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市議の定数1割減らし36人に
 市の歳費縮減で来春の統一地方選から
        2010年12月17 
定数1割削減が決められた川越市議会の本会議場(イラスト)
定数1割削減が決められた川越市議会の本会議場(イラスト)
市議定数40から36に削減
 17日に開かれた川越市議会(小林薫議長)12月定例会の最終日で、市議会議員の定数をこれまでの40から1割(4人)減らし、来年4月に行われる統一地方選挙の市議選から36とすることが決まりました。
(※ 定数とは選挙で選ばれる議員の人数

7会派が共同で議員提出議案
 定数削減は議員提出議案として市議から出されたもので、啓政会・公明党議員団・やまぶき同志会・自民クラブ・プロジェクト川越21・民主党議員団・スピリット50の7会派による共同提案。
県内他市の議員定数削減例
(2010.01.01以降)
従来
改訂後
削減
和光市
30
18
ー12
本庄市
30
22
−8
鴻巣市
34
26
−8
春日部市
38
32
−6
深谷市
34
28
−6
さいたま市
64
60
ー4
秩父市
30
26
ー4
加須市
34
32
−2
狭山市
24
22
−2
坂戸市
24
22
−2
東松山市
22
21
−1
 提案に対し、日本共産党議員団の本山修一市議や柿田有一市議が「県内唯一の中核市として他市より権限事務が約2,454項目も多い川越市としては、市政の一翼を担う市議の定数を削減するべきではない」「削減すべきか市民の声を聴かずに決めるのはどうか」などの意見が出されましたが、採決の結果、共産党市議4人と高橋剛市議(市民フォーラム)を除く起立多数で、原案通り定数1割削減が可決されました。

議員報酬の縮減は継続協議
 定数削減を含む議会改革については10月以降8回にわたり、9会派の代表12人が出席する議会運営委員会(小野澤康弘委員長)で話し合われ、回を重ねるにつれ削減に理解を示す会派が増えていきましたが、全会一致が原則の議運では最終的に決まらず、多数決による本会議場での議案提出・採決に持ち込まれたもの。
 議運の議会改革案のうち、市の歳出縮減につながる委員会視察費の1割縮減(1人20万円→18万円)、政務調査費1万円縮減(1人8万円→7万円)、議員の交通費にあたる費用弁償(1日2,900円)を実費支給に改めることなどは決まりましたが、効果が大きい議員報酬の縮減については意見がまとまらず結論を持ち越し、今後も協議を継続することになっています。

定数減で求められる議員の資質
 市議が4人減ることで市の歳費は5,000万円以上縮減することになりますが、今後の使途も注目すべきところ。
 また、定数が減ることで市政の一翼を担う議員一人ひとりに求められる資質も上がります
。特定の団体や地域の利益誘導型の選挙が終えんを迎える中、来年4月の市議選で誰を選び、私たち市民の声を市政に反映できるかは有権者次第。市民の責任も重くなったことを意味します。
(議場内は撮影が許可されていないため、イラストを掲載しました)
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川越総合卸売市場の簿外未収金問題
調査報告書の矛盾に疑問の声

 「意図的な隠ぺいではなかった」?
         2010年12月17
新鮮な青果や魚介類の物流拠点として期待が掛かる川越総合卸売市場だが…。 (写真と記事内容とは関係ありません)
新鮮な青果や魚介類の物流拠点として期待が掛かる川越総合卸売市場だが…。
(写真と記事内容とは関係ありません)

第三者調査委の結果を報告
 川越市が税金から出資している川越総合卸売市場(柴田耕治社長)が、1994(平成6)年5月の操業開始から8年間にわたって延納を認めた卸売会社2社の市場使用料の半額について、これまで未収金として決算書に計上していなかった問題。
 17日に開かれた市議会12月定例会最終日の冒頭、石川稔副市長が第三者調査委員会の調査結果について報告しました


原因の報告内容に疑問の声
 これは11日に開かれた同社の取締役会で説明された内容で、公認会計士1人による財務調査報告と弁護士2人によりまとめられた法務調査報告の2種類。
 これまでの調査で簿外未収金が当時の社長決裁(※)で意志決定され、延納承認については社外秘扱いされていたことが分かっているにもかかわらず、この日の報告では「社員の経理知識不足が原因で、意図的な隠ぺいではなかった」とされたことで市議らから疑問の声が上がりました。
(※ 2007年度までは舟橋功一・前市長が社長)

税の過小申告は時効が成立
 このうち財務調査では、最終的な未収入金の額は青果卸売会社が9,559万7,810円・水産卸売会社が5,071万5,607円・合わせて1億4,631万3,417円に上ること、2005(平成17)年度に計上した減損損失約174万4,410円は資産下落水準を満たしておらず計上すべきではなかったこと、同社の貸倒引当金は本来9,354万3,441円であるべきにもかかわらず実際には4,000万円しかないことなど会計処理の修正が必要であることを指摘。
 また報告書では、税務申告の影響について過小申告納税額については7年の時効が成立しているため追徴課税されないこと、不正経理を見落とした当時の会計監査人の責任については「職業的懐疑心を持って十分監査手続きを尽くすべきであったが、責任を問うほど重大な誤りがあったとまでは言えないと判断された」(抜粋)と結論を出しています。

社員の経理知識不足が原因?
 法務調査では、簿外未収金処理の原因について「社員や役員が隠ぺいするために意図的に行っていたものではなく、社員の経理知識が不足していたため適正な手続きが行われていなかったと判断された」(原文まま)とし、会社法上の損害賠償責任の有無については「簿外未収入金について取締役会に諮らなかったことや決算処理を怠ったこと、延納承認にあたって資料の検討が不十分であったなど任務懈怠(※)の責任は常勤役員にあるが、これまでに同社に実害が生じていないため損害賠償請求など法律上の責任を問うことはできない。ただし損害が発生した場合は当時の役員について責任追及を検討する必要がある」(要約)としています。
(※ 懈怠(かいたい・けたい)=一定の行為をなすべき期日を徒過して責任を果さぬこと [広辞苑] )

現社長・取締役にも責任
 また、決算未計上による損害については「当時の該当役員に会社法上の過料責任があるので、責任追及について取締役会で慎重に審議の上、検討すべき」(要約)とし、現役員の責任については「現社長・取締役は決算未計上を認識しながら適切な対処をしていなかったもので、出処進退を含め責任の取り方を検討することが望ましい」(要約)としています。
 市の責任については「同社の経営に深く関与する立場であったが、法律上の責任はない」(要約)とし、今回、経理知識の不足が問題発生の原因とされた社員の責任については「上司の命令に基づいた事務処理であり、直ちに責任を問うことはできない」(原文まま)と矛盾した結論を示しています。

片野広隆市議
片野広隆市議
市長も「原因報告に納得していない」
 報告に対し、片野広隆市議(民主党)が「報告書を見て市長が感じたことは?」「平成14(2002)年3月に未収入金の未計上が確認されているにもかかわらず、隠ぺいや故意によるものではないと市長は考えるか?」「一番責任があるのは誰か?」などと質問。
 川合善明市長は「会社の帳簿は正確に記載するものであるという一般常識がある中で簿外処理しており、直接的な証拠・根拠も示さずに経理知識の不足が原因と断定しているなど、報告書の内容については私も納得していない。現在、第三者委員会に説明を求めている」などと話し、「当時の代表取締役社長に一番責任がある」と答弁しました。

本山修一市議
本山修一市議
「横領や着服はなかったのか?」
 続いて、本山修一市議(共産党)が14項目にわたり質問。「巨額の未収入金に市民から疑いの声が寄せられているが、横領や着服などはなかったのか?」の質問には鈴木信一・産業観光部長が「横領・着服はありません」と否定
 「同社には内部統制システム構築の基本方針があるのに、なぜ機能しなかったのか? 今後の経営改善策は?」には、川合市長が「これまではシステムが形式的なものだったのではないかと推測されるが、必要なものなので徹底するよう取締役会で諮りたい」と回答。
 「返済は計画通り進められているのか、回収完了の時期は?」には、石川副市長が「平成27(2015)年7月に返済が終了する予定です」と答えました。

(議場内は撮影が許可されていないため、イラストを掲載しました)
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「がん見落としは市の責任
 和解金500万円に市議会で質疑が集中
        2010年11月29 
市議会本会議場
川越市議会の本会議場(イラスト)
税金から和解金500万円
 川越市議会は29日に開いた12月定例会で、川合市長が提出した議案について質疑。
 このうち、市の集団検診で肺がんが見落とされた市内の女性と500万円で和解した件について質問が集中。4人の市議が経緯や原因、検診にあたった医師会ではなく市が全責任を負う理由などについてただしました。

 胸部エックス線撮影による検診については、全国的に精度や有効性などが問題となっており、誤診や見落としによる裁判も各地で起こされています。

がん検診で2回も見落とし
 女性は2004(平成16)年と07(同19)年に市が行った集団がん検診を受診。胸部エックス線撮影で2度とも肺がんの兆候を見落とされ「異常なし」と判定されたために早期発見が遅れ、昨年医療機関で受けた診察で右肺のがんが腰骨にまで転移していることが発見されたもの。がんの摘出が難しいため、女性は薬による治療を受けています。
 市のがん検診に疑問を感じた女性は昨年5月、市総合保健センターを訪れて検診のエックス線写真の貸し出しを申し出、専門医によると5年前の時点で既にがんの兆候と見られる白い丸い陰が写っており、3年前の写真では陰が濃くなっていることを確認。がん検診を行った市に対して損害賠償を求めていました。

小ノ澤哲也市議
小ノ澤哲也市議
石川智明市議
石川智明市議
片野広隆市議
片野広隆市議
松井釜太郎市議
松井釜太郎市議
4人の市議が相次ぎ質問
 この問題について、小ノ澤哲也市議(公明党)・石川智明市議(プロジェクト川越21)・片野広隆市議(民主党)・松井釜太郎市議(啓政会)が相次いで質問
 和解までの経緯、検診にあたった医師の数や専門性・所要時間、医師会への委託料、医師会や担当医が負うべき責任、過去の見落とし例、裁判を経ずに和解となった理由、和解金500万円の算定根拠、再発防止策などについてただしました。これに対し、水野典子・保健医療部長や川合善明市長が答弁。

申し出から和解まで1年半
 経緯については、昨年5月に女性から診断写真貸し出しの申し出があり、9月に市と医師会に見落としに対する質問・要望が出され、11月に医師が誤診を認めて女性に謝罪。12月に市長が女性と面会し、今年2月に賠償金の提示要求があったこと、5月に双方が弁護士を立てて9月に和解金500万円で同意、今月に合意書を取り交わし議会提案に至ったことを説明。

故意・重過失以外は市の責任
 エックス線写真の判定には専門医2人があたり、150枚の写真を約1時間でチェックしたこと。委託料は受診者1人に付き1回3万3,000円で、検診の責任は医師が故意や重過失によるものでない限り市が負うものであること。

2001年にも乳がん見落とし
 過去の見落としに関しては、2001(同13)年にエックス線写真で乳がんの見落としがあったが専門の医療機関の触診で発見され、市が女性に謝罪して解決したこと。今回のケースでは女性が裁判を望まず、双方が弁護士を立てて示談で和解したこと。女性からは解決金として900万円の提示があったが、他市の例なども参考にし、精密検査の機会が遅れたことや精神的苦痛に対する慰謝料・弁護士依頼の諸経費などから500万円と算出したことなどが説明されました。

2年前からデジタル機を導入
すべてのがん検診で精度向上
 再発防止の取り組みについては、過去の検診写真と比較できる機能を持つデジタル式エックス線画像診断システムを、2008(同20)年に全がん検診に導入したほか、今年度からは画像診断や呼吸器の専門医が検診に参加してがん検診の精度を向上させていること、医師会と共催で研修会を毎年開く予定であることなどが説明されました。

「医師らの責任追及できない」
 医師会や担当医師に対し、見落としの責任追及や損害賠償を求めないことについて、石川市議がさらに追及。
 水野保健医療部長が「肺がんの場所が骨と重なって診断が難しかったことなどから医師の重過失とは言えず、医師会に解決金を請求できない」などと答えましたが、石川市議は「重過失であるか否かを市が判断するのはおかしい。解決金は貴重な市民の税金。市は委託した医師会に対し、解決金の一部でも支払いを求めるべきでは」と反論。
 川合市長は「医師会と交わした契約書では事故処理について市が負担するものとされており、医師に故意または重過失があったときだけが例外扱いとなっているために、重過失か否かを市が判断する必要があった。重過失がなかったと判断される以上、医師会や医師に責任追及ができない」と答えました。
 この件については、9日午前10時から開かれる厚生常任委員会でさらに審議されることになっており、誰でも傍聴することができます。

(議場内は撮影が許可されていないため、イラストを掲載しました)
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川越総合卸売市場の簿外未収金問題
調査報告書が遅れ審議できず
 
25日開会の市議会12月定例会
        2010年11月25

新鮮な魚介類・青果の物流拠点として期待が掛かる川越総合卸売市場だが…。
(写真と記事内容とは関係ありません)

調査報告書が大幅遅れ
 市が出資している川越総合卸売市場(株)が1994(平成6)年の創業以来、これまで未収金(8月末の残額約1億3,800万円)を帳簿に計上していなかった問題について、石川稔副市長が25日午前10時20分ごろ議会運営委員会で経過を報告。
 11月中旬をめどに提出される見込みとしていた第三者調査委員会の財務調査報告書と法務調査報告書が、膨大な資料や関係者への聞き取り調査に時間がかかり大幅に遅れているため、当初の予定どおり提出できなくなったことについて謝罪しました。
 石川副市長は、この日開会した本会議の冒頭でも簿外未収金について報告しましたが、内容はこれまでのものと比べほとんど進展はありませんでした。

卸売市場問題の審議は最終日か
 市議会では当初、25日に開会する12月定例会の冒頭で調査報告書に基づいた石川副市長の市政報告を受けて質疑・討論に入る予定でいましたが、とりまとめ作業の遅れにより卸売市場の問題についての審議が当面できなくなりました。
 石川副市長は「きのう来た情報によると『12月11日に開催予定の取締役会に間に合わせるよう尽力しているが、今月末までの完成を約束できる状況ではない』といい、届き次第報告したい」とし、「万が一それまでに報告書がまとまっていない場合でも、12日以降には経過や内容について議会に報告したい」と話しました。
 12月定例会は今のところ12日から16日まで休会の予定となっており、この時点で報告を受けても卸売市場問題についての審議は最終日の17日(金)となる見込み。審議が長引けば会期延長や臨時議会の開催も考えられます。

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「まちづくりに協力したい」
 東京国際大生と市長がタウンミーティング
       2010年11月24
学生から川合市長(手前)に積極的に意見・質問が
学生から川合市長(手前)に積極的に意見・質問が

構内には参加を呼び掛ける学生自作の看板が
構内には参加を呼び掛ける学生自作の看板が
学生が作った横断幕の前で挨拶する(左奥から)倉田信靖総長、田尻嗣夫学長、遠藤克弥・学長補佐
学生が作った横断幕の前で挨拶する(左奥から)倉田信靖総長、田尻嗣夫学長、遠藤克弥・学長補佐
テーマは「若者から見た川越」
 職域や分野別に市民の声を聴き、市政に生かそうという「川合市長と語り合うタウンミーティング」が24日午後5時から約1時間半、的場北の東京国際大第1キャンパスで開かれました。
 今年度8回目となる今回は、「若者から見た川越」をテーマに同校の学生から意見や質問を聴きました
学生の意見・質問に答える川合善明市長
学生の意見・質問に答える川合善明市長


学生が自作看板で参加呼び掛け
 大学構内のあちらこちらには、自由参加を呼び掛ける学生自作の看板や横断幕が
 会場となった図書館の大会議室には、各学部から学生48人と学校関係者10人が集まり、
市からは川合善明市長のほか植松久生・秘書広報監、尾崎利則・市民部長、木島宣之・文化スポーツ部長らが出席しました。
 冒頭、川合市長のほか同校の倉田信靖総長・田尻嗣夫学長が挨拶。意見交換では、多くの学生から川越市のことを心配する質問や、町の発展を願う意見・提言などが次々と。

「市発展のため架け橋に」
市内外の学生や留学生からも盛んに発言が
市内外在住の学生や留学生から盛んに発言が
市内外在住の学生や留学生から盛んに発言が
 「観光や都市景観に力を入れているのは分かるが、川越はどこに向かおうとしているのか?」の質問には、川合市長が「『川越蔵の会』の活動のおかげで蔵の町並みは残ったが、集客に関してはこれまでテレビドラマのブームに乗った"棚ぼた"的な発展の仕方をしてきた印象がある。市民の中には『観光客にお金を使うなら、自分たちのために使ってほしい』という声もあるが、大勢の人が全国から来てくれることで川越が活気付けられる効果について理解してもらわないと、川越の観光は尻すぼみになる」と回答。
 植松秘書広報監が「一番街も土産物店ばかりが増え、本来の魅力が失われてきたという声も聞く。市長はマニフェストで都市の品質追究を掲げており、観光についても質的な転換を図りたいと言っている」と補足すると、質問した学生が「大学にできることがあれば、私も市と大学の架け橋になりたい」と発言。

 この申し出について、川合市長が「せっかくの気持ちを生かせるよう、課題にしたい」と答えました。
 また、留学生からは「ゼミで『若者にとって住みやすいまち』というテーマで話し合ったが、古い町並みや文化を生かして川越の経済を活性化させるには、アイデアが重要。市と大学が連携して知恵を出し合い、審査して良いアイデアを絞り込んでいってはどうか」との提案も。

商店街の将来についても意見が
 別の学生は「市外に大規模商業施設が次々とできて、消費者が外に流れていくのではと心配。川越市は今後、駅周辺を再開発していくのか、郊外に大型モールを誘致していくのか、方針は?」と質問。
学生からは川越を良くするための意見や質問が次々と
学生からは川越を良くするための意見や質問が次々と
 市長の「郊外の大型ショッピングセンター建設は規制が厳しくなって難しくなっている。川越駅西口に計画中の西部地域ふれあい拠点に商業施設を入れて賑わい拠点にしたいと考えているが、景気の悪い状況下で出店のめどは不透明」との回答に、学生から「新たな商業施設ができると、既存の商店街の衰退に拍車が掛かるのでは」の声が。
 これに対し、木島部長が「歩いて生活ができるまちづくりというコンパクトシティーの考え方の下、3駅の回遊性を良くするなど中心市街地が活性化するよう支援し、まち全体で大型ショッピングセンターに負けないものにしようと考えています」と補足しました。
 「蔵造りのまちは今の状態を30年後・50年後も保てるのか。次世代を担っていく人たちは生まれていくのか心配」との声には、市長が「地元で商売を続けていこうという人が減って、東京などからの出店が増えてきている。商店街の後継者対策について良いアイデアがあれば、どしどし出してください」と答えました。

不登校など教育問題の質問や提言も
不登校など教育問題の質問や提言も
不登校など教育問題の提言も
 「市として不登校問題についてどういう考えを持って、どう取り組んでいるのか」の質問には、市長が「市教委が担当の問題だが、私も教育や不登校の問題には関心がある。川越では市教育センター分室「リベーラ」や「さわやか相談員」で対応しており、新井孝次教育長によれば不登校は昨年に比べ随分減ったという。きょう視察した中学校では、10人くらいの生徒が『さわやか相談員』に対応してもらっており、2つの小学校では不登校はいなと聞いた」と回答。
 「やんちゃな生徒が増えると生徒一人ひとりに目が届かなくなる。市で教師の数を増やせないか」の意見には、市長が「教員は県が採用している。先生が忙しくて子どもにきちんと対応できていないという問題は私も持っており、中核市長会で採用の権限を市に移すよう要求しているところです」と答えました。
 また、「学力が追い付けず塾に通えない子のために、志木市が行っている放課後指導員のような制度を取り入れてはどうか」といった提言も出されました。

水の味や駐輪場有料化にも意見
 「川越駅西口の無料駐輪場が有料化されるが、仕送りで生活しているので安くしてほしい」の声には、市長と市民部長が「月額2,000円、1日100円程度になると思う。市の歳入確保のため理解してほしい」と回答。
専門分野で答える(右から)秘書植松久生・秘書広報監、木島宣之・文化スポーツ部長、尾崎利則・市民部長
専門分野で答える(右から)秘書植松久生・秘書広報監、木島宣之・文化スポーツ部長、尾崎利則・市民部長
 「川越の水はにおいがする。水がまずいと、ずっと住んでいたいという気持ちになれない」の意見には「川越は約1割が井戸水、残りは県から買っている川の水なので改善は難しい」と理解を求めました
 このほか「市は学生の雇用確保についてどういう取り組みをしているのか」「川越駅から一番街までの道中、休憩できる場所が少ない」「東武東上線は川越市駅止まりが多く、大学がある霞ヶ関まで来る電車が少なくて不便」などの質問や意見が出されました。

