まで市役所本庁舎の市民課・収税課窓口とアトレ1階の南連絡所を試験的に開くこと、児童虐待防止SOSセンターや発達障害者・家族のためのの相談窓口の設置、平日夜間に保護者が不在の児童を預かって生活指導や食事を提供する「トワイライト事業」の実施、小江戸川越マラソン開催、川越駅西口駅前広場や新河岸駅周辺・北部中心市街地・本川越駅〜連雀町の中央通り地区などの整備、西部地域ふれあい拠点施設(仮称)の整備、中小企業の振興・経営安定のための資金融資、太陽光発電システム等を設置する家庭への補助、街灯・防犯灯のLED化などを行っていくとしています。

新斎場予定地に「やすらぎのさと」東の農地
 またこの日の本会議では、市民から要望の多かった新斎場建設について小仙波の「市民聖苑やすらぎのさと」東側の農地約2万7,000平方mを建設予定地に選び、地権者や市民の協力を得ながら計画を進めていくことが報告されました。
 3月定例会は23日間の日程で、3月16日まで開会。市長・副市長の給料を減額する提案など29項目にわたる議案質疑や一般質問が行われ、誰でも傍聴することができます。
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川越総合卸売市場の簿外未収金問題
「社長印は偽造されたもの」?

 舟橋前市長が市議らに手紙で弁明
        2011年02月22
川越総合卸売市場日が意味集金問題の流れ
臨時取締役会の決定を報告
 川越市などが税金から出資している川越総合卸売市場(柴田耕治社長)の簿外未収金問題について、22日に開かれた市議会3月定例会初日で石川稔副市長が経過報告しました。
 内容は19日に開かれた同社の第109回臨時取締役会の決定事項で、同社の新経営方針と簿外未収金に係る過料責任について。

歴代取締役の過料責任追及せず
 それによると同社は今後5年間、新経営方針の下で市場全体の発展に責任を持ち、これまでの経営資源を入場業者の経営発展に役立てることで適正・健全な運営を図るというもの。
 具体的には、小売店や飲食店などといった従来の顧客だけでなく一般消費者なども対象とする、飲食店などを積極的に誘致し「グルメ横丁」を設置する、業者の施設使用料を2割減額する、などが主な内容となっています。
 また、今回の簿外未収金問題については、歴代の取締役や監査役に対し過料責任を追及しないと決ったことが報告されました。

倉嶋美恵子市議
倉嶋美恵子市議
「手紙にある社長印偽造は事実か?」
 この石川副市長の報告に対し、倉嶋美恵子市議(プロジェクト川越21)が質問
 簿外未収金問題について、「1月に、簿外未収金問題が発生した当時の経営責任者から『社長としての決済印が知らぬ間に変えられ、偽造された』という主旨の手紙が各市議などに届いたが、書かれていることは事実か」などとただしました。
市議らあてに舟橋功一・前市長名で届いた手紙(コピー)
市議らあてに舟橋功一・前市長名で届いた手紙(コピー)
第三者調査委「決済印の印影は同一」
 これに対し、石川副市長は第三者調査委の調査報告を朗読。
 「舟橋社長(舟橋功一前市長)は、決裁書類に押印していた印影は自分が決済に使っていた印鑑ではなく、何者かが無断で購入したか所持していた印鑑を第三者が無断で押印したものと主張しているが、川越市長の決済印として登録・使用していた印鑑と同社決済印は同一の印影であること。当時の社長・副社長の決裁は、基本的に担当者が直接市長室に赴き、決裁書類の内容を説明した上で目の前で決済印をもらっており、『舟橋社長には内容をしっかり説明しないと決算印を押してもらえなかった』などと述べている。代表取締役社長でありながら『一度も決裁書類を見たこともない』という弁解は不合理であることからすると、その主張は信用することはできない」(要旨)とのことから、手紙にあったような事実はなかったものとの見解を示しました。

12月の市長答弁結果にはふれず
 川合善明市長は、先の12月定例会で片野広隆市議(民主党)の質問に対して「会社の帳簿は正確に記載するものであるという一般常識がある中で簿外処理しており、直接的な証拠・根拠も示さずに経理知識の不足が原因と断定しているなど、報告書の内容については私も納得していない。現在、第三者委員会に説明を求めている」などと答弁していました。
 しかし、その後の進展結果については市長の報告も各市議からの質問もありませんでした。

「職員の経理知識不足が原因」で幕?
 これについて、川合市長は本紙取材に「第三者調査委にメールで説明を求めたが、内容について変わることはなかった。今でも納得はできないが、臨時取締役会で異議を唱えたのは川越市を含め少数で、結果的に議決された」などと話し、簿外未収金問題の責任が「職員の経理知識不足が原因」と断定されて"幕引き"となったことに対し、不満を漏らしていました。
 川越総合卸売市場が創業して以来、ずっと不正な決算報告を基に税金の使途をチェックしていたことになる市議会がどう動くか、一般質問を含め今後の成り行きが注目されます。
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ハイブリッド種の流行に問題提起
 野口勲さんが市民農業大学で講演
     2011年02月18
品種改良されたハイブリッド種と在来種の違いについて話す野口勲さん
品種改良されたハイブリッド種と在来種の違いについて話す野口勲さん
講座で川越の農業を活性化
 川越の農業を活性化しようという取り組み「市民農業大学」が18日午後2時から約2時間、伊佐沼の市農業ふれあいセンターで開かれ約50人の農家らが参加しました。

伝統野菜の復活などテーマ
 講座は市産業観光部農政課の主催で毎年開催。この日は在来種(昔からの固定種)の第一人者として野口種苗研究所の野口勲さん(66)を講師に招き、伝統野菜の復活とブランド化などについて話を聞きました。

藤間稔・農政課長
藤間稔・農政課長
「昔の野菜は虫食いでもおいしかった」
 講演に先立ち、藤間稔農政課長が「私の実家も農家で、昭和30年ごろは母が夏に育てたナシウリを食べたが、とてもおいしかったことが脳裏に焼き付いている。当時は白菜にもよく青虫が付いていたが、自然農法で安全性は高かった」などと挨拶。

遺伝の仕組みや品種改良の手法を解説
 「野口のタネ」として知られる野口種苗研究所の三代目として生まれた野口さんは、若いころ漫画家・手塚治虫さんの虫プロダクションで編集者として働いていたという経歴の持ち主。
 講演では鉄腕アトムや火の鳥など手塚作品が登場する親しみやすいスライドを使い、遺伝の仕組みや農作物の品種改良の方法などについてわかりやすく解説しました。

