【ニュース短信保存庫 2011年1月】 
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1億円の重みにびっくり
 川越第一小6年が税について学ぶ
         2011年01月25
講師の林竜太郎税理士(右)から"1億円の札束"を見せられて驚く6年2組の児童ら
講師の林竜太郎税理士(右)から"1億円の札束"を見せられて驚く6年2組の児童ら

次代を担う子らに税の大切さ
次代を担う子どもたちに税について知ってもらおうという租税教室が25日、郭町の市立川越第一小学校(伊藤明校長・687人)で開かれ、社会科の授業として6年生4クラス133人が税理士の説明やビデオで「税の大切さ」などを学びました。

子どもたちと一緒に授業を聞く(右から)東野登代次・税務署長、下田憲一・関東信越税理士会川越支部広報部長、新井孝次・教育長、伊藤明校長
子どもたちと一緒に授業を聞く(右から)東野登代次・税務署長、下田憲一・関東信越税理士会川越支部広報部長、新井孝次・教育長、伊藤明校長
管内57校の子どもたちが受講
 租税教室は、川越税務署(東野登代次署長)や関東信越税理士会川越支部(西川孝博支部長)などでつくる「川越地区租税教育推進協議会」(会長:新井孝次教育長)が主催。
 今年度は、管内の小学校53校・中学校4校・高校3校・公民館7館の計67カ所で行っています。
 この日は川越支部の土金浩之税理士と林竜太郎税理士が個別に先生役を務め、午前中に4組(武藏直人教諭・33人)・3組(原田浩明教諭・33人)・2組(関茜教諭・33人)・1組(坂本初江教諭・34人)で各1時限(45分)ずつ税について説明しました。

土金浩之税理士(右)の質問に手を挙げる6年3組の児童ら
土金浩之税理士(右)の質問に手を挙げる6年3組の児童ら
土金浩之税理士(右)の授業を真剣に聞く6年4組の児童ら
土金浩之税理士(右)の授業を真剣に聞く6年4組の児童ら
ラーメンを例に所得税を説明
 土金さんは優しい語り口で「税金って何でしょう」と切り出し、手を挙げた子どもたちが例に挙げた消費税・自動車税・ガソリン税・たばこ税・住民税などの中から、所得税について詳しく説明。
土金浩之税理士
土金浩之税理士
 1杯500円のラーメンには材料の値段のほかに食器代や電気・ガス・水道料金、店の家賃などの経費が含まれており、経費が400円だとすると100円の儲けに対して所得税が掛かること、収入の多い人はより多く、少ない人は少なめに払う仕組みになっていることなどを説明。こうして集まった税金で、道路や学校・警察や消防など社会の仕組みが維持されていることを話しました。

林竜太郎税理士(右)の出題に答える6年2組の児童ら
林竜太郎税理士(右)の出題に答える6年2組の児童ら
「スマップの最高納税者は?」
 林さんは人気グループのスマップのメンバーを例に挙げ、子どもたちには馴染みの薄い確定申告について説明。
林竜太郎税理士
林竜太郎税理士
 「5人のうち税金を一番納めているのは誰でしょう?」などとクイズを出題。子どもたちから一番解答の多かった木村拓哉さんではなく、実は中居正広さんが約2億円の税金を納めており、約5億円の収入があるとみられることなどを紹介すると、子どもたちから驚きの声が。
 また、これらの納められた大切な税金は皆が選んだ代表らが話し合い、無駄のないよう使い方を決めていることなどが説明されました。意外な話の展開に、税金の授業でありながら子どもたちは食い入るように説明に聞き入っていました。

"1億円の札束"を抱えて「重〜い」を連発する児童ら
"1億円の札束"を抱えて「重〜い」を連発する児童ら
"一億円の札束"に「重〜い」
 それぞれの授業では億単位のお金の話が出てきたため、どのクラスでもアルミのトランクに詰められた1億円の札束(表面のみ印刷された偽物)が用意され、子どもたちに披露。子どもたちは代わる代わる抱えては"1億円の重み"を通して税の重要さを体感していました。
 また、授業では税についてのアニメビデオ「マリンとヤマト 不思議な日曜日」(約17分)も上映。子どもたちは、日ごろ何気なく生活している身の回りのものが税金で賄われていることをあらためて知り、「税金がないと大変なことがよく分かった」などと話していました。
(写真は郭町の市立川越第一小学校で)

税についてのの授業に目を輝かせて聞き入る6年1組の児童ら
税についてのの授業に目を輝かせて聞き入る6年1組の児童ら
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意見調整、終盤でもつれる
 第12回「北部中心市街地交通円滑化策検討委」
         2011年01月25
一番街を行き交う車から歩行者の安全を守る方策について話し合う委員ら
一番街を行き交う車から歩行者の安全を守る方策について話し合う委員ら

終盤の委員会で意見調整もつれ
 川越の観光スポット・一番街を行き交う車から歩行者の安全を守る方策を話し合う「北部中心市街地交通円滑化策検討委」が25日午後2時から約2時間、元町の市役所で開かれました
 委員会は2007(平成19)年8月の設置以来、3年半にわたり話し合いが持たれてきましたが、終盤の12回目となるこの日も意見調整がもつれるなど、具体的な方針は示されませんでした。委員会では更に議論を重ね、来月には意見をまとめて川合善明市長に答申することになっています。