「若い人の提案を取り入れたい」
 終了後、川合市長は本紙取材に「活発に発言があり、前向きな意見が多くてとても良かった。商店の後継者問題についてなど、これをきっかけにどんどん提案を出してもらい、若い人の意見を取り入れていければと思う」などと話していました。
(写真は的場北の東京国際大第1キャンパス図書館で)
国際会議場を思わせる広い会場で開かれた第8回のタウンミーティング
国際会議場を思わせる広い会場で開かれた第8回のタウンミーティング
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「つくるだけでは意味がない」
 自治基本条例制定向け連続講座始まる
        2010年11月22 
連続講座の初回で自治基本条例について話す真下英二・尚美学園大准教授(左奥)
連続講座の初回で自治基本条例について話す真下英二・尚美学園大准教授(左奥)

市民や職員が自治基本条例学ぶ
 川越市は22日、「自治体の憲法」とも呼ばれる自治基本条例について学ぶ連続講座を初めて開催。午後6時から約2時間半にわたり元町の市役所で、市幹部や職員・一般市民らが真下英二・尚美学園大准教授の講義を聞きました。

自治基本条例の連続講座開会で挨拶する川合善明市長
自治基本条例の連続講座開会で挨拶する川合善明市長
市広報9月10日号に掲載の「市長からの手紙」
市広報9月10日号掲載の「市長からの手紙」
全国約200の自治体で制定
 自治基本条例は自治体の在り方や指針、行政・議会・住民らの役割・権利・責務などを定めるもので、市民が行政と対等な関係・責任で自治に参加・協働する理念や仕組みなどを明文化。
 2001(平成13)年に北海道のニセコ町が制定したのをきっかけに全国で広がり、現在では200近い自治体で制定。県内でも志木市・鳩山町・富士見市・和光市・久喜市・草加市・秩父市・新座市・日高市などが既に制定しています


「市長からの手紙」がきっかけ
 川越市が自治基本条例に目を向けたきっかけは、広報川越1230号(今年9月10日発行)に掲載の「市長からの手紙」。ここで川合善明市長は、2012(平成24年)度中の条例制定に向けて市民や議会に協力を求めました。

一般市民の参加は4分の1
 連続講座は全3回の開催される予定で、初回のこの日は市職員や幹部71人(男65人・女6人)、市議10人(男6人・女4人)、一般市民28人(男21人・女7人)の計109人(男92人・女17人)が自由参加で出席。市民の参加は全体の4分の1にとどまりました。
 講師を務めた真下准教授は政治学・地方自治が専門で、第三次川越市総合計画審議会の委員も務めました。


自治基本条例について講義する真下英二・尚美学園大准教授
自治基本条例について講義する真下英二・尚美学園大准教授
「つくるだけでは意味がない」
 真下准教授は自治基本条例制定の意義や必要性などについて、これまでに制定した自治体の例を挙げながら解説
 重要なポイントとして、制定の目的・目標がはっきりしていなくてはならないこと、あらゆる市民が享受できるよう市民全体を巻き込んだ議論を尽くすべきであることなどを強調。
 「条例はつくっただけでは駄目。実際に利用されなければ意味がない」とし、「『他の自治体でやっているから川越市も』といった安易な動機でつくっても自己満足に終わり、実のあるものにはならない。本当に必要なのか、反対論を恐れずに議論を尽くしてつくることに意味がある」などと訴えました。

「先に制定ありきではないのか?」
 質疑応答では、参加した市民から「制定の是非を論じる前から、市は初めから制定ありきでスタートしているのではないか」の声も。
 これに対し、川合市長は「自治基本条例をつくりたいというのは私の意志で、市が政策として決めたものではない。『川越市はこういう自治体でありたい』という理念をぶち上げることに意味があり、言葉として明確に出すことによって自分自身や行政が、目標に向けて鼓舞される効果があると考えている」などと答えました。
 また、「『自治体の憲法』と言うが、議会制民主主義の下で制定された現在の条例との関係は?」「住民投票で制定を決めるのか?」「自治基本条例が活きる場面は?」などの質問には、真下准教授が「『自治体の憲法』というのは語弊もあるが、条例なので議会で議決するのが基本。政策提案などは含まれない。どういう場面で活きるかは、つくる過程で尽くした議論の中身によるものが大きいと思う」などと答えました。
 初回は若者の姿も見られましたが、条例制定の是非を含めいかに多くの市民を巻き込んだ議論が尽くされるかが課題で、成り行きが注目されます。次回は法政大の広瀬克哉教授を講師に、来年1月21日(金)午後6時から市役所7階の7AB会議室で開かれる予定で、誰でも自由に参加することができます。
(写真は元町の川越市役所で)
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米寿の女性も渾身の作
 絵手紙愛好家ら10周年で合同作品展
      2010年11月22〜27日
メンバー33人が思い思いに筆を振るった絵手紙1,000点がずらり
メンバー33人が思い思いに筆を振るった絵手紙1,000点がずらり

発足10周年記念し合同で作品展
 絵手紙作りのサークル「川越もみじの会」(牛久保玲子代表・23人)と「さつきの会」(小杉亘代表・10人)は発足10年を記念し、22日から27日まで新富町の小江戸蔵里(くらり)展示蔵で合同作品展を開催。会員らが描きためた作品約1,000点を展示しています。

家族連れで作品を見学する人も
家族連れで作品を見学する人も
思い思いのモチーフを描いた作品が
思い思いのモチーフを描いた作品が
郵便局の絵手紙教室からスタート
 両サークルは10年前、川越中央郵便局の絵手紙教室の生徒らが中心になって発足。5月に発足した「さつきの会」は主婦らが主なメンバーで、活動の中心は昼間。11月に発足した「もみじの会」は会社員らが主なメンバーで、活動の中心は夜。
 ともに月1回、第3水曜日に中央公民館に集まり、地球・絵手紙ネット協会の山本洋子さんを講師に約2時間、絵手紙づくりの腕を磨いています。

絵葉書から額入りの大作まで
 会場には、身の回りの果物や野菜・花・茶わんなどのほか川越の蔵や寺院・時の鐘などを和紙に描いたもの、扇やあんどん・手提げに描いたりカレンダーに仕立てたもの、額に入れた大作などが所狭しと並べられ、訪れた人らが見入っていました
 また会場では絵手紙の体験コーナーも設けられ、山本さんらが初めての人に丁寧に手ほどきしていました。

体験コーナーでは山本洋子さん(手前中央)らが来場者らに手ほどき
体験コーナーでは山本洋子さん(手前中央)らが来場者らに手ほどき
米寿の上田さんの作品
米寿の上田さんの作品
蔵里の廊下にはカレンダー作品も展示
蔵里の廊下にはカレンダー作品も展示
絵手紙励みで元気に米寿
 山本さんによると「どちらの会も10年間、メンバーが長続きしているのが特徴」といい、「メンバーは60歳前後が中心ですが、最高齢の上田さん(旭町)は米寿(88歳)になられた今でも、皆と一緒に写生会に参加し意欲的に作品をつくっています。絵手紙づくりを励みにされており、普段も自転車で買い物をされるなどお元気です」と話していました

「私もやってみたい」
 会場には家族連れの姿も。富士見市から来たという森田さんは「私も6年ぐらいやっていますが、遊びに行った先や家事が空いた時間に描けるのが魅力」と話し、娘さんは「絵手紙を描いている母を見ていて、没頭して心静まる時間って良いんだろうなとあこがれます。私も子どもの手が離れたらやってみたい」と話していました。
 絵手紙の展示は午前10時から午後5時までで、最終日は午後3時まで。

(写真は新富町の小江戸蔵里(くらり)展示蔵で)
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審議結果を市長に答申
 第三次川越市総合計画基本計画審議会
      2010年11月18
答申を前に最後の話し合いをする総合計画審議会のメンバーら答申を前に最後の話し合いをする総合計画審議会のメンバーら

11回の審議結果を市長に答申
 来年4月から5年間のまちづくりを進める指針となる「第三次総合計画後期基本計画」の審議会(立原雅夫会長・30人)は、18日午後4時から元町の川越市役所で審議結果を川合善明市長に答申しました。

川合善明市長(右)に答申書を手渡す立原雅夫会長(中央)と梶川牧子副会長
川合善明市長(右)に答申書を手渡す立原雅夫会長(中央)と梶川牧子副会長
川越の将来像決める大枠
 総合計画は、市民や行政が「川越はこうあるべき」と目指す将来都市像の実現に向けた目標や方策の大枠。
 「基本構想」「基本計画」「実施計画」の3つからなり、このうち今回審議された「基本計画」は構想を実現するための施策を体系化・重点化するためのものです。

市民や有識者ら30人で議論
 自分たちが住むまちをどうしたいかという、市民にとっても重要な"バイブル"ともいえる基本計画を策定するにあたり、市では市民の声を聴くための審議会を立ち上げ、3月29日に川合善明市長が諮問。
 これまでに10回、各種団体の代表者11人・市議9人・大学教授や弁護士6人・一般市民4人の計30人の委員が、人口・土地利用・産業・重点戦略・財政収支見通しなどの総論から「保健・医療・福祉」「教育・文化・スポーツ」「都市基盤・生活基盤」「産業・観光」「環境」「地域社会と市民生活」に関する分野別計画に
ついて、市が作った原案を基に議論を重ねました。

答申を受け、挨拶する川合善明市長
答申を受け、挨拶する川合善明市長
答申にあたり、要望を述べる立原雅夫会長
答申にあたり、要望を述べる立原雅夫会長
「『いきいき川越』の実現を期待」
 11回目の会合となったこの日は、答申を前に内容を最終的に確認。委員を代表して立原会長が川合市長に答申書を手渡しました。
 答申にあたり、立原会長が「市長は小江戸かわごえ重点戦略を着実に推進し、厳しい社会・経済状況の中で効率的で計画的な行財政運営に努め、すべての市民にとって『ひと・まち・未来・みんなでつくる いきいき川越』が実現されることを期待します」と要望。
 川合市長は「答申書に書かれた内容・趣旨を十分尊重して第三次総合計画後期基本計画を策定し、川越市に住んで良かったと思えるようなまちづくりに取り組んでいきたいと思います」などと答えました。


来年3月に策定し市民に公開
 答申書は今後、庁内の各担当部署で内容が検討・調整され、3月中に川合市長の決済を経て後期基本計画を策定。市議会3月定例会で報告されるとともに、市民に公開される予定になっています。 
(写真は元町の川越市役所で)
答申後、記念撮影する総合計画審議会の委員と川合善明市長
答申後、記念撮影する総合計画審議会の委員と川合善明市長
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「規格外の初雁球場、何とかして」
 高校生と市長がタウンミーティング
       2010年11月17
放課後、大会議室に集まった生徒39人を前に挨拶する川合善明市長放課後、大会議室に集まった生徒39人を前に挨拶する川合善明市長
高校生の質問に答える川合善明市長
高校生の質問に答える川合善明市長
石川稔副市長(左)と秘書植松久生・秘書広報監
石川稔副市長(左)と秘書植松久生・秘書広報監
尾崎利則・市民部長
尾崎利則・市民部長
吉野榮・学校教育部長
吉野榮・学校教育部長
放課後を待って学校で開催
 昨年の地域別に続き、分野別に市民の声を聴いて市政に生かそうという第7回「川合市長と語り合うタウンミーティング」が17日、放課後の午後3時45分から旭町の市立川越高校で開かれました。

高校1〜3年生39人が出席
 この日は、同校の普通科・情報処理科・国際経済科の1年生12人・2年生12人・3年生15人の計39人(市内生23人・市外生16人)が出席
 市からは川合善明市長のほか、石川稔副市長、秘書植松久生・秘書広報監、尾崎利則・市民部長、吉野榮・学校教育部長らが出席して高校生の質問に答えました。


「来年から初雁球場が使えない」
 日ごろ「若い人の意見を聞きたい」と話す川合市長も、ずらりと囲むティーンエイジャー相手に市議会などとはちょっと勝手が違う様子
 「普段思っていることや感じていることを何でも話してください」と柔らかく切り出しましたが、最初の意見は野球部男子の「初雁球場が老朽化と規格外で使えなくなると聞いたが、夏の高校野球大会までに何とかしてほしい」と"直球"の要望。
 川合市長は「規格より狭いために来年度から大会で使えなくなる問題は、何とかしなくてはいけないが若干時間がかかると思う」としっかりキャッチ。
 また、柔道部女子の「子どもたちや他校の生徒も来て、柔道場が狭いので何とかしてほしい」との要望には「建物を造るのはお金が掛かるが、体育館に畳を敷いて代用できないか」と"柔ら"かく提案。「顧問の先生に相談してみないと…」とかわされてしまいました。

「川越駅西口駐輪場、なぜ有料に?」
 「現在は無料の川越駅西口駐輪場が有料になると聞いたが、なぜなのか」の質問も
 尾崎市民部長が「あの場所をどう使っていくのが一番良いのか市民の皆さんで検討していく中で、暫定的に自転車置き場として提供しているものなので…」と答えましたが、通学に使用している高校生は納得しない様子。川合市長が「市の財政も厳しくて、あれだけの好条件の場所を遊ばせておく余裕がなくなってしまったんです」と補足しました。

市長が川越駅西口の大改造を予告
 「川越駅西口の地下道はバリアフリーになっておらず、身障者には危険」の声には、川合市長が「あの地下道は駅を出て道路を横切らないと通れないなど使い勝手が悪い。2〜3年のうちには駅前を全面的に改造して、2階からそのまま広い道路に出られるようなデッキを造る予定です」と回答。
市政から学校の問題まで、多くの生徒からさまざまな意見・要望が
市政から学校の問題まで、多くの生徒からさまざまな意見・要望が
市政から学校の問題まで、多くの生徒からさまざまな意見・要望が
 「一番街の一方通行化はどうなったのか?」には、「地元に暮らす人たちの理解も必要なので、北部中心市街地交通円滑化方策検討委で話し合っているところです」と答えました。
 「情報処理科と国際経済科のクラスを減らして普通科を増やすと聞いたが、本当ですか?」の質問には、吉野学校教育部長が「現在、市立川越高校将来構想懇話会で話し合っている途中です」と説明しました。

「各教室にエアコンを」
 「各教室にエアコンを設置してほしい」や「遠足の行き先がディズニーランドから横浜に変更になったのはなぜか」の意見・質問には、石川副市長が「市立川越高校は市が創ったものですが、エアコンや遠足など学校の中の管理運営は学校が自主的に決めています。市で指示しているわけではないので…」と理解を求めました

「球場整備の問題を再認識」
 このほか「歩道が整備されておらず、怖い」「駅の周辺に鳥が集まり、糞が不衛生」「優秀な部員確保のためにも、入試制度を変えてほしい」「保健所が厳しく、文化祭の模擬店で調理させてもらえない」などの意見や要望が出されました
 終了後、川合市長は本紙取材に「いやぁ、緊張しました」とにっこり。「いろんな生の声が聴けて良かった。初雁球場やグラウンドの問題は以前からの懸案事項で、早く何とかしなければとあらためて感じました」などと話していました。
(写真は旭町の市立川越高校で)
市政から学校の問題まで、多くの生徒からさまざまな意見・要望が
市政から学校の問題まで、多くの生徒からさまざまな意見・要望が
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「全山車出場の再来年が心配」
 関係者ら集まり「川越まつり反省会」
        2010年11月15 
反省会で川越まつり協賛会の会長として挨拶する川合善明市長
反省会で川越まつり協賛会の会長として挨拶する川合善明市長

教訓を今後の企画・運営に生かそう
 10月16・17日に行われた「川越まつり」を分析し、教訓を今後の企画・運営に生かそうという反省会が、15日午後2時から郭町のやまぶき会館で開かれました。

今年度の川越まつりの実績について報告する観光課の職員
今年度の川越まつりの実績について報告する観光課の職員
川越まつり協賛会長の川合善明市長
川越まつり協賛会長の川合善明市長
堀口章・川越警察署地域課長
堀口章・川越警察署地域課長
副会長の大久保敏三・川越商議所会頭
副会長の大久保敏三・川越商議所会頭
出席者の自由な意見聴く
 反省会には「川越まつり協賛会」(会長:川合善明市長)の役員、「山車保有町内協議会」(小野健次会長)、川越鳶組合(加藤弘頭取)、自治会・商店街関係者、警察・警備関係者、鉄道・バス会社、電気・通信事業者ら約60人が出席
 川越まつり協賛会の会長でもある川合市長が議長を務め、自由に意見を聴く形で約1時間話し合われました。

鉄道利用者が10万人増える
 質問に先立ち、産業観光部観光課の職員が先月行われた川越まつりの実績について報告。
 前年度に比べ、観客数(約80.6万人)が約5.6万人増えたこと、駐車場利用者(4,976台)が212台減り鉄道利用者(75万79人)が9万9,693人増えたこと、警備件数(225件)に大きな差はないものの"剣山事件"やスリ犯罪などが発生したことなどが報告されました。
(下表参照)

「川越まつり」の前年比実績
今年度
昨年度
増減
観光客数
80.6万人
75万人
+5.6万人
警備人員
1,170
1,288
-118
警備件数
遺失物
37
41
-4
拾得物
102
90
+12
酔っ払い
3
0
+3
迷 子
68
83
-15
駐車苦情
6
10
-4
けんか等
5
0
+5
交通事故
2
0
+2
窃盗・スリ
2
0
+2
救急出動
11
13
-2
駐車台数
4,976
5,188
-212
鉄道利用者
750,079
650386
+99,693
ごみ排出量
33.1t
29.78t
+3.32t
(各数字は各年2日間の合計値)
「市役所前の山車揃いは難しい」
 続いて、10月28日に開かれた山車保有町内協議会の反省会で出された意見を報告。
 観光客の希望が多い市役所前の山車揃い(去年から中止)は時間的に難しいこと、混雑する宵山で緊急車両の通路確保が必要なこと、混雑時の警備強化の問題など、単年度で考えるのではなく長期的な視点で話し合っていく必要性が課題として出されました。

「全山車出場の再来年が心配」
 質疑応答では、出席者から観客数の増加を評価する声が聞かれましたが、同時に2年後の「川越まつり」開催を心配する声も。
 再来年は1922年(大正11)年12月1日の市政施行から数えて90周年にあたり、市内の山車29台すべてが出て巡行する年。これに対し、せっかく前回の全山車巡行のため高い位置に移された路上の電線が、現在では低く設置されて山車がスムーズに通行できないことが指摘されました。

出席者の質問に答える根岸督好・観光課長
出席者の質問に答える根岸督好・観光課長
山車運行を司る鳶(とび)組合の代表からも意見が
山車運行を司る鳶組合の代表からも意見が
質疑応答で意見を述べる出席者
質疑応答で意見を述べる出席者
「まつりの表記統一を」
 また、「今でも混雑がピークに達している仲町や札の辻などの交差点を、いかにスムーズに山車を運行させるか、けが人が出ないよう観光客の誘導はどうするのか」「来年のまつりではこれらの課題を踏まえた開催をすべき」などの意見も出されました。
 「川越まつり」の表記について、チラシやパンフレットなどによって「川越祭」「川越祭り」「川越まつり」の3通りが混在しており、「90周年を前に統一すべき」との意見も聞かれました。

 課題のいくつかは都市基盤整備に関わるもので、厳しい財政の中で2年以内にどれだけ改善できるか、行政の手腕に期待が掛かっています。
(写真は郭町のやまぶき会館で)
出席者からは再来年の全山車出場に向けた課題など盛んに意見が
出席者からは再来年の全山車出場に向けた課題など盛んに意見が
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燃費5割アップの参加者も
 第2回「エコドライブ教習会」
       2010年11月14
実践コースは伊佐沼から埼玉医大総合医療センター南西を回る約3kmの道のり
実践コースは伊佐沼から埼玉医大総合医療センター南西を回る約3kmの道のり
実践コースの要所に立ってエコドライブ教習車を誘導するかわごえ環境ネットのメンバー実践コースの要所に立ってエコドライブ教習車を誘導するかわごえ環境ネットのメンバー

