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「いも恋」作りに初挑戦
 子どもたちが菓子作りや座禅など体験学習
      2015年05月30
「武藏てらこや」の古谷龍二代表(左)らから話を聞く子どもたち=元町の養寿院で
「武藏てらこや」の古谷龍二代表(左)らから話を聞く子どもたち=元町の養寿院で

色とりどりの飴細工などに大喜び=元町の菓子屋横丁で
色とりどりの飴細工などに大喜び=元町の菓子屋横丁で
体験学習通じてふれあい
 子どもたちと大学生らが寺院や歴史資産の見学や川越の銘菓「いも恋」作りなど、さまざまな体験を通じて郷土を学び互いにふれあおうという催し「川越巡り」が、30日午前10時半から午後4時まで市内各所で開かれました。

川越での開催は2回目
 これは、内閣府認証NPO法人「全国てらこやネットワーク」(大西克幸理事長)の支部「武藏てらこや」(古谷龍二理事)が企画。
 「武藏てらこや」は、立教大・法政大・日本女子大・東京理科大などの学生やJCメンバーら約20人で構成。
 体験学習など地域教育のイベントを企画・運営。子どもの育成とともに交流を通して自分たちも成長しようと2011年から新座市や川越市・和光市内など、年4〜5回のイベントを企画。川越での開催は2回目となります。

目の前で作り上げられる飴細工に思わず拍手=元町の菓子屋横丁で
目の前で作り上げられる飴細工に思わず拍手=元町の菓子屋横丁で
菓子屋横丁で
飴細工に感激
 この日は、公募で集まった市内外の小学3〜6年生7人(男子6人・女子1人)が参加。会のメンバー7人がマンツーマンで市内各所を巡りました。
 最初に訪れたのは、元町の菓子屋横丁。近隣に暮らしながらも訪れたのは初めてという子どもも多く、各軒先に並べられた色とりどりの飴(あめ)や麩菓子(ふがし)・せんべいなどに大喜び。飴作りの実演などに目を輝かせていました。

「いも恋」づくり体験開催は初めて
 続いて、バスに乗って山田の右門第二工場へ移動。菓匠「右門」(町田明美社長)は、1961(昭和36)年に東京・神楽坂で創業し1997(平成9)年から川越に出店。名物サツマイモを使った和菓子「いも恋」が1日平均約8,000個も売れるなど人気を呼んでいます。
 同社では8年前から毎年1回、「いも恋フェスタ」と銘打ってお客様感謝デーを実施(今年は6月6日に開催)。これまで訪れた人らに菓子作り体験を行ってきましたが、それ以外に一般の人対象の体験会は初めて。
 「武藏てらこや」の趣旨に賛同した町田社長が、会の申し入れに快諾。今回の体験会が実現しました。これまでに感謝デーでも「いも恋」が素材になったことはなく、一般の人がこの菓子作りに挑戦するのは今回が初めて。

初めての「いも恋」作りに挑戦。慣れて行くに従い、プロも驚くほど上手な仕上がりに=山田の右門第二工場で
初めての「いも恋」作りに挑戦。慣れて行くに従い、プロも驚くほど上手な仕上がりに=山田の右門第二工場で
出来栄えに大満足
 工場に着いた参加者は、手を洗って帽子やマスクなどを着けて体験学習の部屋へ。
 ライン長の奥秋広行さんの説明で材料となる餡(あん)や芋(紅東)・ころもの分量を量ってこね、見よう見まねで形を整えていきました。
 最初はころもが均一に伸びず菓子全体が包めず苦戦していた子どもたちも、次第に薄皮状に伸ばして丸く仕上げられるように。最後は20分蒸し上げて完成。プロも驚くほど上手に出来上がった自作の「いも恋」を土産に、大満足の様子でした。

「子どもの成長通し自分も学ぶ」
 子どもたちはこの後、昼食をはさんで川越まつり会館(元町)や松本醤油蔵(仲町)の見学、養寿院(元町)での座禅などを体験。川越の文化を学びながら互いの交流を深めました。
 この日参加した子どもたちは「いも恋づくりは、難しかったけど楽しかった」「お菓子作りは初めてだったけど、自分でも作れてうれしかった」「菓子屋横丁で目の前で飴作りが見られて面白かった」などと話していました。
 引率した大学生は「メンバーは教育学部だけでなく、理学部や社会学部・管理栄養学部など学んでいることもさまざまですが、子どもたちが目の前で成長する様子を見ることで、自分たちも学ぶことが多いんです」などと話していました。 
右門の星野美紀さん(左)の指導でころもを均一に伸ばし、菓子をくるみ「いも恋」作りに挑戦する子どもたち=山田の右門第二工場で
右門の星野美紀さん(左)の指導でころもを均一に伸ばし、菓子をくるみ「いも恋」作りに挑戦する子どもたち=山田の右門第二工場で
 
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