ハイブリッド種の流行に問題提起
 野口さんは「かつては若いつぼみから手で雄しべを取り除いた花に、ほかの花から選ばれた花粉を受粉させて品種改良を重ねてきたが、今では雄しべに生殖能力がない「雄性不稔」の花を探してミツバチにほかの花粉を受粉させるなどの手法が用いられている」と品種改良の歴史について紹介。
 また、こうして生まれるタネはどれも雄しべに生殖能力のない株となる仕組みについて話し、「選ばれた花粉を付けることで大きさや品質が均一な生産・販売しやすい作物はできるが、性質が同一なため天候不順や病害虫にやられるときは全滅する危険がある。味にも変化が乏しく、自然に育った在来種に比べると味にバリエーションがない」などと説明。
「卵を産まない女王蜂が増えたり、周期的にミツバチが死滅する現象が世界的に問題になっているが、ハイブリッドのタネを作るために「雄性不稔」の花の受粉をやらされていることも一因では」などと問題提起しました。

「伝家のタネ守って地元ブランドに」
 野口さんによると、世界的にこうした品種改良によって生まれたハイブリッド種が販売・流通しており、自然な交配によってできた在来種のタネはほとんどの種苗メーカーがあまり取り扱わなくなってきたといいます。
 講義に参加した人らは野口さんの話を聞き、「自分も野菜を作って直売所で販売しているが、自分も品種改良されたハイブリッド種を使っていたことが分かった」「先祖から受け継いだ在来種のタネがあるので大切に守って育て、地元ブランドとして残していきたい」などと話していました。

(写真は伊佐沼の市農業ふれあいセンターで)
野口さんの話に聞き入る参加者
野口さんの話に聞き入る参加者
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世界を動かした女性の半生綴る
 
平松伴子さんが「グエン・ティ・ビン」出版記念会
    2011年02月17
グエン・ティ・ビンさんの半生記出版に至った経緯やベトナムの現状などについて話す平松伴子さん(右)
グエン・ティ・ビンさんの半生記出版に至った経緯やベトナムの現状などについて話す平松伴子さん(右)

前ベトナム副大統領の半生綴る
 母として・国民として・政治家として祖国を愛し、献身的な活動を通じて大国との闘いから民族の独立・自由・平和を取り戻したベトナムのグエン・ティ・ビン前国家副大統領(83)。
 その半生を綴った「世界を動かした女性 グエン・ティ・ビン」(※)を執筆した大塚新町のノンフィクション作家・平松伴子さん(69)の出版を記念する会が、17日午後6時半から脇田町の川越東武ホテルで開かれました。
(※ コールサック社・A4判304ページ、一部カラー刷り・1,905円)

出版された「世界を動かした女性 グエン・ティ・ビン」
出版された「世界を動かした女性 グエン・ティ・ビン」
出版記念会でベトナム語で挨拶する平松伴子さん
出版記念会でベトナム語で挨拶する平松伴子さん
ベトナムの若者ら家に招き支援も
 平松さんは日本ペンクラブ会員として執筆活動を続ける傍ら、特定非営利活動法人「日本ベトナム平和友好連絡会議(JVPF)」(会長:村山富市元首相)の会員として、ベトナムの青少年をホームステイで迎え入れるなど、両国の友好・親善にも尽力。
 枯れ葉剤など戦争の後遺症に苦しむ子どもたちなどに心を痛めるとともに、女性リーダーとして国外追放や投獄などの苦難を乗り越えながら民族の解放と独立に尽くしたグエン女史の生き方に感銘し、かねてより会えることを夢に見ていました。

グエン女史に完成した半生記を贈る平松伴子さん。後ろの額は故・ホー・チ・ミン大統領=昨年12月3日、ベトナム・ハノイの平和と発展基金事務所で(平松伴子さん提供)
グエン女史に完成した半生記を贈る平松伴子さん。後ろの額は故・ホー・チ・ミン大統領=昨年12月3日、ベトナム・ハノイの平和と発展基金事務所で(平松伴子さん提供)
本の出来栄えにグエン女史も感激
 2008年、ベトナムでグエン女史と念願の面会を果たした平松さんは、3回のインタビューや取材を通じて信頼を獲得。女史が自らの回顧録としてまとめたメモを託された上で、半生記を本にまとめるという大役を手にしました。
 昨年12月3日、平松さんは完成した同書を携えてベトナムのグエン・ティ・ビン女史を訪問。グエン女史は出来栄えに感激するとともに、ピンク色の装丁にびっくり。平松さんの「ベトナムの国花・ハスの花をイメージしました」との説明にいたく感銘し、平松さんを抱きしめるなど身内にしか示さない親愛の情で喜びを表したといいます。

支援グループの輪広げる準備会も
 今回の記念会は同書が昨年11月末にコールサック社(鈴木比佐雄社長)から出版されたことを祝うもので、ペンクラブや出版社の代表・JVPF関係者のほか古くからの友人ら約25人が出席。
 また、この日はベトナム支援の輪を広げるため、市内の市民団体「日本ベトナム福祉と平和のサポートステーション」など、県内のグループ・個人の活動の連絡を担う組織の発足準備会も同時に開催。
 平松さんはベトナム語で「本日はJVPFさいたまの準備会でもあります。皆で力を合わせてベトナム支援ができますよう願っています」などと挨拶。スライドを使ってベトナムの様子や出版に至るまでの経緯などについて話しました。

平松さんの出版記念と連絡組織準備会の発足を祝って乾杯する出席者
平松さんの出版記念と連絡組織準備会の発足を祝って乾杯する出席者
秋には連絡組織を発足へ
 準備会は慈善コンサートの収益金でベトナムを支援している「アンサンブル東松山」の山下茂弁護士ら7人を中心に準備を進め、今年秋までには連絡組織の発足に漕ぎ着けたいとしています。
(写真は脇田町の川越東武ホテルで)

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八百長事件のおわび?
 