交通規制による周辺道路への影響について説明する久保田尚委員長
交通規制による周辺道路への影響について説明する久保田尚委員長
一昨年には交通規制の社会実験
 同委員会は久保田尚・埼玉大教授を委員長、小川邦夫・元町二丁目自治会長を副委員長に、周辺各自治会の代表・学識経験者・道路や警察関係者・商業団体関係者・バス業者・市関係部所長らが委員となって構成。
 2007年10月、08年11月、09年2月・5月・6月・11月には、一番街を交通規制することに対するアンケート調査を実施。08年からは埼玉大と共同で交通規制の効果・影響について図上でシミュレーションし検討。
 実際に規制した場合の判断材料として、09年11月7日から23日まで全面通行止め(歩行者天国)や一方通行規制などの社会実験を行ってきました。

住民や委員に繰り返し説明
 昨年2月以降には社会実験の調査・分析結果をまとめた詳細な報告書が公表され、委員会でもこれらを基に前回まで5回の話し合いが重ねられてきました。
 昨年7月に開かれた第9回の委員会では「社会実験から8カ月も経ち、十分検討を重ねてきた。そろそろ方向性を示してはどうか」との意見も出るなど、具体的な方策についてまとまっていく動きを見せました。
 しかしその後、地元住民の一部から根強い反対の声が新たに出るなど、状況は一進一退。委員会に出席する自治会の代表も一部交代し、南向きより周辺道路の渋滞が予想される北向きの一方通行をあらためて提案する委員も出るなど、既に確認済みだったはずの社会実験の調査内容・報告書についての認識にも個人差が。
 委員会では、これらの疑問や意義の声が上がる度に地元住民らと意見交換。委員会でもこれまでの経緯や調査結果について再度説明し、理解を求める場面が繰り返されています。

「観光客の危険はこのまま?」
 一番街の交通規制には地元や周辺に暮らす人々の理解と協力は欠かせませんが、一方で一般市民や観光客からは「交通規制の検討が始まってから既に3年、社会実験を行ってからも1年2カ月が経過しているのに、何で一向に具体的な対策が取られていないのか」「怖いのに、いつまでも何も変わらない」などの声が聞かれます。川合市長はマニフェスト(選挙公約)でも中心市街地の渋滞解消や観光客の満足度向上を挙げており、交通規制や交差点改良などを進めていくと約束しています。
 次回の委員会は2月4日午後2時から市役所7階の大会議室で開かれる予定で、誰でも傍聴できます。答申まで目前に迫った委員会の結論がどういう方向に向いていくのか、川越を訪れた観光客の安全確保はどうなるのか、成り行きが注目されます。
(写真は元町の川越市役所で)
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今度は銭洗弁財天で洗った現金
 「夜のドラえもん」から市役所に書留
         2011年01月21
書留の中には現金1万1,712円と「夜のドラえもん」名で手紙が
書留の中には現金1万1,712円と「夜のドラえもん」名で手紙が
書留で現金と手紙届く
 全国的にランドセルや文具などが匿名で寄せられる中、21日には「夜のドラえもん」を名乗る市民から市役所福祉課長宛に現金が書留で郵送されました。
 市役所には13日・17日に匿名の市民からランドセルが届いたばかり。市内でも「善意の輪」が広がりを見せています。

洗った現金1万1,712円
 書留はこの日午前11時ごろ市役所に配達されたもので、中には現金1万1,712円(1万円札・千円札が1枚ずつと硬貨)が。

手紙には「伊達直人さんに共感」
 また、「全国の伊達直人さんニュースに共感しておりました一人です。昨年家内と行った鎌倉の銭洗弁財天で財布から出して洗ったお金です。洗ったお金は貯めるのではなく有効に使うものと聞きました。お役に立てば幸いです」などの内容が書かれた手紙が同封されていました。手紙はワープロなどで印字されたもので、文中には「私も公務員のはしくれ」とあり、文末には「夜のドラえもん」の名前が。
 封筒裏の差出人欄には市内の住所・氏名(手紙とは別のもの)が手書きされていましたが、子育て支援課で調べたところ該当する住所はなく、架空のものとみられます。

ランドセルと一緒に児童養護施設へ
 同課では川合善明市長に報告。市長決裁を待って、市が仲立ちとなる形で先日届いたランドセルと一緒に市内の児童養護施設に引き渡し、有効活用してもらうことにしています。
(写真は元町の川越市役所で)
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「活きた条例は進化している」
 
 川越市が自治基本条例の第2回講座開く
        2011年01月21
自治基本条例の動向や課題などについて話す廣瀬克哉教授
自治基本条例の動向や課題などについて話す廣瀬克哉教授
連続講座の2回目開く
 自治体の在り方や指針、行政・議会・住民らの役割・権利・務めなどを定める自治基本条例(以下、同条例)について学ぶ2回目の講座が21日、午後6時から約2時間半にわたり元町の川越市役所で開かれました。

全国200超す自治体で制定
 同条例は「自治体の憲法」とも呼ばれ、市民が行政と対等な関係・責任で自治に参加・協働する理念や仕組みなどを明文化。2001(平成13)年に北海道のニセコ町が制定したのをきっかけに全国で広がり、現在では200以上の自治体で制定。県内でも志木市・鳩山町・富士見市・和光市・久喜市・草加市・秩父市・新座市・日高市などが既に制定しています。

講義する廣瀬克哉教授
講義する廣瀬克哉教授
職員の参加減り、市民が増える
 この日は、一般市民39人(前回より11人増)・市職員や幹部56人(同15人減)・市議3人(同7人減)の計98人(同11人減)が参加。職員らの参加が減った反面、市民の参加が増えました。
 今回は廣瀬克哉・法政大法学部教授を講師に迎え、「自治基本条例の動向と課題」と題して「なぜ同条例を定めるのか」「最近の同条例の動向」の2つのテーマについて聞きました。廣瀬教授は行政学・自治体学が専門で、所沢市の議会基本条例制定などにも参画しています。 