運転のコツでエコと省エネを
 地球温暖化防止や省エネが叫ばれ慢性的なガソリン高騰が続く中、運転のコツを覚えることで燃費を改善し、省エネを実現しようという第2回「エコドライブ教習会」が14日正午から約4時間、伊佐沼の市農業ふれあいセンターなどで開かれました。


挨拶する環境政策課の奥富政幸課長
武田侃蔵・かわごえ環境ネット副理事長
武田侃蔵・かわごえ環境ネット副理事長
今年はかわごえ環境ネットが協力
 教習会は、市環境部環境政策課(奥富政幸課長)と「かわごえ環境ネット」(小瀬博之理事長)が共催。
 1回目の昨年は市単独の開催でしたが、今回は環境ネット社会環境部会のメンバー6人が参加。司会進行のほか、メンバーがコースの要所に立って実践車の誘導にあたるなど協力しました。

まずは普段どおりの運転でコース回る
 この日、教習会に参加したのは事前の公募で集まった市民12人。2〜3人ずつ5つのグループに分かれてエコドライブのコツを学びました。
 参加者らは5台の乗用車(1500ccガソリン車)に分乗。エコドライブ指導者の資格を持つ市職員1人ずつが乗り込み、参加者に運転の仕方などをアドバイスしながら、燃費を計測していきました。
 実際に走ったのは、伊佐沼の北に位置する同センターをスタートして鴨田の埼玉医大総合医療センター南西の交差点を左折する、1周約3kmのコース。講習に先立ち、教習の成果と比較するために各自が普段どおりの運転方法でコースを走りました。

 エコドライブのコツなどについて話す新井郁江主査
エコドライブのコツなどについて話す新井郁江主査
講義でエコ運転のコツ学ぶ
 続いて農業ふれあいセンターで講義。地球温暖化対策担当の新井郁江主査の説明で、エコドライブのメリットや運転方法などについて学びました。
 新井さんはエコドライブのコツについて、「5秒かけて時速20kmに達するような"ふんわりスタート"を心掛ける(燃料10%削減)」「2台先の車の動きに注意し、車間距離を保って安定した速度で走るようにする(同4%削減)」「停止が予想される場合には、ブレーキではなくアクセルを緩めて減速する(同4%削減)」「5秒以上停止するときには、エンジンを切ってアイドリングストップ(同10%削減)」などと説明。
 「これらを組み合わせることで、2割以上燃料の消費が抑えられる効果があるとされています」と話しました。

計測した燃費データを基に、森井孝信主事(右)からエコドライブのコツについて聞く参加者
計測した燃費データを基に、森井孝信主事(右)からエコドライブのコツについて聞く参加者
実践教習の後、グループごとに分かれて自分のエコドライブ評価について話し合う参加者ら
実践教習の後、グループごとに分かれて自分のエコドライブ評価について話し合う参加者ら
参加者3分の2が燃費向上
 講義に続き、参加者は教習車に分乗して先程のコースを再び走行。今度は習ったばかりのエコ運転に気を付けながら、燃費の変化を計測しました。
 結果発表では、参加者の3分の2にあたる8人が燃費向上、残り4人が燃費が下がるという結果となりました。中には、講習前にはリッター12.03kmだったのが講習後に18.07kmと、50.02%もアップした男性も。逆に、慣れない車での運転やアイドリングストップに手こずり、最大5.5%燃費が下がった参加者もいました。
 参加者は各班に分かれ、計測データを基に"反省会"を開いて各自の運転について分析。指導にあたった職員からアドバイスを受けていました。


アイドリングストップに苦戦

 藤間から参加した渡辺さん夫妻は「家庭でもエコキュートを導入するなど普段からエコに興味があり、今年度の市エコチャレンジファミリーに挑戦中」といい、「普段からエコ運転には気を付けているつもり」という木野目の谷沢さん夫妻は、ご主人が講習後の燃費5割アップにびっくり。「エコドライブのコツが分かって良かった」などと話していました。
 「去年参加した家内に勧められた」という砂新田の磯野さんは「普段から同乗者が安心できる運転を心掛けている」
といい、講習後には燃費が若干ダウン。「いつもはやらないアイドリングストップが慣れず難しかった」と話すなど、参加者からは停止時のエンジン停止に戸惑う声も聞かれました。 
(写真は伊佐沼の市農業ふれあいセンター周辺で)

竹田副理事長(右)からエコドライバー認定証を受ける参加者
竹田副理事長(右)からエコドライバー認定証を受ける参加者
参加者に贈られたエコチャレンジドライバーの認定証
参加者に贈られた認定証
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40年の悲願成就祝う
 新富町2丁目が白木造り鏡獅子の山車完成披露
     2010年11月07
竣工式で榊原茂宮司らによる神事で山車完成を祝う参列者=川越八幡宮の西参道脇で竣工式で榊原茂宮司らによる神事で山車完成を祝う参列者=川越八幡宮の西参道脇で
川越八幡宮の西参道入口脇に建てられた山車蔵とお披露目された白木造りの鏡獅子の山車
川越八幡宮の西参道入口脇に建てられた山車蔵とお披露目された白木造りの鏡獅子の山車
台車側面の彫刻。車輪の心棒は樫の木製
台車側面の彫刻。車輪の心棒は樫の木製
頂上舞台には、繁栄と出世をかなえ縁起を守る金色の獅子頭を持つ鏡獅子人形が
頂上舞台には、繁栄と出世をかなえ縁起を守る金色の獅子頭を持つ鏡獅子人形が
台車側面(反対側)の彫刻
台車側面(反対側)の彫刻
悲願40年の山車完成祝う
 1970(昭和45)年に御輿(みこし)で川越まつりに参加して以来40年間、山車の保有が悲願となっていた新富町2丁目(石塚昭男自治会長・370世帯648人)は7日、完成した白木造りの鏡獅子の山車を一般に披露し祝賀会を開いて夢の実現を祝いました
(※ 世帯数・人口は11月1日現在)


白木造りの鏡獅子の山車
 鏡獅子の山車は市内で29台目にあたり、白木の仕上げが特徴。車輪の心棒も鉄製ではなく樫の木で作られており、引き回しがしやすくなっています。
 山車そのものは昨年に出来上がっていましたが、今年10月の引き綱完成を待って完成披露・祝賀式(同町川越まつり協賛会主催)を開いたもの。


川合善明市長
川合善明市長

石塚昭男・自治会長
石塚昭男・自治会長
小澤徳二郎・前川越まつり協賛会長
小澤徳二郎・前川越まつり協賛会長
榊原茂・川越八幡宮宮司榊原茂・川越八幡宮宮司
川越八幡宮の参道脇で式典
 午後4時から川越八幡宮の西参道入口脇で行われた竣工式には、町民らのほか自治会役員・同町囃子連・川越まつり協賛会ら川越まつり関係者ら約100人が出席。
 榊原茂宮司らによる神事に続き、川合善明市長や
石塚自治会長らが挨拶。御神酒で完成を祝い、川越鳶組合(加藤弘頭取)による木遣り奏上や同町囃子連による舞いとお囃子が披露されました。

「子や孫にふるさとの文化財残せた」
 午後6時半ごろからは、会場を丸広百貨店に会場を移して祝賀式典を開催。あらためて石塚会長が挨拶し、「私が子どものころ、ほかの町の山車を引いてうらやましかったときから60年という月日を経て夢が実現した。平成6(1994)年7月に山車保有の話が持ち上がって以来、多くの人の力でこの日を迎えることができた。子や孫たちにふるさとの文化財を残すことができて感無量です」などと山車完成までの思いを語りました。

山車建造の貢献者らに感謝状
 続いて、私財を投じて山車完成に貢献したとして前川越まつり協賛会長の小澤徳二郎さんや、建造に匠の技を投じたとして北澤木彫所・川島織物・川崎人形・横溝木工所・鳶小澤組・芝崎電設に感謝状が贈られました
 授与者を代表して小澤徳二郎さんは「建造にあたっては賛否両論あったが、川越の中心街・新富町2丁目にふさわしい、他の町に恥じない立派な山車ができてうれしい」などと挨拶しました。

山田進一・同協賛会副会長
山田進一・同協賛会副会長

鈴木信一・産業観光部長
鈴木信一・産業観光部長
粂原恒久・観光協会長
粂原恒久・観光協会長
大久保敏三・商議所会頭
大久保敏三・商議所会頭
栗原博司・自治連会長会長
栗原博司・自治連合会長
小野健次・山車保有町内協議会長
小野健次・山車保有町内協議会長
小宮山泰子・衆院議員小宮山泰子・衆院議員 舟橋一浩・県議
舟橋一浩・県議
新任の大久保商議所会頭も祝辞
 山車完成を祝い、鈴木信一・産業観光部長、小宮山泰子・衆院議員、舟橋一浩県議、栗原博司・自治連会長、小野健次・山車保有町内協議会長、粂原恒久・小江戸川越観光協会長らが来賓として祝辞。
 今月5日の臨時総会で川越商工会議所の会頭に選任された丸広百貨店の大久保敏三社長も「自治会長や川越まつり協賛会・商店街の皆さんのお力で長年の夢の山車が完成した。中心市街地活性化のためにも、皆さんのご協力をお願いします」などと祝辞を述べました。

 参加者は地元選出の吉田光雄市議の音頭で乾杯し、山車完成を祝って歓談しました。
(写真は新富町の川越八幡宮と丸広百貨店本店で)
祝賀式典で乾杯し、山車完成を祝う出席者=丸広百貨店本店で
祝賀式典で乾杯し、山車完成を祝う出席者=丸広百貨店本店で
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「茶の心」でおもてなし
 蓮馨寺や中院などで第4回「小江戸川越大茶会」
         2010年11月07 
本殿で椅子に座って気軽に茶を楽しむ参加者ら=蓮馨寺本堂で
本殿で椅子に座って気軽に茶を楽しむ参加者ら=蓮馨寺本堂で
中庭の見える客殿では正座での茶席=蓮馨寺客殿で
中庭の見える客殿では正座での茶席=蓮馨寺客殿で

観光客ら734人が茶の湯楽しむ
 観光に力を入れている川越市では7日、「時 薫るまち 川越」をゆったりとした気持ちで味わってもらおうと、午前10時から連雀町の蓮馨寺や小仙波町の中院など4カ所で「小江戸川越大茶会」を開催。観光客や市民ら734人が茶の湯を楽しみました。

客殿で出された亀屋の和菓子
客殿で出された亀屋の和菓子
本殿で出されたくらづくり本舗の和菓子
本殿で出されたくらづくり本舗の和菓子
茶の指導者らがおもてなし
 小江戸川越の文化を伝えるこの茶会も、今年で4回目。(社)小江戸川越観光協会(粂原恒久会長)が主催、市内のお茶の指導者らで組織する「川越茶友会」(同会長・約240人)・「川越茶華道協会茶道部」の共催で開かれました。
 大茶会は、各会場で違った流派による作法が楽しめるのが特徴。和菓子も会場ごとに異なり、蓮馨寺客殿では「亀屋」・同本堂では「くらづくり本舗」・中院不染亭では「紋蔵庵」・中央公民館分室では「龍月」と、それぞれ季節感を表した逸品が出されました。

立冬の川越、紅葉はこれから
 蓮馨寺客殿では、大日本茶道学会川越支部のメンバーら15人が中庭の見える和室でお茶を点て、客人をおもてなし。川越茶友会の飯島怜副会長が、お茶の歴史や作法・生けられた花や茶器・和菓子などについて説明しました。
本殿と客殿の間に広がる庭園の紅葉はこれから
本殿と客殿の間に広がる庭園の紅葉はこれから
「茶の心」で客人をもてなす川越茶友会のメンバーら
「茶の心」で客人をもてなす川越茶友会のメンバーら
小江戸川越観光協会と川越茶友会の会長を務める粂原恒久・蓮馨寺住職
小江戸川越観光協会と川越茶友会の会長を務める粂原恒久・蓮馨寺住職
 蓮馨寺の本殿では、表千家による椅子を使った「立礼(りゅうれい)」での茶席が設けられ、川越茶友会の穂刈宗美副会長の解説とともにメンバーら10人が和服姿で客人をもてなしました。
 中院不染亭では「翠松会」が、六軒町の市中央公民館分室では裏千家の川越茶華道会茶道部が客人をもてなしました。


「訪れる人の心、和やかに」
 この日、立冬を迎えた川越市内ですが、紅葉はこれから。昨年は11月28日に開かれたため中庭の木々も色付いていましたが、現在はまだ青々とした葉が蓄えられていました。
 粂原会長は「川越は江戸の文化を伝えるまち。大茶会を通じて川越の"こころ"を知っていただき、訪れる人の心が和やかに、豊かな気持ちになっていただければ幸いです」などと話していました。

東京の同窓会旅行に川越選ぶ
 「東京・江戸川区で中学3年時代に同級生だった」という50代後半の男女4人グループ(横浜市・さいたま市・所沢市・江戸川区在住)は、「新聞で読んで大茶会を知り、同窓会旅行の行き先に川越を選んだ」といい、「茶席は初めてでしたが、椅子式だったので気軽に楽しめました」「とても穏やかな気持ちになれました。これからゆっくりと市内を見て回りたいと思います」などと話していました。
(写真は連雀町の蓮馨寺で)
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「産業博覧会」と「騎馬武者になろう!」は中止
 台風14号の接近で川越市
        2010年10月29 
 あす30日午前9時から伊佐沼公園で予定されていた「川越産業博覧会 2010」と、同日午前10時から上戸の河越館跡史跡公園で予定されていた「騎馬武者になろう!」は、台風14号の接近に伴い参加者の安全を考慮して、ともに中止が決まりました。
 いずれも振り替え開催の予定はなく、今年度は取り止めとなりました。
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「気軽に相談できる場を」
 子育てめぐり「川合市長と語り合うタウンミーティング」
     2010年10月25
子育て行政に対して市長に意見や要望などを話すお母さんら
子育て行政に対して市長に意見や要望などを話すお母さんら

子育てママの声に答える川合善明市長子育てママの声に答える川合善明市長
子育てママさんらの声聴く
 市長や担当部長らが直接市民と対話し、行政だけでは気付かないような視点や問題点を市政に反映させていこうという「川合市長と語り合うタウンミーティング」が25日午前10時から、小ヶ谷の市総合保健センターで開かれました
 分野別に行われている今年度も、この日が6回目。「みんなでつくる子育て環境」をテーマに、子育てサークルに中のお母さんら27人が出席して意見や要望・提案などを話し合いました。

会議中は子どもを預けて
 子育て真っ最中のママさんでも参加できるよう、今回は託児サービスを用意。会議中、市社会福祉協議会の「ビューロー保健センター」のスタッフやボランティアら19人が、9カ月から4歳までの乳幼児19人を預かって面倒をみました。
託児で子育てママさんの参加をサポート
託児で子育てママさんの参加をサポート
植松久生・秘書広報監(左)と石川稔副市長
植松久生・秘書広報監(左)と石川稔・副市長

尾崎利則・市民部長(左)
尾崎利則・市民部長(左)
小谷野明・福祉部参事(左)と齊藤洋一・子育て支援課長
小谷野明・福祉部参事(左)と齊藤洋一・子育て支援課長
 今回、市から出席したのは川合善明市長のほか石川稔副市長、植松久生・秘書広報監、尾崎利則・市民部長、小谷野明・福祉部参事、齊藤洋一・子育て支援課長ら。専門的な内容については、市長に代わって説明しました。

子育て行政に私心交えて回答
 日ごろ子育てで悩んだり困っていることも多いママさんらとあって、この日は次々と活発な発言が。
 その思いを川合市長が受け止め、育児行政に対する自らの思いも交えて回答するといった展開となりました。

「子ども手当は良くないと思う」
 初めに、川合市長が「皆さんは子ども手当についてどの様に受け止めていますか?」と質問。
 「手当はありがたいが、給食費などの負担を減らしてもらう方が子育ての将来を考える上では意味があるのでは」「今年はものすごく暑くて子どもたちが可哀想だった。冷房設備などの充実にお金を回してもらう方がありがたかった」などの声が聞かれました。
 これに対し、川合市長は「子ども1人月額1万3,000円を支給すると、川越市では年間56億円が必要。これだけあれば学校の冷房やワクチン接種など、子育て関連のいろんな事業に使える。私としては(この制度は)良くないと思っている」と
自らの考えを示しました。

「公園や児童館を充実して」
 出席者の「川越は公園や児童館が少ないため、多くのお母さんが車で市外まで遊びに連れて行っている。もっと市内で遊べる環境をつくってほしい」「上尾市など他市の児童館は、内容も充実していてうらやましい」などの声には、川合市長が「市内には児童館が3つあるが、周辺の自治体に比べて少ない。市民センターの中に子どもが遊べる場所をつくっているが、まだまだ少ないことは認識している。予算の問題もあるが、前向きに考えていきたい」と答えました。
 「就学前の小さい子どもがボール遊びができる場所がない」の声には、市長が「小さい子どもにもボール遊びをさせてあげたい。そういう場所を確保するのも課題だと思う」と回答。
 市長や尾崎市民部長が「児童遊園など小さな公園は自治会が借地で管理しており、市の予算で用地確保することが難しい」などと説明して理解を求めていました。

「気軽に悩みが相談できる場を」
 「研修を受けて子育てアドバイザーになっても、活動の場がない。子育てに悩むお母さんたちのために、スーパーの一角や空き店舗などを利用して、買い物がてらに悩みを話せる常設の場があれば虐待も減るし、救われるお母さんも多いのでは?」の声も。
小さな子どもを育てるお母さんからは公園や児童館などの充実を訴える声も
小さな子どもを育てるお母さんからは公園や児童館などの充実を訴える声も

 小谷野参事が「子育て相談は、名細保育園内の子ども支援センターや集いの広場、わくわく広場などで専門スタッフが対応しています」と説明しましたが、出席者からは「申し込んだ上で構えて相談に行くのではなく、気軽に立ち寄って話せる場が欲しい」との意見が。
 川合市長は「良いアイデアだと思うが、民間の協力がないと難しい。検討してみたいと思う」と答えていました。
 このほか「富士見市のように、バスが市内を移動する青空児童館の導入を」「子育て中の家庭を回って育児の相談に乗ったり状況を把握する、民生委員のような制度をつくってはどうか」「近所のおじさん・おばさんとお茶やお菓子を楽しみながら、気軽に相談できる"コミュニティー・カフェ"のようなものが欲しい」など子育ての悩み相談に関する意見や、歩道整備など安心して子どもが育てられるまちづくりに対する要望が多く出されました。

「何をやってもらうにも予算が」
 1歳と3歳半の男の子を連れて古谷から参加した鈴木さんは「何をやってもらうにしても予算が関わってくるので仕方がないのかなと思いましたが、真剣に聴いてくれたのでありがたかった」との感想。
 1歳4カ月の男の子と寺尾から来た本田さんは「いろいろな意見が聞けて参考になった。参加して良かった」、2歳と4歳の男の子と上戸新町から参加した田中さんは「育児の不安や悩み・要望などを市長さんに直接聞いてもらえる機会は少ないので、有意義でした」などと話していました。
(写真は小ヶ谷の市総合保健センターで)
子育ての悩み相談の場づくりやまちの整備などについて活発な発言が
子育ての悩み相談の場づくりやまちの整備などについて活発な発言が
子どもを抱いての参加者も
子どもを抱いての参加者も
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独居高齢者の救済など意見
 高齢者介護
福祉関係者集めタウンミーティング
       2010年10月20
地域包括支援・在宅介護支援・ケアマネージャーらを招いて開かれたタウンミーティングで挨拶する川合善明市長(左中央)地域包括支援・在宅介護支援・ケアマネージャーらを招いて開かれたタウンミーティングで挨拶する川合善明市長

高齢者介護の現場の声聴く
 市民と直接対話することで声を市政に反映させようという「川合市長と語り合うタウンミーティング」が、20日午後3時から小ヶ谷の市総合保健センターで開かれました。
 地域別に市民の意見を聴いた昨年度に続き、今年度は商業・労働・農業・教育など分野別に対談。5回目となる今回は「超高齢社会に向けて」をテーマに、地域包括支援センター、在宅介護支援センター、小江戸川越ケアマネージャー協会のメンバーら26人を招いて高齢者介護の現場の声を聴きました。