市社協に「川越直人」名で画材セット
       2011年02月17
贈られた段ボールには絵の具や絵筆・パレットなどが入った画材セット4組が
贈られた段ボールには絵の具や絵筆・パレットなどが入った画材セット4組が
今度は社会福祉協議会に届く
 「川越直人」を名乗る人から川越市社会福祉協議会(栗原薫理事)に今月初め、善意の贈り物として画材セット4組が届いていたことが17日に分かりました。

社協が休みの土曜日に持参?
 画材セットは包装された段ボール1箱に収められていたもので、5日午前8時半ごろ小仙波町の市総合福祉センター「オアシス」3階にある社協の事務室前に置かれているのを、出勤した職員が見つけたもの。
 段ボールには「川越社協様」と書かれた紙が貼ってあるだけで、住所などはないことから誰かが持参したものと見られます。
 また、この日は土曜日で社協の事務室は閉まっており、センター自体はオープンしているこの日を選んで事務室前の廊下に置いたのではないかと考えられます。

社協事務室前に置かれた包み
社協事務室前に置かれた包み
画材セットに添えられた手紙
画材セットに添えられた手紙
「相撲協会代理人・川越直人」名で手紙が
 箱の中には画材セット4ケースや絵筆13本・油性ペン1箱・水性ペン1箱・カードケース・タオルなどが入っており、「日本相撲協会 代理 川越直人」名の手紙が添えられていました。
 手紙には「このたびの八百長事件に大変申し訳深く反省しております 福祉相撲も中止になり車椅子の寄贈も出来なく残念であります おわびのしるしとして多少ですが社協様より子供達へ画材セットを届けて頂ければ幸です(原文まま)」と自筆で書かれていました。

市内の児童養護施設に寄贈へ
 社協にはこれまで、車椅子の寄付や川越で福祉相撲が行われた際に現金で寄付が寄せられていたといいますが、今年は手紙に書かれているような大会の予定はなく、関連性はよく分かりません。
 "伊達直人ブーム"に触発された誰かが善意で寄付したのではないかと見られ、社協では送り主の意思を尊重して今月中には市内の児童養護施設に贈ることにしています。

(写真は小仙波町の川越市社会福祉協議会で)

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通勤通学など市民生活に影響
 川越市内でも8cm前後の積雪
        2011年02月15
施設の入口や駐車場に積もった雪をスコップで取り除く職員ら=小仙波町の市総合福祉センター「オアシス」で
施設の入口や駐車場に積もった雪をスコップで取り除く職員ら=小仙波町の市総合福祉センター「オアシス」で
川越市内でも約8cm積雪
 川越市内では、14日夕から15日未明まで降り続いた雪が8cm(注)ほど積雪。
 通勤通学に影響を及ぼしたほか、15日午後5時までに雪が原因と見られる人身事故が2件、物損事故が15件が発生するなど、市民生活に影響を及ぼしました。
(注:熊谷地方気象台では秩父地方と熊谷地方しか積雪量を観測しておらず、川越地区消防組合でも積雪量は観測していないため、約8cmは平均的な実測値です)

追突事故2件で2人が軽いけが
 14日午後9時45分ごろには今福で乗用車同士が、15日午前7時すぎには木野目で軽乗用車同士が衝突。雪による視界不良やスリップなどが原因と見られ、ともに運転していた男性1人ずつが軽いけがを負っています。

雪や凍結で通勤の車が渋滞
 また市内各地の道路は朝方、残った雪や凍結のため通勤通学の車で渋滞
 車で出勤した人らからは「いつもより1時間早く家を出たのに、職場に着いたのはぎりぎりだった」「前を走っているバイクが雪でハンドルを取られ、フラフラ走っているので追い越せなかった」「橋の上が凍結していてスリップして怖かった」などの声が聞かれました。


校庭に積もった雪で雪だるまを作る子どもたち
校庭に積もった雪で雪だるまを作る子どもたち
雪の積もった校庭を駆け回る子どもた
雪の積もった校庭を駆け回る子どもたち
元気に雪合戦
元気に雪合戦
各地で道路や駐車場の雪かき
 市内のあちらこちらでは、路地や家の周りに積もった雪をスコップで取り除く姿が見られました。
 小仙波町の市総合福祉センター「オアシス」(関根利美所長)では、午前8時ごろから職員ら7人がスコップで施設入口周辺や駐車場などを除雪。午前9時から施設を利用する市民が滑らないよう、懸命に通路の雪を取り除いていました。

子どもたちは元気に雪遊び
 一方、子どもたちは今年初めて本格的に積もった雪に大喜び。
 郭町の市立川越第一小学校(伊藤明校長・687人)では、始業前や休み時間に子どもたちが元気に校庭を駆け回り、雪合戦や雪だるまを作るなどして久々の雪を満喫していました。

(写真は小仙波町の市総合福祉センター「オアシス」と郭町の市立川越第一小で)
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「私も勉強し続けたい」
 池上彰さんが子ども大学かわごえで授業
     2011年02月12
池上さんから投げ掛けられる質問に、子どもたちからは次々と活発な答えが
池上さんから投げ掛けられる質問に、子どもたちからは次々と活発な答えが

講師を務める池上彰さん
講師を務める池上彰さん
池上彰さんが川越で授業
 分かりやすいニュース解説や著書で知られるジャーナリストの池上彰さん(60)が、12日午後2時から「子ども大学かわごえ」(遠藤克弥学長)で授業。会場となった霞ヶ関北の東京国際大には子どもたち169人と保護者ら183人の計352人が集まり、約2時間にわたって授業を受けました。
 同校の趣旨に賛同しボランティアで客員教授も務める池上さんが、子どもたちに授業をするのは昨年に続き2回目。


「いくつになっても勉強して」
 授業を通じ、池上さんは「人に分かりやすく解説しようとすればするほど、自分は物事を知らないということに気付く。皆に分かってもらうためには、もっともっと勉強をして自分が一番よく知っていなきゃいけない。一旦レギュラー番組をやめ、取材活動などを通じて一所懸命勉強したい」と話し、「社会に出て初めて、子どもの頃にもっともっと勉強しておけばよかったと思う。皆さんも、いくつになっても勉強してください」と話し、学び続けることの大切さを訴えました。

裏話も交えながら視聴率について話す池上彰さん
裏話も交えながら視聴率について話す池上彰さん
視聴率の仕組みや裏話など紹介
 この日、1時間目の授業は「メディア論」。
 池上さんは「テレビの見方を考えよう」のテーマで、子どもたちに「なぜ、54分ごろに終わる番組が多いんでしょうか」と投げ掛け、「5分間以内の番組では1分間しかCMが入れられないが、10分以内の番組ならCMが2分間入れられる決まりになっているため、6分番組が多く作られているからなんです」と、より多くのCMを流す工夫について解説。
 視聴率の仕組みや裏話、CMと番組内容との関わり、テレビ局の種類や歴史などを説明しながら、メディアを運営するための企業努力などついて話しました。

