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3万7000世帯8万6000人に避難勧告
新河岸川溢れ、周辺道路や田畑が冠水
 台風9号通過で市内各所で道路浸水
        2016年08月23日午後0時現在
新河岸川から溢れ出た水で田との境が分からず用水路に脱輪した乗用車(右)。後方では警察官が他の車両をß迂回誘導=22日午後4時35分、大仙波で
新河岸川から溢れ出た水で田との境が分からず用水路に脱輪した乗用車(右)。後方では警察官が他の車両をß迂回誘導=22日午後4時35分、大仙波で

増水し、土手東側の道路に音を立てて溢れ出す新河岸川の溢水現場=午後4時すぎ、大仙波で
増水し、土手東側の道路に音を立てて溢れ出す新河岸川の溢水現場=午後4時すぎ、大仙波で
大量の水が施設から滝のように溢れ、敷地や周辺道路へ流れ出す=午後3時50分ごろ、大仙波の新河岸川上流水循環センターで
大量の水が施設から滝のように溢れ、敷地や周辺道路へ流れ出す=午後3時50分ごろ、大仙波の新河岸川上流水循環センターで
新河岸川(写真奥)から溢れ出した水で膝上まで冠水した道路=午後4時すぎ、大仙波の新河岸川上流水循環センター南側市道で
新河岸川(写真奥)から溢れ出した水で膝上まで冠水した道路=午後4時すぎ、大仙波の新河岸川上流水循環センター南側市道で
新河岸川から溢れ出た水で冠水した滝の下公園=午後4時すぎ大仙波で
新河岸川から溢れ出た水で冠水した滝の下公園=午後4時すぎ大仙波で
大仙波で新河岸川が溢水
道路や田など広域で冠水
 台風9号の通過で22日、川越市内を流れる新河岸川が大仙波の新河岸川上流水循環センター付近で土手を越えて溢水。
 溢れ出た水で周辺の道路や田が膝上まで冠水し、乗用車が用水路に転落するなどの被害が出ています。
 全体的な被害状況は23日午後0時現在、けが人など人的被害は確認されていませんが各地で床上・床下浸水や道路冠水・通行止めや下水道の損傷・倒木などの被害が発生しています。

4地区37,000世帯8,6000人に避難勧告、2地区に避難準備情報
 川越市では午後1時10分、台風通過による土砂災害の恐れがあるとして、岸町2丁目・仙波町4丁目の一部計95世帯に対し避難準備情報を発令。
 結果的に災害が発生しなかったため、午後5時に解除されました。
 また、小畔川が警戒水位を超え氾濫する恐れがあるとして、午後4時に名細地区の1万3,283世帯3万249人・川鶴地区の2,476世帯5,757人・霞ヶ関北地区の7,906世帯1万7,531人・霞ヶ関地区1万3,407世帯3万2,483人、計3万7,072世帯8万6,020人に対し、さらに上位警戒レベルの避難勧告を発令。
 計約19人が避難しましたが、氾濫が避けられたため、午後6時20分に避難勧告は解除されました。

環境衛生セ付近は膝上まで冠水
 中心気圧975ヘクトパスカルの台風9号は、午後0時半ごろ千葉県館山市に上陸した後、首都圏を北上。午後3時ごろから川越地方を通過。午前9時から午後5時までに、断続的に合計140ミリ以上の大雨を降らせました。
 これにより、市内各地で小畔川や入間川、不老川や新河岸川など増水。市内広域を流れる新河岸川は、午後3時すぎに大仙波の新河岸川上流水循環センター西側で土手を越えて溢水。河川東側の田畑や道路に溢れ出しました。
 中でも新河岸川上流水循環センターと市環境衛生センターの間を東西に走る市道5186号線は、膝上を超える深さまで浸水。隣接する滝の下公園などは完全に水没。
 冠水した道路の最も深い部分は70cmを超えていたため、それ以上踏み入ることはできませんでした。

 台風9号は午後4時半ごろには川越地方から離れ、風雨は急速に衰えました。

床上浸水3件・床下31件、停電500件
道路冠水52件で25カ所で通行止め
 市内の主な被害状況は、住宅の床上浸水3件・床下浸水31件、道路冠水が52件・通行止めが25件、倒木が4件、土のうの設置が2,400袋、下水道・マンホールの損傷が15件、トイレの使用不能が40件、停電が喜多町・志多町・元町1丁目2丁目で約500件あったほか、多くの公共施設で雨漏りが発生しました。
新河岸川(左)から土手を越えて次々と溢れ出た水が道路(右)や田畑に=22日午後4すぎ、大仙波で
新河岸川(左)から土手を越えて次々と溢れ出た水が道路(右)や田畑に=22日午後4すぎ、大仙波で
 
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