市民の意見・質問に答える川合善明市長
市民の意見・質問に答える川合善明市長
小川倫勝・福祉部長
小川倫勝・福祉部長
石川稔副市長
石川稔副市長
(左から)関根水絵・福祉部参事、柳沢操・高齢者いきがい課長、内田修弘・在宅介護支援センター所長
(左から)関根水絵・福祉部参事、柳沢操・高齢者いきがい課長、内田修弘・在宅介護支援センター所長
専門分野には担当部長らが回答
 市からは石川稔副市長、小川倫勝・福祉部長、関根水絵・福祉部参事、柳沢操・高齢者いきがい課長、内田修弘・在宅介護支援センター所長らも出席。高齢者介護の問題について専門的な意見・要望に対しては、市長に代わって答えました。

「シャトルバスの使い勝手悪い」
 ケアマネージャー(介護支援専門員)や在宅介護支援センターの参加者からは「お年寄りから『バス停まで遠いとか保健センターへのルートが1本しかないなど、シャトルバスの使い勝手が悪い』という声が聞かれる」との意見があり、川合善明市長が「シャトルバスは年間3,000万円の売り上げを得るため、2億円の経費を使っているのが現状。公開事業点でも指摘を受けており、今いろいろな方角から見直しをしているところです」と回答。

 シャトルバスについては、石川副市長が「現在は福祉施設など市内の公共施設を結ぶことを主眼に運行しているが、駅と結ぶことでそこを起点に別のバスなどを利用することにより、買い物などをしやすくするというやり方もありますが、皆さんどうですか?」と参加者に問い掛け。
 出席者からは「駅や病院と結んでほしいという声が多いが、福祉施設を結ぶ路線がなくなるのは困る」など、方向転換ではなく更に充実を望む声が聞かれました。


「居宅介護の空き情報共有を」
 「居宅介護支援事業所の空き状況がリアルタイムで把握できるような体制をつくり、たらい回しなどを予防してほしい」との声には、川合市長が「メーリングリストのようなものを利用して書き込むことで、情報を共有してはどうか」と提案。

「独居高齢者の救済策は?」
 在宅介護支援センターの出席者らからは「身寄りのない独居の人で、ごみを自分で分別して出すことができず、経済的な理由などでヘルパーさんも入らないために"ごみ屋敷"の様になっている例がある。健康状態のほか、電気や水道も止まっているのではないかと心配だが民生委員でも手が出せない。何か救済策はないか」との声が。
 これに対しては川合市長が「現在は後見人は家庭裁判所の手続きが必要。申立人も決められており、手続きも複雑。法律を変えなければいけないので簡単ではないが、行政の手続きで付けられるようになれば柔軟な対応ができるのではないかと思う」「独居を防ぐために、これからは二世帯・三世帯住宅には補助を出すなどの施策も考えなければいけないのかなと感じています」などと答えました。


「介護関係者同士の意見交換の場を」
 このほか、「介護現場に男性スタッフや看護師の派遣を」「介護認定を早める工夫を」「高齢者の特技や知識・経験を生かせる活躍の場を広げてほしい」などの要望・意見などが出ていました
 ミーティング後、出席者からは「自分は緊張して発言できなかったけど、こうした場を設けてもらえるのはありがたい」「介護に関わる各機関が意見・情報交換できる機会がもっと増えれば良いと思う」などの声が聞かれました。


「市として後見制度改善の提案も」
 川合市長は本紙取材に「現場の生の声が聴けて、施策を進める上で『やらなきゃ』という力になった」とコメント。独居高齢者に対する後見制度については「個人的には」と前置きした上で「他の自治体に比べれば、川越は市が申立人になって数多くやっているが、行政で手続きできるよう市として制度の改善提案をしていく必要もあるのではと感じています」などと話していました。
(写真は小ヶ谷の市総合保健センターで)

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人込みに剣山投げた男逮捕
 川越まつり観客は昨年より5.6万人増
         2010年10月17 
町の人らが提灯ではやし立てる中、進路を巡って舞いやお囃子で競演=仲町交差点で
町の人らが提灯ではやし立てる中、進路を巡って舞いやお囃子で競演=仲町交差点で
観客は昨年5.6万人上回る80.6万人
 江戸時代の文化を今に伝える国指定重要無形民俗文化財「川越まつり」が16日と17日に旧市街で開かれ、17基の山車が蔵造りの町並みで知られる一番街など練り歩くなど歴史絵巻を繰り広げました。
 市産業観光部観光課の調べによると今年の観客数は約80万6,000人(初日39万1,000人・2日目41万5,000人)で、厳密な統計に改めた前年に比べ約5.6万人上回りました。


蔵造りの町並みで繰り広げられる歴史絵巻を見物する人らでごった返す一番街
蔵造りの町並みで繰り広げられる歴史絵巻を見物する人らでごった返す一番街
夜には身動き取れないほどに
 それぞれ各地を練っていた山車が一番街に集まる午後6時半ごろからは、観客数もピークに。
 山車を追って見物する人や、仲町・札の辻・連雀町などの交差点で山車同士が進路を巡って舞いとお囃子で競い合う「曳(ひ)っかわせ」のシーンを見ようと待ち構える人などでごった返し、身動きも取れないほどに


「山車の曳っかわせに興奮」
 「祭りが大好きで各地を訪ねている」という滋賀県の女性(32)は、「雅やかな祭りや、華やかで大きな山車が練る祭りも良いですが、川越まつりは曳っかわせが面白い。それぞれの山車のお囃子や踊りが異なっていて、町の人が提灯を振りかざしながらはやし立てる中で競演する様子に興奮しました」などと話していました。

人込みに剣山投げた男を逮捕
 祭りでは人込みを狙ってスリが出没したほか、16日午後6時50分ごろには仲町交差点付近で見物客に生け花の剣山(直径約8cm)8個を投げて市内の女性(35)と男性(72)にけがをさせたとして、東京都小金井市の男(38)が傷害の疑いで川越署に逮捕されるという一幕も。
 男は警戒中の警察官4〜5人に取り押さえられ、暴れながら引きずられるようにして連行。現場には救急車やパトカーが駆け付けるなど、一時は騒然とした雰囲気に包まれました。
 「川越まつりを毎年楽しみにしている」という坂戸市の女性は「こんな人込みで物を投げる人がいるなんて信じられない。怖いですね」などと話していました。
(写真は札の辻〜仲町の一番街で)
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川越まつり始まる
 江戸文化伝える17基の山車が市内練る
     2010年10月16
蔵造りが並ぶ一番街の町を練る山車
蔵造りが並ぶ一番街の町を練る山車
市役所前に集まった山車を見ようと大勢の人が
市役所前に集まった山車を見ようと大勢の人が
17基の山車が蔵の町並み練る

 国の重要無形民俗文化財に指定されている「川越まつり」が16日午前10時から始まり、29基のうち17基の山車が祭り装束をまとった老若男女に引かれ、お囃子と共に市内を練り歩いています。

祭り装束で町を練る子どもたち祭り装束で町を練る子どもたち


見どころは夜の「曳っかわせ」
 山車は午後2時すぎに元町の市役所前を練り、蔵の町並みなどを巡行。
 祭りのクライマックスは午後6時すぎから仲町・札の辻・連雀町などの交差点で繰り広げられる「曳(ひ)っかわせ」。辻で鉢合わせした山車同士が舞いと囃子で競い合い、相手のペースに巻き込まれた山車が道を譲る光景が見どころとなります。
 祭りは午後9時半ごろまで繰り広げられ、あす17日も午前10時から午後9時半ごろまで行われます。なお、期間中は市内中心部は交通規制が敷かれています。

川越まつりの期間中、特別公開された旧・山崎家別邸の庭園
川越まつりの期間中、特別公開された旧・山崎家別邸の庭園

シルバーガイド(赤い服)の案内で一番街を見学する観光客らに会釈する川合善明市長(右から2人目)ら
シルバーガイド(赤い服)の案内で一番街を見学する観光客らに会釈する川合善明市長(右から2人目)ら
山崎家別邸の庭も特別公開
 期間中は、日ごろ見ることができない仲町の旧・山崎家別邸の庭が公開され、誰でも自由に見学できます

シルバーボラが祭りも案内
 また、16日は午前9時から正午まで、シルバー人材センター観光案内グループのメンバー22人による「川越まつりと蔵の町を見て歩く会」も行われ、事前に申し込んだ262人や当日参加の観光客らが蔵の町や山車・氷川神社や川越城中ノ門堀跡などを見学しました。
(写真は元町〜幸町〜大手町で)
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議会改革を審議中の川越市議会運営委員会
政務調査費1万円縮減など合意

 定数削減・報酬縮減などは次回に持ち越し
       2010年10月12
川越市議会の本会議場(イラスト)川越市議会の本会議場(イラスト)
注目の定数・報酬削減は持ち越し
 全国的に地方議員の定数見直しや報酬縮減などが問題となる中、議会改革について審議中の川越市議会(小林薫議長)は12日開かれた議会運営委員会(小野澤康弘委員長)で、政務調査費の1万円縮減費用弁償(会議交通費)を実費支給に変更することについて、各会派が合意しました。
 しかし、最も市民が注目する議員定数削減報酬縮減については各派の意見に隔たりが大きく、次回の議運に結論が持ち越されることになりました。

政務調査費は1人1万円縮減
 政務調査費は、議員の調査活動のために支給されているもので、川越市では2002(平成14)年に議員1人当たり月6万円が8万円に引き上げられて以来、現在に至っています。正副議運委員長の試案では、これを「最低でも1万円以上引き下げてはどうか」というものでしたが、各会派の意見集約により「1万円引き下げ」で決まりました。
 また、その使い道については市民から一部疑問の声が起こっており、今後は使途範囲を研究・討議したり、適正に使用されているかを相互にチェックするための経理責任者会議を設置することでも合意しました。

費用弁償(交通費)は実費支給に
 費用弁償は、議員が市議会本会議や委員会・審議会などの会議に出席した際に交通費として支給されるもので、川越市では1989(平成元)年に1日2,300円が2,900円に引き上げられて以来、現在に至っています。正副議運委員長の試案では、これを「市議会本会議などについては支給を廃止。委員会や審議会については他の出席者とのバランスもあり現状維持とする」というものでしたが、廃止に対する反対は根強く、「実費支給に変更する」ことで各派が合意しました。委員会・審議会の費用弁償については、所管する執行部と調整していくことになりました。費用弁償の変更については、本会議の議決を待って正式に決まります。

常任委員会の数増やすか
 今回の議会改革で取り上げられているテーマは、大きく分けて7項目。
 1つ目は、現在ある4つの常任委員会(総務・文教・厚生・建設)について、「数や審議内容・名称などを見直してはどうか」というもの。「委員会数は現状のままで審議対象項目・名称を見直してはどうか」という意見の会派が多い中、日本共産党議員団が「委員会数は5つ以上に増やさなければ改革にならない」と譲らず、結論は次回に持ち越されました。

各会派の事情が意見に反映
議員定数・報酬についての各派の意見(10月12日現在)
会派名
議員定数
議員報酬
啓政会
現行の40人で良い 他の中核市を参考に更に検討すべき
公明党議員団
36人が妥当 現行のままで良い
日本共産党議員団
現行の40人で良い 1割縮減すべきと考える
やまぶき同志会
36人を基本に削減 現行のままで良い
自民クラブ
慎重に検討すべき 報酬以外も含め総合的に判断すべき
プロジェクト川越21
36〜40人の範囲で 現行のままで良い
民主党議員団
36人を基本に削減 現行のままで良い
市民フォーラム
現行の40人で良い 見直すべきと考える
スピリット50
36人を基本に削減 現行のままで良い
 2つ目は議員定数の問題で、「1991(平成3)年に44人から40人に減らしたが、これを1割削減して36人にしてはどうか」という正副議運委員長の試案に対し各会派の意見は依然まとまらず、結論は次回に持ち越されました。
 3つ目は議員報酬の問題で、「1998(平成10)年に月55万円から57万6,000円に引き上げられたが、中核市として国・県からの権限委譲により議員の仕事も増えており、現状のままで良いのではないか」という正副議運委員長案に対し各会派の意見はまとまらず、結論は次回に持ち越されました。
 厳しい市の財政事情の中、議会として定数削減を取るか報酬縮減を取るかで概ね分かれており、各会派の事情や考え方が意見として反映している様子が見て取れます。
<訂正> 記事公開当初、各派の意見の表中で議員報酬に対する民主党議員団の意見が「1割縮減すべきと考える」とあったのは「現行のままで良い」の誤りでした。お詫びし訂正します。

視察旅費縮減も結論持ち越し
 3つ目は、費用弁償(会議交通費)の見直し。4つ目は常任委員会の視察旅費について、正副委員長が「2007(平成19)年に1人当たり年間25万円から20万円に引き下げられたが、議運委員会や特別委員会の視察費と同じ10万にしてはどうか」と提案したもの。これも意見がまとまらず、次回に結論持ち越しに。
 5つ目は政務調査費の問題。6つ目はそれに関わる経理責任者会議設置について。7つ目は議長交際費の公開についてですが、2003(平成15)年から市のホームページ上で公開されている市長交際費と同様、今年4月分にさかのぼって議長交際費も公開することが全員一致で決まりました。

毎週火曜日に議運開き公開
 議会改革は時代や社会のすう勢に合わせて慎重かつ柔軟に進められていくべきものですが、来年4月には統一地方選で市議会議員の改選があり、定数削減や議員報酬などの変更は時間が迫っています。市議会では今月中の最終結論を目指して毎週火曜日に議会運営委員会を開いており、誰でも傍聴して審議の成り行きを見ることができます。
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施設使用料の未収金1億3,800万円(8月末)
創業以来、決算に計上せず

 市も税金から出資の川越総合卸売市場
       2010年9月24
不正経理、創業以来16年間
 川越市も税金から出資している川越卸売市場(株)が、創業以来16年間にわたり決算に未収金を計上せず、不正な経理を続けていたことが24日、明らかになりました。

施設使用料の半額延納分
 これは24日の市議会9月定例会最終日、本会議に先立って開かれた市議会議員協議会で、同社の理事も務める石川稔副市長が報告したもの。
 それによると同社は1994(平成6)年の創業時、テナントとして市場を利用する川越ベジブル(株)と川越水産市場(株)の施設使用料について、経済状況に鑑み半額分の延納を認めましたが、この減額・延納に伴う未収金を決算書にまったく記載しないまま経理処理を続けてきたといいます。

「原因は不明?」
 その額は今年3月末現在で2社合わせ1億4,918万4,108円にも上り、年度途中ですが8月末現在では約1億3,800万円の未収金が決算書に記載がありません。
 石川副市長は報告の中で「原因は不明」としましたが、現社長が副社長に就任時に事実を知り、前社長の方針で公表せず。副社長が今年6月に社長に就任した際、経理担当社員から未計上の未収益金の取り扱いについて相談を受け、顧問税理士の「過年度修正が必要」とのアドバイスに従い、情報の公開に踏み切ったといいます。

外部専門家の調査を委設置
 同社では10月2日に行われる臨時取締役会に外部専門家の調査委員会を設置、意見を聞いて方針を決定するとしており、「今後は決算の修正をし、財務の健全化を図り、健全な経営を確保していく」との報告が出されているといいます。

新鮮な魚介類・青果の物流拠点として期待が掛かる川越総合卸売市場だが…
新鮮な魚介類・青果の物流拠点として期待が掛かる川越総合卸売市場だが…
市議会、虚偽の報告基に審議
 市では「今後、速やかな原因の究明、是正改善措置の履行、事実の公表などを行って市場のコンプライアンス・信頼の回復・経営改善を図っていきたい」としていますが、創業以来、多くの市職員や幹部が出向し事情を知り得た機会も多かったはず。
 これまで16年間にわたり虚偽の決算書を基に、市の出資について審議してきた市議会としてはゆゆしき問題。次回の12月定例会に向け詳細な報告を求め、追及がされていくものと見られます。

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つくば市や鴻巣市からも届く
 「山田かかしまつり」の風船手紙に返事
         2010年9月21 
21日までに山田小に届いた8通の返事(既に子どもたちに渡した分はコピー)=山田小で
21日までに山田小に届いた8通の返事(既に子どもたちに渡した分はコピー)=山田小で
21日までに8通の返事届く
 山田地区の田では現在、オリジナリティーあふれるかかしがずらりと並んでいますが、地元の子どもたちが「かかしまつり」で風船に託して飛ばした手紙を受け取った人から、21日までに8通の返事が届いています。

ゲゲゲの鬼太郎やオリジナリティーあふれるかかしがズラリ
ゲゲゲの鬼太郎やオリジナリティーあふれるかかしがズラリ
モチーフはサッカーワールドカップ?
モチーフはサッカーワールドカップ?
スカイツリーのマスコット「おしなりくん」も
スカイツリーのマスコット「おしなりくん」
北寿会の「ドジョウすくい」はふれあい賞に
北寿会の「ドジョウすくい」はふれあい賞に
特別賞に輝いた北部ふれあいセンターの出展「ほのぼの夫婦」
特別賞に輝いた北部ふれあいセンターの出展「ほのぼの夫婦」
話題のキャラなど75点
 山田地区では15年前から毎年、地元の人らでつくる「ふれあいの里かかしまつり実行委員会」(中島利一委員長)が中心となって、稲穂がたわわに実るこの時期に「かかしまつり」を開催。同地区の幼・小・中学校・自治会・JAいるま野農協などが自作のかかしを作って出展しています。
 今年は約75点が出展され、ゲゲゲの鬼太郎やスカイツリーのマスコット「おしなりくん」など話題のキャラクターをモチーフにした作品も。
 かかしは25日まで展示されています。

かかしのある風景写生し
県の郷土美術展に応募
 子どもたちのかかし作り(山田小18体・山田中10体)には、「自分のふるさとを心に刻んでほしい」と地元の人たちも手伝うなど、地域が一体となっての活動。
 また、山田小の3年生は図工の授業でかかしのある風景を写生し、県の「郷土を描く児童生徒美術展」に応募することにしています。

子どもたちのメッセージ
166個の風船で飛ばす
 風船手紙は5日に行われた「かかしまつり」で、山田小(高橋秀幸校長)の3年生102人全員と4〜6年生の希望者30人と、山田中(浅野貞雄校長)の1〜3年生の代表34人が思い思いのメッセージを書いた手紙を風船に付けて飛ばしたもの
 
3回目となる今回は、昨年の約1.5倍にあたる166個の風船を飛ばしました。昨年は西からの返事がほとんどでしたが、今回は南西の風に乗って運ばれたためか多くは川越の北または東からのもの。近くは川島町や上尾市、遠いものでは鴻巣市や常総市・つくば市などから届きました。

手紙で知って川越に来た人も
 「家族が小貝川に釣りに行って風船を拾った」という筑波山の近くに住む女性からは「もうすぐ運動会かな? お友達と力を合わせてがんばってね」との応援のメッセージが
 孫娘が同じくらいという上尾市の女性は手紙を読んで「かかしまつり」のことを知ったといい、川越を訪ねて楽しく見させてもらったと写真付きの封書。
 霞ヶ浦のそばに住む61歳の女性の返事には「川越には私も三回程行ったことがあります。とてもすてきな所ですよね。(中略)おてがみまっています」などと書かれていました。
 山田小では返事をもらった児童が返信を書いているといい、高橋校長は「こうした取り組みから地域の交流が深まり、子どもたちがまちに溶け込んでいければと思う」などと話していました。

(写真は山田の水田と山田小で)
かかしに守られ、たわわに実った田では順調に稲刈りが
かかしに守られ、たわわに実った田では順調に稲刈りが
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家族に囲まれ長寿祝う
 敬老の日に市長が市内最高齢者を訪問
        2010年9月20
市内最高齢106歳の川崎イチノさん=小仙波で
市内最高齢106歳の川崎イチノさん=小仙波で
男性の最高齢104歳の山田喜代次さん=鴨田で
男性の最高齢104歳の山田喜代次さん=鴨田で
最高齢は男性104歳・女性106歳
 敬老の日の20日、川越市の最高齢者(男性104歳・女性106歳)を川合善明市長が訪ね、長寿を祝いました。
 全国各地でお年寄りの安否不明や孤独死などが問題になっていますが、川越市では来年3月までに100歳以上を迎える市民87人全員の所在が確認されています。また、今回、最高齢のお2人とも家族に温かく囲まれて長寿を迎えられていました。