池上彰さんの授業に目を輝かせて聞き入る子どもたち
池上彰さんの授業に目を輝かせて聞き入る子どもたち
「選挙には出ません。真実読み解く力を」
 また、池上さんは「テレビのレギュラー出演をやめて都知事選に出るらしい」と一部で報道されたことにふれ、「取材もせずに、いい加減なことを書くメディアがある。ジャーナリストが私の仕事で、選挙に出るつもりはありません」と否定。
 「メディアを通じて流れる情報の中には、カロリーのあるものを食べてダイエットができるというような、おかしなものもある。皆さんも『本当かな?』という考え方を持って、テレビや新聞・雑誌・インターネットなどを見るようにしてください」と話し、「リテラシー」(読み解く力)を付けることの大切さを話しました。

子どもたちの答えに分かりやすく説明する池上彰さん
子どもたちの答えに分かりやすく説明する池上彰さん
「選挙で選んだムバラク大統領なぜ?」
 2時限目は、政治学として「民主主義の国とは」について講義。
 池上さんは、エジプトのムバラク大統領が独裁政治で国民の信頼を失い辞任したニュースを例に挙げ、「選挙で選ばれたはずなのに、なぜこういうことが起きるのか」と、民主主義とは何かを子どもたちに問い掛けました。
 子どもたちの答えに池上さんは「憲法の下で民主主義を掲げても、特定の人しか選べないような選挙になっていたり、誰が投票したか分かってしまう選挙だと、偏った人による偏った政治が生まれてしまう」などと解説。
 「国の名前に民主主義をうたっている国ほど民主主義とは遠い」ことなどを例に挙げ、民主主義や言論の自由を実現していく難しさ・意味などについて説明。「日本は投票率が低いことなどを理由に、ある調査では世界の民主主義指数ランキングが22位と低い」などと、投票などを通じて一人ひとりが民主主義を守っていくことの大切さを話しました。

目を輝かせ、子どもたちは授業に熱中
 立ち見の保護者も出るほど盛況となった会場では、池上さんの出題に子どもたちが積極的に手を挙げ、目を輝かせて聞き入っていました。
 授業の後、本紙らの質問に池上さんは「子どもたちは熱心にメモを取り、私の質問には次々と手を挙げて、自分なりに考えたことを言ってくれた。人前で自分の考えを言うというのは、とても勇気の要ること。こういう子どもたちがいっぱい集まって大きくなってくればいいと思う」と手応えを話していました。

(写真は霞ヶ関北の東京国際大川越第一キャンパスで)
大学レベルの内容を子どもたちに分かりやすく説明する池上彰さん(左)
大学レベルの内容を子どもたちに分かりやすく説明する池上彰さん(左)
マイクを持って自分の考えを話す子どもたち
マイクを持って自分の考えを話す子どもたち
池上さんに質問に自分なりの考えで答える子どもたち
池上さんに質問に自分なりの考えで答える子どもたち
授業後、池上彰さんと記念撮影する子どもたち
授業後、池上彰さんと記念撮影する子どもたち

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納め過ぎの税金、戻るかも
 還付申告の無料相談・受付始まる
     2011年02月10
税務署職員らのサポートを受け、パソコンを使って還付申告
税務署職員らのサポートを受け、パソコンを使って還付申告
オープン初日は351人が特設会場を利用
オープン初日は351人が特設会場を利用
川越駅西口駅前に特設会場
 源泉徴収されたものから掛かった医療費や社会保険料などの控除を受けるることで、納め過ぎた税金が戻る「還付申告受付」の特設窓口が10日、川越駅西口の東上パールビル地下階にオープンしました。
 窓口の開設は3月9日まで(受付時間は午前9時〜11時と午後1時〜3時)。

税務署窓口より待たずに申告
 川越税務署(東野登代次署長)では納税者が利用しやすいよう、6年前から駅前に期間を限定して臨時の確定申告会場を開設。昨年は期間中、1日平均約350人が利用しました。
 還付申告は既に並木の川越税務署窓口でも受け付けていますが、この時期は平均約800人が申告に訪れることから、同署では特設会場の利用を呼び掛けています。

医療控除や年末調整まだの人
 特設会場で受け付けるのは、給与所得者で医療費控除を受ける人、今年度中に中途退職し年末調整が済んでいない人、所得が公的年金など雑所得のみで医療費控除や社会保険料控除などを受ける人。既に納めた税金の一部が戻る可能性があります。
 なお、事業所得・譲渡所得・住宅控除などの相談・申告は、税務署窓口での対応となります。

税理士が手続きの無料相談
 会場には無料相談会も開設。関東信越税理士会川越支部(西川孝博支部長)が毎年開催しているもので、税理士11人が申告相談や書類づくりを指導。
税理士に相談しながら申告書類を作成
税理士に相談しながら申告書類を作成
 初日のこの日は午前中227人・午後124人の計351人が会場を訪れ、税務署員7人・非常勤職員9人のサポートでパソコンを使った申告を済ませました。

確定申告の件数、川越が日本一
 申告書類による手続きでは、今年度から書面で提出されたすべての申告書が機械による読み取りとなったため、これまで書類裏面に貼っていた源泉徴収票などは、別の台紙に貼って提出するよう変更になりました。
 確定申告の件数が約16万8,000件と全国で最も多い川越税務署では申告件数が毎年増加しているといい、自宅で申告が済ませられ最高5,000円の税額控除が受けられる電子申告「e-Tax(イー・タックス)」の利用を呼び掛けています。

(写真は脇田本町の東上パールビル地下階で)
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制定に市民がどう関わるか
 
 「自治基本条例連続講座」が最終回
        2011年02月08
自治基本条例のつくり方などについて話す出石稔教授
自治基本条例のつくり方などについて話す出石稔教授
連続講座の3回目(最終回)
 自治基本条例について学ぶ連続講座(3回目)が、8日午後6時から8時すぎまで元町の川越市役所で開かれました。