「進化させる条例は活きる」
 廣瀬教授は、岐阜県多治見市や北海道・ニセコ町など先進の事例を挙げながら解説。
 住民自治や市政参加には行政との情報共有が前提であること、主権者である市民の市政参加手段が確保されなければいけないこと、町の特長を活かした内容にすべきことなどを説明。
職員や幹部・市議が減り、市民の参加が増えた2回目の自治基本条例講座講座
職員や幹部・市議が減り、市民の参加が増えた2回目の自治基本条例講座講座
 教授は「活きている条例は進化し続けており、形骸化している条例はいつまでも形骸化したまま」と話し、条例は美辞麗句でまとめるのではなく実効性を伴う具体的な内容とし、時代や社会情勢に応じて見直しを怠らないようにしなければ、作った意味がなくなる危険性があるなどと指摘しました。
 また、教授は議会基本条例制定の重要性についても話しましたが、出席した市議はわずか3人
。連続講座は3回を予定しており、次回は2月8日(火)午後6時から市役所7A・B会議室で「自治基本条例の制定に向けて」のテーマで開催。誰でも自由に参加することができます。
(写真は元町の川越市役所で)
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3種類のワクチン接種を全額補助
 
2月1日から外国人含む市民対象に川越市
        2011年01月20

小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)・ヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)の接種は現在、一時中止されています。

2月から3種ワクチン接種無料に
 川越市は2月1日から、市内の住民登録者・外国人登録者がヒブワクチンや小児用肺炎球菌ワクチン・子宮頸がん予防ワクチンを接種する際の費用を全額補助することを決めました。

川越市では個人負担分も全額補助
 国の補正予算成立で接種費用の9割(国と市町村で折半(注1)を公費補助、残り1割を自己負担とするワクチン接種緊急促進事業に伴うもの。川越市では、自己負担分についても全額補助することで市民が無償で接種できるようにしました。
(注1:基本的な枠組みで、接種費用によって負担割は市町村で差があります)


ヒブは生後2カ月〜5歳未満対象
 ヒブワクチン(注2)の接種対象者は、生後2カ月以上・5歳未満の乳幼児(約1万4,000人)。7カ月未満から接種を開始する場合は計4回、7カ月〜12カ月未満から始める場合は計3回、1歳以上から始める場合は1回の接種となります。1回につき7,300円の全額が無料となります。
(注2:インフルエンザ菌による髄膜炎・肺炎・敗血症・喉頭蓋炎などの感染症を予防するワクチン)

肺炎球菌は1回1万円が無料に
 小児用肺炎球菌ワクチン(注3)の接種対象者も、生後2カ月以上・5歳未満の乳幼児(約1万4,000人)。7カ月未満から接種を開始する場合は計4回、7カ月〜12カ月未満から始める場合は計3回、1歳〜2歳未満から始める場合は計2回、2歳以上の場合は1回の接種となります。1回につき1万円の全額が無料となります。
(注3:肺炎レンサ球菌による細菌性髄膜炎などの肺炎球菌感染症を予防するワクチン)

子宮頸がん、中1〜高1は無料
 子宮頸がん予防ワクチン(注4)の接種対象者は、中学1年から高校1年の女子(約6,000人)。6カ月間で3回の接種が必要。1回につき1万7,000円の全額が無料となります。なお、昨年11月1日〜1月31日にワクチン接種した人には7,000円が償還され、全額補助扱いとなります。
 また高2年の女子(約1,500人)については、2012年3月まで市独自で1回1万円を補助。今春高校を卒業する高3の女子(約1,500人)については、今年度中(3月31日まで)に1回以上の接種を済ませた場合に限り、来年度も1回につき1万円を補助することに決めました。
(注4:ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)により、子宮頸部と呼ばれる子宮口付近に発生する癌を予防するワクチン)

総事業費は1億479万円
 ワクチンの公費助成に掛かる事業費は、ヒブワクチンが約1,585万円・小児用肺炎球菌ワクチンが約2,171万円・子宮頸がんワクチンが約6,713万円で、総事業費は約1億479万円。予備費および不足額を市議会3月定例会の補正予算に盛り込む予定になっています。
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川越では仮面ライダーらから
 市役所に善意のランドセル届く
         2011年01月17
市役所に届いた黒・赤2つずつのランドセルには「御入学御祝・仮面ライダー」のノシ紙が
市役所に届いた黒・赤2つずつのランドセルには「御入学御祝 仮面ライダー」のノシ紙が

市役所にランドセル届く
 漫画「タイガーマスク」の主人公・伊達直人などを名乗る人から、ランドセルや文具などが贈られる善意の輪が全国的に広がる中、17日朝には元町の川越市役所に新品のランドセル4つ(黒・赤2つずつ)が届きました

発送依頼主欄に書かれていたのは「仮面ライダー」の名前のみ
発送依頼主欄に書かれていたのは「仮面ライダー」の名前のみ
送り主は「仮面ライダー」
 これは午前9時ごろ、市役所受付に市内百貨店からの商品発送荷物として届いたもの。4つが1つの段ボールに入り、手紙などはなく配送伝票の送り主欄に「仮面ライダー」と手書きの名前があるのみ。
 ランドセルの箱には「御入学御祝 仮面ライダー」と印刷されたノシ紙が巻かれていました。

市内の児童養護施設で活用へ
 子育て支援課では早速、川合善明市長に報告。送り主が匿名を希望しているとみられることから発送元の百貨店に問い合わせなどはせず、ランドセルは市民からの善意として市内の児童養護施設に贈って活用してもらうことにしています。