30年前まで川越でコメ作り
 男性の最高齢は、1906(明治39)年6月30日生まれの104歳・山田喜代次さん
 生粋の"川越っ子"で、33年前に妻と死別してからは長男の弘さん(71)・しげ子さん(69)夫妻・孫娘に囲まれ、鴨田の自宅で生活。 30年ほど前に弘さんが農業を継ぐまでは、1町2反(約1.19ha)の田でコメを作ってきました。
顔ほころばせ「ありがとう」
 今年5月ごろ廊下で転ぶまでは自分で歩いていましたが、現在はそのときの打撲を癒すためベッドで休む日々。
 この日午前9時半ごろ、自宅を訪れた川合市長が賞状や祝い金・記念品の置き時計を贈り、「長寿おめでとうございます。いつまでも長生きしてくださいね」と語り掛けると、顔をほころばせながら「ありがとうございます」とはっきりとした口調で答えていました。
川合市長から長寿の記念品を受ける山田喜代次さん(右)=鴨田の自宅で川合市長から長寿の記念品を受ける山田喜代次さん(右)=鴨田の自宅で
三度の味噌汁と魚が好き
 最近は相撲や野球をテレビで観戦するのが好きという喜代次さん。
 手先が器用で、若いころは台風で倒れた自宅の杉の木を切って物置を2棟建てるほどの腕前。農業の傍ら、頼まれて井戸掘りや大工仕事の手伝いもしたとか。
 耳が聞こえにくいほかは健康で、秘訣は三度のご飯。魚が好きで、茶わん半分の粥(かゆ)と味噌汁は欠かさないといいます。


新潟で生まれ北海道で産婆
 市内の最高齢者は女性で、1903(明治36)年11月15日生まれの106歳・川崎イチノさん。(注:「崎」は山偏に立の下に可)
 新潟に生まれ、若いころは産婆として北海道で過ごし、戦後に満州から川越に越してきました。
春までは4世代に囲まれ生活
 33年前に夫・文三郎さんと死別してからは、長男・文男さんの妻・光江さん(81)、孫の洋一さん(59)夫妻やひ孫夫婦、小1の玄孫(やしゃご)らに囲まれて市内の自宅で生活。
 1年前までは自分で歩いていましたが、今年に入って足腰が弱ってきたため車いすを利用。今年4月からは小仙波の介護老人福祉施設「小江戸の庭」で暮らし、1日おきに家族が交代で会いに来ています。
長男の嫁・孫・玄孫らに囲まれ、長寿を祝う川崎イチノさん(中央右)=小仙波の「小江戸の庭」で長男の嫁・孫・玄孫らに囲まれ、長寿を祝う川崎イチノさん(中央右)=小仙波の「小江戸の庭」で
ローストチキンなど肉が大好き
 花の観賞や本を読むのが好きで時代劇ファン、若いころは和服の仕立てなど裁縫が得意だったというイチノさん。
 鰻など長いもの以外は何でも食べるといい、ローストチキンなど肉類が大好きだとか。
 午前10時ごろ川合市長から長寿を祝福されたイチノさんは、受け取ったお祝いを慈しむように抱え、感激で何度も涙ぐんでいました。
(写真は鴨田の山田さん宅と小仙波の「小江戸の庭」で)
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がん撲滅願い一昼夜歩く
 第2回「リレー・フォー・ライフ川越」
        2010年9月18〜19日
がん撲滅の願いを込め点灯されたルミナリエ文字「HOPEの」の横を歩く参加者ら
がん撲滅の願いを込め点灯されたルミナリエ文字「HOPE」の横を歩く参加者ら
川越では2回目の開催
 がん撲滅を願い、患者や家族・支援者らが交代で24時間歩き続けるチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ(命のリレー)」が、18日午後1時から19日午後1時まで池辺の川越水上公園で開かれ、2日間で述べ3000人を超す市民らが参加しました。
 大会はリレーフォーライフ川越実行委員会(鈴木俊子委員長)が主催、(財)日本対がん協会が共催、厚労省や県・県医師会・市や市医師会・歯科医師会などが後援しており、川越での開催は昨年に続き2回目。

開会宣言する廣瀬哲也委員
開会宣言する廣瀬哲也委員
鈴木俊子・実行委員長
鈴木俊子・実行委員長
水野典子・市保健医療部長
水野典子・市保健医療部長
小宮山泰子・衆院議員
小宮山泰子・衆院議員
舟橋一浩県議
舟橋一浩県議
加藤昇市議
加藤昇市議
「どんな暗い夜でも朝が来る」
 がん細胞は夜も眠らないことから、参加者は「どんなに暗い夜でも朝が来る」と夜を徹して歩き続け、互いの心を一つにしてがん撲滅を決意し募金で患者や家族を支援しようという催し。
 今年は全国20カ所で順次開催。みんなでつなごう命のリレー」と書かれた横断幕を引き継ぎながら、各地で開かれています


来賓らもリレーウオークに参加
 開会式では廣瀬哲也実行委員の開会宣言に続き、鈴木委員長が挨拶。水野典子・市保健医療部長が名誉大会委員長の川合善明市長の代理で挨拶したほか、小宮山泰子衆院議員や舟橋一浩県議らが来賓として祝辞を述べ、リレーウオークにも参加しました。

点灯されたルミナリエをカメラに収める参加者ら
点灯されたルミナリエをカメラに収める参加者ら
コース脇には流れ星のルミナリエも
コース脇には流れ星のルミナリエも
乳がん患者の会「あけぼの会」
乳がん患者の会「あけぼの会」
帯津三敬病院の「帯津ism」
帯津三敬病院の「帯津ism」
メンバーが交代しながら
マイペースで一昼夜歩く
 今年は、がん患者の会や支援グループ、医療関係者・城西大薬学部・協賛企業など、前回を上回る28団体が一般参加の市民と一緒にリレーウオークに参加。
 がんと向き合う気持ちをそれぞれが表現した横断幕などを掲げ、メンバーが交代しながらマイペースで歩き続けました。

あんどんに浮かぶ
メッセージに心新た
 会場となった芝生広場を周回する遊歩道両脇には、がんで亡くなった家族への思いや、必死に闘っている患者・家族への応援メッセージが書かれたルミナリエ(あんどん)が並べられ、辺りが暗くなった午後6時すぎに一斉に点灯。
 参加者は、ろうそくの明かりに浮かび上がったメッセージを読みながら思いを新たにしていました。

死因に占めるがんの割合、川越は平均以上
 死因別の死亡割合では、川越市はがんが最も多く約32.0%を占め、県(約31.9%)・国(約30.4%)の平均値を上回っています。市や医師会などでは市民に定期的な検診を呼び掛けています。注:2007(平成19)年の統計による
(写真は池辺の川越水上公園で)
全国の会場をリレーする横断幕を掲げて行進全国の会場をリレーする横断幕を掲げて行進
全国20会場の大会に参加している「Hopes Come True」
全国20会場の大会に参加している「Hopes Come True」
創立45周年を記念し参加した城西大薬学部チーム
創立45周年を記念し参加した城西大薬学部チーム
赤心堂病院の医師・看護師らのチーム
赤心堂病院の医師・看護師らのチーム
製薬会社のボランティアメンバーも参加
製薬会社のボランティアメンバーも参加
夜になってもリレーウオークに大勢の参加者が
夜になってもリレーウオークに大勢の参加者が
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地域の30園が一堂に
 初の「幼稚園子育て教育フェア」
         2010年9月18 
各幼稚園のブースを見て回り、説明を聞く親子連れらであふれる会場=新富町の本川越駅前広場で
各幼稚園のブースを見て回り、説明を聞く親子連れらであふれる会場=新富町の本川越駅前広場で
入園控える親子らでにぎわう
 川越市内29園・川島町1園の幼稚園や協賛企業17社が一堂に会し、入園を控える親子連れらに各園の教育・子育て内容や特徴などを知ってもらおうという「幼稚園子育て教育フェア」が18日、脇田町のクレアパークと新富町の本川越駅前広場で開かれました
 各会場では、各幼稚園の先生たちが独自に工夫を凝らした展示・紹介を展開。午前10時から午後2時半まで、各会場は小さい子どもを連れたお父さん・お母さんらが大勢詰め掛けていました。

会場を回り、各幼稚園のブースを見学する川合市長(後列左から2人目)=新富町の本川越駅前広場で
会場を回り、各幼稚園のブースを見学する川合市長(後列左から2人目)=新富町の本川越駅前広場で
内田晃・実行委員長
内田晃実行委長
長澤仁志会長
長澤仁志会長
川合善明市長
川合善明市長
川越では初めての開催
 「子育て教育フェア」は川越地区幼稚園協会(長澤仁志会長)主催し、川越市・市教委が後援。これまで、横須賀市・船橋市・立川市などで開催されていますが、川越市の開催は初めて。

「各幼稚園の特色知って」
 会場を2つに分けたことについて、長澤会長は開会式で「通り掛かった人たちにも気軽に参加してほしかった。ゆっくりと会場を巡って、各幼稚園の教育や子育ての特色などを知ってください」などと挨拶。

「幼児教育は市立保と私立幼で」
 来賓として川合善明市長、小林薫市議会議長、舟橋一浩県議のほか、幼稚園の理事長も務める新井喜一(ふじま幼)・山口肇(ひばり幼)市議が祝辞。
 川合市長は「市立保育園は20園ほどあるが幼稚園は私立のみで、市の幼児教育はこれらによって支えられている。それぞれの幼稚園の特色をじっくりと見て、お子さんの教育について考えてください」などと話していました。

日ごろの教育の一コマ披露
 各ブースでは塗り絵や折り紙・工作のほか、こま回しやけん玉など子どもたちに昔の遊びを体験してもらう趣向も。各園の先生らが日ごろ行っている教育の一コマを披露しながら、お母さんたちの質問に答えていました。

「一遍に見て選べるので助かる」
 1歳と2歳の子を連れて下広谷から来たという柴田さん夫妻は「パンフレットだけでは分からないので、1つずつ実際に行って見てみなければと思っていた。いろいろな幼稚園を一遍に見られるので助かりました」と話していました。
 また、9カ月と3歳の男の子を連れて砂から来たというお母さんは「年中から入園を考えているんですが、なかなか1園ずつ訪ねて聞くのは難しい。こうして集まってもらえると直接話が聞けたり、雰囲気の違いなどがよく分かって良かった」と話していました。

(写真は脇田町のクレアパークと新富町の本川越駅前広場で)
先生に教わりながら塗り絵を楽しむ子どもたち=脇田町のクレアパークで
先生に教わりながら塗り絵を楽しむ子どもたち=脇田町のクレアパークで
こま回しやけん玉など子どもたちに昔の遊びを教える幼稚園も=脇田町のクレアパークで
こま回しやけん玉など子どもたちに昔の遊びを教える幼稚園も=脇田町のクレアパークで
開会式でフェアの内容について聞く親子連れら=新富町の本川越駅前広場で
開会式でフェアの内容について聞く親子連れら=新富町の本川越駅前広場で
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プロの生演奏、親子で鑑賞
 打楽器デュオ「MI」がスカラ座で無料演奏会
        2010年9月14
客席も一体となった楽しい演奏会に、子どもたちも大喜び
客席も一体となった楽しい演奏会に、子どもたちも大喜び
子どもにも生演奏の楽しさを
 小さな子どもたちにもプロの生演奏を聴いてもらおうという「親子で楽しむ打楽器コンサート」が、14日午後4時から元町の川越スカラ座で開かれました。

木琴の連弾を披露する「MI」の服部恵さん(右)と相川瞳さん木琴の連弾を披露する「MI」の服部恵さん(右)と相川瞳さん
開演はお迎え時間の午後4時
 今回、無料のコンサートを企画したのは、市内でライブ演奏会などを企画する会社を営む工藤剛士さん。昨年までは幼稚園に防犯システムを販売していたといい、「小さな子ども連れでも、気兼ねなくコンサートを聴いてほしかった」と各幼稚園に鑑賞を呼び掛けました。
 会場は川越スカラ座の休刊日を利用。開演時間は幼稚園のお迎え時間に合わせ、午後4時に設定しました。

芸大卒の女性コンビが演奏
 この日、ライブ演奏を披露したのは東京芸大卒の打楽器デュオ「MI(ミー)」の服部恵さんと相川瞳さん。ブルガリアの国際打楽器コンクールでトップに輝くなど活躍。小学校の音楽鑑賞会での演奏や高校の授業で特別講師を務めるなど、子どもたちへの音楽普及にも力を入れています。
 今回は、「かねてよりファンだった」という工藤さんが「MI」の2人に打診。快諾を得て親子のための生演奏会が実現しました。

客席も一体となった音楽会に
 「MI」の2人はこの日、「子どもたちにも身近に楽器になるものがあると知ってほしかった」と、街の百円ショップでも手に入る音の出る雑貨をたくさん用意。コンサートの冒頭、楽器さながらに使って見事な演奏を披露。たちまち子どもたちの気持ちをつかんでいました。
 この日は「道化師のギャロップ」「プリンク・プランク・プルンク」「アフリカンブルース」や童謡メドレーなど7曲を、木琴の連弾や外国の珍しい太鼓などで息の合った演奏を披露。皆で一緒に歌ったり、客席を回って楽器を叩いてもらうなど観客と一体となった演奏会となりました。

客席も一体となったコンサートに歌や手拍子で盛り上がる親子連れ一緒に歌ったり手拍子したりで盛り上がる親子らら一緒に歌ったり手拍子したりで盛り上がる親子ら
子どもたちも大喜び
 森音ちゃん(1)・永喜くん(5)・大喜くん(小1)と一緒に仙波町から来た粟倉さんは「子ども連れで生演奏が聴ける初めての機会なので来ました」といい、晴琉くん(5カ月)・姫和ちゃん(4)を連れて狭山市から来たという成瀬さんは「子どもが小さいので、プロのコンサートは初めて。感激しました」などと話していました。
(写真は元町の川越スカラ座で)
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来年以降は毎年開催に
 今年は中止の小江戸川越花火大会
        2010年9月10
今年、財政難を理由に初めて開催が取り止めになった小江戸川越花火大会=写真は昨年7月18日に安比奈親水公園で行われた第20回大会
今年、財政難を理由に初めて開催が取り止めになった小江戸川越花火大会=写真は昨年7月18日に安比奈親水公園で行われた第20回大会
一転、来年度から毎年実施に
 財政難を理由に今年の開催を取りやめ、今後は隔年実施に決まった小江戸川越花火大会。一転して来年度以降、基本的に毎年開催することになりました。

石川智明市議
石川智明市議
9月市議会で市長が答弁
 これは、現在開会中の市議会9月定例会で石川智明市議(プロジェクト川越21)の一般質問に対し、川合善明市長が明らかにしたもの。
 石川市議は花火大会開催について「協賛する民間企業にとって、隔年事業に対し予算を確保することは厳しく、協賛金を集めるのはさらに難しくなるのではないか。多くの市民が楽しみにしている花火大会は毎年実施してほしい」などと市長の見解をただしました。

川合善明市長
川合善明市長
隔年実施の方針を撤回
 これに対し、川合市長は「花火大会については、皆さんからたくさんの要望を頂いている。財政状況が現在より極端に悪くならなければ、来年以降はまた毎年開催していきたいと考えています」と回答。
 これまでの隔年実施という方針を撤回し、条件付きながら毎年実施に改めたことを明らかにしました。

毎年実施の市民要望に応える
 今年の花火大会中止に対しては市に1日平均5〜6件の問い合わせがあり、うち7〜8割が中止の理由をただすものや「残念だ」という意見で、2〜3割が「財政上やむを得ない」と理解を示す内容でした。
 本紙取材に、川合市長は「今年度当初予算の査定で歳出削減のため隔年実施を決めたんですが、思った以上に市民の皆さんからの反対意見が多かった。市民の声を生かすためには、財政状況が悪くてもやらなければならないと思い、毎年実施を決断しました。他市で行っているような、有料観覧席の導入などは考えていません」などと話していました。

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川越の最高気温は38.7℃
 水上公園プールは前年比8.5万人多い入場者
        2010年9月9
川越水上公園プールには、昨年より8万5,000人多い31万2,647人が入場=写真は開園日の7月10日撮影
川越水上公園プールには、昨年より8万5,000人多い31万2,647人が入場=写真は開園日の7月10日撮影
川越の最高気温は38.7℃
 全国的に猛暑に見舞われた今夏、川越市内では7月21日に最高気温38.7℃を観測。
 また、7〜8月の62日間のうち約88.7%にあたる55日間で30℃を超える真夏日となり、うち35℃を超える猛暑日が31日間を占め、さらに37℃を超える日が11日間もあったことが分かりました。

熱中症や疑いで137人救急搬送
 これは、現在開会中の市議会9月定例会で三上喜久蔵市議(やまぶき同志会)の一般質問に対し、水野典子・保健医療部長が答えたもの。
7〜8月(62日間)
川越市
熊谷市
30℃未満
7日間
10日間
30℃〜34.9℃
24日間
21日間
35℃〜36.9℃
20日間
20日間
37℃以上
11日間
11日間
注:熊谷市のデータは熊谷地方気象台、川越市のデータは川越地区消防組合が計測したもの
三上喜久蔵市議
三上喜久蔵市議
 三上市議は川越市の暑さ対策について「地方気象台がある熊谷市は全国で一番暑い都市として知られているが、川越市は熊谷市と比べてどうだったのか?」と質問。
 水野部長は「観測方式が異なるため単純な比較はできない」とした上で、「川越消防署の3階屋上に設置した気象観測装置のデータでは、川越で最高気温38.7℃を記録した21日は熊谷市は同37.9℃だった」と回答。
 さらに、6月から8月に熱中症またはその疑いで救急搬送された人は137人で、昨年の5倍以上に上ることを明らかにしました。

(注:県内の気象観測データは、熊谷地方気象台が熊谷市・秩父市・さいたま市で計測したものを発表。川越には観測地点はなく、隣接するさいたま市のデータに近いとみられています)

水上公園プールに31万2,647人
 この夏の暑さに、池辺の川越水上公園プール(黒須昌幸・管理事務所長)には涼を求めて若者や家族連れらが殺到。7月10日の開園から閉園日の8月31日までの48日間で、昨年より8万5,020人多い31万2,647人(37%増)が訪れました。
 同園では今年、8月5日に20代の女性入場者1人が熱中症のため救急車で病院に搬送されましたが、大事には至りませんでした。
 期間中、本格的な雨が降らなかったため休園は1日もなく、1988(昭和63)年7月の開園以来600万人の入場を達成しました。
(写真は池辺の川越水上公園プールで)
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モチーフは「時の
 川越の作曲家と青森の陶芸家がコラボ
         2010年9月5 
展示会で入館者に作品「釣鐘(浄土への道)」の説明をする今井理桂さん(右から2人目)=連雀町のギャラリーR+で
展示会で入館者に作品「釣鐘(浄土への道)」の説明をする今井理桂さん(右から2人目)=連雀町のギャラリーR+で
陶芸と音楽のコラボレーション
 川越の「時の鐘」をモチーフにしたコーラス曲と陶芸作品が同時に鑑賞できるイベント「あの陶器の鐘を鳴らすのはだれ?」(「音と土で奏でる会」主催、市・市教委など後援)が、5日午後6時から仲町の「カフェ・エサーゴノ」で開かれました

コラボコンサートで対談する佐々木信綱さん(左)と今井理桂さん。ピアノの上には川越の「時の鐘」をモチーフにした作品「釣鐘(浄土への道)」が=仲町のカフェ・エサーゴノで
コラボコンサートで対談する佐々木信綱さん(左)と今井理桂さん。ピアノの上には川越の「時の鐘」をモチーフにした作品「釣鐘(浄土への道)」が=仲町のカフェ・エサーゴノで
今井理桂さん(左)はコンサートの休憩時間、松本醤油商店のガラス工房をひよっこり訪れて見学
今井理桂さん(左)はコンサートの休憩時間、松本醤油商店のガラス工房をひよっこり訪れて見学
川越のご当地ソングも作曲
 会の代表を務める佐々木信綱さん(34)は川越市今福在住の作曲家で、童謡や校歌・合唱曲などをつくるほか、全国各地で講演や演奏会を開催
 2007(平成19)年には小江戸川越ご当地ソング「翔(かけ)る風」の作詞・作曲も手掛けています。

同郷・青森の陶芸作を紹介
 今回は、「陶芸作品が大好き」という佐々木さんが同郷の青森県の陶芸作家・今井理桂さん(62)の作品を川越で紹介し、演奏会とコラボレーション(異分野の共演)することで、互いの創造作品が共鳴し合うことで新たな世界を味わってもらおうと企画。