県内でも20以上の市・町が制定
 同条例は「自治体の憲法」とも呼ばれ、市民が行政と対等な関係・責任で自治に参加・協働する理念や仕組みなどを明文化。
 2001(平成13)年に北海道のニセコ町が制定したのをきっかけに全国で広がり、現在では200以上の自治体で制定されており、「まちづくり基本条例」など名称や規模はさまざま。
県内で自治基本条例・まちづくり条例等を制定した例
(注:条例名・規模はそれぞれ異なり、網羅したものではありません)
市・町
施行日
市・町
施行日
1
志木市
2001年10月1日
12
熊谷市
2007年10月1日
2
鳩山町
2003年4月1日
13
美里町
2007年10月1日
3
和光市
2004年1月1日
14
宮代町
2008年4月1日
4
富士見市
2004年4月1日
15
三芳町
2008年6月1日
5
入間市
2004年4月1日 16
川口市
2009年4月1日
6
草加市
2004年10月1日 17
越谷市
2009年9月1日
7
久喜市
2005年3月1日 18
三郷市
2009年10月1日
8
吉川市
2005年4月1日 19
春日部市
2010年4月1日
9
秩父市
2005年5月24日 20
羽生市
2010年4月1日
10
坂戸市
2006年7月1日 21
北本市
2010年4月1日
11
新座市
2006年11月1日 22
八潮市
2011年7月1日
 県内でも志木市・鳩山町・富士見市・和光市・久喜市・草加市・秩父市・新座市・日高市など20以上の市や町が、既に自治基本条例や「まちづくり条例」などを制定しています。

延べ319人の職員や市民が受講
 最終回のこの日は、一般市民30人(前回より9人減)・市職員や幹部79人(同23人増)・市議3人(増減なし)の計112人(同14人増)が参加。市民の参加が減り、職員らの参加が増えるなど前回とは逆の結果。
 3回の講座合わせて延べ319人(市職員・幹部206人、市議16人、市民97人)が受講したことになります。

自治基本条例のつくり方など説明
出石稔教授
出石稔教授
 今回は出石稔・関東学院大教授が「自治基本条例の制定に向けて」と題して、「自治基本条例のつくり方」のテーマで講義。出石教授は地方自治論・政策法務論・行政法が専門で、厚木市や大和市の議会基本条例制定などにも参画しています。

「進むべき道を示す最高規範」
 出石教授は「自治基本条例は『自治体の最高規範』として位置付けるべきで、最近よく作られているまちづくり条例や市民参加条例とは次元が違う」とし、「自治体運営の理念や基本的な指針を決める、拠るべきルール。川越市が進むべき道を示すもの」などと話しました
 条例制定の手続きについては、先進地の事例などを紹介しながら市民の関わり方についても説明。「多くの関係者が参与し、重層的な市民参加・協働の手法を取り入れて策定することが最も大切」「市民のニーズをくみ取り、市民の合意を得て策定することで条例の効果が発揮される」「町の個性を盛り込み、反映させることで独自性を出すことが重要」などと話しました。
 また、出石教授は「条例が効果を発揮するためには職員・市民・議員の意識改革が重要で、互いの関与や監視が不可欠」と制定後の心構えについてもふれました。

主権者の市民がどう関わるか
出石教授の説明に聞き入る市民や市職員ら
出石教授の説明に聞き入る市民や市職員ら
 この連続講座は、昨年9月10日発行の「広報川越」1230号で川合善明市長が、2012(平成24)年度中の条例制定に向けて市民や議会に協力を求めたのがきっかけで始まった勉強会。
 主権者である市民が、主役の一人としていかに制定のプロセスに関わるかが、自分の暮らしや立場を守る重要な鍵となるだけに、連続講座に参加した市民も真剣に聞き入っていました。
 市では「今後は政策企画課を事務局に、条例制定に向けた進め方を市幹部らと話し合って検討し、来年度には市民を交えた何らかの委員会・審議会を考えていきたい」としています。

(写真は元町の川越市役所で)
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現職26・新人18の44陣営が出席
 
4月17日告示の市議選立候補予定者説明会
    2011年02月07  名簿は随時更新!!
市選管の新井忠雄委員の挨拶を聞く市議選立候補予定者や代理人ら
市選管の新井忠雄委員の挨拶を聞く市議選立候補予定者や代理人ら

市議選立候補予定者3月16日現在・50音順)更新!!
現職
27
新人
25
52人(定数36)
 緑色は現職、ピンク色は新人を示します。
 年齢は4月17日現在のものです。
 空欄は本人未記入のもの。非公開希望者の不明欄は?としました。

氏名
性別
年齢
現・新
党派
職業
住所
明ケ戸亮太
30
みんなの党
印刷業
小堤
新井喜一
61
法人役員
藤間
石川智明
51
無所属
団体役員
鯨井新田
牛窪多喜男
61
無所属
自営業
南田島
江田肇
68
無所属
農業
石田本郷
大泉一夫
53
公明党
行政書士
仙波町
荻窪利充
43
無所属
会社役員
広栄町
小ノ澤哲也
49
公明党
豊田本
小野澤康弘
57
無所属
吉田
柿田有一
37
共産党
小堤
片野広隆
35
民主党
霞ヶ関東
加藤昇
56
無所属
一級建築士
宮下町
川口啓介
35
無所属
古谷上
川口ともこ
37
共産党
豊田本
吉敷賢
64
自営業
並木
桐野忠
47
公明党
的場新町
久保啓一
69
無所属
農業
藤倉
倉嶋美恵子
56
無所属
福祉NPO理事
広谷新町
小林薫
51
無所属
落語家
今成
小林正次
74
無所属
会社役員
伊勢原町
近藤芳宏
55
公明党
砂新田
今野英子
34
共産党
団体役員
稲荷町
坂本将士
30
無所属
会社員
的場
嶋村伸夫
63
無所属
自営業
今福
清水京子
60
公明党
野田町
関口勇
70
自民党
西小仙波町
高梨淑子
64
無所属
なし
福田
高橋つよし
48
社民党
団体役員
古谷上
田村鶴雄
65
無所属
なし
伊勢原町
中原秀文
48
無所属
会社役員
脇田本町
仲裕志
無所属
なし
脇田本町
中村文明
44
公明党
なし
新宿町
樋口直喜
28
無所属
自営業
脇田町
平戸義治
61
無所属
なし
宮元町
三浦邦彦
69
無所属
大学教授
霞ヶ関北
三上喜久蔵
65
無所属
農業
古谷上
茂木三雄
61
無所属
自治会役員
三久保町
本山修一
63
共産党
団体役員
三久保町
やまきあやこ
59
民主党
砂新田
山根史子
27
民主党
議員秘書
古市場
ヨシダミツオ
63
みんなの党
会社役員
南通町
吉野郁恵
56
無所属
会社役員
藤間
若海保
65
無所属
農業
久下戸
若狭みどり
48
公明党
上戸
(非公開)
(非公開)
(非公開)
(非公開)
(非公開)
(非公開)
(非公開)
(非公開)
市議選は4月17日告示・24日投開票
 4月17日告示・24日投開票される川越市議会議員選挙の立候補予定者説明会が、7日午後1時半から5時前まで元町の川越市役所で開かれました。