中1女子からは大切に使ったランドセル
 同課には13日にも、「中1女子」を名乗る市民から赤いランドセルが贈られたばかり。
13日には匿名の中1女子から自分が使っていたランドセルの寄贈が
13日には匿名の中1女子から自分が使っていたランドセルの寄贈が
伊達直子名で「中古ですが施設で使ってください」などと書かれた手紙が添えられ
伊達直子名で「中古ですが施設で使ってください」などと書かれた手紙が添えられ
 こちらは13日午前9時15分ごろ、母親と見られる女性が同課を訪れ「中古ですが施設で使ってください。一つしかなくてすみません。中一 伊達直子」と自筆で書かれた子育て支援課長あての手紙を添えて贈ったもの。
 ランドセルは少女が小学校時代に大切に使ってきたものとみられ、とてもきれいな状態。
 同課では、こちらも送り主の意思を尊重して市内の児童養護施設で活用してもらう予定です。

(写真は元町の川越市役所で)
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新成人が企画・運営に初参加
 
第62回川越市成人式に2,126人が出席        2011年01月10
旧友と再会し記念撮影やおしゃべりを楽しむ新成人ら
旧友と再会し記念撮影やおしゃべりを楽しむ新成人ら

川越市の新成人と式典出席者
新成人
今年度
前年度
増減
増減率

該当者
1,855
1,779
+76
+4.27%
出席者
1,152
1,105
+47
+4.25%
出席率
62.10%
62.11%
-0.01pt

該当者
1,600
1,711
-111
-6.49%
出席者
974
1,112
-138
-12.4%
出席率
60.88%
64.99%
-4.11pt

該当者
3,455
3,490
-35
-1.00%
出席者
2,126
2,217
-91
-4.10%
出席率
61.53%
63.52%
-2.99pt
昨年より91人少ない2,126人が出席
昨年より91人少ない2,126人が出席
初めて新成人の運営委員(晴れ着の4人)が交代で司会
初めて新成人の運営委員(晴れ着の4人)が交代で司会
前年比91人減の2,126人が出席
 成人の日の10日午後1時から、下老袋の川越運動公園にある総合体育館で第62回「川越市成人式」(川越市・市教委主催)が開かれ、平成2年と同3年生まれの新成人が出席して20歳の門出を祝いました
 今年成人を迎えた市民は、男性1,855人(同76人増)・女性1,600人(同111人減)の計3,455人で、昨年に比べ35人減っています。
 このうち、式典に出席したのは男性1,152人(同47人増)・女性974人(同138人減)の計2,126人(同91人減)で、出席率は61.53%(2.99ポイント減)でした。


晴れ着で旧友との再会楽しむ
 晴天に恵まれたこの日、晴れ着やスーツに身を包んだ新成人が集まり始めた午前11時ごろは、気温4.5℃前後。
 北北西の風が約6mと強く、晴れ着や髪の乱れを気にしながら互いに記念写真を撮るなど、久しぶりの再会を楽しんでいました。

新成人が企画・運営に初参加
 成人式は前回までは市教委が所管していましたが、今回からは昨年新設された文化スポーツ部文化振興課に移管。
 これに伴い同課では昨年8月、成人式の企画に若者の意見を取り入れようと公募の新成人13人(男5人・女8人)で構成する成人式運営委員会を立ち上げ、記念品(キーケース)の選定や進行などについて5回にわたって話し合ってきました。
 式典でもメンバーの森裕美さん(的場)・長谷桃子さん(山田)・関口未来さん(笠幡)・深井友望さん(新宿町)の4人が交代で司会を務めるなど、市としては初めての試みとなりました。

「努力の積み重ね、惜しまないで」
 大野英夫副市長の開会宣言に続き、全員で国歌斉唱。
成人式で式辞を述べる川合善明市長
式辞を述べる川合善明市長
 川合善明市長が「人生の節目の日には、ぜひこれまでの自分を振り返り、これからの人生の在り方・展望を思い描いてください。今後の人生に対する前向きな気持ちと、地道な日々の努力の積み重ねをどうぞ惜しまないでください」などと新成人を激励しました。
開会挨拶の大野英夫副市長
開会挨拶の大野英夫副市長
祝辞を述べる小林薫議長
祝辞を述べる小林薫議長
閉会挨拶の石川稔副市長
閉会挨拶の石川稔副市長
新成人の誓いを述べ、川合市長(左)から記念品を受ける坂代綾香さん(中央)と榎本圭一郎さん
新成人の誓いを述べ、川合市長(左)から記念品を受ける坂代綾香さん(中央)と榎本圭一郎さん
 続いて、来賓を代表して小林薫・市議会議長が「皆さんの前途には、あらゆる可能性があります。自分を信じ、失敗を恐れず挑戦し努力し続けることが肝要です。困難な状況に遭遇したときは皆の英知を結集・共同し、感謝の気持ちを忘れないでください」などと祝辞を述べました。

「自分に厳しく人に優しく」
 新成人を代表し、坂代綾香さん(藤間)と榎本圭一郎さん(四都野台)が「より良い社会の担い手として、自分に厳しく人に優しく自分を高めていきたいと思います」「大人になったという自覚を持ち、人生を全力で生き抜くことを誓います」などと誓いの言葉を述べ、川合市長から記念品を受け取りました。
 式典では数人が大声ではしゃぐ場面もありましたが大きな混乱はなく、午後1時45分に石川稔副市長の閉式の言葉で無事終了。今年もアトラクションは行われませんでした。

【新成人100人に聞きました】
 小江戸新聞社では、今年も式典に参加した新成人100人(無作為)に「5段階評価で川越の住みやすさは?」「将来も川越に住みたいと思いますか?」「川越の良い(好きな)ところ・悪い(嫌いな)ところは?」「あなたの夢・目標は?」の4点について聞きました。

