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市議会、再び紛糾で空転
 新学校給食セめぐり質疑がストップ
      2015年12月09
新学校給食センターをめぐり、再び質疑がストップした市議会本会議場(イラスト)
新学校給食センターをめぐり、再び質疑がストップした市議会本会議場(イラスト)
質疑再開も再び紛糾で空転
 新学校給食センターの整備運営事業契約をめぐり、3日から質疑が止まっていた川越市議会12月定例会(吉田光雄議長)は、9日午前10時から本会議を再開。

吉田光雄議長
 市から追加提出された資料をふまえて柿田有一市議(共産党)が質問に立ちましたが、再び紛糾。
 結局この日は、その後の本会議が空転したため、日程はさらにずれ込むこととなりました。

柿田有一市議
柿田有一市議
「安全管理やリスク負担などに不安残る」
 柿田氏は「15年以上にも及ぶ長期契約の間には、社会・経済情勢の変化や市の政策変更も有り得るのではないか。そのリスクや責任は誰が負うのか」「食の安全管理に対する監視体制など、これまでの検討だけでは十分な信頼性を確信できない」(主旨)などと指摘。さらに時間をかけて慎重に検討すべき問題だなどと主張しました。

市長の後援会ニュースめぐり質疑止まる
川合善明市長
川合善明市長
 また柿田氏は、川合善明市長が自らの後援会ニュースで未決の同事業を「現在進行中の工事」として掲載したことについて、指摘を受けるまで公表しなかった理由や、市民に重大な政策を伝える会報の製作担当者の資質について質問。
 川合市長が「一目瞭然な誤りなので、あえて公表しなかった。迅速に訂正せず迷惑をお掛けして申し訳ない」などとあらためて謝罪。「製作担当者に行政経験はなく、市政への知識は一般市民と同程度と考える」などと答弁したことに対し、柿田氏が政策担当者の参考人招致を求める発言をしたことで、午後1時23分から質疑が中断。

三上喜久蔵・議運委員長
三上喜久蔵・議運委員長
議運では「本会議場で扱うべき問題」
片野広隆市議
片野広隆市議
 直ちに議会運営委員会(三上喜久蔵委員長)が開かれましたが、民主党を代表して出席している片野広隆市議が「正式な動議でもないもの(注)を、なぜ議運で扱うのか。協議には乗れない」などと発言して退席。
 他の委員も「本来、議場で議長が判断して処理すべき問題で、議場で取り扱うべき」などと発言するなどして議事は進行しないまま休憩に。
(注:柿田氏の参考人招致要求はあくまで個人としての発言で、議会で諮った正式な招致要求の動議ではないため)
 結局、約2時間後に再開した議運では、本会議の再開時間と即時散会や明日の再開時間を決めただけで閉会。

3時間に及ぶ空転の末、あす再開決める
 約3時間ぶりの4時31分から再開された本会議では、あす午前10時再開を決めて約1分間で散会となりました。
 今議会は年末で日程に余裕がないため、会期延長にも限度が。今後さらなる紛糾が続けば、議案審議にも影響が及ぶことが懸念されます。
 
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