説明会には44陣営100人以上出席
 説明会には立候補予定の現職26人・新人18人の計44陣営が出席。
 本人または代理人・関係者らも含め100人以上が、市選管・川越警察署交通課・郵便事業(株)などから説明を聞きました。

定数36めぐり1週間の選挙戦
 川越市議会は昨年12月の定例会で、議員定数をこれまでの40から1割削減することを決めており、定数36の議席をめぐって4月17日から1週間の選挙戦が繰り広げられることになります。

3月17日までは新たな出馬予定者も
 現職38人のうち引退を表明している市議もいるものの、出席したのは7割以下。
 立候補予定者は3月17日に必要書類を揃えて事前審査を受けることになっており、この日までには説明会に出席しなかった市議や、新たに立候補を思い立つ新人、出馬を思いとどまる人が出るものと見られます。

公選法の注意点や手続きなど説明
秋山正・選管事務局長
秋山正選管事務局長
 説明会では、市選挙管理委員会の新井忠雄委員が挨拶。立候補予定者には届け出に必要な書類一式が配られ、秋山正・選管事務局長らが手続きの仕方や注意点などについて説明しました。
 出席者らは、公職選挙法に抵触しない選挙活動の範囲や各種手続きの進め方、年齢は4月24日現在のものを届け出ること、立候補取り消しは4月17日中までは有効でそれ以降は供託金(30万円)が返還されないこと、選挙で本名と違う名前やひらがなを用いる場合の注意など、多岐にわたる注意点についてメモを取りながら真剣にに聞き入っていました。

(写真は元町の川越市役所で)

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「早期なら開腹せず内視鏡で治療」
 胃がんテーマに
9回「市民健康講座」
         2011年02月05
市民健康講演会で会場からの質問に答える医師の(左から)丸山浩さん・喜多宏人さん・望月智行さん
会場の質問に答える医師の(左から)丸山浩さん・喜多宏人さん・望月智行さん
丸山浩・市保健所副所長
丸山浩・市保健所副所長
喜多宏人・埼玉医科大国際医療センター消化器内科教授
喜多宏人教授
望月智行・川越胃腸病院長
望月智行・川越胃腸病院長
病気・医療を分かりやすく
 病気や医療について分かりやすく説明することで、市民にもっと健康に関心を持ってもらおうという「市民健康講演会」が、5日午後2時から4時半まで新富町の川越プリンスホテルで開かれ、市民ら267人が講演を聞きました

テーマは胃がん検診・治療
 講演会は、川越市医師会(小原康史会長)と市の共催で毎年1回開催。9回目となる今回は「胃がん検診と内視鏡による最新治療の現状」がテーマ。
 市保健所副所長の丸山浩医師と、埼玉医科大国際医療センター消化器内科教授の喜多宏人医師が講演しました。

川越市の原因別死亡割合
熊谷振作・川越市医師会理事
熊谷振作・医師会理事
小原康史・川越市医師会長
小原康史・医師会長
川合善明市長
川合善明市長
「市民の3分の1はがんで死亡」
 講演会は熊谷振作・市医師会理事が司会を務め、小原康史医師会長と川合善明市長が挨拶。
 小原会長は「国民の2人に1人が、何らかのがんにかかっていると言われています。皆さんもがんの知識を十分に受け入れて、まず予防をしっかりやっていただきたい」などと話しました。
 川合市長は「市内でも、亡くなられる人の約3分の1が各種のがんによるもの。市民のがん予防のため市では各種のがん検診を行っているが、いまひとつ受診率が良くない」などと話し、積極的な受診を呼び掛けました。
(注:右の参考グラフは2003年のデータです)

「胃がんの診断・治療は格段に変化」
 講演会は、川越胃腸病院の望月智行院長が座長を務めて進行。望月院長は「胃がんは第1回目の講演会でも取り上げたテーマだが、診断・治療の仕方も10年前とは格段の違いがある。どれだけ進歩したかを知ってもらい、がんで死なないよう活かしてください」と話しました。
「川越市における胃がん検診の現状」について話す丸山浩・市保健所副所長
「川越市における胃がん検診の現状」について話す丸山浩・市保健所副所長
「周りの人に受診呼び掛けて」
 最初に講師を務めた丸山医師は「川越市における胃がん検診の現状」について講演。
 「市ではバリウムを飲んで胃粘膜の変化を見るエックス線検査を行っているが受診率は4.7%で、所沢市の6.3%より低く熊谷市並み。厚労省が目標とする受診率50%に遠く及ばない」などと説明。
 「講演会に参加された皆さんも、帰ったら周りの人2人以上に受診を呼び掛けてください」と訴えました。

「胃がんに対する最新の内視鏡治療」について話す喜多宏人・埼玉医科大国際医療センター消化器内科教授
「胃がんに対する最新の内視鏡治療」について話す喜多宏人・埼玉医科大国際医療センター消化器内科教授
「内視鏡の進歩で早期がん治療も」
 続いて講師を務めた喜多教授は「胃がんに対する最新の内視鏡治療」のテーマで、早期発見・早期治療・体に優しい内視鏡治療について講演
 内視鏡センター長も務める喜多教授は「がん死亡率は男女とも胃がんが2番目に多い。食生活や喫煙など原因はいろいろあるが、国民の約半数が感染しているといわれるピロリ菌が消化器疾患の危険因子として注目されている」と説明。
 内視鏡の構造や技術革新の様子などを紹介しながら「内視鏡は口や鼻から消化器の粘膜を直接見ることができ、より高い確率でがんの早期発見ができる。初期のがんであれば、メスでお腹を切る腹腔鏡手術を受けなくても、内視鏡でがんを切除し治療できるまでになっています」などと話しました。