川越の住みやすさは?(5点満点)
「住みやすさ」は78点
 「住みやすさの5段階評価」では、5点が16人・4点が63人・3点が18人・2点が1人・1点が2人で、平均点は3.9。100点満点に換算すると78点と、まずまずの評価。
 「良いところ」では、多い順に「歴史・伝統・文化がある(33人)」「交通の便が良い(13人)」「自然が残っている(9人)」「ほどほどに都会(9人)」などと回答。
 「悪いところ」では、多い順に「特にない(31人)」「交通の便が悪い・都心まで遠い(18人)」「駅周辺以外は不便(10人)」「道路が狭い・一方通行が多い(7人)」「治安が悪い(5人)」などを挙げていました。

将来も川越に住みたいと思いますか?
7割が「将来も住みたい」
 「将来も住みたいか?」では、「住みたい」が69人・「住みたくない」が19人・「どちらとも言えない・分からない」が12人で、約7割が「条件が許せば将来も川越に住みたい」と考えているようです。

しっかりと具体的な夢や目標
 「将来の夢・目標」では就職や結婚といった一般的な夢・目標より、管理栄養士や看護師・社会福祉士・教師や警察官・服飾デザイナー・公認会計士など具体的な職業や資格取得を挙げる人が昨年より増え、雇用が厳しい中でもしっかりとした目標を掲げている新成人が多く見られました。
(写真は下老袋の川越運動公園と市総合体育館で)
友達と仲良く笑顔で入場
友達と仲良く笑顔で入場
晴れて新成人の仲間入り
晴れて新成人の仲間入り
友達と仲良く笑顔で入場
友達と仲良く笑顔で入場
2階から成人式を見守る家族ら
2階から成人式を見守る家族ら
それぞれの夢や目標を持って羽ばたく新成人
それぞれの夢や目標を持って羽ばたく新成人
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今年は市役所前で出初式
 
川越地区消防組合が救助演習など披露
        2011年01月09
消防車両13台によるパレードに、沿道の市民らから熱い視線が
消防車両13台によるパレードに、沿道の市民らから熱い視線が

昨年の火災・救急概要
【火災発生件数】
昨 年
前 年 比
建物火災
55
-3
林野火災
±0
車両火災
10
-6
その他火災
37
-8
損害額
7,947.8
万円
-185.7
万円
焼損棟数
85
+7
焼損床面積
1,264平方m
+633平方m
焼損表面積
426平方m
-70平方m
り災世帯
58世帯
+6世帯
り災者数
172
+42
死者
4
+1
負傷者
17
-5
【救急概要】
出場件数
14,687
+1,197
搬送人数
13,269
+1,232
(注) 火災概要の数値は調査中のものもあり、確定値ではありません。
今年は市役所前で開催
 川越市と川島町を管轄する川越地区消防組合(管理者・川合善明市長)は、9日午前9時から11時まで元町の市役所南駐車場で消防出初式を開催。
 市民らが見守る中、救助訓練や川越鳶(とび)組合(加藤弘頭取)によるはしご乗りの妙技などを披露し火災予防を訴えました。

市庁舎屋上から被災者を救出
市庁舎屋上から被災者を救出
鳶(とび)組合がはしご乗りの妙技を披露
鳶(とび)組合がはしご乗りの妙技を披露
大規模災害の体制強化を
 式には消防本部職員約120人・消防団員約200人・来賓約80人の約400人が出席。
 消防副管理者の大野英夫・副市長が開式を宣言。管理者の川合市長が、整列した消防隊員らを前に「昨年は記録的な猛暑に見舞われ、地震や集中豪雨などの自然災害や火災・事故等が各地で発生し、多数の被害が出た。住民の消防機関への期待はますます増大している。住民一人ひとりの防火意識高揚とともに、火災予防対策の推進や大規模災害の初動・救急救命体制の充実・強化などを図っていかなければならない」などと式辞。
 消防組合の吉敷賢議長、野村廣・消防団長の挨拶に続き、来賓として小林薫・市議会議長や門井由之・川越警察署長らが挨拶しました。

毒ガス発生に防護服で対応
 晴天に恵まれたこの日の川越地方。式が始まった9時ごろは2.1℃と冷え込みましたが、11時ごろには8.1℃と日が昇るにつれ気温も上昇。大勢の市民が会場を囲んで見学する中、消防隊員らが日ごろの訓練成果を披露。
 はしご車3台が据えられた会場の前を消防団の消防車両13台がパレードすると、沿道の親子連れらが写真を撮るなどして見学。鳶組合がはしご乗りの妙技を披露すると盛んに拍手や歓声が起こっていました。
 演習では、はしご車による市庁舎屋上からの被災者救出・有毒ガス発生を想定し特殊防護服に身を包んだ隊員らによる救助・原因物撤去などの様子に、息をのんで見入っていました。

一斉放水・ヘリ救出は中止
 出初式は昨年まで9年間は新富町の丸広百貨店駐車場で、それ以前は市役所前(同12・13年)や本川越駅前(平成10・11年)、消防本部内(同9年まで)などで開かれていました。今回、周辺住民や買い物客への配慮などから会場を市役所前に変更。会場が狭いため、恒例の一斉放水は取り止めに。
 県防災ヘリによる被災者救出の演習は、昨年7月に秩父山中の墜落事故で残り1機のみとなったため、緊急出動以外の飛行は原則中止に。
 5歳の男の子と小1の女の子を連れ、岸町から来たという本井さんは「子どもたちも毎年楽しみにしています。一斉放水とヘリが見られなかったのはちょっと残念でしたが、救出作業が目の前で見られたので良かった」などと話していました。
(写真は元町の市役所南側駐車場で)
会場を市役所南側駐車場に移して開かれた消防出初め式
会場を市役所南側駐車場に移して開かれた消防出初め式
特殊防護服姿の隊員が有毒ガスの被害者を救助
特殊防護服姿の隊員が有毒ガスの被害者を救助
川合善明管理者
川合善明・管理者
大野英夫副市長
大野英夫・副管理者

