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市議会、新学校給食セ質疑で紛糾
 異例の会期延長の情勢に
      2015年12月03
新学校給食センターをめぐり質疑がストップした市議会本会議場(イラスト)
新学校給食センターをめぐり質疑がストップした市議会本会議場(イラスト)

吉田光雄議長
新学校給食セ質疑が紛糾
 3日開かれた川越市議会(吉田光雄議長)の質疑が、新学校給食センターの整備運営事業契約をめぐる問題で、市の提出資料不足などから紛糾。
 質疑再開が9日(水)にずれ込むこととなり、22日までの会期に日程が収まらず近年では異例の会期延長となる情勢となりました。

「122億円の事業を15年契約、資料不足」
柿田有一市議
柿田有一市議
 この日はこの上程案をめぐり、大泉一夫市議(公明党)・高橋剛市議(市民フォーラム)・川口啓介市議(政晴会)・柿田有一市議(共産党)が質問。市の考えをただしました。
 このうち、4人目に登壇した柿田氏が「122億円もの事業を15年間も1事業者に任せる契約について、積算の基礎資料や各社の提案内容など、市は十分な審議の検討資料を提出していないのではないか」などと追及。
 これに対し、小林英二・学校教育部長が「市として決定したことについては報告したつもりだが、不十分な部分があれば提供させていただきたい」などと答えました。

川合善明市長
川合善明市長
審議前の事業が市長の後援会報に掲載
 また、柿田氏は「事業推進が審議されてもいないうちに、新学校給食センターが『現在進行中の工事』として掲載されている川合善明市長市長の後援会ニュース(11月2日発行)が既に配られているが、違和感を覚える」などと指摘。
 川合善明市長は「後援会ニュースは来年1月に企画した会合に向けて後援会の広報担当が作成したもので、最終段階で私も見たが見落とした。『現在工事中』というのは明らかな間違いで、1月には作り直したたものを配りたい。皆さまにはご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした」などと謝罪しました。 

三上喜久蔵・議運委員長
三上喜久蔵・議運委員長
審議6日間ずれ込み、会期延長の見通し
 本会議は午後1時57分から中断。議会では、これらの市側答弁に「今後の審議の関わる重大な問題」として2時10分から議会運営委員会(三上喜久蔵委員長)を開会。
 詳細な資料提供の問題などをめぐり、途中2回の休憩を挟んで午後4時42分まで協議した結果、市の追加資料提供が早くても8日(火)となることから質疑再開を9日(水)午前10時からとし、日程をすべて繰り延べることを決めました。
 これにより議会は6日間、空転。初日に決めた会期(最終日22日)では収まらない見通しとなりましたが、会期延長の手続きは一般質問3日目の段階で判断する習わしのため、正式決定は後日になるものとみられます。
 
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