「市の内視鏡がん検診導入は?」
 質疑応答では、会場から盛んに質問が。講演した両医師と望月院長が市民からの質問に答えました。
 「内視鏡検査はどのくらいの間隔で受ければいいのか?」には、喜多教授が「40歳を過ぎたら年1回の検診が望ましい」、望月院長が「がん検診は車検と同じで、安心して生きるために必要なものと考えてください」などと回答。
 「ピロリ菌は体から取り除けると聞いたが?」には、喜多教授が「3種類の薬を1週間飲むと9割の人は除菌できるが、保険診療の対象にならない場合は費用が掛かる」などと答えました。
 「さいたま市や越谷市などでは内視鏡による検診が行われているが、なぜ川越市では進んでいないのか?」の質問には、丸山副所長が「医療機関のキャパシティーや費用の問題はあるが、これから内視鏡検診が進んでくると、今後はバリウム検査か内視鏡検査かを選ぶような形も検討していかなければいけないと思う」などと話しました。
(写真は新富町の川越プリンスホテルで)
会場の市民からは盛んに会場の市民からは胃がん検診などについて盛んに質問が質問が
会場の市民からは胃がん検診などについて盛んに質問が
会場の市民からは胃がん検診などについて盛んに質問が
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一通・ほこ天など提言へ
 第13回「北部中心市街地交通円滑化策検討委」
         2011年02月04
委員会の提言案について話し合う委員ら
委員会の提言案について話し合う委員ら

答申案について意見交わす
 蔵の街並みで全国に知られる一番街を歩く観光客らの安全を確保し、安心して散策や買い物をしてもらえるよう交通規制について話し合う「北部中心市街地交通円滑化策検討委」は、4日午後2時から最終回となる13回目の委員会を開催。
 これまで出された各委員の意見をまとめ、今月中に川合善明市長に提出する答申書の原案について話し合いました


3年半、13回の議論重ねる
久保田尚委員長
久保田尚委員長
 同委員会は久保田尚・埼玉大教授を委員長、小川邦夫・元町二丁目自治会長を副委員長に、周辺各自治会の代表・学識経験者・道路や警察関係者・商業団体関係者・バス業者・市関係部長ら38人が委員、行政関係者ら幹事者16人の計54人がメンバーとなって構成。
 2007(平成19)年8月の設置以来、社会実験も交えて3年半にわたり13回の会議で交通規制の内容や地元・周辺住民生活への影響などについて検討を重ねてきました。

「地元に根強い反対の声残る」
 昨年夏以降の委員会では、地元の一部住民らから根強い反対意見が出されるなど、合意形成に難航する場面も。
 最終回のこの日も「なぜ南向きの一方通行でなければいけないのか」「地元住民の半分は反対している」「十分な議論がされていないのでは」「松江町の交差点改良など、周辺道路の渋滞を緩和する手立てが取られていない」など、交通規制による弊害について問題視する発言が聞かれました。

提言のまとめには最後までさまざまな意見が
提言のまとめには最後までさまざまな意見が
「反対意見もあるが市発展のためなら」
 一方で、「1年に1割の客が減る景気の中で、現状のままではいけない。何か仕掛けて良い街にしなければ」「1人でも多くの人を川越に招くのが商人の基本。快適な街になれば滞留時間も延び、売り上げも伸びる」など、改善に前向きな意見も。
 最終的には「市の発展のためにはやむを得ない」「状況に応じて規制内容を見直しできるようにする」「規制の影響を最小限にするため、交差点改良などを優先して行う」「施行後も地域住民の声を十分に聞く」などの内容を盛り込むことで、全体としての合意に達しました。

終日南向きの一方通行
春秋の休日に「ほこ天」
 提言の骨子は「一番街を終日、北から南への一方通行とし、春や秋は一定の日曜・祝日を日中のみ歩行者天国にする。市が交通規制の実施を判断する際には、議論の過程で賛否両論あったことを尊重することを求める」というもの。
 委員会では更に文章表現など内容を詰め、正式な答申書にまとめて今月中旬には川合市長に提出することにしています。

(写真は元町の川越市役所で)
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「農業技術の匠」に市内初の選定
 
 里芋生産技術で田中正宏さん
        2011年02月02
川合善明市長(左)に「農業技術の匠」選定を報告する田中正宏さん(中央)と原聡・県川越農林振興センター農業支援部長
川合善明市長(左)に「農業技術の匠」選定を報告する田中正宏さん(中央)と原聡・県川越農林振興センター農業支援部長

「農業技術の匠」の選定証
「農業技術の匠」の選定証
川越市内では初めての選定
 優れた農業技術を持つ生産者を全国から選ぶ農水省の「農業技術の匠」に、川越市内では初めて藤間の農家・田中正宏さん(51)が選定。田中さんが2日午後4時から元町の市役所を訪れ、川合善明市長に選定されたことを報告しました。

全国7人のうちの1人に
 「農業技術の匠」は、生産性の向上などの普及により地域活性化に貢献した農業技術を開発・改良した農業者を選ぶもの。農林水産大臣が2008(平成20)年度から毎年、選定証を贈っています。
 今回が3回目で、初回に県内の2人が選定を受けましたが、川越市内で選ばれたのは田中さんが初めて。全国で選ばれた7人の1人に入りました。
 選定対象となったのは田中さんの里芋生産技術で、独自の種芋選びと密植栽培による生産性の向上が評価されました。

「農業技術の匠」の選定を報告する田中正宏さん
「農業技術の匠」の選定を報告する田中正宏さん
原聡・県川越農林振興センター農業支援部長
原聡・県川越農林振興センター農業支援部長
独自に栽培技術を開発し公開
 田中さんは、寛永年間(1624〜1643)から代々受け継がれてきた農業を33年前に継承。約185a(1万8,500平方m)の畑で大根・里芋・ホウレン草・枝豆・水菜などを栽培しています。
 里芋栽培では、種芋に入間野地区で普及する「土垂(どだ)れ系」を使用。収量や品質を向上させるために、約20年前から独自に堆肥や土づくりを研究し、葉物野菜など他の作物と交互に栽培する輪作体系を確立。通常は1反(約992平方m)当たりの収穫が約3t程度なのに対し約5tと、6割以上多い収穫量を上げるなど生産者の所得向上に寄与しています。

