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「道路・橋・バスなど基盤整備を」
 大東地区住民が川合市長に直訴
      2015年07月17
今年度初めてのタウンミーティングで大東地区住民代表を前に挨拶する川合善明市長(左)
今年度初めてのタウンミーティングで大東地区住民代表を前に挨拶する川合善明市長(左)

大東地区住民の質問に答える川合善明市長
大東地区住民の質問に答える川合善明市長
7年目の今年度は「地区別」で開催
 市民と直接対話することで生の声を市政に生かそうと、川合善明市長が就任以来、毎年続けている「川合市長と語り合うタウンミーティング」が17日午後6時半から、昨年5月に完成した大東市民センターで開かれました。
 タウンミーティングはこれまで、年間を通じ「地区別」「職業別」「分野別」「テーマ別」などに行われてきましたが、7年目となる今年度は「地区別」に戻って開催。

さまざまなテーマで市長に意見や質問を投げ掛ける参加者
さまざまなテーマで市長に意見や質問を投げ掛ける参加者
1回目は
大東地区
 今年度第1回となるこの日は、大東地区の住民を代表し各分野から29人が出席。「大東地区の現状と課題等について」のテーマで話し合われました。
 市側からは川合市長のほか、風間清司副市長、矢部竹雄・政策財政部長、西島昭善・危機管理監、大岡敦・市民部長、庭山芳樹・福祉部長、伊藤大・都市計画部長、小谷野雅夫・建設部長、小林英二・学校教育部長らが出席。それぞれ専門分野で住民の質問に答えました。
 また、この日は地区選出の市議、矢部節氏、小ノ澤哲也氏、川口知子氏、海沼秀幸氏も出席して対談を傍聴しました。

地域の抱える問題や課題について意見を述べる住民の代表ら
地域の抱える問題や課題について意見を述べる住民の代表ら
「南北に走る道路、狭くて危険」
 この日、住民らから出された意見や質問・要望の多くは、道路や橋・シャトルバスなど生活基盤整備に関するもの。
 「大東地区は南北の道が狭く渋滞する上に、子どもたちが危険にさらされている。何とかならないか」の声には、伊藤都市計画部長が「渋滞の解消には交差点の改良が効果が大きいが、用地確保が難しい」などと回答。
 「太田街道と国道16号が交わる交差点が、危険なまま改良されていない」「久保川に架かる橋が狭く、歩行者が安全に通れない」の声には小谷野建設部長が「道路拡幅や河川改良に向け、地権者の方や地域住民の方のご理解とご協力を求めていきたい」「側溝のない部分については設けていきたい」などと回答。
風間清司副市長
風間清司副市長
矢部竹雄・政策財政部長
矢部竹雄・政策財政部長
西島昭善・危機管理監
西島昭善・危機管理監
大岡敦・市民部長
大岡敦・市民部長
庭山芳樹・福祉部長
庭山芳樹・福祉部長
伊藤大・都市計画部長
伊藤大・都市計画部長
野原英一・建設部長
野原英一・建設部長
小林英二・学校教育部長
小林英二・学校教育部長
 川合市長が「歩行者に危険のないよう対策を講じていきたい」などと答えました。

地域住民を代表し、市に意見や要望を発表
地域住民を代表し、市に意見や要望を発表
地元市議の(左から)矢部節氏、小ノ澤哲也氏、川口知子氏、海沼秀幸氏も傍聴で参加
地元市議の(左から)矢部節氏、小ノ澤哲也氏、川口知子氏、海沼秀幸氏も傍聴で参加
「オリンピックの道路整備に国の補助ない」
 「川越インターをおりた車が、オリンピックのゴルフ競技場に向かう道路がない。早く整備すべきでは?」の声も。
 これについて、川合市長が「市民の多くの方が、オリンピックが行われると国や都から補助金や交付金が来ると誤解されているようですが、道路整備のために補助金が出る制度は残念ながらありません。県道改修は県のお金で、市道改修は市のお金でやらなければならないんです」などと答えました。

「市民センターのシャトルバス増やして」
 「せっかく完成した大東市民センターだが、公共交通機関の便が悪く、高齢者などの利用が進んでいない」の声には、伊藤都市計画部長が「シャトルバスについては平成25年10月に、これまでの3便から4便に増やしています。また、来月から2年半をかけて循環バス検討委員会で路線や便数・利用料金などについて検討を始めます」などと回答。
 これに対し、別の参加者から「近くの大東公民館を通っているバスのコースを見直し、3分程度迂回してセンターに寄るようにすれば、バスを増便しなくても低コストで便数が増えるのでは?」「2年半も検討する前に、臨機応変に見直してほしい」などの意見が出されました。

「交通指導員の人員確保に補助金利用も」
 「仕事を持っている人が多く、交通指導員の人員確保が難しい」の声には、大岡市民部長が「今年度、地域会議補助金という制度を発足させ、公的な事業実施に対し20万円を限度に補助が出るので活用していただくのも一つかと思う」などと答えました。
それぞれの立場から地域の課題について質問や意見を述べる住民代表ら
それぞれの立場から地域の課題について質問や意見を述べる住民代表ら
それぞれの立場から地域の課題について質問や意見を述べる住民代表ら
 この日はこのほか、「久保川の増水や橋の安全性が不安」「地区でスポーツをする運動場や公園がない」「川越総合卸売市場が元気がない。周辺をテーマパークに整備し、観光客を誘致するなどして活気付けてはどうか」「地域包括支援センターの職員が少ないのではないか」などの意見・要望が出されました。

「デマンドバスなど別の公共交通機関も」
 対談後、川合市長は本紙取材に「太田街道を中心として、この地域は道路整備が進んでおらず多くのご指摘を頂いた。この点については鋭意、進めていきたい」「シャトルバスについては多くの地域の人から要望や意見を頂いているが、赤字を減らす方向で工夫してきた結果なので、要望との調和を図るのが難しい。デマンドバスを導入して成功している自治体を研究するなどして、別の公共交通を考えていかなければならないのかなと思っている」などと話していました。
(写真は豊田本の大東市民センターで)

 
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