吉敷賢・消防議会議長
野村廣・消防団長
野村廣・消防団長
小林薫・市議会議長
小林薫・市議会議長
門井由之・川越警察署長
門井由之・川越警察署長
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「恵まれているときに手を打つ」
 
一番街商業協同組合が新年会
        2011年01月06
清水要・県中小企業団体中央会川越支所長(左奥)の発声で乾杯する参加者
清水要・県中小企業団体中央会川越支所長(左奥)の発声で乾杯する参加者
観光の中心・蔵のまちが新年会
 川越の重要な産業である観光の中心を担う蔵のまち・一番街の商業協同組合が6日、午後7時から元町の幸すしで新年会を開催。
 商店主ら35人が酒を酌み交わして新年を祝い、まちの発展を願って親交を温めました。

経営者に大切な資質は「真摯な心」
 落合康信・副理事長(中市本店)の開会の言葉に続き、吉崎正明・理事長(吉野屋)が「多くの観光客の皆さんが訪れてくださるこのまちで商売をさせていただき、本当にありがたいことだと思っています」と挨拶。
落合康信・副理事長
落合康信・副理事長
吉崎正明・理事長
吉崎正明・理事長
 先日読んだというベストセラー『もしドラ』(注) についてふれ、「経営者に一番大切な資質とは勉強や経験では培えないもので、最も重要なのは『真摯(しんし)な心』だということが書かれていた。商店街の活性化には各店の繁栄が欠かせないものだと思います。皆さん頑張っていきましょう」と新年の意気込みを示しました。
 注):正式な本のタイトルは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社刊)

川合善明市長
川合善明市長
金子憲二・商連会長
金子憲二・商連会長
小林薫・市議会議長
小林薫・市議会議長
山崎嘉正・商議所副会頭
山崎嘉正・商議所副会頭
「厳しい財政下でも元気が出る施策を」
 続いて来賓が祝辞。
川合善明市長は「税収が落ち込んで厳しい中でも、一所懸命元気を出すようなことをやっていきたいと考えている。昨年11月28日の小江戸川越マラソンには約9,000人が参加し、一番街では沿道の皆さんが応援してくださるなど本当にありがたかった。鏡山酒造跡地には小江戸蔵里もでき、今年からは花火大会も毎年行いますので、引き続きご支援・ご協力を」などと挨拶。

「恵まれているときに手を打つことが大事」
 川越商店街連合会の金子憲二会長は「川越の商連は今年50周年を迎えるが、今では商店街の人通りが県内でトップになった。この厳しい経済環境の中で川越市は恵まれていると言える。この今、良いときに手を打つことが大事だと思う。『おもてなし』ができる商店街として、何か知恵を出していただきたい」と話しました。
 また小林薫・市議会議長は、議員定数を4人減らして36としたことなど議会改革について披露。商議所の山崎嘉正副会頭は卯年にちなみ、「耳をちゃんと立てて情報を得て、すぐ実行ということでやっていきたい」と祝辞を述べました。
(写真は元町の「幸すし」で)
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産・学・官で中核人材を育成
 川越商議所が新年名刺交歓会
         2011年01月06
原宏顧問(壇上前列中央)の音頭で地酒「鏡山」を乾杯する祝宴参加者
原宏顧問(壇上前列中央)の音頭で地酒「鏡山」を乾杯する祝宴参加者

政財界の310人が賀詞交換
 川越商工会議所(大久保敏三会頭)は6日午前11時から午後1時まで、新富町の川越プリンスホテルで「新年名刺交歓会」を開催。地元政財界の代表や商議所会員ら約310人が新年を祝い、地域経済の発展に力を合わせていくことを誓い合いました。

年頭挨拶する大久保敏三会頭
挨拶する大久保敏三会頭
政財界の代表ら約310人が参列した商議所新年名刺交歓会
政財界の代表ら約310人が参列した商議所新年名刺交歓会
「産・学・官連携で人材を育成」
 山崎嘉正副会頭の開式の辞に続き、昨秋から新会頭に就任した大久保会頭が「昨年は春先こそやや回復の兆しが見られたものの、夏ごろからの急激な円高・輸出の減速などにより景気回復は足踏み状態となり、地域の企業は極めて厳しい経営環境に置かれている。このような中にあってこそ商議所の担う役割は大きい」「新年度は中小企業の経営革新や経営課題の解決に積極的に取り組み、産・学・官の連携による中核人材の育成などを進めていきたい」などと新年の抱負を話しました。

川合善明市長
川合善明市長
小林薫・市議会議長
小林薫議長
小宮山泰子・衆院議員
小宮山泰子・衆院議員
山根隆治・参院議員
山根隆治・参院議員
赤石清美・参院議員
赤石清美・参院議員
東野登代次・税務署長
東野登代次・税務署長
山崎嘉正副会頭
山崎嘉正副会頭
立原雅夫副会頭
立原雅夫副会頭
「地域のことは地域独自で」
 来賓祝辞として、川合善明市長が「行政としてやらなければいけないことはたくさんあるが、いつまで続くか分からない厳しい税収見込みの中で、歳入と歳出の乖離(かいり)をどうやって埋めていくか日々頭を悩ましている。国も借金ばかり増えてうまくいかない状況の中で、地域としては地域独自で頑張ってやっていかなければならないという決意を新たにしているのでご協力を」と挨拶。