釉薬使わない津軽烏城焼
 今井さんの陶芸作品は、釉薬(うわぐすり)を塗らずに登り窯で焼く「津軽烏城(うじょう)焼」で、薪に使う赤松の灰が作品に付着して溶けて作品に色あいが生まれるのが特徴。絵付けしないため焼き上がりは一品一品すべて異なった作品になるといいます。

時の鐘モチーフに新作焼く
 「5〜6年以上前に川越を訪れたときに見た時の鐘が印象的で忘れられなかった」という今井さんは、今年2月に時の鐘をモチーフにした作品「釣鐘(浄土への道)」を完成。「ぜひ、川越の皆さんに見てほしかった」と今回、1日から6日まで連雀町の画廊「ギャラリーR+(アールプラス)」で作品展を開きました。

「ツナコロ」が13曲を合唱
 この日のイベントに参加したのは、市内外から集まった音楽ファンら約60人。最初に連雀町の画廊で今井作品をじっくり鑑賞、続いて演奏会場のカフェまで散策しながら移動しました。
 演奏会で佐々木さんの作品を合唱したのは、市内外の老若男女で構成するコーラスグループ「ツナコロ」(小林久美代表)のメンバー約15人。佐々木作品のファンらが集まって作ったグループだけに、息もぴったり。代表作「空の文字」や小江戸川越ご当地ソング「翔る風」など13曲を披露。
 このほか、佐々木さんと今井さんの対談もあって、参加者は興味深げに聞き入っていました。

「ふるさとの鐘」を作曲した佐々木信綱さん
「ふるさとの鐘」を作曲した佐々木信綱さん
「ふるさとの鐘」を作詞した土屋美奈さん
「ふるさとの鐘」を作詞した土屋美奈さん
先月完成の曲も時の鐘がモチーフ
 合唱曲の中でも、この日初公開された「ふるさとの鐘」は8月に完成したばかりの新曲。今井さんの長女・土屋美奈さん(27)が「時の鐘」をモチーフにふるさと青森に思いを寄せて作詞したといい、佐々木さんが曲を付けて出来上がった作品。
 佐々木さんは「今回のイベントは『鐘』がキーワード。それぞれの作品を見たり聴いたりした人の心に、互いが響き合って感動してもらえたら」と話していました。

(写真は連雀町の「ギャラリーR+」と仲町の「カフェ・エサーゴノ」で)
佐々木さんの指揮で「空の文字」や「ふるさとの鐘」など息の合ったコーラスを披露する「ツナコロ」のメンバー
佐々木さんの指揮で「空の文字」や「ふるさとの鐘」など息の合ったコーラスを披露する「ツナコロ」のメンバー
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「若気の至りで挑戦続ける」
 川越青年会議所が創立50周年記念式典
        2010年9月5
創立50周年記念懇親会の席上、岩堀弘明・OB会歴代会長(左)の発声で乾杯する出席者
創立50周年記念懇親会の席上、岩堀弘明・OB会歴代会長(左)の発声で乾杯する出席者

半世紀の歴史振り返る
 (社)川越青年会議所(内田嘉哉理事長・85人)は5日、新富町の川越プリンスホテルで創立50周年記念式典を開催。創立以来のOBや周辺地域のJC役員ら約380人も駆け付けて祝福し、半世紀の歴史を振り返るとともに社会奉仕への決意を新たにしました。

49年前、38人で創立
 川越JCは1961(昭和36)年9月5日にメンバー38人で創立。翌年に市政施行40周年の川越まつりに合わせて日本JCに登録し本格的に活動を始めました。

壇上に並び、創立50周年を祝う川越青年会議所の歴代理事長
壇上に並び、創立50周年を祝う川越青年会議所の歴代理事長
記念式典で挨拶する内田嘉哉理事長
記念式典で挨拶する内田嘉哉理事長
祝辞を述べる川合善明市長
祝辞を述べる川合善明市長
祝辞を述べる齋藤英雄・商議所会頭
祝辞を述べる齋藤英雄・商議所会頭
関口正こう・初代理事長
関口正こう・初代理事長
来賓として式典に出席した団体役員ら
来賓として式典に出席した団体役員ら
来賓として式典を祝う政財界代表ら
来賓として式典を祝う政財界代表ら
社会奉仕の歴史を回顧
 午前11時から始まった記念式典では、舞台に映し出された映像で半世紀の活動を回顧
 伊佐沼の市民の森・野外音楽堂・冒険の森・遊歩道づくり、彫刻の街づくり、若宮公園建設、市民協議会の発足、ふれあいサンバや各種文化イベント、市長選候補者の公開討論会開催など、市民と力を合わせた活動を通じて「ふるさと川越」の振興に尽力。近年ではソフト面での活動を通じ、地域の輪づくりに力点を置いています。

「挑戦し続ける気概」
 内田嘉哉・第50代理事長が「"若気の至り"こそ変えてはならないもの。先人に学びつつ、若者らしく新しいことに挑戦し続けるという気概を持って、勇気ある発言と行動を展開していきたい」などと挨拶。
中期ビジョンを発表する野口悟さん
中期ビジョンを発表する野口悟さん
 川合善明市長や齋藤英雄・商議所会頭の祝辞に続き、歴代の理事長が紹介されて登壇。故人を除く全員が壇上に並び、初代理事長を務めた関口正こう(金へんに榮)さんが代表して「50年の間には時代がめまぐるしく変化したが、若さを生かし時代に先駆けて行動するすることが求められる」などと挨拶しました。

「マンパワーをまちづくりに」
 続いて、第二事業室の野口悟さんが中期ビジョンを発表。「川越の魅力を保ち、その可能性を最大限に引き出すことによって、さらなる魅力を想像するために、マンパワーをまちづくりに投入する必要がある。多種多様な問題を解決してまちの魅力を想像する役割を、市民一人ひとりが担う必要がある」とし、社会・青少年・経営・ひとづくり・組織強化の5つのアプローチを通じ、まちづくりへの市民参加を促す活動をしていきたいと訴えました。

懇親会で歓談するOB会員ら
懇親会で歓談するOB会員ら
懇親会で内田嘉哉理事長(右から2人目)らと歓談する川合市長(左)と関口初代理事長(右)
懇親会で内田嘉哉理事長(右から2人目)らと歓談する川合市長(左)と関口初代理事長(右)
OBとして元気な姿を見せた舟橋功一前市長
OBとして元気な姿を見せた舟橋功一前市長
政財界代表らが顔合わせ
 午後1時すぎから始まった懇親会では、岩堀弘明・OB会歴代会長の音頭で乾杯。
 出席したOBらは企業や商店、各種団体のリーダーとなっている人も多く、会場はさながら政財界代表らの"同窓会"の雰囲気。現役のJCメンバーらは、テーブルを回って先輩らの話を聞いていました。
 懇親会後半ではOBらが交代で登壇し、現役JC時代の活動エピソードを披露。出席者らは、これまでの活動を振り返りながら歓談の輪を広げていました。

(写真は新富町の川越プリンスホテルで)
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川越は全員の所在を確認
 今年度100歳以上の市民87人
         2010年9月2 
今年度中に100歳超は87人
 住民登録されているにもかかわらず、その安否が確認されていない高齢者がいることが全国的に問題になっていますが、川越市では現在100歳以上の市民 61人(男性6人・女性55人)を含め、今年度中に100歳以上を迎える市民26人を加えた計87人全員の所在が確認されました

8月末までに全員の所在を確認
 市では8月4日に県福祉部高齢介護課から「百歳高齢者等関係調査について」の通知を受け、今年度中に100歳以上を迎える市民88人の調査を開始。
 18日に亡くなった1人を除く87人全員が、介護保険・医療保険・後期高齢者医療制度の利用実績があることが判明。うち所在などが確認できなかった23人について、高齢者いきがい課の職員9人で手分けし
訪問調査した結果、8月末までに全員の所在を確認しました。

長寿祝い金の対象者は3,380人
 市では一昨年まで、75歳以上の高齢者を対象に民生委員が訪問して健康長寿奨励金を手渡しながら所在を確認しており、直接会えなかった場合は職員が再度訪問して安否を確認していたため、他市に見られるような安否不明の高齢者が出なかったものとみられます。
 「健康長寿奨励金制度」は昨年度から節目支給の「長寿祝い金制度」に改められ、今年9月1日現在の対象者は77歳が2,567人、88歳が710人、99歳が39人、100歳が64人となっています。
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学ぶ楽しさ、教える喜び
 川越工業高校生が小学生に「ものづくり教室」
        2010年8月21
子どもたちに七宝焼の作り方を説明する化学科の生徒(中央)
子どもたちに七宝焼の作り方を説明する化学科の生徒(中央)
川工の清水雅己教頭
川工の清水雅己教頭
開校式で子どもたちに挨拶する生徒会長の金井貴大くん(左)
開校式で子どもたちに挨拶する生徒会長の金井貴大くん(左)

子どもに作る楽しさ
 夏休みもあと10日となった21日、西小仙波町の県立川越工業高校(寺山弘校長)で小学4〜6年生を対象にした「ものづくり教室」が開かれ、高校生が子どもたちを指導しました。


子どもたちにハンカチのステンシルを指導するデザイン科の生徒(中央)
高校生が先生役
 これは、同校が2005(平成17)年度に国・県の委嘱で行った教育事業「たまご学校」の流れをくみ、日ごろの学習効果を生かして生徒が先生となって市民に教えるという、全国的にも珍しい取り組み。工業高校生は技術者の卵であることからこの名が付いています。

「ミニかわごえ」が縁で
「子ども大学」と交流
 昨年までは一般市民に参加者を公募し、毎年50人前後の参加がありましたが、今年度からは「子ども大学かわごえ」(遠藤克弥学長)の"学生"を対象に開催
 今年3月に行われた子ども大学の学園祭「ミニかわごえ」に川工生28人らが協力したのが縁で両校の協力関係が深まり、今回は共同開催に。126人(4年生36人・5年生53人・6年生37人)の子どもたちと保護者らが参加。
 川工では清水雅己教頭ほか教員15人、デザイン科・化学科・建築科・機械科・電気科の生徒約50人がこの日の指導にあたりました。

マンツーマンでモーターの作り方を説明する電気科の生徒(白いTシャツ姿)
マンツーマンでモーターの作り方を説明する電気科の生徒(白いTシャツ姿)
子どもたちに七宝焼きの絵付けのやり方を説明する化学科の生徒(中央)
子どもたちに七宝焼きの絵付けのやり方を説明する化学科の生徒(中央)
5つの講座から2つ選んで受講
 「ものづくり教室」の中心は先生役を務める高校生たち。午前10時前から始まった開校式でも、川工生が体育館に集まった子どもたちを案内して授業について説明。生徒会長の金井貴大くん(3年)が子どもたちを前に挨拶しました。
 この日の授業は「ハンカチのステンシルプリント(デザイン科)」「七宝焼アクセサリーづくり(化学科)」「蔵づくり店舗の模型づくり(建築科)」「旋盤による風鈴と文鎮づくり(機械科)」「手作りモーター(電気科)」の5講座。
 参加した子どもたちは午前・午後にそれぞれ異なった1講座ずつを選んで受講しました。

「難しいけど、楽しかった」
 ステンシルプリントでは、子どもたちは無地のハンカチにくり抜いた型を使って顔料で思い思いの絵を描き、アイロンで定着。

 七宝焼では約1cmの銅製の台座に、筆を使って釉薬で絵付けに挑戦。800℃の窯で焼くと絵が溶けて流れるため、思った絵柄に仕上げる難しさを体験していました。

 風鈴と文鎮作りでは本格的な旋盤の機械を使い、川工生の手ほどきを受けながら金属のかたまりを削ったり、穴を開けて加工しました(フロントページの写真)

 手作りモーター作りでは、クリップや銅線を曲げたり巻くなどして電流を流すとクルクル回る仕組みを学習。コイルの巻き方や支軸の削り方でうまく回るように調整するのに奮闘していました。兄弟で参加した伊藤雄人くん(山田小6年)と拓人くん(同4年)は「難しかったけど、面白かった。モーターを使っていろんなものを作ってみたい」と話していました。

組み立てた模型で蔵造りのまちなみをつくって楽しむ子どもたち
組み立てた模型で蔵造りのまちなみをつくって楽しむ子どもたち
建設科生徒の準備活動について紹介する別役壱与先生(左)
建設科生徒の準備活動について紹介する別役壱与先生(左)
用意された蔵模型の部品
用意された模型部品
 蔵づくり店舗の模型作りでは建築科の別役壱与教諭の指導の下、川工2年の土肥秋太くん・合田大志くん・中村恵輔くん・益子優也くんの4人が、5日間・毎日8時間かけて約115cm×80cmのスチレンボードを切り抜き、細い角材で格子を作るなど事前に蔵の部品を用意。子どもたちは接着剤やカッター、油性ペンなどを使って組み立て、本物そっくりの蔵の模型に仕上げていきました。
 参加した田中友海さん(杉下小6年)は「型紙を切るのが難しかったけど、出来上がっていくのが楽しくてしょうがなかった」と話し、一緒に参加した友達と作品を並べて蔵造りのまちなみを作っていました。
(写真は西小仙波町の県立川越工業高校で)
電気科の生徒らが昨年作った電車の台車に試乗する子どもたち
電気科の生徒らが昨年作った電車の台車に試乗する子どもたち
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「世の中を変えるのは教育」
 私立小中学校教員集めタインミーティング」
         2010年8月5 
川合善明市長
川合善明市長
子どもたちと日々向かい合う学校教育現場の声を川合市長に投げ掛ける教職員ら
子どもたちと日々向かい合う学校教育現場の声を川合市長に投げ掛ける教職員ら
吉野榮・学校教育部長(左)と尾崎利則・市民部長
吉野榮・学校教育部長(左)と尾崎利則・市民部長

市立小中学校の教員29人が参加
 分野別・職業別に市民の声を聞く今年度の「川合市長と語り合うタウンミーティング」。第4回は5日午後3時から、並木の東部地域ふれあいセンターに市立小中学校の教職員29人が集まりました。

教職員らを前に挨拶する川合善明市長(左)
教職員らを前に挨拶する川合善明市長(左)
教育現場の生の声を
 今回のテーマは「未来を担うひとづくり」。
 日ごろ子どもたちと接する教師の立場から、教育現場の生の声を聞こうと開かれました。
 冒頭、川合善明市長が「川越は県内で比較しても不登校が多く、荒れている学校もあると聞く。教育は根本的には国の方針・教育制度によるところが大きいが、市としてどうやって子どもたちを良い方向に持って行けるか、皆さんの意見を聞きながら探っていきたい」と挨拶。

授業サポートに民間の
能力・経験者の参加を
 来年度から本格的に始まる小学校の英語教育について、川合市長が「新聞報道などでは、AET(英語指導助手)と担任教師が、なかなか打合せができないことが問題になっているようだが」と投げ掛けると、教員からは「確かに現場で打合せをするのは時間的に難しいが、川越の場合は教育研究センターで打合せができている」との答えが。
女性教員も積極的に発言
女性教員も積極的に発言
女性教員も積極的に発言
 授業のサポートについては、「AETに限らず、日本人でも英語力のある人が民間にもいるので、市でも活用を考えてほしい」「いろいろな分野の能力・経験を持った民間の人に教育に参加してもらい、地域との連携を深めていくべき」などの意見が出されました。

不登校は中学校で急増
 小学校では28人だが、中学校に進学すると280人に急増するという不登校の問題では、小学校教員が「子どもたちが中学校の教科担任制に慣れず、ついて行けなくなるのも原因ではないか。子どもたち一人ひとりの力を伸ばすためには、担任の力だけでは限界がある。スクールボランチなどを増やしてほしい」と発言。
 川合市長が「教育長は小中学校教員の人事交流も考えているようだ。小学校に教科担任制を一部導入するのも一つの方法だと思うので検討したい」と答えました。

「問題は小さいうちに対処」
 学校が荒れる問題については、教員らから「小さな問題が発生したときに見逃さず、素早く適正に対応することが大切。いったん児童や家庭との信頼関係が崩れると回復させるのは難しい」「問題を抱えた子だけではなく、周囲の子どもたちや家庭との信頼関係を築くことが、学校全体を荒らさないためには大きな鍵だと思う」などの意見が出されていました。
教育現場の生の声を投げ掛ける参加者
教育現場の生の声を投げ掛ける参加者
 中には「子どもたちが荒れるのは本人や家庭だけではなく、指導力不足など教師の側にも問題がある。荒れるのは授業について行けなくなった子がほとんどで、小学校からの積み重ねができていない状態で中学校に上げるのが問題。少年院に行った子に聞くと『中学生になるまで一度も褒められたことがない』と言う子もおり、自信を付けてあげられなかったのは教師の責任」「他市では10歳のときに"2分の1成人式"をやっているところもある。特に勉強やスポーツが得意でない子どもたちも、一度は認めてもらえる場をつくることも大事なのでは」と提起する教員も。

家庭内の問題が子どもに影響も
 このほか、発達に障害を持つ児童に早期に適切に対応することがいじめや不登校・ひきこもりの防止に大切なこと、価値観の多様化で学校教育に納得してくれない家庭が増えていること、家庭内の問題を相談する相手が見つからず解決できないために子どもに影響が及んでいる例などが報告されました。
 話し合いの後、川合市長は「昔から『世の中を変えるのは教育しかない』とよく言われるが、真理だと思う。これからも皆さんの意見を聞く場を設け、川越市の教育をこうするんだという方針を打ち出していきたい」などと話していました。
(写真は並木の東部地域ふれあいセンターで)
若い先生からベテランまで、29校から1人ずつが出席
若い先生からベテランまで、29校から1人ずつが出席
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「そろそろ方向性を示しては
 第9回「北部中心市街地交通円滑化方策検討委」
         2010年7月30
住民意識調査の結果・分析について説明する久保田尚委員長(中央)
住民意識調査の結果・分析について説明する久保田尚委員長(中央)
車すれすれで観光
 訪れた人らが、行き交う車両すれすれを歩きながら観光を"楽しんでいる"「蔵の街・川越」
 そんな危険な一番街周辺の状況をなんとかしようと話し合われている「北部中心市街地交通円滑化方策検討委員会」(委員長:久保田尚・埼玉大大学院教授)が、30日午後2時半から氷川町の北公民館で開かれました。


検討委も既に9回目
 既に9回目となるこの日の会議にも、周辺自治会長や学識経験者、警察や商議所・商店街関係者、バス会社、市職員など約50人が出席。
 前回に続き、昨年11月に行った交通規制の社会実験結果の詳しい分析が行われたほか、実験後に行われた住民意識調査の結果・分析などが報告されました。

交通規制なしでも渋滞の交差点
 交通量調査結果の報告・分析では、久保田教授が「社会実験の際に激しい渋滞が見られた市役所前→松江町交差点(いちのや横)の川越街道ですが、実は交通規制がまったく行われなかった休日(9月20日)にも同様の渋滞が見られた」と説明
1人ずつ意見を述べる自治会長ら地元代表
1人ずつ意見を述べる自治会長ら地元代表
 大きな違いは、交通規制の際はその渋滞がさらに西の石原町交差点まで延びたことだったことが報告され、この区間の渋滞が交通規制によるものだけではなく松江町交差点の構造的な問題(南北方向に右折帯がないこと)による点が大きいことが改めて浮き彫りになりました。

平日は一方通行・休日は歩行者天国
 住民意識調査の結果・分析では、現状には問題ありとする人のうち「毎日を終日一方通行にする案」より、「平日は一方通行、休日の日中は歩行者天国とする案」が多く支持されていることなどが報告されました。
1人ずつ意見を述べる自治会長ら地元代表
1人ずつ意見を述べる自治会長ら地元代表
 続いて、出席した自治会長ら地元住民の代表が1人ずつ意見を述べ、「交通規制に対する住民の理解も深まってきている」「社会実験から8カ月も経ち、検討会も9回も重ねてきた。そろそろ方向性を示してもいいのではないか」などの声が聞かれました。
 市では「次回以降、方向性に向けた論議に入っていきたい」としています。