 田中さんは現在、県地域指導農家協会の副会長や川越地区地域指導農家連絡会の会長を務めるなど、川越や入間野地区の農業振興・青年農業者の指導などにも尽力。2年連続で受賞した「JAいるま野さといも共進会」県知事賞の栽培技術を公表し、入間郡全体の普及に役立ててきました。

「若い人たちの農業を支えて」
 この日、田中さんは川越地方の農業技術普及に務める県川越農林振興センターの原聡・農業支援部長と共に市役所を訪問。川合市長に選定までの経緯や生産内容などについて報告しました。
田中さん自家製の里芋の唐揚げを試食する川合市長
田中さん自家製の里芋の唐揚げを試食する川合市長
 田中さんは「藤間の久保地区の里芋は神事に用いられ、江戸にも出荷されていたブランド。それを継承・改良する技術が農水大臣から認められてうれしい。川越の里芋生産量は県内4番目だが、もっと増やしていきたい」などと説明。
 川合市長市長に「志のある若い人たちが夢と希望を持って農業ができるよう、支えてください」と要望しました。

自家製の里芋の唐揚げを披露
 田中さんは、川合市長の「田んぼで里芋を作っている人もいるが、田んぼより畑の方が向いているんですか」の質問、に「田泥と火山灰土を混ぜて使うのが、食感と形の良い里芋を作るコツです」などと話していました。
 この日は、田中さんの奥さんが作った里芋の唐揚げも披露され、川合市長も試食。選定対象となった立派な芋だけではなく、出荷基準から漏れた小さい里芋も無駄にせず、家庭でおいしく食べる工夫として紹介されました。
(写真は元町の川越市役所で)
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県NPO大賞「優秀賞」受賞を報告
 
 「子ども大学かわごえ」の遠藤学長ら
        2011年02月02
川合善明市長(左)に県NPO大賞「優秀賞」受賞を報告する遠藤克弥学長
川合善明市長(左)に県NPO大賞「優秀賞」受賞を報告する遠藤克弥学長
県NPO大賞「優秀賞」に輝く
 NPO法人「子ども大学かわごえ」の遠藤克弥学長らが2日午前10時半から、元町の川越市役所を訪れて川合善明市長に県NPO大賞の「優秀賞」受賞を報告しました。

県内NPO1900団体から選考
 県NPO大賞は、県内に約1,900あるNPO団体の中から優秀な活動を選ぶため、今年度から初めて設置されたもの。
 今回は116団体が名乗りを上げ、選ばれた30団体を県ホームページで紹介。このうち、学識経験者や県民投票(1万1,816票)で選ばれた8団体が出場し、先月16日に伊奈町の県民活動総合センターで公開プレゼンテーションが行わました。
 選考委員6人・会場投票300人による審査の結果、「子ども大学かわごえ」は発足から2年と浅い歴史ながら、強豪を退け大賞に次ぐ優秀賞に輝きました。(注:大賞は「ときがわ山里文化研究所」)

子どもの素朴な向学心育てる
 同校は「なぜ?」「どうして?」といった子どもたちの素朴な疑問・好奇心を原動力に、年間の授業を通じて子どもたちに学ぶ喜びや楽しさを知ってもらい、個性を伸ばそうと発足 。地元の大学や教育機関・企業や行政などが協力し、地域や保護者らがボランティアで運営に参画することで非営利で活動しています。
子ども大学かわごえの学園祭「ミニかわごえ」を訪れ、市民登録する上田清司知事(右)=昨年3月13日、連雀町の蓮馨寺で
子ども大学かわごえの学園祭「ミニかわごえ」を訪れ、市民登録する上田清司知事(右)=昨年3月13日、連雀町の蓮馨寺で
 授業では大学教授のほか、ジャーナリストの池上彰さんら専門分野で活躍する著名人を講師に招いて本格的な知識を子どもにも分かりやすく伝えており、児童や保護者からも高い評価を受けています。

川越をモデルに県が6校開校
 昨年3月に連雀町の蓮馨寺で行われた同校の学園祭「ミニかわごえ」を訪れた上田清司知事は「子ども大学」の活動に感銘。
 これをきっかけに、県ではこれまで「子ども大学かわごえ」をモデルにして熊谷・深谷・新座・所沢・越谷・行田の6市で子ども大学を開校しています。

遠藤克弥学長
遠藤克弥学長
酒井一郎事務局長
酒井一郎事務局長
全国初の試みが評価される
 この日は、遠藤克弥学長(東京国際大学長補佐)と酒井一郎事務局長が川合市長を訪問。受賞に至る選考内容などについて説明しました。
 遠藤学長は「発足当初は定員50人程度で企画していたが、予想を上回る受講希望者に、今では170人にまで申し込みが増えた。子どもたちの授業に対する意欲も素晴らしく、講師を務めた先生たちもびっくりするほど。日本初の試みでしたが、皆さんにも評価していただき、うれしい」などと受賞を報告。
 川合市長は「子ども大学かわごえの取り組みが評価されて良かった。今年も学園祭の『ミニかわごえ』を訪れたい」などと話し、受賞を祝いました。
(写真は元町の川越市役所で)
川合善明市長(手前右)に受賞報告する(左から)遠藤克弥学長・酒井一郎事務局長・尾崎利則・市民部長
川合善明市長(手前右)に受賞報告する(左から)遠藤克弥学長・酒井一郎事務局長・尾崎利則・市民部長
川合善明市長
受賞報告を聞く川合善明市長

商店街を回り、学園祭「ミニかわごえ」の告知ポスターを貼ってもらうジュニアスタッフの子どもたち=1月22日、連雀町の大正浪漫夢通りで
商店街を回り、学園祭「ミニかわごえ」の告知ポスターを貼ってもらうジュニアスタッフの子どもたち=1月22日、連雀町の大正浪漫夢通りで
「ミニかわごえ」の一般参加者募る
 同校では今年も3月12(土)・13日(日)に蓮馨寺で学園祭「ミニかわごえ」を開く予定で、現在、当日の「ビジター市民」(入場希望者)を募っています。
 対象は小学生で、参加費は1日500円。申し込みはメールまたは往復はがきで、〒350-1109 川越市霞ヶ関北3-12-6 霞ヶ関自治会館内 子ども大学かわごえ「ミニかわごえ2010」実行委員会まで。詳しくは同校ホームページで
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