2009.09.12
「90歳から毎年楽しみに…」
川越八幡宮で第4回「ちんじゅの森のコンサート」
森さんの指揮の下、神楽殿で演奏する川越市吹奏楽団 |
参加者の募金で毎年1本ずつ植樹し、まちに緑や森を育てようという「鎮守の森のコンサート in 川越八幡宮」が、12日午後6時から南通町の川越八幡宮の境内で開かれました。
今年で4回目となるこのコンサートは、川越八幡宮の禰宜(ねぎ)を務める榊原祥光さん(42)が「先人達が守り育てた鎮守の森を守り伝えよう」と3年前から開催。初回から川越市吹奏楽団(鮫島俊介団長・40人)が演奏を披露しています。
昨年、境内に植樹された苗も1mほどに生長 |
昨年からは、川越青年会議所OB有志でつくる「自然(じねん)の会」(宇佐美勲会長・27人)が協力。メンバー約15人が会場の設営や生ビールの販売などで演奏会を盛り立てました。
巫女さん姿で司会するサクソフォンの加藤さん |
音楽監督の森さんが指揮と"振り付け" |
この日は、楽団員のうち30人が境内の神楽殿で演奏を披露。指揮は、同団音楽監督で市立川越高校吹奏楽部・外部指導員の森裕貴さんが務めました。
演奏会は、連続テレビ小説「つばさ」でもおなじみの「恋のカーニバル」でスタート。軽快なサンバのリズムで、静かだった境内は一気に華やかな雰囲気に。
200曲以上という同楽団のレパートリーの中から、集まった親子やお年寄りに楽しんでもらおうと選んだ「カーペンターズメドレー」「ヤングマン」「日本民謡」「あずさ2号」「サウスランパート・ストリート・パレード」が披露されました。
息子さん夫婦と演奏を楽しむ93歳の三矢島さん(右) |
今春、川越に越してきたという福井さん親子(右)
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降り出した雨の中、傘を差しながら演奏を聴く人たち |
中でも、西城秀樹さんの「ヤングマン」では森さんの振り付けで、曲に合わせて観客も一緒にY・M・C・Aのポーズをとるなど盛り上がっていました。
93歳のお婆ちゃんと一緒に、松江町から来たという三矢島さん夫妻は「お婆ちゃんは90歳になった3年前から、毎年この演奏会を楽しみにしているんです」と話し、曲が終わるたびに拍手を送りながら、うれしそうに演奏に聴き入っていました。
「この春、川越に越してきたばかり」という南大塚の福井さん夫妻は、2歳の女の子を連れ「演奏会があると知って、初めて来ました。前に住んでいた所では聴いたことがなかったので、とても楽しみです」と話していました。
残念ながら、境内に「あずさ2号」が流れる6時40分ごろから雨が降り出し、あっという間に本降りに。
傘を差しながら演奏を聴いていた人たちも濡れるほどになったため、コンサートは8曲のうち2曲を残して中止になってしまいました。
(写真は南通町の川越八幡宮で) |