危険な状態、いつまで放置?
 安全に観光を楽しんでもらえる環境を整備することは川越の務めであり、避けては通れない課題。他市の人から見れば、いつまでも現状を放置している姿勢は理解されないことだけは間違いありません。
 交通規制については試行の形で暫定的にスタートさせ、継続した場合の問題点や反省・改善を積み重ねていくことも望まれます。
(写真は氷川町の北公民館で)
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「働きやすいまちにして」
 企業従事者らと第3回「タウンミーティング」
         2010年7月27
女性の参加者からも質問や意見が
女性の参加者からも質問や意見が
柔らかな雰囲気で参加者の声に耳を傾ける川合善明市長=芳野台のサンライフ川越で
参加者の声に耳を傾ける川合善明市長
市内企業従業員らの声聞く
 分野別に市民の声を聞き、市政に反映させようという「川合市長と語り合うタウンミーティング」。第3回は27日、芳野台のサンライフ川越に市内の企業に勤務する従業員らを集めて開かれました。
 この日参加したのは、川越東部工業会協同組合に加盟する企業の従業員ら25人。タウンミーティングはこれまで夜に開催されることがほとんどでしたが、今回は勤めている人が参加しやすいよう、昼休みの時間帯を利用しての開催となりました。

「女性健診受けにくくなった」
 「市の子宮がん検診が2年に1度に減らされ、それまで医療機関で直接受診できたものが、事前に市の窓口に申請に行かなければならなくなるなど受けにくくなった。申し込みも受付当日でないと定員オーバーになり、働いている身には受診する機会が減った」との質問には、川合市長が「2年ぐらい前(就任前)に制度が変わったと記憶しているが、財政上の理由なのかなど調べた上で、市民の要望として検討したい」と答えました。

「市の保育園増やして」
 「市の保育園を増やしてほしい」の声には「市営の保育園を増やすのは難しいが、民間保育園が受け入れしやすくなるよう昨年から基金を設けて市が補助できるようにしており、待機児童の問題は改善しつつあります」と回答。

「小中学校耐震化の計画は?」
働きやすいまちになるよう、会談では生活に密着した要望などが
働きやすいまちになるよう、会談では生活に密着した要望などが
 「小中学校の耐震化はどういう計画で進んでいるのか」については、「当初、平成27年度中に終わらせる計画でしたが、前倒しして24年度中には完了するよう進めています。今年度も22校で耐震補強工事が行われており、全体の76%で耐震化が進む予定です」と回答。
 「耐震工事が終わったら体育館の換気扇が撤去されてしまい、暑くて耐えられない」の声には「撤去した理由を調べて対応したい」と回答。


「市税収向上の工夫は?」
 「市民の要望に応えられるよう、税収向上を図る工夫はしているのか? 収益を上げている企業を誘致してはどうか」には「企業を誘致するには、条件の良い場所を開発して用意しなければならないなどハードルも多い。皆さんの会社が元気になっていただき、税収も上がればと期待しています」と回答。
 「市のホームページから各企業を紹介するペ−ジにリンクさせるなど、企業を応援する工夫をしてほしい」には「可能性はあるので検討したい」と答えました。

「ぜひ定期的にやってもらいたい」
 このほか、参加者からは、子育てしながら安心して働けるようなまちにしてほしいという内容の意見や要望が出されました。
 タウンミーティングの後、本紙取材に川合市長は「企業に働く人の立場から、ざっくばらんにいろんな事を言ってもらえたと思う」と話し、参加者からは「市長の物腰も柔らかく、話しやすかった。ぜひ定期的にやってもらいたい」「各工業会同士でも交流して話し合い、こうしたミーティングに反映させたらいいと思う」などの意見が聞かれました。

(写真は芳野台のサンライフ川越で)
話しやすいよう、会場は市長や部長らを丸く囲む形でセッティング
話しやすいよう、会場は市長や部長らを丸く囲む形でセッティング
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市民の前で事業存続の是非問う
 川越市が「公開事業点検」初の試み
          7月24 
一般市民(左奥)が見守る中、テーマごとに議論し事業の存続について"仕分ける"点検人。右奥は市の担当部課長ら
一般市民(左奥)が見守る中、テーマごとに議論し事業の存続について"仕分ける"点検人。右奥は市の担当部課長ら

公開の場で初の事業点検
 行政の無駄を見直す「事業仕分け」の川越版とも言える初の「川越市公開事業点検」が24日、郭町の市民会館会議室で一般市民や市議ら168人が見守る中で行われました。
 この日、存続の是非が話し合われたのは職員研修、市内循環バス、公用車の管理、学校体育施設の開放、要介護高齢者手当、総合健診・スマイル健診、環境マネジメント事業、勤労者住宅融資の8事業について。
午前9時45分から午後5時10分まで、休憩を挟みながら各テーマ45分ずつ点検が進められました。

石川 久さん
石川 久さん
田中 富雄さん
田中 富雄さん
佐野 勝正さん
佐野 勝正さん
松下 明正さん
松下 明正さん
点検人7人が存続の是非問う
 市民の立場で事業の点検人を務めたのは、石川久さん(淑徳大教授)、田中富雄さん(三郷市職員)、佐野勝正さん(公認会計士)、林誠さん(所沢市職員)、結城浩一郎さん(和光市職員)、中島雄一さん(富士見市職員)、松下明正さん(公募市民)の7人。
 各テーマごとに、まず担当部署の部課長らが事業について説明。点検人が質問し、事業の意義や在り方をチェックしていく方式で進められました。石川さんと田中さんが交代でコーディネーターを務め、市職員とのやりとりを経て残る6人が各々判断し、事業を「廃止」「民間化」「国・県で実施」「改善」「継続」の5つに分類していく形式。判定が同数で分かれた場合のみ、コーディネーターの1票が追加されて多数決が付けられました。

林 誠さん
林 誠さん
結城 浩一郎さん
結城 浩一郎さん
中島 雄一さん
中島 雄一さん
8事業中、3つが「廃止」評価
 職員研修については「毎回1.000万円以上もの予算を使って外部研修に頼るのではなく、過去に研修を受けた職員を講師にして実施し、経費の削減を図るべき」として、全員一致で「改善」の評価が下されました。

 市内循環バス(川越シャトル)については、「福祉の一翼を担う以上、絶対に黒字にはならないことが分かっている事業について、市民に現状をしっかり情報公開し合理性を確保していくことが必要」として、「廃止」が1票・「改善」が5票で、評価は「改善」とされました。

 公用車の管理については、「車両や職員の削減努力が足りない。費用を管財課が負担するのではなく、利用する各課負担にすれば無駄は減るはず」として、全員一致で「改善」すべきとされました。

 学校体育施設の開放については、「管理運営を運営委員会に任せきりで、指導監督が甘い。利用が特定のグループに偏っており、新規利用者を増やして公平性の向上を図るべき。利用無料はおかしい、受益者負担分の利用料を取るべき」などの意見が出され、全員一致で「改善」すべきとしました。

 要介護高齢者等手当支給については、「支給対象が要介護3以上となっているが、根拠があいまい」「金銭での支給は、本人や家族の負担軽減にはつながらないのでは」などの意見が出され、「廃止」が4票・「改善」が2票となり、多数決で「廃止」すべきとなりました。ただし、「制度を廃止するにあたっては、条例改正に向け十分な議論や市民への周知が必要」との前提条件が付けられました。

 総合健診・スマイル健診事業については、「日ごろ健康診断を受ける機会のない市民のための制度なのに、実際には会社などで検診が受けられる社会保険加入者が受診者の74%を占めている」として、「廃止」3票・「改善」3票に評価が分かれました。このため、コーディネーターの「廃止」票1票が加えられ、「廃止」すべきであるとされました。

 環境マネジメントシステム推進事業については、「ISO14001の認証取得にコストを掛けるのは無駄」「環境への取り組みは継続し、自己適合宣言すればいい」などの意見が出て、「改善」4票・「廃止」2票となり、「改善」すべき事業と判断されました。

 勤労者住宅資金融資については、「市中金融機関の利率の方が低くなっており、10年間も新規利用者がいない状態で、社会的役割は終わった」「今となっては高い金利を払っている既存の契約者130人に、繰り上げ返済や市中金融機関への乗り換えの案内もせず、放ったらかしにしている」などとして、事業の進め方に疑問の声が集中。全員一致で「廃止」すべきとされました。

公開事業点検で挨拶する川合善明市長(右)
公開事業点検で挨拶する川合善明市長(右)
市長自らの反省交え、市政改革を約束
 初めての公開事業点検を終え、閉会にあたって川合善明市長が挨拶。
 「私も傍聴させてもらったが、職員の意識を変えるためには、外部の人にいろいろな点を指摘してもらいながら進めていかなければいけない、ということを再認識した。『市政を変える』と宣言して市長に就任した私だが、時間が経つにつれ事業が進まない理由に納得してしまっている自分に気付き、反省している。職務がマンネリ化し、事業を与えられたものとして何も考えずに進めていくという姿勢は、ぜひ変えていかなければならない」と自らの反省も交えて率直に話し、傍聴の市民
に「開かれた市政を目指して、できる限りのことをやっていきたい」と約束しました。

「職員の意識改革が狙い。来年も続けたい」
 本紙取材に川合市長は「事業点検の内容については、私と副市長で最終的に選んだ」といい、「職員が自分のやっている事業を自発的に見直すという、意識改革のきっかけにしたかった。問題を俎(そ)上に載せて客観的な視点を取り入れる試みとして、来年度以降も続けていきたい」と話していました。
(写真は郭町の川越市民会館会議室で)
初めての公開事業点検の様子を見守る市民ら
初めての公開事業点検の様子を見守る市民ら
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絵画と茶の湯を堪能
 川越市立美術館の竹下夢二展でお茶席
         2010年7月18
学芸員の案内・解説で竹下夢二の作品や遺品などを観賞する参加者
学芸員の案内・解説で竹下夢二の作品や遺品などを観賞する参加者

大正ロマンの川越で竹久夢二展
 明治・大正期の建物が多く残る小江戸・川越の市立美術館(荻原秀介館長)で現在、大正ロマンを代表する画家・竹久夢二展(志田コレクション)が開かれています。
 関連イベントとして、18日の午前中1回と午後2回、絵画を鑑賞し茶の湯も味わおうという催し「美術館でお茶席を楽しむ」が行われました

美術鑑賞に続いて開かれたお茶席
美術鑑賞に続いて開かれたお茶席
しなやかで儚(はかな)げな女性美
 イベントの参加希望者は、観覧券のほかに抹茶・菓子代として300円を払って入館。午前10時半から同館の学芸員・折井貴恵さんの案内・解説で、約30分にわたり竹久夢二の作品や遺品など約160点を観賞しました。
 川越の生んだ人気漫画家・花村えい子さんも「あこがれだった」と話す竹久夢二の作品。参加者は、しなやかで儚(はかな)げな女性美を描いた独特の世界に浸っていました。

立礼(りゅうれい)で3回の茶席
 続いての茶会は、川越茶友会(粂原恒久会長・約300人)が協力。アートホールには茶席がセットされ、茶友会の役員ら7人がお茶と和菓子で来館者をもてなしました。
 美術館がフローリングのため、この日は皆が椅子に腰掛けての立礼(りゅうれい)での茶席。同会副会長の飯島怜仙さんが茶席の進行に添って、お茶の歴史や作法などについて参加者に解説しました。

来月22日まで各種関連イベント
 竹下夢二展は8月22日まで開催。期間中、関連イベントとしてあす19日午後2時からと8月19日午前11時から、ギャラリートークを予定。7月25日には見学会「川越の大正建築見て歩き」で同館から市内各所を散策(午前10時半〜午後4時)、31日には同館で唯文さんのコンサート「宵待草と世界の歌」(午後2時〜)が、8月1日には同館で谷口朋子さんの講演会「夢二再考〜竹下夢二とその時代」(午後2時〜)が企画されています。
(写真は郭町の川越市立美術館で)
フローリング床のため立礼(りゅうれい)で行われた茶席
フローリング床のため立礼(りゅうれい)で行われた茶席
解説する飯島怜仙・副会長
解説する飯島怜仙・副会長
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第22回参議院議員選挙
市内でトップ獲得も及ばず

 川越の嶋田氏、民主新人の大野氏に議席譲る
         7月12日午前5時5分確定
川越市の有権者が選んだ候補者
候補者氏名
党派など
得票数
1
島田 ちやこ
民主党・現
33,789
2
西田 まこと
公明党・現
29,218
3
関口 まさかず
自民党・現
27,927
4
大野 もとひろ
民主党・新
19,883
5
小林 つかさ
みんな・新
19,420
6
伊藤 岳
共産党・新
9,819
7
中川 こうじ
新党改・新
3,650
8
日森 ふみひろ
社民党・新
3,297
9
長谷川 こうせい
無所属・新
1.689
10
院田 ひろとし
幸福実・新
440
県内の有権者が選んだ候補者
候補者氏名
党派など
得票数
1
関口 まさかず
自民党・現
665,028
2
西田 まこと
公明党・現
594,678
3
大野 もとひろ
民主党・新
557,398
4
島田 ちやこ
民主党・現
544,381
5
小林 つかさ
みんな・新
416,663
6
伊藤 岳
共産党・新
207,957
7
中川 こうじ
新党改・新
84,897
8
日森 ふみひろ
社民党・新
72,185
9
長谷川 こうせい
無所属・新
37,731
10
院田 ひろとし
幸福実・新
9,536

嶋田智哉子氏
嶋田智哉子氏
川越の嶋田智哉子氏は4位で涙
 任期満了に伴う第22回参議院議員選挙は11日に投開票が行われ、埼玉選挙区で立候補していた川越の嶋田智哉子氏(民主・現・47)は、市内票ではトップの得票を獲得したものの全県下では伸び悩み4位で落選。最後まで競った末、約1万3,000票差で同じ民主党の新人・大野元裕氏(46)に議席を譲りました。
 (注:候補者名は本文では本名、表中では届出表記としています)

415人の市職員により一斉に開票開始=午後10時、下老袋の川越運動公園総合体育館で
415人の市職員により一斉に開票開始=午後10時、下老袋の川越運動公園総合体育館で
最終結了は午前5時5分
 この日の投票は午後8時で締め切られ、午後9時から下老袋の川越運動公園総合体育館で開票作業が行われました。
 市内の投票所60カ所から集められた投票箱120個を、市の職員415人が一斉に開封し、約1時間20分かけて開票。
 続いて集計・確認作業が行われ、選挙区の結了は12日午前1時20分、比例区の結了は朝方の5時5分に及びました。

民主2候補で票分け合い苦戦
 川越市内では、嶋田氏は3万3,789票で2位の西田実仁氏(公明・現・47)の2万9,218票を4,500票余り引き離しトップの票を獲得。地元・川越での強さを見せましたが、全県下では最後まで苦戦。
 民主党が2議席獲得を狙って立てた新人・大野氏と票を分け合う形になり、自民の躍進もあって1人が涙をのむ結果となりました。

川越市の有権者が選んだ政党
得票順位は県全体と同じでした
政党名
得票数
1
民主党
47,258
2
自由民主党
28,865
3
みんなの党
22,939
4
公明党
22,067
5
日本共産党
10,521
6
社会民主党
6,777
7
新党改革
3,620
8
たちあがれ日本
2,587
9
国民新党
1,822
10
女性党
1,368
11
日本創新党
1,079
12
幸福実現党
466
※ 小数点以下は切り捨て
政党は民主、自民、みんなの党に
 また支持政党を選ぶ比例区では、川越市民の投票が最も多かったのは民主党で4万7,258票、続いて自由民主党(2万8,865票)、みんなの党(2万2,939票)、公明党(2万2,067票)、日本共産党(1万521票)…の順(左表参照)でした。

市内の投票率、前回参院選上回る
 今回、川越市内の投票率は選挙区が55.56%(男55.96%・女55.16%)、比例区が55.55%(男55.94%・女55.15%)。
 いずれも前回(2007年7月29日)の参院選に比べて上回っており、全国傾向と同様の結果となりました。
 今回は期日前投票が多かったことも特徴で、選挙区で2万9,742人(3,601人増)、比例区で2万9,739人(3,597人増)の川越市民が投票しました。
 県選管の結了も午前5時5分。県全体の投票率は選挙区が55.83%、比例区が55.82%でした。
 なお、投票総数15万3,066票のうち2.57%にあたる3,934票の無効票が含まれており、有効投票数は14万9,132票でした。
(写真は下老袋の川越運動公園総合体育館で)


川越市の投票率(下段は前回の参院選)
選挙区分
合計


今回の参院選
(2010.07.11)
55.96%
(+0.24%)
55.16%
(+0.12%)
55.56%
(+0.18%)
前回の参院選
(2007.07.29)
55.72%
55.04%
55.38%


今回の参院選
(2010.07.11)
55.94%
(+0.25%)
55.15%
(+0.14%)
55.55%
(+0.20%)
前回の参院選
(2007.07.29)
55.69%
55.01%
55.35%
県全体の投票率は選挙区が55.83%、比例区が55.82%でした
川越市の期日前投票者(下段は前回の参院選)
選挙区分
合計


今回の参院選
(2010.07.11)
13,655人
(+1,512)
16,087人
(+2,089)
29,742人
(+3,601)
前回の参院選
(2007.07.29)
12,143人
13,998人
26,141人


今回の参院選
(2010.07.11)
13,654人
(+1,510)
16,085人
(+2,097)
29,739人
(+3,597)
前回の参院選
(2007.07.29)
12,144人
13,988人
26,142人
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党首も川越入りし支持訴え
 参院選最終日に谷垣自民党総裁
          7月10 
選挙戦最終日に川越を訪れ支持を訴える谷垣禎一総裁
選挙戦最終日に川越を訪れ支持を訴える谷垣禎一総裁
谷垣総裁が川越で"最後の訴え"
 第22回参議院議員選挙は、あす11日が投票日。
選挙戦最終日となった10日夕、県内の自民党候補応援のため谷垣禎一総裁(65)が川越を訪れ、最後の支持を訴えました

 この日、真夏日となった川越地方は最高気温32.7℃に達し、谷垣総裁の演説を聞こうと集まった有権者らで埋め尽くされた新富町の本川越駅前広場は、熱気にあふれました。

埼玉選挙区に特別な思い
 谷垣総裁は選挙戦初日にはさいたま市を、最終日には川越を遊説先に選ぶなど、埼玉県選挙区(定数3)へは特別な思いが。
 午後4時半、立川市から駆け付けた谷垣総裁は「自民党は去年の夏の衆院選で敗れ下野した。何としても、もう一度国民の信頼を取り戻したい。国民との約束を果たさず、消費税についての発言も一貫していない。このように迷走・暴走する民主党に議席を独占させるわけにはいかない」などと、約15分間にわたり強い口調で訴えました。
嶋田智哉子氏
嶋田智哉子氏
 今回の参院選には地元・川越からは民主党・現職の嶋田智哉子さん(47)が立候補していますが、この日は浦和周辺で最後の訴えを行い、川越市内での遊説はありませんでした。

あす夜8時まで投票、開票は9時から
 あすは午前7時から午後8時まで、学校や公民館など市内56カ所で投票が行われ、午後9時から川越運動公園総合体育館で開票作業が行われます。開票速報は午後10時半から、市の公式ホームページ・モバイルサイトに発表されます。
(写真は新富町の本川越駅前で)
支援者らに手を振る谷垣総裁
支援者らに手を振る谷垣総裁
本川越駅前の広場を埋め、谷垣総裁の訴えに耳を傾ける有権者ら
本川越駅前の広場を埋め、谷垣総裁の訴えに耳を傾ける有権者ら
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真夏日に涼求め、2,382人
 川越水上公園プールがオープン
         2010年7月10
噴水の水しぶきを楽しむ親子連れら
噴水の水しぶきを楽しむ親子連れら
9種類のプールが人気
 夏休み目前の10日、池辺の川越水上公園プールがオープンしました。同園は(財)埼玉県公園緑地協会が管理・運営。
 チビッコ・流水・増波・飛び込みなど、幼児から大人まで楽しめる9種類のプールがあり、中でも県内で最も長い148mのチューブ内を一気に滑り降りるアクアスネークや、8mの高さから巨大な岩の間を滑り降りるベンチャースライダーなどが人気です。


真夏日の初日に2,382人
 この日の川越地方は晴天に恵まれ、夏の日差しが照りつけるなどで最高気温が32.7℃(午後1時10分観測)まで上昇、真夏日となりました。
 午前9時の開門を待って市内外から大勢の家族連れらが詰め掛け、オープン初日の入場者数は2,382人(前年比738人増)と昨年の約1.45倍となりました。同園では今年、職員・アルバイトら約50人態勢でプールの監視など安全管理にあたっています。

17日から8月31日までは毎日開園
 あすは午前9時からと10時から、城西大付属川越高校の生徒らが和太鼓の演奏を披露する予定です。12〜16日は休園。17日から8月31日まで、午前9時から午後6時までプールが楽しめます(あすと、8月18日〜31日は午後5時まで)。
開門と同時にプールめがけて走る子も
開門と同時にプールめがけて走る子も