「西口ふれあい拠点が前進」
 小林薫・市議会議長が議員定数1割削減など議会改革を進めたこと、小宮山泰子・衆院議員が法人税率の引き下げに至った取り組みなどを報告。山根隆治・参院議員や赤石清美・参院議員、渋谷実県議、東野登代次・税務署長が来賓として祝辞を述べました。
 地元県議を代表して挨拶に立った渋谷実県議は、川越駅西口に計画中のふれあい拠点について「3月には5,000万円の設計費が付き、平成24年には1,800人収容のホールが(着工)できて川越の発展は間違いないと思う」と話し、「今年は飛躍の年になるのではないか」との見通しを示しました。

鏡割りと万歳三唱で祝宴・歓談
 立原雅夫副会頭の閉式の辞で、参加者は祝賀会場に移動
 祝宴では古谷野和博副会頭
の挨拶に続き、大久保会頭・川合市長・小林議長・小宮山衆院議員・山根参院議員・赤石参院議員・福永信之県議・矢部節県議により、壇上で地酒「鏡山」の鏡開きが行われ、原宏商議所顧問の音頭で皆が乾杯し新年を祝いました。
 会場内では経済・産業界をリードする各企業・団体の代表者らが歓談しながら親交。最後は長島治商議所顧問の発声による万歳三唱に続き、立原雅夫副会頭が閉宴挨拶し散会しました。

経済界のキーワード・回復展望は?
 めまぐるしく変動する為替相場や株価など経済状況の見通しは不安定ですが、景気回復を望む参加者の思いもさまざま。
 小江戸新聞ではこの日の主な参加者に「今年の川越経済界のキーワード」と「景気回復時期の予測」を聞きました。
回答者
今年の川越経済界のキーワードは?
景気回復はいつごろだと思いますか?
大久保敏三さん
(商議所会頭)
忍から変化
秋ごろまでには期待
山崎嘉正さん
(〃副会頭)
温故知新
秋ごろには期待するが二番底が心配
立原雅夫さん
(〃副会頭)
スマート川越シティー
年内は難しいかも
古谷野和博さん
(〃副会頭)
扉を開く
知恵を出して自力で回復をつかむ
原敏成さん
(〃副会頭)
一歩前進
平行線をたどり、急に変わることはない
横山照夫さん
(〃専務理事)
時代への対応
夏以降か
齋藤英雄さん
(〃前会頭)
イノベーション
秋だと思う
水村圭司さん
(〃前専務理事)
粘り強く頑張る 10月ぐらいか
回答者
今年の川越経済界のキーワードは?
景気回復はいつごろだと思いますか?
川合善明さん
(川越市長)
回復
秋から年末までには
小宮山泰子さん
(衆院議員)
独自性の再認識
秋口以降から年末
赤石清美さん
(参院議員)
観光
4月以降には
粂原恒久さん
(観光協会長)
心機一転
8月くらいには
金子憲二さん
(商議所監事)
変化の決断
今年後半には多少
藤崎榮一さん
(〃評議員)
継続
夏ごろか
戸田周一さん
(〃常議員)
飛躍
足元を固めて待つ

古谷野和博副会頭
古谷野和博副会頭
祝宴で歓談する参加者ら
祝宴で歓談する参加者ら
原敏成副会頭
原敏成副会頭
長島治顧問の音頭で万歳三唱で新年を祝う政財界の代表ら
長島治顧問の音頭で万歳三唱で新年を祝う政財界の代表ら
(写真は新富町の川越プリンスホテルで)
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場内に初市祝う手締め響く
 川越総合卸売市場に全国から初荷
         2011年01月05
手締めで初市を祝う市場職員や仲卸業者ら
手締めで初市を祝う市場職員や仲卸業者ら

今年はキハダ37本、本マグロ3本が入荷
今年はキハダ37本、本マグロ3本が入荷
左手前がキロ3,300円の最高値がついた本マグロ
左手前がキロ3,300円の最高値がついた本マグロ
初市の場内には競り人の掛け声が響く
初市の場内には競り人の掛け声が響く
全国各地から川越に初荷が続々到着
 昨年は未収金の簿外処理という経理上の問題で揺れた大袋の川越総合地方卸売市場(柴田耕治社長)ですが、市場は川越周辺の住民にとっては貴重な存在。
 その市場に5日未明から全国各地の新鮮な魚介類や青果の初荷が入荷。マグロや地場産の青果などの初競りが行われました。

フグやスルメイカは2倍の高値
 魚介類は、午前3時ごろをピークに続々と入荷。競りが行われるのはマグロだけで、ほかはその場で仲卸業者と値決めをする「相対(あいたい)」で取り引きされます。
 前年に続き、12月下旬は全国的に"しけ"が続いていたため鮮魚の入荷量は少なく、例年の半分以下。
 このため、価格もフグやスルメイカは約2倍、ヒラメもキロ2,500円前後のものが4,000円前後と約1.6倍、ブリは10キロ1,400円前後のものが2,000円前後と約1.5倍で取り引き。スルメイカに関しては「確保するのが大変だった」(齋藤實・川越水産市場営業本部長)とか。
 一方、安くなっているのはカレイで、キロ1,200円前後のものが700円前後と4割ほど安くなっています。