 期間中、仮面ライダーショーやフラダンスショー、アクアビクス教室など、さまざまなイベントを予定しています。


リピーター多く「毎年楽しみ」
 この日、4歳の女の子と6歳の男の子を連れて比企郡鳩山町から来たという吉岡さん一家は「子どもがここのプールが好きで、毎年楽しみにしています」と話していました4歳の男の子と8歳の女の子を連れて練馬区から来た上野さん一家は「下の子が噴水プールが大好きで、毎年来ています」といい、1歳8カ月と3歳の男の子を連れて所沢市から来たという田中さん一家は「僕が若いころから通っていて、結婚してからも家族を連れて毎年来ています」と話すなど、リピーターが多いことをうかがわせていました。
(写真は池辺の川越水上公園プールで)
「若いころから通っていて、結婚後も家族を連れて毎年来ている」という田中さん一家
「若いころから通っていて、結婚後も家族を連れて毎年来ている」という田中さん一家
「子どもが毎年楽しみにしている」という吉岡さん親子(手前)
「子どもが毎年楽しみにしている」という吉岡さん親子(手前)
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公開で川越版"事業仕分け"
 24日に市民会館で「廃止」「民営化」「改善」など議論
          7月9 
24日に公開で初の"事業仕分け"
 行政の無駄を再点検し、税金の有効活用を図る目的で行われた国の「事業仕分け」。その川越市版とも言える初の「市公開事業点検」(川越市主催)が、7月24日(土)午前9時半から午後5時半まで郭町の川越市民会館第1〜第3会議室を会場に開かれることが決まりました。誰でも自由に傍聴できます。

点検員が8事業の担当者に問う
 当日は公募市民1人・学識経験者2人・他市の自治体職員4人で構成する点検員7人が、市の8つの事業に対してその必要性や費用対効果・今後の方向性などについて質問し、市の担当者が答える形で議論。各事業の「廃止」「民営化」「国・県で実施」「改善」「継続」のいずれかに結論付けます。
 市では「行政運営の透明性を確保し、効率的・効果的な行財政運営を図るのが目的。事業点検の結果は最終結論ではないが、できるだけ来年度以降の事業に生かしたい」としています。

予定時間
事業内容
担当部署
9:30〜9:40
開会式
9:45〜10:30
人材育成の推進(職員研修) 総務部職員課
10:35〜11:20
市内循環バス運行経費補助金 都市計画部都市交通政策課
11:25〜12:10
庁用自動車管理 総務部管財課
13:00〜13:45
学校体育施設の開放 文化スポーツ部スポーツ振興課
13:50〜14:35
要介護高齢者等手当支給 福祉部高齢者いきがい課
14:40〜15:25
総合健診・スマイル健診事業 保健医療部成人健診課
15:35〜16:20
環境マネジメント推進事業 環境部環境政策課
16:25〜17:10
勤労者住宅資金融資 産業観光部緊急地域経済対策課
17:15〜17:30
閉会式
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若手農家の熱い思い、市長に
 第2回「川合市長と語り合うタウンミーティング」
          2010年7月8
堅苦しい雰囲気を和らげようと、川合市長らを丸く囲む形でセッティングされた会場
堅苦しい雰囲気を和らげようと、川合市長らを丸く囲む形でセッティングされた会場

若手農業者の生の声聞く
 分野別に市民の声を聞き、市政に反映させようという「川合市長と語り合うタウンミーティング」が、8日午後7時から今福のJAいるま野福原支店で開かれました。
 2回目となるこの日は、福原地区で農業に従事する若者25人を招き、主に野菜栽培農業の問題点や改善について話し合いました。

軟らかな口調で話し掛ける川合善明市長
軟らかな口調で話し掛ける川合善明市長
市長ら丸く囲む机配置に
 前回のタウンミーティングが審議会を思わせる机の配置で、堅苦しい雰囲気で出席者も緊張して発言が出にくかったという反省から、今回は市長らを丸く囲む形で机をレイアウト。市側の出席者も、川合市長のほか植松久生・秘書広報監、尾崎利則・市民部長、鈴木信一・産業観光部長、藤間稔・農政課長の5人に絞りました。
 そのこともあってか今回は発言も多く、農業を担う若者らの熱い思いが聞かれました。

「川越の農業を100億円産業に」
 冒頭、川合善明市長は「川越の農業は平成18年度に年間78億6,000万円の産出額があるが、これを100億円まで増やしていきたい。農業というのは食べ物を作るという一番基になるもの。国にはもう少ししっかり農業政策をやってもらわないと困るが、地方自治体としてはできる限りのことはやっていきたい。ざっくばらんに提言や意見を」と挨拶。
 JAいるま野福原青年部の利根川一久委員長の活動報告に続き、フリートーキングが行われました。

「市で耕作放棄地の管理を」
 参加者の「耕作放棄地が増えているが、雑草の種や害虫が自分の畑に入ってきてしまう。市で管理できないか?」の質問に、川合市長は「耕作放棄地は所有者がおり市の管理は難しく、市でできるのは草を刈る程度。田の場合は収益性を上げるために借りる農家もいるが、畑の場合は広げてみてもペイしないため借り手がいない」と対応の難しさを説明。
 参加者からは「農家が耕作放棄地を借りる場合、農地に復帰させるには多額の費用が必要。市で補助できないか?」との要望も出ていました。
鈴木信一・産業観光部長
鈴木信一・産業観光部長
藤間稔・農政課長
藤間稔・農政課長
 関連して鈴木部長や川合市長が「市民農園が盛んだが、希望者に貸し出す方法は?」と質問。
 参加者からは「駐車場や農機具、水がきちんと用意されていないと利用者は来ない。井戸から離れた畑にはタンクで水を運んでまいているが、常時水が出る設備を農家個人で整備するのは無理。市の補助制度が必要」などの声が出ていました。
 耕作放棄地については藤間課長が「農業委員会で実態についてアンケート調査し、法に基づいて対応したい」と約束しました。

「側溝の清掃、狭山に比べ遅い」
 参加者の「排水溝が詰まっていると、ゲリラ豪雨のときなど道路が川のようになってしまい、あふれた水が畑や宅地に入ってくる。隣接する狭山市では翌日には清掃しているようだが、川越市の対応は遅い」の質問には、川合市長が「担当部署にしっかり伝えたい」と答えるにとどめました。

「都内で川越ブランド発信を」
 川合市長の「皆さんは主に何を作っているんですか? 川越はサツマイモで有名だが、最近はあまりやらないんですか?」の問い掛けには、「周年計画を立てると、年1回しか収穫できないサツマイモより葉物野菜をやる農家が多い。サツマイモは観光農園でないと収益が出ない」と参加者。
広報川越のゲラ刷りを見せる植松久生・秘書広報監
広報のゲラを見せる植松久生・秘書広報監
 参加者から「他の地方ではご当地ブランドを積極的に全国PRしている。川越の名前はよく知られているので、都内で物産展をやって川越ブランドを積極的に発信してはどうか?」などの提案も出されました。
 PRについては、植松広報監が「地産地消の意味も込め、7月から月1回、広報川越で『おいしい川越 今が旬』という特集を始めました」と紹介しました。

「農業特区設け新規参入増やしては」
 参加者からの「既存の農家の振興も大事だが、市が農業特区のようなものを設けて新規参入者を呼び込む工夫も必要では?」の提案には、川合市長が逆に「農業を発展させるために参入者を増やすことは重要だが、経営者を増やす以外に人を雇い入れ育てる方法もあるのでは?」と質問。
 これに対しては「人を雇用するためには安定した収益が必要。天候に左右される農業の場合、市の雇用促進補助や環境づくりは不可欠」との声が出ていました。

「なぜ川越の市場に卸さない?」
 川合市長の「川越総合卸売市場は川越市などの第三セクターだが、地場産野菜があまり出荷されないことが問題になっている」との問い掛けには、「川越卸売市場より都内の市場の方が競りが多く立ち、高く売れるから。農業は収入が不安定で、収益を出すのが難しい。農産物が高値で換金できる環境整備が必要。市場を活性化させるにはサツマイモ専用市場のように特化させて高く買い取り、有名にする方法もあるのでは?」との声が挙がっていました。

尾崎利則・市民部長
尾崎利則・市民部長
人の結びつき薄れは市内の共通課題
 「自分たちは農家の長男でこの地域が大好きだが、よそから越してきて農家に理解の少ない人が増えている。水をまいているだけで農薬と勘違いされ嫌がられることもある。自分の子どもたちに跡を継がせるには、農家をしやすい環境作りや農業についての正しい教育も必要では?」の意見には、川合市長が「地域の人の結びつきが希薄になっているという点については、昔からの市街地や団地でも同じような問題が起きている。二世帯住宅に補助を出すなど行政努力も必要だが、地域の皆さんにも頑張ってもらわなければならない部分が多いと思う」などと答えていました。
 「自ら中新田生まれ」という尾崎部長は「人間関係の希薄さから、市内では自治会や自警消防団なども存続が危ぶまれているケースが出ている。住民同士の接点を設けるために、農産物の露地販売やコミュニケーションできる場を皆で考えていきたい」と話していました。

聞く耳持つ市長の姿勢に評価
 このほか、市街化調整区域編入や農業廃水の問題、農家をやっていると保育園に入りにくいケースがあること、請求しないと提示されない情報公開の仕組みなど、市の対応に対する疑問や意見が出されました。
 今回の特徴は、要望ではなく提案型の意見が多かったこと。会談後、参加した若者からは「面白かった。話しやすかった」「農家の声を直接聞いてもらえて良かった」「聞く耳を持つという市長の姿勢がありがたかった」などの感想が聞かれました。川合市長は「率直な声が聞けたと思う。随分いっぱい問題があるんだと感じた。市で対応できることについて考えていきたい」と話していました。
(写真は今福のJAいるま野福原支店で)
参加者からは農業に対する熱い思いや熱心な質問・提言が
参加者からは農業に対する熱い思いや熱心な質問・提言が
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「円滑な議会運営に全力」
 第76代市議会議長に小林薫氏          2010年6月22日
小林薫議長
小林薫 議長
(プロジェクト川越21)
荻窪一郎副議長
荻窪一郎 副議長
(啓政会)

 22日開かれた市議会6月定例会最終日で議長選挙が行われ、第76代議長に小林薫市議(プロジェクト川越21)が、副議長に荻窪一郎市議(啓政会)がそれぞれ選ばれました。
 小林氏(50歳・当選4回)は末広町生まれで今成2丁目在住、荻窪氏(75歳・当選3回)は広栄町在住。
 小林議長は本紙取材に「議会改革は議会運営委員会に任せ、自分は議長として市政発展のため円滑な議会運営に全力で取り組みたい」と抱負を述べました。
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「半分でも羽化してくれれば
 愛護会が育てたホタルで第16回「ホタル祭り」
          2010年6月19
水路で明滅し、幽玄な光跡を描くヘイケボタル
水路で明滅し、幽玄な光跡を描くヘイケボタル
ヘイケボタルが3,500匹
 砂の弁天池周辺で19日に第16回「ホタル祭り」が開かれ、川越ホタル愛護会(横溝孝蔵会長・約150人)のメンバーらが1年掛けて育てたヘイケボタル約3,500匹が公開されました。

祭りに家族連れら3,500人
 この祭りは、ホタルが羽化するこの時期に毎年開催。
 会場となった砂自治会館前には、焼そばや団子・綿あめなどの屋台が繰り出し、地元の人や市内外から家族連れら約3,500人(主催者調べ)が訪れました。

心配の雨も降らず安どの声
 この日は、今にも降り出しそうな空模様となりましたが幸い雨は降らず、祭りの準備・運営にあたったメンバーや地元自治会の人ら(約100人)からは「これだけの人に来てもらったので、雨にならずによかった」との声が聞かれました。

明るいうちは砂子供囃子連の子どもたちが半被姿でお囃子や舞いを披露
砂子供囃子連の子どもたちがお囃子や舞いを披露
ホタルが放された小屋や小川沿いには、公開を待つ親子連れらの長い列が
ホタルが放された小屋や小川沿いには、公開を待つ長い列が
砂子供囃子連が舞いやお囃子
 ホタルが観賞できる夜になるまでは、砂子供囃子連(宮沢早苗会長・18人)の子どもたちが、トラックの荷台を舞台に祭りの半被を着てお囃子や舞いを披露。祭りの雰囲気を盛り立てました。

親子連れらが公開待って行列
 ホタルは弁天池に通じる小川のほか、網で囲った小屋に放されており、井戸水が流れる中央水路の周りを巡ってホタルが観賞できるようになっています。
 
周囲が暗くなるまでは見えないため、公開は周囲が暗くなってから。それでも小川沿いには、明るいうちから親子連れらの長い列ができていました。

光の乱舞に子どもたちが歓声
祭りで挨拶する横溝孝蔵会長(中央)ら
祭りで挨拶する横溝孝蔵会長(中央)ら
 午後8時、愛護会の横溝会長や小宮山泰子・衆院議員、吉敷賢市議、近藤芳宏市議、栗原博司・自治連会長らの挨拶とともに、ホタル小屋が公開。
 子どもたちは「わあ、きれい」「今、飛んだ」「服に止まった」などと歓声を上げながら、光の乱舞に大喜び。
 東京から来たという親子連れは「里帰りした川越の実家でホタル祭りがあるのを知り、初めて来ました」、近所に住む女の子(小4)は「今年で3回目だけど、やっぱりきれい。毎年楽しみにしています」などと話していました。


自然繁殖の努力もザリガニが捕食
 この日公開されたホタルは、昨年のホタルが産んだ卵からかえった幼虫を、愛護会のメンバーら約15人が手分けして飼育したもの。幼虫はカワニナやタニシを餌に約11カ月かけて育ちますが、水や温度の管理が難しく、飼育した人によると「半分羽化してくれれば良いほう」といいます。
 昭和30年代のころは市内のあちらこちらで"天然ボタル"が見られましたが、宅地開発や農薬の影響などで激減。愛護会では「自然に繁殖するようになれば」と、今回も野外の小川に約1,000匹を放流しましたが、ほとんどが天敵のザリガニに食べられてしまいました。小川にはザリガニを捕まえる筒などを設置し、メンバーが交代で排除に努めてきましたが、「ザリガニが増える勢いの方がはるかに早い」と悔しさをみせます。今年公開されたホタルは約1週間の間に交尾し、産んだ卵でまた繁殖が続けられますが、再び自然に観察できる日が待たれます。
(写真は砂の弁天池周辺で)
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ふるさとで30年ぶりのサイン会
 川越出身の漫画家・花村えい子さん
          2010年6月19
サイン会で挨拶する花村えい子さん
挨拶する花村えい子さん
滅多に行われないサイン会は、さながらファンの"撮影会場"に
滅多に行われないサイン会は、さながらファンの"撮影会場"に

「サイン会は30年ぶり」
 川越市出身の漫画家・花村えい子さんが19日午後2時から、新富町のまるひろアネックス館の紀伊國屋書店で開かれました。
 「新人のころ以来30年ぐらいは、やったことがない」という、花村さんにとっては珍しいサイン会だけに、会場には大勢のファンが詰め掛けました。

花村さんが描いた絵はがき
花村さんが描いた絵はがき
チャリティー企画で実現
 これは、丸広百貨店(大久保敏三社長)が企画した緑化推進エコポストカードの販売イベントとして開催。小島功さん、ウノ・カマキリさん、安彦良和さんらと共に、花村さんが絵はがきのイラストを無償で描いています。
 今回は、企画に協力する(社)日本漫画家協会から提案があり、花村さんも「チャリティーなら」と快諾。ふるさと川越でのサイン会が実現しました。

月刊誌に新作を連載中
 1959(昭和34)年のデビュー以来、今年で51周年を迎える花村さん。一昨年は川越で自身の集大成とも言える原画展「花村えい子の世界」を開催。
本に自分の名前とサインを描いてもらう花村ファンら
本に自分の名前とサインを描いてもらう花村ファンら
サイン会には男性ファンの姿も
サイン会には男性ファンの姿も
 現在も漫画を通じてチャリティー活動する傍ら、月刊誌にサスペリアミステリーの新作を連載するなど活躍しています。

男性ファンの姿も
 サイン会には、大好きな花村さんと会えるとあって行列が。
 会場を訪れたファンの中には、オールドファンや親子連れに交じって男性の姿も。花村さんと言葉を交わしながら、購入した画集「花村えい子のハッピーガールズコレクション」にサインをしてもらっていました。

「先生ご自身も素敵」
 狭山市から来たという中島さん(34)は、「今は漫画もデジタル化する中で、花村先生の手描きの魅力は貴重。先生は上品で若々しく、良い歳の取り方をされていると思う。ああいう歳の取り方をしたいです」などと話していました。
ふるさと川越でのサイン会にファンの列が
ふるさと川越でのサイン会にファンの列が
 また、市内に住む中村さん(36)は「花村先生の描く"昔ながらの少女漫画"風の女の子が好き。先生自身も、芸術家っぽい感じで魅力的だと思います」と話し、東京・新宿から来た牛島さん(63)は「私もイラストを描いているので、先生の可愛らしい作品を参考にしています」などと話していました。
(写真は新富町の「まるひろアネックスA館」で)

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川越市も梅雨入り
 平年より6日遅く、気象庁発表     2010年6月14日
平年より6日遅く川越地方が梅雨入り
 気象庁は14日、「関東甲信地方と東北南部は梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
 これは平年より6日遅い梅雨入りで、川越市内では降り始めの午前3時40分から午後6時までに18mmの雨が降り、市内は終日雨に煙る一日となりました。
 熊谷地方気象台によると、川越地方は16日(水)まで曇りまたは雨と予想されています。
※ 気象庁は後日、梅雨入りの日付を13日と修正しました。
(写真は市役所より一番街方面を望む)
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横領残金4,023万円、完済に335年4カ月!?
「市民の理解は難しいが、ベストの解決」

 元市職員の業務上横領事件で示談内容に川合市長
        2010年6月10
川合善明市長
片野広隆市議
毎月1万円では完済に335年超!?
 10日開かれた市議会6月定例会一般質問で、2006年に発覚した(財)川越市青少年健全育成協会(理事長:舟橋功一川越市長=当時)の市職員(当時、注1)による業務上横領事件の示談(今年2月成立)について、片野広隆市議(民主党)が質問。
 横領額5,563万2,755円のうち、一部返済済みの1,536万2,519円を除いた残金4,027万236円を毎月最低1万円ずつ返済していくという示談内容について、片野氏は「完済までに335年4カ月かかる(注2)という内容に、市長は市民の理解が得られると考えるのか?」とただしました。
川合善明市長
川合善明市長
 これに対し、川合善明市長は「市民の理解を得るのは難しいと認識しているが、資力のない人から4,000万円以上払ってもらうのは、現在の法制度の中でベストの解決だと考える。ぜひ市民の皆さんに理解してほしい」と答えました。
(注1) 同年7月に懲戒免職。
(注2) 片野氏の「毎月1万円しか返済がない場合、完済にかかる年数は?」の質問に、尾崎利則・市民部長が答えたもの。


犯罪の返済で考慮した資産内容とは?
 市青少年健全育成協会は市が全額出資する外郭団体で、事件後の存続見直しで解散が決まり、今年3月で事業を廃止。仮に市が事業を継承することになれば、示談内容も見直されることなく市が"負の財産"として引き継ぐことになります。今回の川合市長の答弁は、今年完済まで335年超という非現実的な内容から考えると、損害金の回収を半ばあきらめているとも取れるものです。
 資産内容を理由に「少額返済も"致し方ない"」とされる横領の元市職員ですが、現在はどこかに就労中であることが明らかにされた以外は、収入や資産内容について明らかにされておらず、市の説明が不十分のまま市民の理解を得るのは不可能に近いとみられます。

「市民に説明責任果たしていない」
 また、片野氏は「情報公開を掲げる川合市長だが、これだけ重大な事件の示談について、市は市議会全員協議会で報告しなかった。市民に対しても、後に広報3月25日号に内容を掲載しただけで、情報公開に伴う説明責任を果たしていない。市長の政治姿勢は?」と質問。
 川合市長は「今まで同様、できる限り情報を市民に提供していきたいと考えている。示談の事実を市議会全員協議会の場で報告しなかった点について、片野議員が不快に思っていることはよく分かった。どの様な形で議会に報告するかは今後とも努力していきたいと考えているので、全員協議会に報告しなかった問題については、この辺で示談にしていただきたい」とかわし、場内の失笑を買っていました。