初荷を次々と運び出す仲卸業者ら
初荷を次々と運び出す仲卸業者ら
齋藤實・営業本部長
齋藤實・営業本部長
武伸光・副組合長
武伸光・副組合長
「努力の積み重ねで春は来る」
 午前4時半には、慌ただしく続いていた荷受け作業をいったん中断。市場職員や仲卸業者らが場内に集まって新年恒例の初会式が行われました。
 齋藤営業本部長が「皆さんの商売繁盛で我々も元気になるので、宜しくお願いします」、副組合長の武伸光社長が「厳しい中でも日々の努力を積み重ねていけば、必ず春は来る。今年は役員改選の年なので、ぜひ若い人や意欲のある人に立候補してほしい」と挨拶し、三本締めで初市を祝いました。

最高値の本マグロはキロ3,300円
 この日、初競りに掛けられたマグロは本マグロ3本とメバチマグロ37本の計40本。昨年よりは10本多い入荷となりましたが、中国などアジア地域の急激なマグロ需要増で価格も1.5割ほど上昇。
 キハダマグロはキロ800円から順番に競りが進み、最も脂の乗ったアイルランド産の本マグロ(72.5kg)が23万9250円(キロ3,300円)の最高値で競り落とされました。




ジャガ芋・玉ネギは2〜3割高
 青果部門も未明から初荷が続々到着。ほとんどが事前の商談が済んでおり、競りが行われたのは地場産の青果のみ。ジャガ芋や玉ネギが2〜3割高いことを除けば全体的には価格は安定しており、入荷も順調という。
地場産のトマトやネギなどを競り落としていく仲卸業者ら
地場産のトマトやネギなどを競り落としていく仲卸業者ら
堀昌二郎・川越ベジフル社長
堀昌二郎・川越ベジフル社長
 初競りに先立ち、午前7時から荷受所前で新年祝賀式が行われ、堀昌二郎・川越ベジフル社長が年頭挨拶。
 清水武夫・仲卸組合長や橋本徳治・青果商組合代表の音頭で万歳三唱と三本締めにより初市を祝いました。


魚の取引量はピーク時の半分以下
 川越総合卸売市場ではここ数年、青果の取引量に大きな変化はないが魚介類は大幅に減少。1994(平成6)年5月の開設以来、2000(同12)年を境に毎年減り続け、昨年はピーク時の半分以下に。
 前年と比べても1割は減ったといい、川越水産市場の齋藤営業本部長は「ここまで落ち込むとは思わなかった。台所にまで不景気が及んだことを実感する。魚離れも進んでおり、魚のさばき方教室開催なども必要になっていると思う」などと話していました。
(写真は大袋の川越総合卸売市場で)
地場産野菜を前に手締めで初市を祝う青果市場関係者
地場産野菜を前に手締めで初市を祝う青果市場関係者
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「少ないコストでサービス向上を」
 仕事始め式で川合市長が年頭訓示
         2011年01月04
川合市長の年頭訓示を聞く約800人の職員
川合市長の年頭訓示を聞く約800人の職員

約800人の職員らが出席
 企業や金融機関などが仕事始めを迎えた4日、川越市は午前10時から郭町の川越市民会館で仕事始め式を開催。約30分間、川合善明市長が年頭の訓示をしました
 この日出席したのは、市職員2,369人(非常勤除く)と川越地区消防組合職員431人の計2,800人(昨年12月1日現在)のうち、仕事の都合を付けて集まった部課長・一般職員ら約800人。

年頭訓示する川合善明市長
年頭訓示する川合善明市長
「良いことも悪いことも報告して」
 年頭訓示に先立ち、全員が起立して市民憲章を唱和。
 川合善明市長は冒頭、川越総合卸売市場の簿外未収金問題にふれ、「一昨年に市長になって市場の取締役に就いた時に、どうして報告してくれなかったのか残念でならない」とし、不祥事を繰り返さないために「良いことも悪いことも、なるべく多くのことを私に知らせてほしい」と訴えました。

今年は土地の係争問題解決も課題
 新年にあたっては「財政が大変厳しい中で、行政を運営していかなくてはならない状況」とし、「新斎場やふれあい拠点の建設、学校・保育園の耐震化、新河岸駅・南古谷駅・川越市駅の周辺整備、市庁舎の耐震化、道路整備などやらなければならないことがたくさんある」と市民の生活基盤整備について課題を話しました。
 内政については「遅くとも来年までには人事評価制度を効果あるものに変えていきたい」とし、「今年は、境界争いや市有地の不法占拠・違法建築など係争含みの問題を解決しなければいけない」と提起。「法を守らずに得をするような例があれば、市民の遵法意識に大きな影響を与える」と、問題を整理していく決意を述べました。

地方行政の難しさにも言及
 また、「介護保険給付費が10年間で約2.7倍となるなど高齢化が進む中、福祉や教育の充実を図らなければならない。具体策はこれからだが、まちなかに緑と花を増やしていくことも考えている」などと抱負。
市三役らが並ぶ壇上で職員に年頭訓示する川合善明市長
市三役らが並ぶ壇上で職員に年頭訓示する川合善明市長
 子宮頸がんワクチンや小児肺炎球菌ワクチンなど、接種費用を補助する問題について「国の半額補助の方針が打ち切られれば全額市の負担となる」と、税収が減少する中で国の方針に振り回される地方行政の悩みについてもふれました。

「少ないコストでサービス向上を」
 「老朽化する市庁舎の新築のため、昨年から毎年5億円ずつ貯めて10年後に建設費の一部に充てる基金をつくったが、現実には5,000万円しか回せなかった」と一例を挙げて苦しい財政状況を説明。「市の状況を職員全体が理解し、少ない経費で大きな効果を上げられるよう各部署で工夫することで市民サービスを向上させてほしい」と結びました。
(写真は郭町の川越市民会館で)
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